2018年6月5日(旧暦では2018年4月22日)
都会の真ん中でサンコウチョウが営巣中。ヒナは2羽は確認できました。通常であれが4羽はいるでしょう。巣立ちまであと数日。野良猫がたくさんいるので、捕食されないか巣立った後が心配です。マングースもたまに見ますが、猫がいるところへはやってこないのでやはり、脅威は野良猫。^^;
時間がなく、親鳥が餌を運ぶところは見られませんでした。明日は、休日なので早い時間から見てこよう。^^
リュウキュウサンコウチョウ サンコウチョウの巣に西日がもろに当たっていた。時間が遅かったので給餌時間は終わっていたのかもしれません。短時間の滞在だったので確認できず。
2018年6月6日(二十四節気の芒種、旧暦では2018年4月23日)
海岸では、コアジサシとシロチドリが抱卵中。
コアジサシの巣の横には、木の枝が突き立ててあった。誰かが踏まないようにと目印をつけたのだろう。
シロチドリの巣は二つ。両方とも抱卵中でした。
海岸近くの防風林では、シロガシラの巣立ち直後と思われるヒナがいた。イソヒヨドリのヒナは巣立ち後、しばらくたっているようでこちらを警戒することも覚え、親鳥について回っていた。
ウグイスは、藪の中を3羽ほどの巣立ちビナが親鳥について回っていた。かなり深い藪で写真は撮れず。 母島で見たハシナガウグイスのヒナ たちは全く警戒心がなかったんだけど、沖縄のウグイスは警戒心が強い。
ヒヨドリの巣立ちビナもあちこちで見られた。
沖縄は、海も山も子育て真っ盛りです。^^
シロチドリ シロチドリ 今年も沖縄は空梅雨のようで、晴天の暑い日が続きます。観察するこちらも暑さに参っています。^^;
シロチドリ サンゴのかけらの上にシロチドリの卵が三つ。散歩の人も歩く海岸なので踏まれないか心配。
コアジサシ シロガシラ シロガシラ イソヒヨドリ イソヒヨドリはヒナを3羽連れていた。巣立ち後、数日が経過しており、自由に飛び回って親の後をついていた。
2018年6月6日(二十四節気の芒種、旧暦では2018年4月23日)
沖縄は、スーマンボースー(小満芒種)真っ只中なのですが、雨が降りません。ことしも空梅雨に終わるようです。昨年はも空梅雨でしたが、期間終盤、台風並みの大雨もあり アオバズクの営巣が一つダメに なりました。ことしはそれすらなく暑い日々が続いています…。^^;
数日前に見つけたサンコウチョウの営巣。ヒナが4羽かえっていました。ヒナの成長具合から予想すると巣立ちは6月11日の早朝でしょう。
このペアはオス親が餌を運んでくる頻度がかなり高かった。普通は、メス親の方が子育てに一生懸命なのですが、よくできたオスだ!! オスばかり餌を持ってくるので動画に映るのもオスだけ。^^;
ヒナに持ってくる獲物は、オオジョロウグモばかりでした。生まれて4〜5日たつとこれぐらいの餌も食えるようになります。
リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウサンコウチョウ 餌を与えたオスがしばらく巣の中を見つめている。ヒナが糞をするのを待っているのです。
リュウキュウサンコウチョウ しばらくすると、ヒナが大きな糞をした。サンコウチョウは、ヒナがした糞は親鳥が持ち去って捨てます。
リュウキュウサンコウチョウ 下から見るとサンコウチョウの尾羽のつくりが分かります。
リュウキュウサンコウチョウ
2018年6月7日(旧暦では2018年4月24日)
アオバズクの営巣6カ所のうち近場の2カ所を見て来ましたが、まだ、抱卵中のようでした。きょうの那覇の最高気温は33.2度と真夏の気温でした。樹洞の中は、もっと暑いのでしょうね。
公園のペアは、例年通りだと7月上旬の巣立ちです。もう片方のペアは、 昨年、大雨で卵がダメになってしまった ので、ことしこそは、可愛いヒナを見せてくれることを期待です。^^
リュウキュウアオバズク 住宅地にほど近い場所で営巣しているアオバズクのオス。ここは、樹洞が人の背より低い場所にあるので抱卵しているメスの姿が見えます。
リュウキュウアオバズク 雨が上がって公園のアオバズクを見に行くと、濡れ鼠になっていました。^^; こちらは、3年連続で子育てに成功しています。
2018年6月7日(旧暦では2018年4月24日)
先日の 都会で子育て中のサンコウチョウ に続き、きょうは公園で子育てするサンコウチョウを発見しました。オス親は全く給餌に現れませんでした。その代わり、メスがもう1羽いて、巣の周りをうろついていました。最初は、メスタイプのオスかと思ったのですが、実母と思われる方の個体が、他方を追い回していたのでそうでもなさそう。どういうことなんだろう?
