日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2024年1月31日

今季の石垣島は越冬含め、猛禽類が充実しています。オオノスリは島内の2カ所で3羽確認。ハヤブサは幼鳥から若鳥、成鳥まで例年になく多い個体がいるようです。チョウゲンボウもあちこちにいます。

カタグロトビは子育て終盤に差し掛かり、カンムリワシの幼鳥は暖かくなると餌探しに活発です。

子育て中のカタグロトビ。ヒナたちはまもなく巣立ちを迎えます。

2022年12月29日

年末、血を吐きながら年内の原稿を出稿し終えたので、短時間ですが2022年、最後の鳥見をしてきました。

12月に入り、ツグミやアカハラ、シロハラが一気に増えていました。ツグミはほとんどがハチジョウツグミで羽衣の色合いがバリエーションに富んでいて比較するだけで楽しいです。アカハラ、シロハラも渡り直後より警戒心が緩み、観察しやすくなっています。

ちょっとした草むらからはチョウセンウグイスやムジセッカの鳴き声が聞こえてきますが、昨年よりは若干少ないようです。

ジョウビタキ、ノビタキ、ムネアカタヒバリ、ツメナガセキレイなども越冬中。

以前から滞在中のアカツクシガモ3羽に加えてツクシガモ4羽も飛来しました。コハクチョウやクロヅル、ヘラサギなども引き続き滞在しています。

カモの仲間はハシビロガモが最も多く、次いでヒドリガモやコガモ、キンクロハジロなど。今季はメジロガモがまだ確認できていません。

多くのタシギが越冬中で、複数箇所の田んぼで合計200羽ほど見た中に、1羽だけチュウジシギがいました。

カンムリワシは幼鳥、成鳥とも見やすくなってきました。これから輪禍も増えるので石垣島や西表島でハンドルを握る時は注意が必要です。

この日、一番鮮やかだったハチジョウツグミ。成鳥。

2022年10月22日

今季6羽目のカンムリワシ幼鳥を見つけました。警戒心の薄い個体で近距離で観察することができました。採餌に差し支えるので、幼鳥の場合は短時間の観察に留めます。

田んぼではチュウヒが現れてレンカクを驚かせていました。 10月12日から滞在中のレンカク は稲の中に入って出てこなくなってしまいました…。

美しいカンムリワシの幼鳥。

2021年12月4日

11月29日に見つけたオオヨシゴイ はまだ滞在しています。草むらの中を移動するので見つけるのは至難の技。たまに見晴らしのいいところに出てくるので運良く遭遇できたらラッキーです。^^

今季はヨシゴイの越冬も以上なほど多く、すでに十数羽を確認。この日も愛想の良い個体は目の前で獲物のエビなどを捕っていました。

ジャワアカガシラサギはアカガシラサギとともに10月からの長逗留。夏羽が出る頃までいてくれることに期待。ジャワアカガシラサギを見ていたら遠くにチュウヒを確認しました。 昨年は複数個体 が長期滞在していましたが、ことしはどうなるのか?

草むらの中を移動するオオヨシゴイのメス幼鳥。

2021年2月20日

昨年の12月中旬から越冬中のオオノスリ に久しぶりに遭遇。相変わらずでかくてかっこいいですね。警戒心が強めなので遠いです。^^;

同じく、 昨年の11月から越冬中のチュウヒ もオオノスリの近くで会えました。チュウヒは島内を広範囲に移動しており、自宅前のサトウキビ畑にもやってきます。

今年の1月から滞在しているコハクチョウ は少し大人びてきました。田植えがあちこちで始まり、落ち着きなく田んぼを転々としています。そろそろ北帰行でしょうか。

カンムリワシの幼鳥は、生まれて初めての試練の冬を無事に越しつつあります。成鳥に追われるので場所を転々とし、餌も生命を維持するぎりぎりしか取れていない感じですがなんとかやっているようです。

海岸には 先日からツクシガモとソリハシセイタカシギが滞在中 。仲は良くないようですが、付かず離れず同じ場所にいます。

オオノスリはオオバンをよく襲うようです。

2020年11月19日

幼鳥時代から石垣島で越冬している暗色型のサシバ(通称ブラックサシバ) が3年連続で飛来しました。 昨年は成鳥になって帰ってきて 3月まで滞在しました。これから先も毎年、元気に石垣島に帰ってくることを願います。

河川沿いではチュウヒがハイタカに追われていました。ハイタカは先月からあちこちの田んぼで見ることができますが、どこも警戒心が強いです。

2018年の秋に幼鳥で現れてから3年連続の飛来となった暗色型サシバ。

2020年11月2日

数日前から滞在中のチュウヒをやっと撮影できました。石垣島へのチュウヒの飛来は近年、少なかったので久しぶりの越冬を期待しちゃいますね。

カタグロトビは毎日、夕方になるとペアで餌取りに現れます。西風が吹くと西日に映える美しいカタグロトビの姿が拝めるのですが、最近は北風ばかりです…。^^;

昨年に続き、今季も石垣島のノスリの渡りは好調で今日は2羽がランデヴー飛行のように舞い上がっていました。

チュウヒのオス幼鳥。なんて美しいのでしょうね。

2018年5月20日

妻の両親と1泊2日の小旅行のついでに少しだけ探鳥。響灘ビオトープでは、入場と同時にチュウヒが飛び、あちこちにホオアカやオオヨシキリ、ヒバリがいました。沖縄ではなかなか見られない鳥たちなので感激。コアジサシも営巣にやって来ていました。あたりは工場に囲まれた場所ですが、建物内の展示も充実して、一日中いたい施設でした。

久住高原でもホオアカやヒバリ、セッカ、モズが大変多く見られました。カッコウやキジ、ホオジロも美しい景色の中で観察できました。

タデ原湿地も行きたかったのですが強風のため断念。

100円払って響灘ビオトープに入るとチュウヒ2羽が出迎えてくれました。

2015年9月30日

仕事の移動中に白水の田んぼに寄ってみると、チュウヒの幼鳥(メス?)がひらひらと飛んでいました。石垣島では3年ぶりのチュウヒの飛来です。^^

餌探しに一生懸命でこちらを向いてくれたのは一瞬だけ…。^^; 比較的警戒心が薄い個体のようなので、このまま越冬してくれればうれしいなー。

平田原の田んぼには、アカガシラサギ成鳥の冬羽が入っていました。

石垣市図書館など、市街地のあちこちのガジュマルやアコウの街路樹にコムクドリとギンムクドリの群れがたくさん入っていました。

いつもカンムリワシばかり見ていると、チュウヒは一回りほど大きく感じました。ゆうゆうと田んぼの上を飛ぶと、シギチやスズメはパニックで逃げ回っていました。^^;

2009年11月26日

ハヤブサとチュウヒの狩り場がかぶるらしくこーなった。気が強いのはハヤブサ。