先日見つけたリュウキュウコノハズク が産卵したようでメスが、樹洞に入っていました。コノハズクの雌雄の違いはよく分かりませんが、これまで観察してきた中での傾向から先日撮影した個体はメスだと判断していましたが当たっていたようです。^^
リュウキュウアオバズクも石垣島各所で抱卵に入っています。現在、3ペアを観察中。先日、抱卵に入ったと思われるアオバズク情報をスポッターさんから聞いたので見てきましたが、巣内はもぬけのからで付近にアオバズクの姿もありませんでした。数日前の大雨で営巣をやめたのかカラスの被害にあったのか…。
林道や公園ではカンムリワシやズグロミゾゴイに出会うことができました。林道ではキンバトを観察する機会が多いですが、こちらもそろそろ抱卵に入る時期と思われます。
抱卵中のコノハズクのメス。人の気配がするので巣穴から顔をのぞかせたのでしょうか?
息子を保育園へ送る準備をしていると鳥友から「ミドリカラスモドキがいるぞ。しかも成鳥」との連絡。ミドリカラスモドキの幼鳥は石垣島で何度か見たことありますが、成鳥は初めて。石垣島の記録としても成鳥の飛来は初めてと思われます。
早く見たいという、はやる気持ちを抑えつつ保育園に息子を送った後、現場へ直行しましたが、残念ながら姿は見えず。しかし、しばらく待ってみるとアカメガシワの枝の中から黒い影が飛び出て電線へ止まりました。ミドリカラスモドキです。
数日前から別の場所で幼鳥が出ておりこの日も滞在中ですが、そちらはタイミングが悪く見ることができませんでした。成鳥のミドリカラスモドキはバッチリ撮影もできたのでよしとしましょう。^^
ミドリカラスモドキは、アカメガシワの実がお気に入りのようで、電線に飛んでは何度も戻ってきていました。
電線でシロガシラと並ぶとほぼ同じ大きさで、目で見る印象よりも小さいようですが異国情緒漂う姿は田んぼでも目立っていました。^^
ミドリカラスモドキの「ピヨーッ」という金属的な笛のような鳴き声とカラスに追われた時の「ギャーッ」という警戒鳴きも聞くことができました。
ミドリカラスモドキの成鳥。電線に止まる以外は、葉の茂った木に潜ってしまいなかなか見つけるのが大変でした。
先日のリュウキュウアオバズク と合わせて2ペアが近所で繁殖に入っています。こちらのペアは抱卵に入ったようです。昨年、この近くで繁殖した個体と比較するとどれとも当てはまりません。昨年も繁殖していたけど見落としていたのか、それとも新たにこの場所へやってきたのか分かりませんが、ヒナが巣立つまで見守ることとします。
近くでは、コノハズクも営巣 しており、うまくいけば7月の終わりごろには、巣立ったヒナたちの姿をみることができると思われます。
近くにほかのアオバズクはおらず、おそらくメス個体が抱卵していると思われますが、営巣木らしきは見当たりませんでした。
石垣島では、2週間ほど前に複数羽の若いベニバトが観察されましたが、今日は、2カ所にて5羽のベニバトが現れました。オス3羽、メス2羽はすべて成鳥のようでペアリングしていると思われる個体もいました。石垣島での繁殖も目前か?!
石垣島では日本一早い新米「超早場米」の収穫が5月中旬ぐらいから始まり、米に集まるベニバトなどの観察がしやすくなります。
シマキンパラの小さな群れは、今年巣立った幼鳥を引き連れていました。石垣島では、街路樹のフクギなどにワラなどを集めて巣を作り繁殖していますが、大幅に数を増やすこともなく細々と生きている感じです。
春の渡りでやってきたオス成鳥のベニバト。キジバトと一緒に過ごしていました。
昨年見つけたリュウキュウアオバズクの営巣ポイント を回ってみると今年もペアで帰ってきていました。2羽でいるのですが、お互い離れた場所で休んでいました。
リュウキュウコノハズクもオスとメスが営巣木と思われる木の近くに止まっていました。先日のペアとは別の新規ポイントです。こちらも産卵、抱卵はこれからのようです。
リュウキュウメジロはペアが巣材を一生懸命運んでいました。不在中にのぞいてみると今日から巣作り開始のようでした。こちらも巣立つまで観察したいと思います。
林の中や公園を歩くとイシガキヒヨドリが目の前に立ちはだかります。これは、近くで子育てしているサインなのですが、ヒヨドリの巣は込み入ったところに作るのでなかなか見つけられませんね。
雌雄がはっきりしませんが、おそらくメスと思われるアオバズク。オスも近くにいるのですが、葉っぱがかぶって体半分しか見えませんでした。
家族でドライブ中に録音したので、息子の声が入ってしまっています。^^;
ヒヨドリの鳴き声の後ろに「コーエル、コーエル、コーエル、コーエル」と聞こえるのがオニカッコウ(英名Koel)の鳴き声です。
数日前にもほかの場所でオニカッコウの鳴き声を聞いており、今年は石垣島に少なくとも2カ所合わせて3羽が潜んでいることになります。昨年は7月ぐらいまで確認されていたので、2カ月ほどの逗留中に一度ぐらいは姿を拝みたいものです。
近所の雑木林でリュウキュウコノハズクが営巣していました。鳥友に連絡して二人で観察していると、もう一羽も現れました。
順調にいけば7月には可愛らしいヒナが姿を現すでしょう。 昨年は同所で3羽のヒナ が巣立っています。
昨年も同じエリアでコノハズク を見つけていますが、このペアとは営巣木が離れているのと鳴き声は2カ所で聞こえているので別ペアだと思われます。
久しぶりにコノハズクの昼間の姿を見ることができました。オス個体です。
今日は朝から大雨で午前7時前に大きな雷鳴で起こされました。石垣市登野城では1時間の雨量が125mmに達し、石垣島での観測史上最大を記録。市内はあちこちが冠水していました。昨日見つけたリュウキュウヨシゴイとセッカの巣が心配でしたが、雨が上がって行ってみるとエサを運んでいたので一安心。イシガキシジュウカラの方はダメになってしまったようでした。
一方で、新型コロナウイルスの影響で登園自粛となっていた保育園は、昨日から通常通りとなり一安心。このまま収束してくれるといいのですがどうなることか…。
妻を美容室に送り、1時間半もかかるというので、その間0歳児を連れて林道などを見回ってきました。
リュウキュウアカショウビンは非常に活性が高く、20〜30メートルの間隔で8羽を発見しました。カンムリワシは雨に濡れた体を乾かし、ズグロミゾゴイは雨上がりのミミズなどを捕まえていました。
雨上がりの暗い森に美しいアカショウビンがいました。
先日のオオアジサシ を順光で撮ろうと午前中に出かけるも、現場に到着すると遠くから雷鳴が聞こえ出し、みるまに曇天となってしまいました。
堤に止まっているオオアジサシを数えると54羽。遠くに十数羽が飛び交っていたので合わせると70羽はゆうにこえるオオアジサシがいることになります。
しばらくすると尖閣諸島に繁殖のために渡って行ってしまいますが、繁殖に参加しない若い個体は居残ると思われます。
SONYのα9m2にマウント変換アダプタのMetabones VをかましてCanonのEF600mm F4L IS II USMでの撮影でしたがオオアジサシの飛翔ぐらいなら十分使えますね。気になるのはISO800ぐらいまでだと以前使っていたCanonのEOS-1D X Mark IIの方が画質が良いことかな…。^^;
山を背に海上を飛ぶオオアジサシ。