日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

Oct. 1, 2020

相変わらず、秋の渡りで野鳥たちの入れ替わりが激しい石垣島です。今季3羽目となるソリハシセイタカシギのほか、アカアシシギやセイタカシギ、アオアシシギ、ヒバリシギ、タカブシギなど田んぼに赴けば必ずシギたちが出迎えてくれます。ハマシギは8羽の群れが入っていました。

ムラサキサギは幼鳥、成鳥と出会う機会は増えています。リュウキュウヨシゴイも子育てが終わり、田んぼや水路をのぞけば大抵、見つかります。

アマサギやチュウダイサギは渡りが最盛期を迎えており、数百羽の群れが現れたりします。こちらも入れ替わりが激しいです。

先週まで大量にいたツバメチドリは数を減らしましたが、クロハラアジサシは相変わらず島内のあちこちで逗留しています。

ソリハシセイタカシギの第1回冬羽。

Sept. 15, 2020

今季、2羽目となるソリハシセイタカシギを仕事に向かう途中に見つけました。^^ 写真を数枚写したのち、友人らに知らせて後にしました。友人によると、翌日は場所を少し変えていたようです。

タシギが数日前から一気に増えました。ある田んぼでは、ほとんどタシギだったりします。

ソリハシセイタカシギ第1回冬羽。

Sept. 10, 2020

今季初のソリハシセイタカシギを確認しました。セイタカシギの群れと一緒に行動していました。一度は農作業の車がドアを閉める音に驚いていなくなりましたが、再び戻ってきました。

今季3羽目のオグロシギや増えてきたキアシシギ幼鳥、アカアシシギ、ウズラシギ、ハマシギ、コアオアシシギなどものんびり過ごしていました。田んぼでは、シギとチドリの入れ替わりが激しく、個体数も日によって増減がありますが、そこそこの種類がそこそこの数で見られます。

ソリハシセイタカシギのメス。第1回冬羽でしょうか。

March 20, 2020

二十四節気の春分のこの日、どーしてもヤツガシラが見たいという大学生がやってきたので、野鳥ガイドの真似事をして久しぶりに本気の鳥探し。学生は先週も石垣島に来ていましたが、ヤツガシラを見られずだったので気合十分で再来島。結果、ヤツガシラ2個体とクロウタドリの美しい成鳥を首尾よく観察、撮影することができました。この日、ヤツガシラが見られたのは、石垣島ではわれわれのグループだけのようです。何はともあれ見られてよかったー。

見つけた三つのポイントは毎度のことながら石垣島ナンバーワン野鳥ガイドのスポッターさんに連絡済みです。^^

スポッターさんに教えていただいたソリハシセイタカシギ3個体も見ることができましたが、近くで工事が始まった途端にどこかへ飛んでいってしまいました。

シギは今季初のセイタカシギとムナグロを確認したほか、アカアシシギやタシギ、タカブシギ、アオアシシギなどが断続的に島に入ってきています。

一日中、曇天模様でしたがカンムリワシ、ズグロミゾゴイ、ムラサキサギの八重山農地三大留鳥は多くの出会いがあり、那覇からの友人と共に、みなで楽しめました。^^

リュウキュウアカショウビンの鳴き声も聞こえているので探しましたがこちらは見つからず。4月に入れば見やすくなるのでそれまであと2週間ですね。

キンバトはオスの鳴き声の確認とメスが飛び去る姿を一瞬確認しました。キンバトが見やすくなるのはまだ先です。

探鳥後は、私の家族も交えて6人でいつもの餃子屋で祝杯をあげました。^^

一番の目標だったヤツガシラをゲット。羽繕い後、冠羽を開いた。

Dec. 12, 2019

今季はズグロチャキンチョウによくめぐり合います。 3日前に同じ田んぼで見つけた個体 とは別のズグロチャキンチョウはスズメたちと米を食っていました。

ソリハシセイタカシギは2羽とも健在でツクシガモ2羽とタゲリ4羽も飛来しまし、ますます賑やかな石垣島の田んぼです。

米を食うズグロチャキンチョウ。

Dec. 10, 2019

先日、単独で飛来したソリハシセイタカシギ が場所を変えて2羽に数を増やしていました。^^

2羽はあまり離れることなく餌を取っていました。

沖縄では珍しいハジロカイツブリがいました。ミミカイツブリかとも思ったのですが…。

アオシギも誰にも邪魔されずに順調に越冬中。

ソリハシセイタカシギの成鳥メス(右)と幼鳥。

Dec. 7, 2019

沖縄本島に1週間前、ソリハシセイタカシギが入っているので、石垣島でももうすぐかなと探していたらいました。^^

田んぼにはアオアシシギやコアオアシシギ、アカアシシギ、ハマシギ、ヒバリシギなど。

数日前ですが、ホシハジロも初確認。単独の飛来でした。

ユリカモメは3羽のうち、1羽が油爆していました。

ソリハシセイタカシギのメス成鳥。

June 24, 2019

季節外れのソリハシセイタカシギはまだ滞在しています。いつまでいる気なのでしょう?

