ジャワアカガシラサギ、リュウキュウヨシゴイ、ハジロクロハラアジサシほか(動画あり)
8月下旬から滞在のジャワアカガシラサギ は相変わらず警戒心なしで餌探ししていました。
リュウキュウヨシゴイは今年巣立ったヒナの分散期であちこちで出会います。道路を横断する個体も多く、1カ月で2個体の交通事故を目撃しました。
ハジロクロハラアジサシはクロハラアジサシの群れに1羽だけ交ざっていました。
警戒心ゼロのジャワアカガシラサギ。1週間以上の滞在となりました。
8月下旬から滞在のジャワアカガシラサギ は相変わらず警戒心なしで餌探ししていました。
リュウキュウヨシゴイは今年巣立ったヒナの分散期であちこちで出会います。道路を横断する個体も多く、1カ月で2個体の交通事故を目撃しました。
ハジロクロハラアジサシはクロハラアジサシの群れに1羽だけ交ざっていました。
警戒心ゼロのジャワアカガシラサギ。1週間以上の滞在となりました。
4月15日に確認されたアメリカウズラシギ は滞在5日目となりました。ウズラシギの群れの中で過ごしています。秋の幼鳥の記録がほとんどなので、春の成鳥は貴重です。
ハリオシギも複数箇所に数羽が滞在中。春のハリオシギは、飛来数がとても少ないのでこちらも貴重です。警戒心も弱く、長時間観察も可能で楽しませてくれます。^^ チュウジシギ、タシギも逗留中。
今季初のクロハラアジサシも飛来しました。代かきするトラクターの後をついてまわっていました。
貴重な春のアメリカウズラシギ。
アカツクシガモは島内に3羽いた個体が合流しました。ほかにも2羽飛来しており、石垣島の中にアカツクシガモが5羽いることになります。過去最多の飛来です。
アカツクシガモを見ているとヘラサギが降りてきました。先月から島内を移動している個体と思われます。
見つけて、あっという間に稲の中に消えたオオヨシゴイを出待ちしているとリュウキュウヨシゴイが隣の田んぼから歩いてきました。しばらくして、こちらも稲に入ったと思ったらオオヨシゴイを追い出して飛ばしてしまいました…。
少し離れた休耕田に降りましたが、草丈が高く見えず。次の予定が迫っていたので友人らにあとは任せました。農家が作業をしだしたらオオヨシゴイとサンカノゴイが飛び出したそうです!! いろいろ潜んでいて、探鳥が楽しい石垣島です。^^
アカツクシガモ幼鳥(奥)と成鳥。
石垣島の野鳥たちの繁殖は連日の記録的な雨の影響を受けつつも順調に進んでいます。
リュウキュウアオバズクとリュウキュウコノハズクは、それぞれ1ペアの巣が大雨で水没したようで繁殖失敗していました。
そのほかのリュウキュウアカショウビン8、リュウキュウコノハズク4、アオバズク3、サンコウチョウ2、リュウキュウツミ3の繁殖は順調に推移しています。
ツバメチドリは孵化率が低いような印象。エリグロアジサシとベニアジサシは抱卵中。繁殖の早いコアジサシは巣立ちビナを連れて飛び回っています。リュウキュウヨシゴイは親離れした幼鳥を今季初確認しました。
先日のソリハシセイタカシギ は2羽から1羽に減りましたが、まだ滞在しています。
稲刈り後の田んぼにはキジバトに混じってベニバトが飛来していました。こちらは秋の渡りシーズンに向けて増加し、幼鳥も見られるようになります。
アカショウビンのオス。
昨年、集団営巣したエリア にことしもツバメチドリが帰ってきました。40つがい80羽ほどが確認されています。すでにペアリングは済んでいるようでしたが、産卵、抱卵はこれからのようです。
雨の降る田んぼではアカガシラサギやリュウキュウヨシゴイなどが活発です。ジャワアカガシラサギもまだ滞在中です。
春の渡りもほぼ終わったので数は少ないですが、海岸にはオオメダイチドリやメダイチドリ、ソリハシシギ、アカアシシギなどが滞在しています。そんな中、なぜかマガンが1羽だけいました。ほとんどワンタッチでどこかへ飛んでいってしまいました。
ことしも繁殖にやってきたツバメチドリ。
きょうはゲストとバードウオッチング。いろいろ見て回った終盤に農耕地を走っていると、なんとオオヨシゴイを発見!! 肉眼ではリュウキュウヨシゴイかとも思いましたが、双眼鏡に入れたとたんコントラストの強い白斑が目に飛び込んできました。 沖縄本島で2017年にメス幼鳥 を見て以来の久々の再会でした。
今回のオオヨシゴイと合わせて、11月の1カ月間に石垣島内だけで 11月12日のタカサゴクロサギ を見たほか、石垣島の留鳥リュウキュウヨシゴイと今季は越冬個体が多いヨシゴイとで日本産ヨシゴイ属全4種をコンプリートしてしまいました。こんなことはこの先、一生起こらないでしょうね。^^;
オオヨシゴイのメス幼鳥。
立冬のこの日、マガンが25羽飛来しました。石垣島はもちろん沖縄でも最大の飛来数だと思われます。これまで県内でもっとも多い飛来数は 2018年の11羽 なので倍以上の数に記録更新です。ついでにオナガガモ3羽もついてきました。
今季初となるキンクロハジロを確認。単独で水路を泳いでいました。
先月、50羽ほどの群れで入ったタゲリは島内で分散してあちこちの田んぼにいます。
ツメナガセキレイとムネアカタヒバリは群れで島内を移動していて、昨日は100羽以上の群れがいたのに今日はいないなんてことがよくあります。
ほかにはオグロシギやムナグロ、リュウキュウヨシゴイ、カンムリワシ、ムラサキサギ、シマアカモズ、サシバなどレギュラーメンバーに会えました。
マガンの群れは成鳥、幼鳥合わせて25羽でした。