日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2019年3月14日

先日、教えてもらったクロウタドリ見られませんでしたが、今日は別の場所で見ることができました。^^ 先日の石垣島 では複数羽のクロウタドリ情報をもらったのですが、時間がなくて探しきれず見られなかったのが心残りでした。ありがとうございます。

自動車の行き来が激しい場所でしたが、何度か姿を現してくれました。今年の沖縄本島はクロウタドリもヤツガシラも複数羽入っています。春の渡り序盤ですが、なかなかの出だしです。この調子でいろいろ入ってくれると嬉しいですね。^^

レンタカーに驚いて木に飛び移ったクロウタドリ。

2019年3月14日

一昨日は、沖縄本島北部の金武町伊芸地区でヤツガシラ を発見しましたが、今日は本島南部のなんでもない公園で今季2羽目となるヤツガシラを見つけてしまいました。^^ 今回の個体はかなり愛想がよく近くを軽トラや散歩の人が通ってもあまり警戒していませんでした。

さらにその後、海岸へ他の鳥を見に行くとなんと上空を3羽目のヤツガシラが通過。後背地の畑に降りたと思われますが、時間切れで探し出せませんでした。ヤツガシラの飛来の少ない沖縄本島ですが、今年は当たり年なんでしょうかね。

見つけた時ヤツガシラは、公園の端の方で砂浴びをしていました。

2019年3月12日

昨年から目をつけていた金武町伊芸地区のポイントにヤツガシラが入りました。沖縄本島赴任になった当初から周りからは「沖縄本島ではヤツガシラは難しい」と言われており、一昨年も昨年もその言葉通り見つけることができませんでした。しかし、最後の赴任の年の最後の月に運良く見つけることができました。

ヤツガシラはまだ渡って来たばかりのようで、海岸沿いの荒地に座り込んでいました。しばらくは全く動きませんでしたが、そこは健啖家のヤツガシラ。餌を探し始めると地面をミシンのように突き回って土中に潜む獲物を探し出していた。

ヤツガシラを発見した場所は、交通量がそれなりにあるので長くは滞在しないでしょう。春の渡りの最中ということもあり、2日間滞在したらいい方でしょうね。

沖縄本島では貴重なヤツガシラなので、鳥仲間6人に連絡すると、なんとそのうちの3人がその場所から15分圏内にいるという偶然。私は先に帰りましたが、みなさん観察、撮影することができたようです。^^

ヤツガシラは、しばらくじっとしていましたが見事な換羽を広げひと伸びすると獲物を求めて地面をつつき始めました。

2019年3月6日

ヤマシギが3羽越冬していたポイントは残り1羽だけになっていました。

ヤマシギまで近くて明かりもあっていいフィールドだった。今季もヤマシギはそろそろ見納めになりそうです。

ミミズか何かを捕まえていましたが、飲み込むのが素早い。

2019年3月3日

そろそろ飛去してしまうヤマシギを見てきました。やはり今夜も3羽のヤマシギがそれぞれ数十メートルの間隔をおいて採餌していました。やんばるのヤマシギは群れで移動しながら餌を探していますが、ここのヤマシギたちは一緒になりません。お互いの存在は分かっているはずなのですが、なんでだろ?

クローバーが繁茂する広場で餌探しをしているヤマシギ。

2019年3月3日

クロツラヘラサギ20羽が休んでいました。写真3枚をつなげてパノラマにしました。

フラッグ付きが2羽写っています。

2019年3月3日

春の渡りが始まっています。きょうはムネアカタヒバリを50羽近く確認しました。渡りの途中なので移動が激しく、一日で増えたり減ったりしています。

近くにはムクドリの群れがいた。

ムネアカタヒバリ冬羽から夏羽へ移行中。2羽ともメスと思われます。

2019年3月1日

夜間、気晴らしに農道をドライブしていると見慣れないシルエットが視界に入りました。懐中電灯で照らしてみるとなんとトラフズク!! 地面に降りていることもあり、すっかりコミミズクだと思っていましたが、トラフズクでした。訂正します。

