日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2024年2月7日

石垣島ではカタグロトビやカンムリワシの幼鳥が姿を見せてバードウォッチャーを楽しませています。チョウゲンボウやサシバ、ハイタカは越冬中。オオノスリやハヤブサ、チュウヒなども滞在しています。

ジャワアカガシラサギとアカガシラサギは仲良く同じ田んぼで越冬中。昨年からの滞在で無事に年も越しました。わずかながら夏羽も出てきています。

目線の高さで観察できるポイントのカタグロトビ。いつものお気に入りの枝で赤い目を光らせています。

2023年4月29日

シギの飛来数は増えているのですが、ジシギは数を減らしています。この日は、ジシギが5羽ほどいる田んぼを発見。ハリオシギが2羽いたので、そのうちの撮りやすい方の個体の尾羽を狙ってみました。もう一羽はほとんどの時間を草の陰で過ごしていて撮影できずでした…。

伸びをするハリオシギ。

2023年4月13日

今季初となるハリオシギを確認。石垣島の春の渡りのハリオシギは貴重です。チュウジシギも入れ替わりながら滞在。一番多いのはタシギです。

シャクシギはチュウシャクシギに次いでホウロクシギが飛来しました。数日前、与那国航路に出た大学生たちが、石垣港を出航してすぐに海上で見た個体かもしれません。ちなみにこの春の与那国航路の海鳥はかなりよかったようです。その代わり海は荒れますので乗船には覚悟が必要です。^^;

昨年から越冬中のサンカノゴイに久しぶりに会えました。あいかわらず警戒心がありません。数羽滞在中のアカガシラサギは夏羽に変わりつつありました。

今季初のハリオシギ。

2023年4月6日

リュウキュウアカショウビンが増えてきました。石垣島では10月まで見ることができます。

アカショウビンを探していると騒がしいイシガキシジュウカラと遭遇。餌をくわえているので遠くから見ていると樹洞へ入っていきました。子育て中のようです。2カ所で繁殖を確認できました。

田んぼには夏羽のアカガシラサギやアマサギがいてにぎやかになっています。

リュウキュウアカショウビンのオス。まだ精査していませんが、昨年と同個体と思われます。

2023年4月5日

今季初のチュウジシギを確認しました。田んぼのあぜに2羽いました。タシギも何羽か。

ソリハシセイタカシギは6羽飛来。過去最高記録の群れの数と思われます。ほかにも田んぼにはアカアシシギやセイタカシギ、タカブシギ、ツバメチドリ、石垣島では数少ないケリなどが滞在中です。

ジャワアカガシラサギ、アカガシラサギ合わせて4羽の小群も逗留中。

島の西部の農耕地では、ジョウビタキが大量に飛来。西表島でも同様な状況のようです。

今季初となるチュウジシギ。やっとの再会はうれしいですね。

2023年3月31日

ジャワアカガシラサギ1羽とアカガシラサギ3羽が滞在中。仲良く4羽がいつも一緒にいます。

ツバメチドリが増えてきました。この日は9羽が田んぼで休憩。雨で一休みといったところです。

田んぼのあぜにシベリアツメナガセキレイがいました。距離があり、草丈で姿が見え隠れして観察は困難。写真を数枚撮るのがやっとでした。近くにはタヒバリもいました。

越冬組のタシギはすっかりいなくなりましたが、移動組がちらほら。そろそろチュウジシギもやってくるころです。

シマアジは4羽が到着。石垣島の春らしいカモと言えばシマアジですね。

冬羽ジャワアカガシラサギ。第1回冬羽と思われます。

2023年3月21日

昨年から越冬中のアカガシラサギ。4羽ほどいます。ジャワアカガシラサギと見られる個体も1羽滞在。トラクターで田んぼの天地返しが始まるとアマサギたちに混じってオートライシズムに参加していました。

ムラサキサギは昨年生まれの若い個体や成鳥と出会えます。成鳥は婚姻色となり美しさが増しています。

田んぼのシギはすっかり減って、アオアシシギやアカアシシギ、クサシギ、セイタカシギがパラパラといるだけ。越冬タシギも北上したようで、ほとんでいなくなりました。渡り組の飛来に期待。

アカガシラサギ冬羽。

2023年3月4日

石垣島内では何羽かアカガシラサギが越冬していますが、特に警戒心のないアカガシラサギが1羽いて個体識別に役立っています。全く逃げないので心配になるぐらいです。

アカアシシギ、アオアシシギ、オジロトウネンは越冬組。こちどりは一気に増えて20羽ぐらいの群れを複数確認。春の渡りが始まっています。

手乗りのようなアカガシラサギ。冬羽ですが少しだけ夏羽が出だしました。

2023年1月30日

昨年から滞在の越冬サンカノゴイ。複数羽いるのですが、そのうちの1羽は警戒心がなく、近くでしっかり観察できます。最近は安定して出てくるのでほかのサギとは全く違う変な行動を楽しめます。^^

目の前に現れたサンカノゴイ。こちらに気づいていますが、警戒なし。

2023年1月12日

みなさん今年もよろしくおねがいいたします。

新年は、正月早々に新型コロナウイルスで家族全員がダウンしていました。どこにも行けずに8日まで寝正月な幕開けとなりました。^^;