同じ田んぼにはバンが4羽のヒナを連れてやってきました。ソリハシセイタカシギもバンの親子も農家の人が作業しても警戒心ゼロでした。^^

田植えが終わった田んぼに移動していたソリハシセイタカシギ。

June 23, 2019

沖縄では春か秋から冬にかけて毎年、観察されるソリハシセイタカシギですが、今年は6月という季節外れな時期に成鳥が1羽田んぼに入りました。すでに数日間の逗留です。

石垣島では単独の飛来が多いですが、昨年の11月には沖縄本島の泡瀬干潟にソリハシセイタカシギ10羽の群れが入りました。ワンシーズンに8羽があちこちに入ったこともあり、沖縄本島の方が数は多い印象です。どんなコースで渡りをしているのか興味深いですね。

ソリハシセイタカシギを見ているとシロハラクイナが目の前を走り抜け、水路にはリュウキュウヒクイナが現れました。残念ながらヒクイナの方は撮影できず…。

青灰色の足は泥で汚れてしまっています。

March 27, 2019

先週のソリハシセイタカシギとコアオアシシギ はまだ三角池に滞在していました。滞在12日目。

沖縄では珍しいヨシガモも1羽入っていました。ほかにはアオアシシギが10羽ほどにハシビロガモ、オオバンなど。コガモはメスのみが10羽ほど滞在中。

滞在12日目のソリハシセイタカシギ。春にしては長めの立ち寄り。

March 16, 2019

数日前に漫湖に入っていたソリハシセイタカシギですが、その後、行方不明になって見られませんでした。そろそろだなと思っていたら、今朝、三角池に入りました。^^

ソリハシセイタカシギは昨年の12月に2羽 が三角池に入ったので見ているのですが、春の渡りのシーズンの出会いは数年ぶりでした。

コアオアシシギも今季初確認。夏羽に変わった個体が1羽いました。

三角池は、アオアシシギが20羽ほどいました。カモ類やセイタカシギ、タシギ、オオバンは数を減らしていた。クロツラヘラサギは15羽が岸で休んでいました。

黒色部の一部が褐色を帯びて、くちばしが短く上にきつく反っているので若い個体のメスかな。微妙で難しいですね。^^;

Dec. 17, 2018

6羽入ったオニアジサシが最後の1羽 になったのがちょうど1カ月前でしたが、ふたたびオニアジサシが入りました。強風が吹いていて寒そうに寝てばかりでしたが、いつまで滞在してくれるのか。具志干潟では、ダイシャクシギやダイゼンも越冬中。

三角池のソリハシセイタカシギ は2羽に増えていました。ヘラサギも 2年前 に見て以来の飛来でした。渡ってきたばかりなのか少し疲れた顔をしています。エリマキシギも逗留中です。

1カ月ぶりのオニアジサシ。

Dec. 7, 2018

この12月、例年になく忙しくなってしまい鳥見にいけません…。近所の三角池や瀬長島、具志干潟を回るぐらいで精一杯。^^;

2週間ほど前に三角池に飛来したソリハシセイタカシギ はまだいました。同じく 三角池のエリマキシギ は2羽が1羽になりましたが、かれこれ1カ月以上の滞在になります。

瀬長島の球場には、ムネアカタヒバリが15羽ほど。 こちらのムネアカタヒバリも1カ月ほど前から 断続的に観察できていますが、日によっては全くいない時もあり、群れ自体は入れ替わっているのかもしれませんね。他のタヒバリの仲間も期待しましたが全てムネアカタヒバリでした。

三角池のソリハシセイタカシギ幼鳥。

Nov. 26, 2018

やっとソリハシセイタカシギが三角池に入りました。少し前に漫湖に1羽や泡瀬干潟に5羽のソリハシセイタカシギが入ったりしていたのですが、見に行く前に抜けちゃったり、距離があったりでまともに観察できていませんでしたので一安心。

