日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年7月22日

今季、8個目となるリュウキュウコノハズクのペアを見つけました。何日か前に巣立ったアオバズクのヒナの様子を見に行ったら偶然に発見。オスもメスも巣の外にいたので、ヒナの巣立ちは間も無くだと思われます。

リュウキュウコノハズクのメス。

2023年7月6日

リュウキュウサンコウチョウの子育ては順調に推移。まもなく巣立ちです。リュウキュウアオバズクは1羽が巣立ちましたが、夕方には再び巣に帰って行きました。

自宅近くのではリュウキュウコノハズク、小学校の校庭ではリュウキュウアカショウビンが子育て中です。マンゴー農園のアカショウビンは1羽巣立ちました。まだ巣の中に3羽ほど残っていそうです。

サンコウチョウのヒナは2羽いるようです。オス親がやってきました。餌を与えた後は糞をくわえて巣外に運び出しています。

2023年7月1日

リュウキュウツミのヒナたちの枝渡りが始まっています。一番子はすでに飛び回っていました。

リュウキュウコノハズクは2カ所で巣立ち。合わせて5羽のかわいらしいヒナたちに出会えました。

リュウキュウアオバズクも間もなく巣立ちそうです。

リュウキュウサンコウチョウはヒナがかえったばかりで、七夕のころに巣立ちそうです。

リュウキュウアカショウビンは今季は、繁殖が遅く、まだ巣穴掘りをしているペアがいました。

3兄弟の長男。短い距離なら飛べるようです。

2023年6月20日

いつも鳴き声は聞こえるのですが、なかなか姿が見えないリュウキュウキビタキが林道の脇でさえずっていました。地上から1メートル以下の低い位置で鳴いています。本土のキビタキは高いところにいますが、石垣島などはコマドリなどがいないので競合せずに地面近くを使っているのでしょうかね?

リュウキュウアカショウビンの繁殖ステージはいろいろで、いまだに巣作りしていないペアもいます。

リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクの繁殖はどこも順調。

リュウキュウキビタキ成鳥オス。

2023年6月18日

先日の大雨被害が心配だったので、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクの巣の見回りをしてきました。リュウキュウコノハズク4、アオバズク3の巣は変わりなく順調に推移しているようでした。

いつもの枝で見守りリュウキュウコノハズク。

2023年6月12日

リュウキュウアカショウビンは、抱卵、育雛しているペアが多いですが、今年は個体数が多いのであちこちで出会います。早いところでは、今月末ぐらいから巣立ちが始まると思われます。

カンムリワシも子育て中です。稲刈りやサトウキビの夏植えが始まりましたので、餌取りなどを見る機会が増えてきました。

一昨年、ミツバチが営巣していた樹洞を乗っ取ったリュウキュウコノハズク は、今年も同じところで子育てしているようです。

公園のアカショウビン。警戒心ありません。

2023年6月7日

リュウキュウアカショウビン、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクはどこも抱卵中です。台風2号の影響はなかった模様。このまま順調に推移することを願いたいところ。

まだ島に残っているオオバンがいました。けがなどで越夏したことはありますが、この個体は健康そう。渡らなくていいんでしょうか。

田んぼにはセイタカシギぐらいしかいないのですが、その中で元気のなさそうなアオアシシギを発見。くちばしが欠損しているようにも見えました。

警戒心ゼロのアカショウビン。

2023年5月24日

リュウキュウアオバズク3カ所、リュウキュウコノハズク4カ所で抱卵中。リュウキュウアカショウビンも複数箇所(多すぎて数えてない…。^^;)で営巣しています。

リュウキュウサンコウチョウは複数でペアにはなっていますが、どこも巣作りはこれからのようです。

アオバズクのオス(左)と奥にメス。ここのペアは営巣木が切られたりとかで毎年、巣が違う場所。

2023年5月12日

渡りは落ち着いた石垣島では、島で繁殖するリュウキュウアカショウビンやリュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク、リュウキュウツミ、ズグロミゾゴイなど造巣や抱卵など活発に動き回っています。

特にアカショウビンはとても活発で、この日は本業の仕事をしながらも午前中に13羽、午後に7羽の合計20羽をダブることなく確認しました。今年はアカショウビンの個体数が多いような気がします。

カンムリワシはこの時季、抱卵中で出会う機会が減ります。カタグロトビは年中、繁殖していますので、今も何箇所かは抱卵中です。

サンコウチョウも増えてきて、さえずりがあちこちから聞こえてきます。

林道でオスのアカショウビンが至近距離でさえっずってくれました。細かいディテールまで録音できています。

2022年9月23日

勤め先近くの自動車整備工場にコノハズクがいるということで見てきました。移動個体のリュウキュウコノハズクと思われます。

社で会議をしていると「ドンッ」と大きな音。2階から外を覗いてみるとアカショウビンの幼鳥が植え込みに落ちていました。脳震盪を起こしているようだったので、しばらく安静にさせたのち放鳥しました。