鳥初めは、9日からとなりました。昨年からクロヅル、アカツクシガモ、ツクシガモ、コハクチョウ、チョウセンチョウゲンボウ、サシバ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ツグミ類、セキレイ類、ノビタキ、アカガシラサギ、ムクドリ4種などが越冬中です。

正月と言えば「鷲ぬ鳥節」に歌われるカンムリワシの幼鳥ははずせません。

2022年11月8日

約2年ぶりにコハクチョウが飛来しました。前回は春になるまで滞在したけど、今回はいつまでいるのか。警戒心はほとんどないので、長逗留してくれるとうれしいですね。

カンムリワシの動きが繁殖期を前に活発になっています。鳴き交わす声や縄張り上空を飛翔する姿をよく目にするようになりました。

アカガシラサギは複数箇所で越冬中。草むらに入ると同化して見つけにくいです。

オオバンが11月に入り、一気に増えました。一昨年はオオノスリによく襲われていました。今季はチュウヒ、ハイイロチュウヒ、ハヤブサが滞在しているのでオオバンにとっては気の抜けない越冬になりそうです。

シギはアオアシシギやコアオアシシギ、セイタカシギ、ヒバリシギ、タシギ、タカブシギあたりが滞在中です。

今季初のオカヨシガモを確認。ダムにはキンクロハジロやヒドリガモも増えてきました。

2年ぶりのコハクチョウ。あまり警戒心はない模様。

2022年9月30日

ムナグロの幼鳥がやっと確認できました。幼鳥が到着しないと繁殖がうまくいかなかったのかと心配です。

アカガシラサギ2羽、ジャワアカガシラサギ1羽、ヨシゴイがいました。ツバメチドリやクロハラアジサシなども滞在中です。

ツバメチドリの第1回冬羽。

2022年8月24日

時間がなくてなかなか観察できませんが、きょうもジシギポイントでハリオシギとチュウジシギの識別。

ほとんどチュウジシギですが、その中に2〜3羽のハリオシギがまじっている感じです。

夕方にはアカガシラサギを確認。ゴイサギも暗くなるとカエルなどを狙いに田んぼにやってきます。

ハリオシギ幼鳥。

2022年7月30日

アカガシラサギの冬羽が滞在中。夏羽の個体もいるのですが、写真は撮れず。

スコールの後にリュウキュウヒクイナのペアが農道に出てきました。

タマシギは最近、ペアで行動しているのを見ます。2回目の繁殖でしょうか?

アカガシラサギの冬羽。同じエリアに夏羽も。

2022年5月11日

昨年、集団営巣したエリア にことしもツバメチドリが帰ってきました。40つがい80羽ほどが確認されています。すでにペアリングは済んでいるようでしたが、産卵、抱卵はこれからのようです。

雨の降る田んぼではアカガシラサギやリュウキュウヨシゴイなどが活発です。ジャワアカガシラサギもまだ滞在中です。

春の渡りもほぼ終わったので数は少ないですが、海岸にはオオメダイチドリやメダイチドリ、ソリハシシギ、アカアシシギなどが滞在しています。そんな中、なぜかマガンが1羽だけいました。ほとんどワンタッチでどこかへ飛んでいってしまいました。

ことしも繁殖にやってきたツバメチドリ。

2022年5月11日

移動時間に田んぼに寄り道。警戒心が強くてじっくり見る機会がないリュウキュウヒクイナのペアを近くで観察できました。畔を2羽で歩いていました。繁殖に備えて巣作りする場所でも探しているのでしょうか。

今季、石垣島や八重山、沖縄本島、南西諸島に非常に飛来数が多いアカガシラサギはどこの田んぼにいっても渡り途中の個体がいる状態です。

クロツラヘラサギは5羽が飛来。群れの中で1羽だけが美しい夏羽に変わっていました。

オスのリュウキュウヒクイナ。

2022年5月6日

冬羽から夏羽に変わりつつあるジャワアカガシラサギを確認。 昨年から同所にいる同じ個体 なのかは不明。同じ田んぼにアカガシラサギも飛来。こちらも冬羽から夏羽に変わりつつある個体で換羽の状態は似たようなステージでした。

ズグロミゾゴイも繁殖期を迎えつつあり、雑木林の中ではペアが寄り添っていました。

夏羽に換羽中のジャワアカガシラサギ。

2021年12月30日

ジャワアカガシラサギは滞在期間2カ月 となりました。同エリアにいるアカガシラサギも同じような期間います。両者とも夏羽へ変わるまでの滞在に期待が高まります。

ツルシギは12/6から 滞在中。越冬個体のタシギは十数羽、ハマシギも8羽ほど確認しました。ほかにはアオアシシギが多いです。

長逗留のジャワアカガシラサギ。ハヤブサを警戒中。

2021年11月26日

先日からのメジロガモのオスとメスは滞在中。オナガガモも数羽入っていました。

ベニバトも各所で確認。例年なら稲刈りはとっくに終わっているのですが、今季から多くの農家が新型コロナの影響で食用米を飼料用米に転換した影響で田んぼにはまだ稲があります。ベニバトが稲の中にはいってしまい探しづらい状況です。

タイワンハクセキレイを複数羽確認。すべて幼鳥でした。

ジャワアカガシラサギとアカガシラサギは同じ田んぼに長逗留中。サンカノゴイも入りましたが、タイミングが悪く、見ることはかないませんでした。

メジロガモのオス幼鳥。