今回、三角池に入った個体は、一部幼羽が残っているので幼鳥のようです。

セイタカシギやアカアシシギ、ハマシギなどと一緒に餌をとっていました。

ソリハシセイタカシギ幼鳥。

Dec. 4, 2017

3羽いた三角池のセイタカシギは2羽になりました。一日中、三角池にいます。

アオアシシギ40とアカアシシギ数羽、タシギ10羽前後がいました。カモの仲間は、コガモとハシビロガモが合わせて二十数羽ほど。

具志干潟には、ズグロカモメが1羽だけさみしそうにいた。1カ月前は十数羽いたのですが…。

ソリハシセイタカシギは2羽で長期滞在中。このまま越冬するのか。

Nov. 22, 2017

今日は、二十四節気の一つ小雪。本土では寒さが増して雪がちらついたところもあるようですが、沖縄は、半袖で過ごせる一日でした。

そんな中、グラウンドの芝生にソリハシセイタカシギが3羽舞い降りて餌探しに勤しんでいました。 先日、三角池で見つけた3羽 を最近見なくなっていましたが、こんなところに移動していたとは…。ソリハシセイタカシギがグラウンドにいるなんて、小雪の珍事でしょうか。^^

3羽のソリハシセイタカシギは、大雨で水浸しになった土の中から逃げ出してきたミミズを捕まえているようでした。

ほかには、チュウダイサギやアカアシシギ、コアオアシシギ、ムナグロ、シロチドリなども獲物を求めて芝生に集まっていました。

グラウンドの短く刈り込まれた芝生にソリハシセイタカシギ成鳥。

Nov. 17, 2017

自宅から近い、豊見城市与根の三角池にソリハシセイタカシギが3羽入りました。前日、友人と「今年はアボセット入んないねー」などと話していたのでうれしさも3倍です。^^

夕方、通ると3羽ともまだ滞在していました。ことしもソリハシセイタカシギが三角池で越冬してくれるのを願っています。三角池に3羽ものソリハシセイタカシギが同時に飛来するのは、おそらく初めての記録だそうです。

沖縄では過去、具志干潟にソリハシセイタカシギ7羽が同時に入ったこともあるそうです。

クロツラヘラサギは「J15」と「E24」を含めて11羽が三角池で休んでいました。10年連続で毎年沖縄にやってくる J15 は、10日ほど前に今季初確認。 昨年は、11月8日に確認 しました。今年もほぼ同時期の飛来です。

E24は、2011年に韓国で幼鳥時代に標識をつけられたオスの個体で、ことしの3月には、泡瀬干潟で怪我をして弱っているところを釣り人により保護、同5月に漫湖水鳥・湿地センターで放鳥されたクロツラヘラサギです。

三角池にソリハシセイタカシギ3羽飛来しました。

Dec. 17, 2016

ソリハシセイタカシギがまたまた現れました。8個体目。今年は、いろんなところに現れるアボセットです。ここまできたら、今年中に2桁目指したいですね。^^

帰り道、チョウゲンボウが夕日に照らされていました。新しく入手した EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM で撮ってみましたが、手ぶれ補正もよく効き、少ない光でもよく写ります。望遠の解像感も十分です。こちらは7D Mark II につけて撮りました。

今年、8羽目のソリハシセイタカシギ。これだけ現れると感動は薄れてきた…。^^;

Dec. 9, 2016

一昨日は、雪が降り積もるころとされる二十四節気の大雪。沖縄も朝晩は冷えてきました。

今日は、ある迷鳥を田芋畑で探していると大きな鳥が頭上に5羽。双眼鏡で覗くとヒシクイでした。5羽のヒシクイでしたが、二つに別れてしまい、2羽が近くの休耕田に降りました。 10月上旬に同所で見たヒシクイ なのか別の個体なのか?

先日からのソリハシセイタカシギ もまだ滞在していました。10日近くの滞在です。警戒心は多少は薄れてきているようでした。近くにいたご夫婦のバードウオッチャーに教えてあげました。^^

八重山にはゴロゴロいますが、沖縄本島では数少ないシロハラクイナにも出会えました。本島では初の撮影。

沖縄には珍しいケリもいました。心なしか寂しそうな感じ。

結局、目的の鳥は見つからず…。^^;

今季、同所で2度目のヒシクイ。5羽の群れのうちの2羽。

Nov. 29, 2016

ソリハシセイタカシギ多いのかな。今年、7個体目を田芋畑で確認。畑の上を飛んでいくのを確認して着陸地点を探すこと30分以上。やっと見つけたのは芋畑の奥の方。これは、見つからんわけだ…。^^;

しばらく観察していると、畑の人がやってきて畔をソリハシセイタカシギの方へ歩いて行き、驚いたソリハシセイタカシギはまたもや飛んで行きました。着陸地点を双眼鏡で見届け、再度、接近を試みると難なく撮影できました。^^

今年確認した7羽のソリハシセイタカシギのうち、2羽は石垣島で5羽は沖縄本島で見たものです。

西日を浴びならが餌探し。