日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年9月25日

アメリカウズラシギの幼鳥が2羽飛来しました。ぴかぴかの幼羽で美しい個体です。アメリカウズラシギを見ているとカタグロトビが定時よりも早く登場。狩りをすることなく、すぐにいなくなってくれました。^^;

今季初のベニバトは3羽飛来ですが、猛禽類に警戒してしまっているようで見にくかったです。

アメリカウズラシギ幼鳥。

2023年9月21日

たまにはカタグロトビの写真でも撮ってやろうと餌場で待ち伏せしました。時間通りに現れて目の前でホバリングするなど獲物を探していました。いつもは2羽で来るのですがこの日は1羽だけでした。

石垣島のカタグロトビはずいぶん増えて、今では主な田んぼで朝と夕方、必ず訪れます。警戒心は強いので、ポイントを決めて待ち伏せするのが常套手段です。

カタグロトビ成鳥。雌雄は不明。

2023年6月7日

夕方、久しぶりにカタグロトビを狙ってみました。カタグロトビのお気に入りの餌場が見えるところで木の影に車を止めながら車内で待機していると午後6時ごろ成鳥が登場しました。何度か狩りには挑戦していましたが、残念ながら獲物は取れずのようでした。

夕陽を浴びながら飛ぶカタグロトビの成鳥。

2023年3月16日

年末ごろから繁殖に入っていたカタグロトビのヒナが巣立ちました。今回は2羽でした。季節を問わず、繁殖するカタグロトビですが、年末からの繁殖は初めてかもしれません。繁殖力の強さに驚きます。

今回、無事に巣立ったのは2羽でした。巣立ち後は親から空中で餌を受け取るなど、飛行訓練を積み、今では自分で狩りができるまでになりました。

近くにいたカンムリワシは、親鳥から攻撃されてどこかへ逃げていきました。^^;

飛行も上手くなったカタグロトビの巣立ちビナ。

2023年3月3日

今季も石垣島で越冬したオオノスリですが、なぜか今回はタイミングが悪くなかなか会えていませんでしたが、やっと近くで観察できました。やはりノスリとは違う雰囲気を放っています。飛び方も異なります。

カタグロトビは最近、2羽のヒナが巣立ったことがあったりと季節感なく繁殖しています。それでも暖かい季節が基本らしく、カンムリワシ同様、繁殖期で活発になっています。

かっこいいオオノスリ。かなり目つきが鋭いです。

2023年1月24日

カタグロトビは繁殖に入りかけのペアが多く、活発に動いているので日に何羽も見ます。

カンムリワシも繁殖序盤で鳴き交わしなどが観察できます。見られる個体数も多いです。

カタグロトビのペア。警戒心が弱い個体でした。

2023年1月12日

みなさん今年もよろしくおねがいいたします。

新年は、正月早々に新型コロナウイルスで家族全員がダウンしていました。どこにも行けずに8日まで寝正月な幕開けとなりました。^^;

鳥初めは、9日からとなりました。昨年からクロヅル、アカツクシガモ、ツクシガモ、コハクチョウ、チョウセンチョウゲンボウ、サシバ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ツグミ類、セキレイ類、ノビタキ、アカガシラサギ、ムクドリ4種などが越冬中です。

正月と言えば「鷲ぬ鳥節」に歌われるカンムリワシの幼鳥ははずせません。

2022年11月14日

2018年から石垣島で毎年、越冬している暗色型のサシバ が今年もやって来ました。最初の年は幼鳥だったので、今年で5歳になります。少しずつ警戒心が弱くなり、今年はかなり近くで観察できるようになりました。

2015年に石垣島に初めて現れて 以来、順調に繁殖を重ねていまや石垣島内のあちこちで見ることができるカタグロトビはついに、町中へも進出して来ました。この日は真栄里にあるマックスバリュ上空で2羽が連れ添って飛ぶのを確認。石垣市役所東側の荒地で餌取りしているのもよく見かけます。

石垣島に越冬に訪れたブラックサシバ。5年目の飛来となります。例年、3月ごろまで滞在します。

2022年6月29日

標識付きのリュウキュウコノハズクが子育て中。大学の研究者の方に聞いたら、波照間島で標識を付けた個体だそうです。メスが出生地から拡散することはよくあることとのこと。