雨上がり、公園内のサンコウチョウが営巣しそうなポイントを探していると暗い藪の中に巣を発見。4羽のヒナが元気に育っていました。日齢も先日のサンコウチョウのヒナたちと同じぐらいでしたので来週半ばの巣立ちでしょう。
目線の高さに巣を構えているので、ヒナたちの様子がよく見えます。暗い環境なのでシャッタースピードが1/30ぐらいです。^^;
リュウキュウサンコウチョウ 目線の高さで非常に観察しやすいサンコウチョウの巣。4羽のヒナが元気に口を開けて餌をねだっている。獲物は黒いオオジョロウグモ。
リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウサンコウチョウ 好条件で観察できるので、ぜひ、巣立ちまで見届けたいなー。
2018年6月8日(旧暦では2018年4月25日)
午前と午後に2カ所のサンコウチョウの子育てを観察。
午前中に見てきた方は、 昨日は、オスは一切給餌に来ませんでした が、きょうはメスと同じぐらいの頻度でやって来ました。どういう風の吹き回しなんだろう? しかし、昨日と同じようにやはり、第三者のメスの個体がいるようです。なんでそうなっているのかよく分かりません。
ここのペアは、オスはガ、メスはオオジョロウグモを捕まえていた。巣立ちは11日か12日かな。
午後に見に行った方は、昨日よりヒナの動きが活発になっていた。巣立ちは10日か11日になりそうです。
6月10日追記
2巣とも10日の午前中に無事に巣立ちました。
リュウキュウサンコウチョウ サンコウチョウのメス。オオジョロウグモを持って来た。
リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウサンコウチョウ 親鳥が餌を持って帰ってくるとヒナたちは大きな口を開けて大騒ぎ。ヒナの声もよく聞こえるようになってきました。
リュウキュウサンコウチョウ こちらは喉の羽が目立つようになってきました。巣立ちは間も無くですね。
リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウサンコウチョウ ヒナたちは、時折、巣内で伸びをしたりしていた。こうなると巣立ちは間も無くです。
2018年6月10日(旧暦では2018年4月27日)
都会の真ん中で営巣中のアオバズク。道行く人を日々、木陰から見つめています。
サンコウチョウは2巣 とも無事に巣立っていました。
リュウキュウアオバズク 2018年6月14日(旧暦では2018年5月1日)
ツミの営巣、6巣のうち2巣でヒナが孵っていました。もう一つも孵っていると思うのですが、メス親の襲撃が激しくてまともに観察できませんでしたが、毎年、ヒナが誕生すると鳥が変わったように攻撃するツミなので多分、孵化しているのでしょう。
孵化後、数日って感じでしょうか。巣立ちは来月初旬ぐらいから順次始まると思います。
ツミ メスがゴソゴソ落ち着きなく、抱卵と違って体も浮かせ気味なので、ヒナが孵ったと思い、見ているとヒナが一瞬見えました。給餌を待っていたのですが、なかなかオスが現れず断念。
ツミ この時、すでにオスから給餌を受けた後だったのかメスは、巣内で寝てしまいました。^^;
ツミ 他の場所のこのメスは、人が通ると襲撃していましたが、襲われている通行人はそれに気づかず。寸止めで、直接蹴られたりすることはないのでなかなか気づかないのでしょう。
私は、攻撃が恐ろしく、巣内の様子をうかがうことができませんでしたが、この様子だとヒナは孵っていると思われます。
ツミ こちらもヒナが帰っているようで、巣内でゴソゴソしていました。巣材の隙間からメスの姿がわずかに見えます。
2018年6月14日(旧暦では2018年5月1日)
昨年は、シーズン序盤に釣り人の侵入で営巣放棄してしまったエリグロアジサシの営巣地に、今年も戻ってきていました。確認できたのは6羽でしたが、営巣が始まればもう少し増えるでしょう。
エリグロアジサシ 岩礁のてっぺんに止まっては、翼を広げ鳴き声をあげていた。
エリグロアジサシ 梅雨前線の影響で天気がいまいちで真っ青な海とエリグロアジサシとはいきませんでした。^^;
エリグロアジサシ 一応、行政には注意喚起の看板など立てられないか連絡しますが、今年は、釣り人の立ち入りがないことを祈るのみです。
