日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2020年12月19日

今季、2羽目と3羽目となるアサクラサンショウクイが現れました。11月に出たアサクラサンショウクイは連絡もらったのに仕事で行けず。今回も仕事中の連絡だったのですが、その翌日、首尾よく2羽とも撮影することができました。

警戒心もなく余裕の撮影なのですが、強風と小雨で画質はいまいち。越冬しそうな雰囲気なので撮り直したいですね。

宮古島などでも出ていて石垣島では2カ所3羽とアサクラサンショウクイの多い年です。

アサクラサンショウクイ第1回冬羽。

2020年12月19日

石垣島に久しぶりのオオノスリ参上。オオバンを食っていました。

家族でドライブしていたら石垣島BIRD観察さんからオオノスリがいるぞと連絡が入り、ちょうどすぐ近くを走っていたので急行。念願のオオノスリをなんとか写真に収めることができました。カメラは常にもっておくもんですね。^^

ことしの石垣島は 愛想のいいチュウヒチョウセンチョウゲンボウ が越冬したりと猛禽類が当たり年です。

オオノスリの幼鳥。オオバンを捕まえていました。

2020年12月19日

西表島へ日帰り出張。大原港に近い沈砂池をのぞいてみるとソリハシセイタカシギやセイタカシギ、コガモ、オオバンなどがいました。

ナベコウは石垣島と西表島を行き来しているので、少しだけ探しましたが見つかりません。その翌日、妻が石垣島でホテルグランヴィリオ上空を西方の海上へ飛び去る姿を確認。ナベコウは私と入れ違いで再び西表島へ渡ったようです。

池に浮かぶソリハシセイタカシギ第1回冬羽。逆さまになりながら水中に頭を突っ込んで餌をとっているようでした。

2020年12月17日

今季初のニュウナイスズメをスズメの群れの中に確認。飛び立ってシャッフルされるたびにニュウナイスズメの姿を見失いました…。^^ 狙って見つけたとはいえ、石垣島ではニュウナイスズメの飛来が少ないので嬉しいですね。

長期滞在のサカツラガンはほぼ同じ場所に滞在中。

今季は少なくて心配していたギンムクドリはここにきて増えてきました。市街地のアカギやガジュマルなどの実を食っています。ムクドリやカラムクドリ、インドハッカなどと群れたり離れたりで公園や図書館、市民会館あたりを巡回しているようです。

田んぼにではタシギが一か所に固まっています。石垣島では、ほかにもアカアシシギを中心に数種類のシギたちが越冬中です。

ニュウナイスズメの成鳥オス。

2020年12月16日

今季2度目の出会いとなったツメナガホオジロ。前回、10月下旬の個体はメスの成鳥でしたが、今回はオスの成鳥でした。今年の10月ごろは、石垣島のほかに沖縄本島や与那国島、粟国島とツメナガホオジロがよく現れます。環境も良く、ムネアカタヒバリやツメナガセキレイなど越冬組も多くいるのでツメナガホオジロもこのまま越冬する可能性が高いですね。

シベリアアオジは昨年の春にメスを撮影して以来です。ご多分にもれず、この仲間は草むらによく潜るので撮影するのに難儀しますね。シベリアアオジは単独でいましたが今のところ滞在2日目です。

オオカワラヒワも相変わらず警戒心が強いですが、しばらくの石垣島逗留を決めたようです。

アカハラは今季初撮影。ツグミ、アカハラ、シロハラは渡ってきてまもない個体が多く、まだまだ警戒心が解けないです。

大量に滞在中のムネアカタヒバリは警戒心が多少緩んできました。わずかにタヒバリも交じっているのですがこの日はチョウゲンボウが3個体もうろうろして驚いて群れが飛ぶたびにシャッフルされてツメナガホオジロを見失うのでタヒバリ属には時間を割けず…。^^;