6月9日に孵化した卵の殻を見つけたリュウキュウアオバズク のヒナは大きくなっているようで、メスが巣の外に追い出されていました。よく見ると巣穴からヒナの顔が見えました。巣立ちはまもなくのようです。

昨年、2羽が巣立ったカタグロトビ のペアは今年も同所で繁殖中。オスが見張り代に立って目を光らせています。

標識付きのリュウキュウコノハズクのメス。

2022年5月28日

毎日、雨が続く石垣島です。今月は雨の降らない日はほとんどなく、日照時間も例年の40%以下な異常事態となっています。

雨が小降りになった隙をついて少しだけ鳥見。

アカショウビンは抱卵に入っているペアがほとんどとなっているようです。

カタグロトビは同じサトウキビ畑に3羽。昨年生まれの若い個体は比較的近くで観察できました。

キンバトは新居近くで毎日、オス個体が現れます。雨が降ると電線や枯れ木にチュウダイズアカアオバトがたくさん並びます。

石垣島で当たり年なハジロクロハラアジサシはクロハラアジサシの群れに1羽。牧草地でバッタを捕まえています。

海岸のシギ、チドリも渡りが終わり寂しい限りですが、メダイチドリやキョウジョシギなどが少し滞在中です。

アカショウビンのオス。通勤路で毎日、見る個体です。交通量の多い県道沿いなので交通事故が心配です。

2021年12月14日

久しぶりのカンムリワシ幼鳥。今季は幼鳥13個体ほど確認されていますが、出現場所が安定しないです。カタグロトビは繁殖行動が見られるのも複数ペア。わが家の近くのペアも盛んに鳴きかわしているので、ふたたび繁殖するかも。ベニバトは数を減らしましたが、散発的に現れます。この時期現れるのは幼鳥ばかりです。

公園や街路樹ではガジュマルやオオバアコウが実をつけており、野鳥たちを引き付けています。ヤエヤマシロガシラが一番多いですが、ギンムクドリやカラムクドリ、ムクドリ、ヒヨドリ、ツグミなどもやってきます。

カンムリワシの幼鳥。

2021年11月9日

昨日の幼鳥 に続き、この日はバライロムクドリの成鳥が現れました。鳴き声が聞けたのと冠羽が見えたのが最高でした。^^

オオムシクイ、コムシクイが多い中、キマユムシクイも確認できました。

最近は珍しい鳥でもなくなった石垣島のカタグロトビ。なれた個体も増えてきました。

ムクドリも一気に数を増やし、町中でも見るようになりました。

石垣島には冬鳥としてやってくるヨシゴイが今季は個体数が多く。河川や沈砂池で多くの個体が越冬しています。

今季初確認となったツグミは昨日までいなかったのに一気に増えていました。

バライロムクドリ成鳥冬羽。冠羽も少し見えています。

2021年10月15日

職場と自宅周辺で少しだけ鳥見。

今季初のハシビロガモとオナガガモは前日、初認していましたが写真は撮れずでしたが、この日、ハシビロガモだけは写真の記録が残せました。シマアジは5羽の群れがやってきました。

海岸ではムナグロやダイゼン、キアシシギ、トウネン、メダイチドリなどが滞在中。

サトウキビ畑には警戒心の弱いカタグロトビがいました。石垣島のカタグロトビはずいぶん増えて、田んぼやサトウキビ畑、牧草地に行けばたいてい見られます。

シマアジ成鳥。雌雄は不明。

2021年10月11日

非繁殖期には昼間の発見が非常に難しいリュウキュウコノハズクの貴重なねぐらシーンを観察することができました。連日、同じ場所に止まっているので定宿のねぐらに使っていると思われます。

カタグロトビ、カンムリワシはあちこちの田んぼや畑で見ることができます。自宅近くで繁殖したカタグロトビは次も同じ場所で営巣しそうで、毎日、オスかメスのどちらかが必ず見晴らしのよい枝に止まっています。

