日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

Oct. 4, 2024

数日前から草むらからの鳴き声を確認していたセジロタヒバリがやっと撮影できました。

ムネアカタヒバリも大量に到着しているので、探し出すのは根気のいる作業でしたが、鳴き声を頼りに待っていると雨上がりのあぜにひょっこりと出てきました。狙い通りに見られるとうれしさも格別ですね。^^

アカハラダカの渡りは9月初旬から始まっていますが、最近は台風の影響で悪天候が続き、石垣島で滞在する個体が目立ちます。多い時は電線に3羽ほど止まっていました。天気が回復したら一気に渡っていくことでしょう。

渡り途中のエゾビタキや越冬組のコムシクイなども増えています。コムクドリは500羽ほどの大群が市街地の公園などを移動していました。

セジロタヒバリ第1回冬羽。

Sept. 28, 2024

先日のヒマラヤアナツバメ に続き、ニシイワツバメも石垣島に登場しました。

仕事前のわずかな時間の観察でイワツバメと思って写真も適当に撮っていましたが、後から聞いたらニシイワツバメでした。もっと特徴が出る写真を撮っておけばよかったと後の祭りです。ニシイワツバメは10月1日に沖縄本島の名護岳でも確認されています。

Sept. 29, 2024

アカハラダカの渡りを観察しているとヒマラヤアナツバメが登場しました!! 黒っぽくて細身でかっこいいです。

アカハラダカは数百羽渡りました。一番大きな群れで数十羽。しばらく渡りは続きますが、台風の動向が気になりますね。

今季初となるオオバンやムナグロ幼鳥も確認しました。サンショウクイの100羽ほどの群れやコムシクイの鳴き声も聞こえ、秋の深まりを感じます。

ヒマラヤアナツバメ登場。速いスピードでツバメとともに飛び回っていました。

Sept. 26, 2024

アカハラダカの渡りが始まっています。天気がぐずついていますが、これから本格化していくと思われます。今季初のコガモは2羽飛来していました、

アカハラダカのメス成鳥。

Sept. 19, 2024

8月下旬から数を増やしてきたジシギもこの時期に来て、数を減らしています。多い時は1枚の田んぼに40羽近くいたジシギたちは数羽ほど。ハリオシギはなんとか1羽のみ発見。タシギはそれほど増えていませんでしたが、10月に入れば大半がタシギになると思われます。

ハリオシギ幼鳥。奥はチュウジシギ幼鳥。

Sept. 17, 2024

ジシギの第2陣がピークを迎えています。ジシギといってもチュウジシギとハリオシギが大半でタシギのピークはまだ先ですね。田んぼには多いところでは1枚に30羽ほどが滞在中で、チュウジシギが大半を占めています。次に多いのがハリオシギでタシギは2〜3羽しかいないようです。

チュウジシギ成鳥。

Sept. 12, 2024

今季は少なめだったハリオシギの第2陣が到着したようです。例年に比べると少し早い到着の気もするので、渡りが遅れているだけかもしれません。今度の動向に注目ですね。

ジシギの個体識別と継続的な観察、紛らわしい個体の識別のため、8月下旬から同じ田んぼにひたすら通い続けています。長いこと滞在する個体もいれば、1日で見えなくなる個体もいます。ハリオシギ、チュウジシギ、タシギとも一度気に入るとほとんど同じ場所にとどまっていますね。

ハリオシギは滞在組に新顔が加わり、田んぼのジシギは少しにぎやかになっています。

ハリオシギ(奥)とチュウジシギ。ともに幼鳥です。

Sept. 10, 2024

毎日のように夕方、同じ田んぼでジシギを拾っています。長いこと滞在中の個体もいれば、新顔も見つけることができます。相変わらずチュウジシギが大半を占めますが、ハリオシギもいました。タシギも新しい個体が数羽、入ってきていました。