2018年6月14日(旧暦では2018年5月1日)
ホントウアカヒゲは、2回目の繁殖に入っているようで、メスは巣材運び、オスは近くでしきりにさえずっていました。
先日見つけたアカショウビンの営巣木 は、残念ながら倒壊してしまいました。卵やヒナが落ちていないか周辺を探しましたが、見つからず。残念です。
ホントウアカヒゲ ホントウアカヒゲは、今季2回目の繁殖に突入。メスは巣材を運んでいました。写真のオスは、縄張りの中を移動しながら要所要所でさえずっていた。
倒壊してしまったアカショウビンの営巣木。とても観察しやすい場所だっただけに残念です。
2018年6月14日(旧暦では2018年5月1日)
求愛などをしているシーズン序盤に測量やボーリング調査が入って 環境が大きく変わってしまい、今年の営巣を絶望視していた場所で、シロチドリが1ペア抱卵していました。
来年には建物が建って繁殖はできないと思われ、今年が最後の繁殖となりそうです。無事に巣立つまで何事もないことを願っています。
シロチドリ 巣に戻ってきたシロチドリのメス。卵が三つ見えます。
シロチドリ 今年が最後の営巣地となると思われます。ヒナが孵るまでは工事など始まらないことを祈るのみ。
2018年6月14日(旧暦では2018年5月1日)
昨年から1巣増えて、今年は7巣観察しているアオバズクの営巣はそれぞれ順調のようで、外から中が見える巣では、ヒナが孵っていました。7月の第1週の巣立ち予定。他のペアも同じぐらいの時期から抱卵に入っていますので、7月に入ると賑やかになりそうです。^^
6月に入ってから増えだしたリュウキュウアブラゼミを空中で捕まえたオスもいました。昼間に狩りをするアオバズクは何度か見たことがあります。
6月17日追記
6月16日の大雨により、巣内が浸水し生後10日ぐらいのヒナ3羽が溺死しました。昨年に続き2年連続で大雨により繁殖失敗。
6月20日追記
那覇市内のもう一つのアオバズクの営巣も失敗。6月16日の大雨によるものと思われる。それ以外のアオバズクの営巣は、順調にいっている模様。
リュウキュウアオバズク リュウキュウアブラゼミを捕まえたアオバズクのオス。
リュウキュウアオバズク こちらは上の写真とペアのメス。抱卵のため、尾羽がかなり擦り切れています。
リュウキュウアオバズク たくさんのリュウキュウアブラゼミが発生していて、目の前を飛ぶセミを労せずに捕まえていた。
リュウキュウアオバズク リュウキュウアオバズク リュウキュウアオバズク 上と同個体を背面から。やはり尾羽はきれいなものです。
リュウキュウアオバズク こちらもオス。散歩の人が目の前、数メートルを歩くような環境。
リュウキュウアオバズク アオバズクのオスは、メスより少し華奢に見えます。コノハズクとオオコノハズクの雌雄で体格の違いがほとんどないのとは対照的です。
2018年6月19日(旧暦では2018年5月6日)
今回は、ヒナは1羽だけのようでした。抱卵状況が悪かったのか、親鳥のどちらか、もしくは両方が高齢で無精卵だったのか理由はよく分かりません。
ヒナが1羽なので餌の量もそれに伴い、いつもの3分の1か4分の1で済むので、オス親がせっかく獲物を持って来てもメスが受け取りに行かず、オス親は困っていた。^^;
ヒナは、生後約2週間ほどです。
ツミ ツミのオスが獲物を調理する。イソヒヨドリの巣立ちビナと思われる。
ツミ メスは近くまで来るけど、獲物を受け取る気配は全くない。^^;
ツミ メスが取りに来ないので、オスは仕方なく獲物を自ら食っていた。
ツミ ずいぶん大きくなったツミのヒナ。肩からは茶色い幼羽がのぞいていた。3〜4羽の場合が多いけど、今回は一人っ子。
ツミ 2018年6月20日(旧暦では2018年5月7日)
6月20日、石垣島で初めての写真美術館「 MIRA 」がオープンしました。記念すべくオープニング展示には、 石垣島ネイチャーガイドサービススポッター 代表の川野さんの写真も展示されます。世界的な写真家や、沖縄では誰もが知っている写真家と肩を並べての展示です。
会期は、来年2019年1月15日までなので、石垣に行く際にはぜひお立ち寄りください!! バーダーの皆さんはスポッターのご利用もお忘れなく!!