カンムリワシは幼鳥の出現も増えて、きょうは今季7羽目が記録されたそうです。

リュウキュウコノハズクのねぐら。ほとんど警戒心はありません。

2021年9月19日

ベニバト5羽やジャワアカガシラサギ、カタグロトビ2羽、ハシグロクロハラアジサシ4羽、サルハマシギ幼鳥3羽、今季4羽目の確認となるカンムリワシ幼鳥など家族4人でのバードウオッチングにしては色々見られました。ただ、子どもがいるとジシギは騒がしくてやれませんね…。^^;

そしてコシジロウズラシギの可能性のある個体もいました。写真は撮れたのですが、子連れない上に土砂降りではっきりとは確認できず。^^; 図鑑の著者などいろいろな人に見てもらった結果、トウネンの可能性大。幻のコシジロウズラシギでした。

シマアカモズは増えてきてあちこちにいます。ハマシギも10羽近い数が飛来していました。シマアカモズは住宅街から農地まで鳴き声が聞こえてきます。アカショウビンは2羽確認しました。

昨日、取り逃したイワミセキレイはきょうは2羽目も出たのですが、やはり撮れず。先日のヤツガシラはブッポウソウ、トケン類と合わせて明日、チャレンジしてきますが、土日は子連れなのでどうなることやら…。

ベニバトの成鳥オス。

2021年7月13日

3月下旬から繁殖行動を確認し、6月13日には2羽、その後もう1羽の合わせて3羽の巣立ちを確認したカタグロトビ。巣立ち後も順調に成長し、風切や尾羽も伸び切り親鳥と変わらないぐらい飛ぶのも上手くなりました。

3羽のうち1羽は独り立ちして分散して行ったのか、この日は幼鳥は2羽になっていました。

カタグロトビの幼鳥。成鳥の真っ赤な目に対して幼鳥の目は灰褐色です。

2021年6月19日

カタグロトビ、リュウキュウアカショウビン、リュウキュウアオバズク、リュウキュウツミの子育ての様子を確認してきました。

近所のカタグロトビは先日、3羽が巣立ち。営巣木付近をうろうろしながら親鳥からエサをもらったりして狩りの練習中。すぐそばではツミが営巣中。きょうはオスもメスも巣の外にいたのでヒナが大きくなっているのかもしれません。カタグロトビとツミはすぐ近くでの繁殖ですが、お互いに全く干渉しないのが不思議です。ほかのエリアのツミはすでに親元を離れているのもいます。

アカショウビンの子育ても順調のようで親鳥が巣のヒナへ持ってくる獲物が日に日に大型になっています。

アオバズクも観察している数カ所で順調のようで昼間、オスもメスも巣外に出ているペアも出てきました。巣の中のヒナが大きくなっている証拠です。また、きょう自宅近くで新たに見つけたアオバズクの巣は外から丸見えで高さもそれほどないので観察が楽しそうです。今季は巣内が見えるアオバズクは2ペア。以前、オオタニワタリの上や公衆トイレの床、アパートの階段下の地面などの営巣も見たことがあります。アオバズクはいろいろな所で繁殖しますね。^^;

今季、自宅から徒歩圏内で繁殖が確認された主な鳥類はカタグロトビ、ツミ、アカショウビン、アオバズク、コノハズク。鳴き声や行動からキンバト、ズアカアオバト、オオクイナ、シロハラクイナも繁殖していると思われますが、巣は見つけられず…。

カタグロトビの親鳥は主に朝と夕、子どもたちへエサを運んできます。ネズミの割合が多いです。

2021年6月13日

2カ所で合わせて4羽のカタグロトビの巣立ちを確認しました。自宅近くで巣立った2羽は、2日ほど前に姿を現すようになり、虹彩はまだ真っ黒です。

もう一カ所の2羽は、すでに親元を離れてきょうだい2羽で行動しています。虹彩の色も黒から少しだけ色が付いてきていました。

リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクはまだ抱卵中ですが、順調に進んでいるようです。

親元を離れたカタグロトビの幼鳥。

2021年5月27日

今季初となるクロハラアジサシが石垣島にも到着しました。3羽の群れでした。河川の上を飛びながら獲物を捕まえていました。

カタグロトビは自宅近くで繁殖中の個体。リュウキュウマツからカラスなどを警戒していました。

河岸を飛び回りながら獲物を探すクロハラアジサシ。