目の前に現れたハリオシギ幼鳥。

Sept. 8, 2024

家族で夕方、バードウオッチングしてきました。夕飯の予約時間までの短い間でしたが、今季初のヤツガシラなどが見られました。カンムリワシ幼鳥の鳴き声をあげる姿に子どもたちも喜んでいました。^^

ヤツガシラは2カ所で3羽出ました。西表島でもすでに確認されています。 今年の春のヤツガシラ のように当たり年になるのでしょうか。

今季初のカラムクドリも確認して、カンムリワシの幼鳥も見てきました。電線にオニカッコウを発見したのですが、こちらは撮れず。翌日、同じエリアで電線に止まるオニカッコウが目撃されました。年々、増えていますが春だけでなく年中定着となるのでしょうか?

疲れた様子のヤツガシラ。渡ってきたばかりでしょうか。

Sept. 7, 2024

この日は、連日ジシギを観察しに行っている田んぼにツバメの大群が入るチャンスタイムでした。

ツバメは田んぼで餌をとっているジシギを見つけるとなぜか急降下しておどかします。するとジシギたちは尾羽を立てて警戒するので観察がしやすいという機作です。

手前がハリオシギ幼鳥。

Sept. 5, 2024

毎日、ジシギばかり見ているのですが、合間にキリアイ2羽なども観察。コアオアシシギ、アオアシシギ、トウネン、ハマシギ、セイタカシギ、ヒバリシギ、タカブシギなども滞在しています。

キリアイ2羽。両方とも幼鳥でした。

Sept. 4, 2024

20羽ほどのチュウジシギの群れのなかで一際目立つ個体がいました。体も大きくくちばしも長くオオジシギを思わせるチュウジシギです。この時期、ほぼ幼羽はオオジシギではあり得ないのでチュウジシギでしょう。三列風切りの模様もオオジシギではないようです。

群れの中でかなり目立っていたチュウジシギ幼鳥。

Sept. 2, 2024

今季初のタシギを確認しました。例年通りのタイミングでの飛来です。石垣島では10月下旬ごろまでタシギ、チュウジシギ、ハリオシギのジシギ3種が楽しめます。^^

今季初のタシギ。幼鳥でした。

Aug. 31, 2024

一部に大変好評いただいている第3回石垣島ジシギ合宿を開催しました。参加者は愛知県から。偶然にも第1回から第3回までの参加者は全員愛知県民でした。^^;

今回はどうしても外せない仕事が入り、ジシギの観察は3時間程度でしたが、一つのエリアの田んぼでみっちりジシギ20羽程度を穴が開くほど観察しました。

今季はジシギの個体数は例年通り多いのですが、ハリオシギの数が少なくて苦労しました。一方で、興味深いチュウジシギを観察することができましたのでジシギ合宿としては大成功となりました。^^

ハリオシギ幼鳥。

Aug. 30, 2024

第3回石垣島ジシギ合宿の下見に行ってきました。といっても毎日、チェックする田んぼなので概ねメンバーは分かっていますが…。

今季初としてはキリアイ、トウネン、ハマシギの幼鳥が入りました。どれも幼鳥は今季初です。

ハリオシギ幼鳥。暗色というか褐色味が強い個体。たまーにこんなハリオシギもいます。

Aug. 29, 2024

今季一番の美しさを誇るハリオシギがいました。チュウジシギでは外側尾羽が細い興味深い個体がいました。

キリアイの幼鳥は今季初です。

ハリオシギ幼鳥。とても美しい個体で全身が見たかったのですが、警戒心が強くて全く動きませんでした。

Aug. 27, 2024

アオアシシギの幼鳥を初認しました。残る幼鳥はトウネン、ヒバリシギ、ハマシギ、キリアイあたりです。

ジシギも順調に渡ってきています。ひとつにエリアに20羽以上はいます。メンバーも固定しているようで、第2波が来るまではこのままでしょう。

アオアシシギの幼鳥。まだ完全幼羽です。