2018年6月21日(二十四節気の夏至、旧暦では2018年5月8日)
越夏中のクロツラヘラサギが3羽、三角池で休んでいた。石垣島で夏にクロツラヘラサギを見ることはなかったのですが、本島にきてからは、これが普通になりつつある。^^; クロツラヘラサギは、九州とかでも夏を越す個体いるのかな?
クロツラヘラサギ 両方とも若い個体。奥の個体は虹彩が赤くなりつつあるので、手前のよりは先輩。
クロツラヘラサギ 2018年6月21日(二十四節気の夏至、旧暦では2018年5月8日)
開発にも負けず抱卵していたシロチドリ の卵が孵化しました。卵は三つあったのですが、ヒナは2羽だけ。孵らなかったのか、ネコにやられたのか。この地域は、野良猫が大変多く、わざわざ餌をやりにくる心無い人までおり、捕食されるヒナもいるようなシロチドリたちには厳しい環境。無事に育つことを願っている。
シロチドリ シロチドリ 散歩の人が近くを通り、腹の下にヒナを隠すシロチドリのメス。
シロチドリ シロチドリ シロチドリ 草むらを歩き回り、自分で小さな虫などを捕まえていた。
シロチドリ メスに求愛するオス。相手にされていなかった。^^;
イソヒヨドリ 親鳥はイソヒヨドリをかなり警戒していた。多分、生まれて間もないヒナなら襲うのだろう。
イソヒヨドリ 2018年6月21日(二十四節気の夏至、旧暦では2018年5月8日)
国際通りから数十メートルのところで営巣しるツミを久しぶりに見に行くとヒナが孵っていました。多分、3羽だと思うのですが、巣をかけたコバテイシは、葉が大きくよく茂るので確実ではないです。2羽は確実にいるのですが、3羽目の確証が持てない…。^^;
ここのペアは、オスを誰も見たことがない。一体どこにいるのだろう?
ツミ 2羽のヒナとメス親が見える。ヒナは、生後10日ほど。
ツミ 反対側から見ても同時に見えるヒナは2羽だけなのですが、合わせて3羽はいそうです。
2018年6月21日(二十四節気の夏至、旧暦では2018年5月8日)
公園のアオバズクが間も無く巣立ちそうです。今日は、メス親も外に出ていましたので、早ければ5日後には巣立つでしょう。
同じ場所でツミも営巣しているので、アオバズクはツミを恐れ、昨年からツミに見つからないような場所で見張りをしています。3年前、初めて見つけたときの場所では、昼間の見張りをしなくなっていました。しかし、今日はいつもツミを恐れているオスの方が、以前と同じ場所に止まっています。
ここのツミは、人間に対してもカラスに対してもかなり攻撃を仕掛けてくる気の荒いペアです。アオバズクがツミにやられないかヒヤヒヤものでしたが、夜も見にいってみると、オス親とメス親が巣の入り口前の枝に止まっていました。巣の中のヒナを気にしているので間も無く巣立ちです。
リュウキュウアオバズク 3年前まで見張りに使っていた松の木に止まるアオバズクのオス。
リュウキュウアオバズク 最初は、こちらがオス親かと思いましたが、こちらはメス。抱卵で雨覆がかなり痛んでおり、羽毛の流れも乱れてボサボサ。尾羽は意外ときれい。
リュウキュウアオバズク リュウキュウアオバズク メスのアオバズク。昼間、羽毛の流れが乱れていたが、夜には、きれいになっていた。ヒナの成長に伴い、今日の昼に樹洞から出てきたのだろうか? 普通は、夜に出るもんだと思うんだけど…。
頭にシラミバエが乗ってる…。^^;
2018年6月22日(旧暦では2018年5月9日)
アオバズクの営巣二つをダメにした記録的な大雨が降ったのが6月16日。そして翌17日は、沖縄の梅雨が開けると言われる旧暦5月4日のユッカヌヒーを迎え、晴れが続く沖縄です。各地でハーリーが盛大に行われました。昨日21日は、北半球の昼の時間が一年のうちで一番長い夏至となり、すでに夏本番で暑い日の連続です。
