6月25日に発見した石垣島のブロンズトキ は滞在16日目となりました。最初に見つけた田んぼからは2キロ余り移動しましたが新しい田んぼで落ち着いて滞在しています。
ブロンズトキは、多分みなさんが想像しているよりかなり小さいです。図鑑などで見ると全長37センチのセイタカシギに対してブロンズトキは全長46センチから66センチなのですが、数値ほどの差は感じません。海外のサイトなどを見てみるとコサギとほとんど同じサイズに見えるのですが、この個体が特別小さめなのでしょうかね?
ブロンズトキと後ろのセイタカシギの大きさはそれほど変わらないように見えます。
ブロンズトキが石垣島に現れました。石垣島初記録となりました。
2017年はセアカモズの沖縄本島初記録 、 昨年の秋には沖縄本島初記録のイエスズメ 、 今年の春は石垣島で初撮影、2回目の記録のミヤマヒタキ を見つけました。初記録を自分で見つけるのは嬉しいものです。
サギが数羽いる田んぼを通りかかると明らかにおかしな鳥が真ん中に。双眼鏡でのぞいてみるとなんとブロンズトキ。すぐに師匠と野鳥ガイドのスポッターさんに連絡を入れ、3人で観察。後でNHKも来ましたが、うちの紙面より先に出さない約束。ブロンズトキを見たい方は石垣島ナンバーワン野鳥ガイドのスポッターさんへ!! (いつものように勝手に宣伝 ^^)
ブロンズトキの記録は、沖縄本島や佐賀などでありますが、石垣島では初めての飛来となります。
大きさはアマサギより大きく、コサギやチュウサギよりは一回り小さかった。見つけた時は羽繕いを熱心にしていたが、急に飛び立つと隣の田んぼで採餌を始めました。主にミズアブの幼虫と思われる小さな獲物を食ってた。
ブロンズトキは過去の例からすると長居してくれそうですが、果たしてこの個体はいつまでいるのか。
見よ!! この光沢を!! ブロンズトキの名に恥じない輝きを放っています。夏羽。冬羽は光沢がなくなり頭部に淡色斑が出るようです。