動画は自宅から聞こえるアカショウビンの鳴き声。9月下旬でも複数羽が確認できます。

移動個体のリュウキュウコノハズク。

2022年8月1日

自宅近くで巣立ったリュウキュウコノハズクを観察してきました。餌はゴキブリが多い模様で、たまにバッタって感じです。

付近を回ると合計でリュウキュウコノハズクで8羽、アカショウビンで4羽の巣立ちビナが確認できました。

自宅近くの林で巣立ったリュウキュウコノハズク。3兄弟でした。

2022年7月23日

1カ月ほど前に掲載した標識付きのリュウキュウコノハズク が巣立ったヒナを連れて再び現れました。

最初は足環が見えていなかったのですが、とても特徴的なメスなのでもしやと思い、しばらく見ていると左足につけられた標識を確認することができました。営巣木から約70メートル東に離れたところにいました。

近くには巣立ってしばらくしたヒナを1羽見つけることもできました。

石垣島ではほとんどいないタイプなので気付くことができました。リュウキュウコノハズクの成鳥メス。

2022年7月2日

民家の通風口で子育てしていたリュウキュウコノハズクが巣立ちました。巣立ったヒナを見守る親鳥が止まっている場所はアカショウビンの営巣木のとなりで、アカショウビンの親鳥はパニックしていました。

リュウキュウコノハズクの巣立ったばかりのヒナ。

2022年6月29日

標識付きのリュウキュウコノハズクが子育て中。大学の研究者の方に聞いたら、波照間島で標識を付けた個体だそうです。メスが出生地から拡散することはよくあることとのこと。

6月9日に孵化した卵の殻を見つけたリュウキュウアオバズク のヒナは大きくなっているようで、メスが巣の外に追い出されていました。よく見ると巣穴からヒナの顔が見えました。巣立ちはまもなくのようです。

昨年、2羽が巣立ったカタグロトビ のペアは今年も同所で繁殖中。オスが見張り代に立って目を光らせています。

標識付きのリュウキュウコノハズクのメス。

2022年6月18日

石垣島の野鳥たちの繁殖は連日の記録的な雨の影響を受けつつも順調に進んでいます。

リュウキュウアオバズクとリュウキュウコノハズクは、それぞれ1ペアの巣が大雨で水没したようで繁殖失敗していました。

そのほかのリュウキュウアカショウビン8、リュウキュウコノハズク4、アオバズク3、サンコウチョウ2、リュウキュウツミ3の繁殖は順調に推移しています。

ツバメチドリは孵化率が低いような印象。エリグロアジサシとベニアジサシは抱卵中。繁殖の早いコアジサシは巣立ちビナを連れて飛び回っています。リュウキュウヨシゴイは親離れした幼鳥を今季初確認しました。

先日のソリハシセイタカシギ は2羽から1羽に減りましたが、まだ滞在しています。

稲刈り後の田んぼにはキジバトに混じってベニバトが飛来していました。こちらは秋の渡りシーズンに向けて増加し、幼鳥も見られるようになります。

アカショウビンのオス。

2022年6月10日

リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクとも複数箇所での繁殖は順調に推移しています。どのペアもすでにヒナがかえっているようで、7月中旬ごろから巣立ちが確認されると思われます。

巣を見張るオスのリュウキュウコノハズク。毎年、2羽程度のヒナが巣立ちます。

2022年5月13日

石垣島内では、リュウキュウアカショウビン、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクの繁殖が順調に進んでいます。

現在、アカショウビン7、リュウキュウコノハズク4、アオバズク3カ所で確認中。大雨や台風の被害に遭わず無事に巣立つことを祈るばかりです。

アカショウビンのオス。全く人を恐れない個体です。

2022年5月6日

リュウキュウアカショウビンのペアが雨の中、たたずんでいました。この時季のアカショウビンは、バンナ公園や林道を走れば多くの個体に出会えます。

リュウキュウコノハズクも抱卵に入ったようで、オスが見張りに立っていました。

アカショウビンのオス。

2021年12月27日

これまで今年生まれのカンムリワシの幼鳥は十数羽です。気になるのは交通事故が多いこと。多くのカンムリワシが輪禍で命を落としたり、野生に返せなくなっています。救護施設もスペースが逼迫状態となっています。石垣島や西表島を訪れるみなさんは安全運転でお願いします。

最近、安定して見られているカンムリワシの幼鳥。