繁殖シーズン序盤のカンムリワシは活発です。天気がいい日は、上空でディスプレイ飛行したり、鳴き交わす声が聞こえてきます。幼鳥たちは気の立った成鳥にやられないように、目立たない行動を心がけないといけません。
越冬のチュウヒとサシバはまだ残っていますが、まもなく北上していくと思われます。
昨年生まれのカンムリワシの幼鳥。年末ごろからこの辺りを縄張りにしている。たまに成鳥に追われているけど、しばらくすると戻ってくる強気な個体。^^
林道のカンムリワシ。警戒心のないメス個体。
越冬したチュウヒ。カメラのISO感度を上げるの忘れて流し撮りみたいになってしまった…。^^;
自宅前で越冬に成功したサシバ。今回は幼鳥での飛来だったので、事故などなければ今年の秋には成鳥となって同じ場所に戻ってくるでしょう。
こちらは自宅近くのサトウキビ畑で越冬したサシバ。同じく幼鳥です。
自宅のリビングから撮影したチュウダイズアカアオバトの群れ。毎日、10羽程度がクワの実を食べにやってきます。
こちらに飛んできたチュウダイズアカアオバト。リビングの窓ガラスに、年に1回ぐらいの割合で衝突する。ブラインドしていてもぶつかるのは外の景色が反射しているからなのか?
2日続いた悪天候の影響で渡り途中と思われるシギ、チドリが局所的ですが、大量に到着しました。一番多かったのはセイタカシギ400オーバーの群れで、次にタカブシギ200+。多すぎて途中でカウントを中止しました…。^^;
ほかにもソリハシセイタカシギやオグロシギ、コアオアシシギ、サルハマシギ、ウズラシギ、シマアジなどが飛来して田んぼは非常ににぎやかになりましたが、2日後にはもとの状態に戻りました…。^^;
海岸にはオオメダイチドリが増え、ダイゼンも少数が飛来していました。
サルハマシギは2羽確認。
ソリハシセイタカシギは単独で飛来。
飛翔能力が高く、天気がいいと石垣島を通過してしまうオグロシギも田んぼのセイタカシギの群れの中で休憩。
セイタカシギは圧巻の400アップ。飛翔する風景は感動的でした。
タカブシギも200以上が到着しました。
ウズラシギは十数羽の群れ。
コアオアシシギ(左)とアオアシシギも島に降り立ちました。
今季初のチュウジシギは数羽を確認。
疲れているのか動かない個体ばかりでした。
ムナグロは10羽ほどを確認。
ツバメチドリは非常に疲れた様子です。
オジロトウネンは数羽の小群が到着。
ツバメは群れが低空を飛び回っていました。
シマアジは2羽のオスが到着。別場所でも複数入っていたようです。
昨年秋から滞在中のアカガシラサギはやっと換羽が進みだしました。
ダイゼンが数羽砂浜にいました。
この日はメダイチドリはおらず、オオメダイチドリばかりでした。
換羽が進むオオメダイチドリ。
黒いクロサギ。白いクロサギに追いかけ回されていました。
昨日から荒れ模様の石垣島。荒天となるとやはりヤツガシラが空から降ってくるのが石垣島です。3カ所で4個体が現れました。クロウタドリも到着したのですが、私はタイミングが悪くて見られずでした。
今季は、2月下旬に単独でやって来たのを皮切りに、3月中旬に十数羽、4月に入ってすぐ5羽を確認。春の渡りにつきものですが、滞在はいずれも数日から長くて1週間と短めです。
疲れた様子で枝に止まっていましたが、しばらくすると地面に降りて餌探し。ゴキブリを捕まえました。
たくさんの昆虫や節足動物を食べて休憩。
芝生にヤツガシラは石垣島の定番。警戒心が厳しめの個体でした。
2月中旬ごろから姿を見せなくなっていたナンヨウショウビンが再び石垣島に戻って来ました。行動パターンやくちばしや羽毛など外見の特徴から以前からの個体と同じだと思われます。
田んぼではソリハシセイタカシギやキリアイ、サルハマシギ、ウズラシギと豪華メンバーが群れを形成しており、島外からのバードウオッチャーを喜ばせています。^^
1カ月以上もの間、姿を見せなかったナンヨウショウビンが石垣島に戻って来ました。
止まり木からカニを目指して飛び込むも空振り。
目の前を飛び回るナンヨウショウビン。
数日前に流れ着いた大木の枝がナンヨウショウビンの止まり木になっていました。
今季初のソリハシセイタカシギ。警戒心ゼロ個体なので近すぎて困る。
今季初のキリアイ。
今季初のサルハマシギ。
ウズラシギは数を増やしていました。
ムナグロは8羽の群れが到着。変な時期に単独で見ていますが、春の渡りとしては一応、今回が初確認ということで…。
トウネンも到着。今季初です。