8月下旬に今季初のカンムリワシ幼鳥が出てから約1カ月で9羽目の幼鳥が確認されました。
私自身が見たのは今回の個体で2羽目。情報はもらうのですが、見に行く時間がなかったり、タイミングが悪かったり…。
カンムリワシは、これから冬にかけて成鳥、幼鳥ともに出会いが増えます。
A juvenile Crested Serpent Eagle that has been in the same area for the past few days. It looked a little off, possibly not catching food, so this is an individual that needs to be watched.
カンムリワシが田んぼで巨大なヒキガエルを捕まえました。いつも通りカエルを仰向けにして下顎のあたりから食いだしました。数分経ったところで、某野鳥ガイドがワゴンでやってきて私の車と挟む形になったので、警戒したカンムリワシは飛び去ってしまった。
カンムリワシに限らず野鳥を挟み撃ちにするようなことは、みなさんやらないように。^^;
あんなに一瞬で飛ばしたら客も観察や撮影ができないのでは? 相当バツが悪かったのか、客を乗せたガイドはこちらを見ることもなくその場を離れていった…。
幸いカンムリワシは、田んぼを2枚隔てた畔に降りたので、慎重に車を寄せて観察再開。下顎を食ったあとは腹のあたりを食った。そして、ほぼ下半身だけになったカエルを手袋をひっくり返すかのように皮をはぐと丸呑みしました。
皮は毒腺があるから残すのかと思っていたら、その皮も丸呑みにしてしまった。食事終了後もしばらく観察していましたが、特に異常をきたすことなく過ごしていました。
カンムリワシはヒキガエルを結構な割合で食っているけど、あたったのは見たことがない。カンムリワシにはヒキガエルの毒は効かないのか?
動画には、うまいこと皮をはぐ様子も映っています。
Crested Serpent Eagles almost always start eating from the lower jaw of the toad.
今日はエリマキシギの幼鳥が2羽入っていました。ここ数日、エリマキシギに出会う機会が増えているのですが全てメスの幼鳥です。
ヒバリシギも幼鳥がどんどん増えています。群れの大半が幼鳥って田んぼもありました。
チュウジシギも入れ替わりはしていると思われますが、どこの田んぼにもたくさんいます。タシギはいまだに入らず。
ウズラシギ も飛来が増えています。こちらも幼鳥はまだ入らず。アメリカウズラシギ の場所を師匠に教えてもらいましたが、残念ながら見つかりませんでした。台風が近付いていますが抜けてしまったのか…。
Female juvenile Ruff. First-winter feathers are partially visible.
朝一の取材を終えて、次まで時間が空いたのでお気に入りの田んぼを巡回。
相変わらずチュウジシギが多い中、明らかに異彩を放つ3羽を発見。ハリオシギの幼鳥と成鳥です。念のため尾羽を見せてくれるまで粘ると、群れの中で一番大柄な個体が名前の由来ともなった針のような尾羽を見せてくれました。3羽も同時に見られるなんて幸せ。^^
近くでは、今季初確認となるサルハマシギも撮影。幼鳥でした。
幼鳥といえば、セイタカシギとコアオアシシギの幼鳥もここ数日で増えてきました。残念ながらウズラシギの幼鳥は、まだ確認できていません。
ツバメの大群が入ってきていました。何羽いるのか分からないような数のツバメが田んぼの上空を飛び交っていた。動画がありますので数えてみてください。
Pin-tailed Snipe, adult (right) and juvenile. The larger individual on the right showed its tail feathers.
ジャワアカガシラサギは2羽とも滞在中。同じ田んぼで餌をとっていました。
マミジロツメナガセキレイは2カ所に大きな群れが入った。片方の群れはほとんど成鳥で、もう一方はほとんど幼鳥でした。
エリマキシギのメス幼鳥が1羽入りました。遠くて逆光でしたが、独特のプロポーションは一発で分かりますね。
チュウジシギが増えてどこの田んぼにも複数羽がいる状況です。ハリオシギはすっかり見なくなりました。タシギは本土から1カ月ほど遅れて、9月半ばぐらいから入りだします。
コアオアシシギの幼鳥もやっと飛来しました。
The Javan Pond Herons are staying on. Two individuals are in the same paddy field.
今季初のツメナガセキレイ2羽を田んぼで確認しました。
2羽とも成鳥のオスなのですが、これまで見たことのないタイプの個体です。普通の(キマユ)ツメナガセキレイは眉斑は太く黄色ですが、この個体は太く白い眉斑を持っています。頭部や背面の灰色味はツメナガセキレイの特徴が出ています。
羽先が擦れたら普通のマミジロツメナガセキレイになると判断して、マミジロツメナガセキレイのフレッシュな羽衣をまとった個体ということにしておきます。
これまで国内で記録のない亜種やハイブリッドについても範疇に入れて検討する必要がありそうです。
詳しい人や手がかりになりそうな文献を知っている人がいたらぜひ、ご連絡ください。
Eastern Yellow Wagtail, adult, with supercilium.