そんな中、公園の一人っ子のツミのヒナは、順調に育っており、大きさは親とさほど変わらないところまで成長しました。両親とも木陰で脇を開いて暑さをしのいでいました。
アオバズクの方は、先日、メス親も外に出るようになり、ヒナが大きく成長していることをうかがわせたのですが、なぜか再び巣に入っていました。巣のヒナは大きくなっているので無理やり巣の入り口に座っている感じです。空気の入れ替えがなくて中は余計に暑いんではなかろうか?^^;
ツミ 綿毛も随分抜け、幼羽がかなり見えるようになってきた。
ツミ ツミのヒナは、足を前に投げ出すように座ることが多いですね。^^
リュウキュウアオバズク リュウキュウアオバズク 2018年6月24日(旧暦では2018年5月11日)
アオバズクの子育ての様子を2カ所3ペア見てきました。
2ペアが50メートルほど離れて営巣していたアオバズク は、片方は巣立った後のようでした。もう一方は、メスも巣から追い出されていたのでヒナは大きくなっています。営巣木に割れ目があり、双眼鏡で覗くと2羽のヒナがわずかに見えました。巣立ちまであと数日のようです。
別のポイントの巣からはアオバズクのヒナが顔を出していました。まだ、白い綿毛が多く残り、巣立ちにはしばらく時間がかかりそうです。こちらの巣も顔を出しているヒナの様子から複数羽がいると思われます。
7営巣観察しているアオバズクは、現在の時点で2巣が大雨により繁殖失敗、1巣が巣立ち済みで、残りは一生懸命子育て中です。
近所の公園のツミのヒナ は、白い綿毛は抜け落ち、巣のそばの枝に止まっていました。まだ、しばらくは巣の近くをうろうろして親鳥から給餌を受けます。ツミは、6巣を観察していますがここの進捗が一番早いです。
リュウキュウアオバズク 昼間、巣穴から顔をのぞかせたアオバズクのヒナ。まだまだ綿毛が残ります。
リュウキュウアオバズク リュウキュウアオバズク リュウキュウアオバズク リュウキュウアオバズク こちらはメス。ここのペアは、眉間の白い部分が広いのがオス、狭いのがメスです。
2018年6月27日(旧暦では2018年5月14日)
近所の公園のツミは枝渡りをするまでに成長しました。
親鳥は、昼ごろ獲物を運んできましたが、一人っ子のせいかおっとりした食べっぷり。複数ヒナがいると猛烈な取り合いになるのですがね。^^;
ツミ ツミ 獲物を運んできたツミのオス。鳴き声を上げてメスを呼んでいる。
ツミ ツミ ツミ 複数いたら奪い合いで大騒ぎになるところですが、1羽なのでこの通り…。^^;
2018年6月29日(旧暦では2018年5月16日)
クロハラアジサシが4羽飛来していました。夏羽の個体と冬羽の個体です。
田んぼには、セイタカシギが3羽休んでいた。
クロハラアジサシ 畑の上を飛び回りながらバッタなどを捕まえているようでした。
クロハラアジサシ クロハラアジサシ クロハラアジサシ セイタカシギ 2018年6月29日(旧暦では2018年5月16日)
アオバズクのヒナは、今夜か明日の夜には巣立ちしそうです。少なくとも2羽は外から見えました。
帰りに標高200メートルぐらいの山に登ってみたら、アカショウビンの鳴き声がよく聞こえ、巣も見つかりましたが、ブラインドとカメラを持って登る気にはなれませんでした…。麓の公園でリュウキュウコゲラを撮っただけ。^^;
リュウキュウアオバズク 巣の割れ目から2羽のヒナがゴソゴソ動くのが見えました。一羽がこちらに気づいたようで、物珍しそうにしばらくみていましたが、やがて背を向けゴソゴソを始めました。早く出たくて仕方ないのかな?
リュウキュウアオバズク リュウキュウコゲラ リュウキュウコゲラのオス。目の前まで来て枝をコンコンと叩いていた。