トラフズクはすぐに飛び立って行きましたが、闇夜の中、獲物のネズミを探しているのだろうとそのまま農道に車を走らせると大きなネズミを捕まえたトラフズクが目の前に現れました。捕まえたネズミはかなり大きいのでドブネズミでしょうか? 一旦その場を離れ、数分して戻るとトラフズクは小雨が降る中、ネズミをうまそうに食っていました。

沖縄では初めての対面です。春の渡りの途中だ思われます。

数年前に石垣島でコミミズク を見ているので、これで沖縄で見ることのできるフクロウ全種達成です。^^

目の前で見ることができたトラフズク。足元に食いかけのネズミが見えます。

2019年3月1日

先日、オスとメスでいたヨシガモ がメスだけになっていました。他にいたヒドリガモやオカヨシガモも全ていなくなっていたのですが、ヨシガモのメスはオオバンたちと残っていました。先日見たとき、ヨシガモのメスが妙にオオバンの後をついて回っていておかしいなと思っていたのですが、どうもこのヨシガモのメスは種を超えてオオバンのことが好きになり残ることに決めたようです。^^;

1羽だけ残ることを決めたヨシガモのメス。

2019年2月22日

沖縄では非常に少ないケリに出会えました。 先日はタゲリ も確認しており、両種揃い踏み。ケリは 昨年一昨年 も幼鳥でしたが、今回は久しぶりの成鳥でした。

セキレイの数は相変わらず多く、大半をハクセキレイが占め、数羽のツメナガセキレイとホオジロハクセキレイが混ざっていた。タヒバリは10羽程度。シギが全くいない中、なぜかヒバリシギが1羽だけいた。

タシギは数羽が草むらで休んだり、田んぼで餌探ししたりしていました。

ケリ成鳥。半分ぐらい夏羽に変わっている。

2019年2月19日

2017年12月に同所で4羽 見て以来のタゲリとの再会。今回は、成鳥のオス1羽と幼鳥2羽の合わせて3羽でした。観察していると野猫が現れ、驚いたタゲリが例の「ミューイ」という大きな鳴き声とともに飛び立ち、水の張った田んぼへ避難していました。

田んぼにはタカブシギもぼちぼち入りだしました。

成鳥オス。冬羽から夏羽へ移行中。

2019年2月19日

春の渡りが始まり、サシバの数も最盛期の10分の1ぐらいまで減っていますが、暗色型サシバはまだいました。農作業が入っていたので警戒心の強い暗色型の行方を心配したのですが、定位置にいました。 昨年11月に見つけて 以来、同じ場所で越冬しています。発見当初よりは多少、警戒を解いているのかな?

チョウゲンボウもサシバほど急激ではないですが、見る個体数が減ってきているように感じます。小さなネズミの仲間を狩っていました。

近くの芝生では先月の 田んぼのアカハラ に続き今年、2個体目のアカハラを発見。シロハラ5羽と一緒に採餌していましたが、シロハラに近づきすぎると追い払われていた。

暗色型サシバ。お気に入りの枝で獲物探し。今までで一番寄れた。

2019年2月19日

泡瀬干潟ではダイシャクシギが30羽以上、ムナグロは数百羽が越冬しています。干潮時は遠くに散らばっていますが、満潮近くなると浅瀬に集まってきます。

満潮時、浅瀬で休むダイシャクシギたち。

2019年2月15日

ヤマシギをいつも見に行く場所は、行くだけで2時間かかっていましたが、この新規ポイントは自宅から1時間ほどの距離。しかもヤマシギまでの距離が近く、探しやすく写真も撮りやすい。

今回は、ヤマシギ撮影用の新たなアイテムを導入して臨みました。結果、今までよりストレスなくスピーディーに撮れるようになり、写真も上出来でした。^^

アオバズクもいたので写真を撮ろうと思ったら、獲物を捕まえてそのままどこかへ飛び去ってしまいました…。オオコノハズクとコノハズクは見つからず。鳴き声も聞こえなかった。

