ベニバトを見る機会が増えてきました。ソリハシセイタカシギも複数場所に現れています。
ヨシゴイは昨年同様に多いようです。ちなみに 昨年の11月はタカサゴクロサギ、オオヨシゴイ、ヨシゴイ、リュウキュウヨシゴイと1カ月の間に日本産ヨシゴイ属全てをコンプリート するという奇跡の年でした!!
石垣島で残っているジシギはほぼタシギとなってしまいました。
ベニバトのオス。
10月12日に見つかったレンカク は発見から6日たったいまもまだ滞在中です。トラクターの農作業が入りましたが、あまり気にしていない様子で餌をとっています。
カリガネ2羽も逗留中で、こちらは10日目になります。相変わらずヒシクイと行動をともにしています。マガン12羽も飛来して一時は合流したのですが、結局別れて過ごしています。
レンカク幼鳥。トラクターを恐れることなく、作業で浮いてきた獲物を捕まえていました。
12月5日から3日間滞在した後、行方不明になっていたアカツクシガモ がもどってきました。どこへ行っていたのでしょうね?
沈砂池にはメジロガモのオスとメスが逗留中。両方とも幼鳥です。
八重山はカモは少なめなのですが、それでもオナガガモやハシビロガモ、ヒドリガモ、コガモ、オカヨシガモなどが観察できます。カイツブリは石垣島で繁殖していのですが、冬になると越冬個体がやってきて一気に増えます。
ヨシゴイ、タシギ、ノビタキも観察できました。
同じ田んぼに舞い戻ってきたアカツクシガモの成鳥メス。
11月29日に見つけたオオヨシゴイ はまだ滞在しています。草むらの中を移動するので見つけるのは至難の技。たまに見晴らしのいいところに出てくるので運良く遭遇できたらラッキーです。^^
今季はヨシゴイの越冬も以上なほど多く、すでに十数羽を確認。この日も愛想の良い個体は目の前で獲物のエビなどを捕っていました。
ジャワアカガシラサギはアカガシラサギとともに10月からの長逗留。夏羽が出る頃までいてくれることに期待。ジャワアカガシラサギを見ていたら遠くにチュウヒを確認しました。 昨年は複数個体 が長期滞在していましたが、ことしはどうなるのか?
草むらの中を移動するオオヨシゴイのメス幼鳥。
きょうはゲストとバードウオッチング。いろいろ見て回った終盤に農耕地を走っていると、なんとオオヨシゴイを発見!! 肉眼ではリュウキュウヨシゴイかとも思いましたが、双眼鏡に入れたとたんコントラストの強い白斑が目に飛び込んできました。 沖縄本島で2017年にメス幼鳥 を見て以来の久々の再会でした。
今回のオオヨシゴイと合わせて、11月の1カ月間に石垣島内だけで 11月12日のタカサゴクロサギ を見たほか、石垣島の留鳥リュウキュウヨシゴイと今季は越冬個体が多いヨシゴイとで日本産ヨシゴイ属全4種をコンプリートしてしまいました。こんなことはこの先、一生起こらないでしょうね。^^;
オオヨシゴイのメス幼鳥。
昨日の幼鳥 に続き、この日はバライロムクドリの成鳥が現れました。鳴き声が聞けたのと冠羽が見えたのが最高でした。^^
オオムシクイ、コムシクイが多い中、キマユムシクイも確認できました。
最近は珍しい鳥でもなくなった石垣島のカタグロトビ。なれた個体も増えてきました。
ムクドリも一気に数を増やし、町中でも見るようになりました。
石垣島には冬鳥としてやってくるヨシゴイが今季は個体数が多く。河川や沈砂池で多くの個体が越冬しています。
今季初確認となったツグミは昨日までいなかったのに一気に増えていました。
バライロムクドリ成鳥冬羽。冠羽も少し見えています。
沖縄では数少なく、石垣島では稀なヨシガモが飛来していました。ホオジロハクセキレイ、マガンも今季初確認しました。
オオハシシギは 10月20日に飛来した個体 がまだ滞在中で同じく 20日に別の場所で確認していたオグロシギ と一緒になっていました。
ヨシゴイは複数箇所で複数羽が逗留中。今季は観察する機会が多いです。
石垣島では珍しいヨシガモ。エクリプスから繁殖羽へ換羽中。