芝生で餌のミミズを漁っていたヤマシギ。距離が近かったので少し緊張している。

2019年2月15日

沖縄では数少ないヨシガモですが、 1月に海岸でメス幼鳥 を確認。今回は2羽のヨシガモで今年、3個体の確認です。ヨシガモは池の水草を食べていました。ヨシガモのメスはオスにはあまり興味がないようで、オオバンの後をついて回っていました。なぜ? ^^;

他にはヒドリガモやオカヨシガモ、オオバン、バンなども池におもいおもいに散らばって水草を食っていた。

ヨシガモのオス(奥)とメス幼鳥。

2019年2月13日

昨年12月ごろから滞在のヘラサギ は多い時は3羽いましたが、現在は1羽のみが越冬中。同じく 11月から三角池で越冬中のエリマキシギ は最初はオスとメスの合わせて幼鳥2羽でしたが、現在は、メスが1羽のみ越冬中。換羽が進み幼羽もなくなっているようでした。

他には、コガモやハシビロガモ、アオアシシギ、セイタカシギ、タシギ、コチドリなどがいました。

クロツラヘラサギの群れに1羽だけまじるヘラサギ。

2019年2月3日

仕事で国頭村まで行ったついでにサトウキビ畑を見回ってみました。サシバはあちこちにチョウゲンボウは少数見られました。中でも人馴れしてそうなサシバを見つけたので、車内から狙ってみると獲物を見つけて飛び出しました。しかし、刈り取られたサトウキビの山から隠れて撮っていたので、肝心の狩りの瞬間は死角に入ってしまった…。回り込んで見てみると失敗した模様で呆然としたサシバが刈り取られたサトウキビ畑で佇んでいた。

シマアカモズは以前よりちらちらと気配があった個体。警戒心が強く、よく観察させてくれなかったけど、この日はしばらく待ってみると見やすい場所へ出てきてくれました。他のモズの可能性も期待したのですが、やはりシマアカモズでした。

刈り取りが終わったサトウキビ畑に獲物を見つけ急降下するサシバ。

2019年1月31日

南風が吹き最高気温が25度まで上がる暖かい一日でした。南風に乗って何か来ていないかと海岸を回ってみましたが、レギュラーメンバーばかりでした。

いつも遠いオオハシシギは、珍しく岸から10メートルほどのところでコガモに混じり採餌していました。相変わらず冬場は逆光の海岸なのでオオハシシギから距離を取りつつ順光側に回り込み座って観察していると20メートルほどのところまで近ずいてきてくれました。^^ 前回 より距離も近く太陽も出ていい条件で撮れました。

コチドリやムナグロ、ハマシギなどもすぐ近くへやってきます。

先日見つけたヨシガモのメス を探したのですが、暖かい日差しにカモたちはお休み中で再会することはできませんでした…。

美しいオオハシシギ。種類によっては、すでに春の渡りがはじまっています。オオハシシギは夏羽になるまで滞在してくれないだろうか。

2019年1月31日

久しぶりに夜のやんばる。自宅を出るのが遅かったので、到着は午前1時を回っていました…。^^;

とりあえずリュウキュウオオコノハズクのポイントに出向くとすぐに1羽に出会えました。その後も3羽と鳴き声は1羽確認できました。あまり活性は高くなかった。時間帯も悪かったと思います。本来、この時期は繁殖期序盤で活性が高いはずです。昨年は 同時期の同場所で8個体観察の5個体撮影 しています。

ヤマシギはいつもの芝生に2羽。奥の植え込みにもいるようでしたが、肉眼で確認できたのは2羽だけでした。時間は夜中の3時前で眠かったのと 1カ月前に同じ場所で4羽を撮っている ので今回は写真はなし。^^;

車中泊しましたが、寝心地が良すぎて起きたのは午前10時前。駐車場ではホントウアカヒゲが出迎えてくれました。^^

その後、沖縄本島最北端の広大なススキ原に出向いたのですが、ジョウビタキやイソヒヨドリなどだけで特筆するものはなし。珍しいのが越冬していないかと期待していったのですが、外れました。

午前2時、いつもの場所で獲物を狙っていたリュウキュウオオコノハズク。お尻に草の種子を付けている。