ツメナガホオジロ成鳥オスの冬羽。

2020年12月15日

ことしは石垣島のベニバトは当たり年のようで秋からこれまでに20羽以上を撮影しています。条件が悪かったり、飛ばれたりして撮影していない個体を合わせたらいったい何羽見たのだろうか。^^;

今回の3羽はどれもことし生まれなのですが、第1回冬羽にほとんど変わっていました。

ツグミ、シロハラ、アカハラもいましたが、警戒心が強く、ツグミ以外は写真に撮れず…。^^;

石垣島BIRD観察さんにツメナガホオジロ、ヤツガシラ、イカル情報をもらいましたが、時間切れで見られず…。^^;

ベニバトのオス。少し幼羽が残っていますがほぼ第1回冬羽。

2020年12月15日

石垣島の田んぼではソリハシシギが2カ所で3羽のほかアカアシシギやアオアシシギ、セイタカシギ、クサシギ、ハマシギ、タシギなどが越冬中。

ソリハシセイタカシギ2羽。両方ともメスの成鳥。

2020年12月15日

12月2日に現れたサカツラガン5羽 は相変わらず警戒心がなく田んぼに滞在中です。島内の田んぼを移動しているようです。

ことし生まれのズグロミゾゴイたちは、どの個体も換羽が始まっています。

クロツラヘラサギは島内複数箇所に数羽が滞在中。クロツラヘラサギのすぐそばにはムラサキサギとカンムリワシがいました。ムラサキサギとカンムリワシはこの季節、どこの田んぼにもいます。

サカツラガン5羽。田んぼ数カ所を行ったり来たりしています。

2020年12月15日

ハクセキレイ数十羽のうち、3分の1ほどがホオジロハクセキレイでした。その中にタイワンハクセキレイが2羽。ツメナガセキレイやキセキレイ、ムネアカタヒバリ、ヒバリなども合わせて相当数が群れを形成しています。日々、増減があるので入れ替わりもあるようです。

タイワンハクセキレイ第1回冬羽。

2020年12月15日

オオカワラヒワ2羽は11月から滞在中。ハクセキレイやムネアカタヒバリの群れと行動を共にしていますが、ハクセキレイによくいじめられていました。

このオオカワラヒワは警戒心がめちゃくちゃ強く、撮影が困難で 1週間ほど前に撮影 したときは60メートル以上離れていました。きょうは風雨が強く風を避けた鳥たちが集まる場所が決まっていたので、そこでしばらく待ってみると比較的近くまでやってきてくれました。

先日よりは近くで撮れたオオカワラヒワ。

2020年12月12日

今季初となるヤツガシラが飛来しました。石垣島ナンバーワン野鳥ガイドの スポッター さんに教えてもらいました。

仕事中、そろそろランチに行こうかと思っていたらメールが飛んできて「ヤツガシラがいるぞ」と。あわてて駆けつけて、ヤツガシラを見ることができました。

ヤツガシラはこれまで何羽見たか分からないくらい見ていますが、それでも初物はいいですねー。^^

今季初のヤツガシラ。土中にくちばしを差し込み昆虫を捕まえていました。

2020年12月12日

幼鳥のころから石垣島で越冬している暗色型の通称ブラックサシバ は3年目の越冬も順調です。毎年、11月の下旬にやってきて同じ場所で越冬し、3月ごろまで滞在して私たちを楽しませてくれます。

雨が降ったり止んだりの中、カンムリワシは幼鳥、成鳥とも出会えました。

渡ってきたばかりの先月は近くで撮れた のですが、きょうは遠かったー。

ツグミやハチジョウツグミ、シロハラ、アカハラも増えていますが、警戒心が強くてどれも遠い。

シマアカモズは越冬組が農地のあちこちでみられます。成鳥のオスもいますが、幼鳥が圧倒的に多いです。

越冬カワウはダムに多くいるのですが、どれも遠い。そんな中、沈砂池で休む群れを発見。翼を広げて乾かしながらくつろいでいました。

暗色型のサシバ。今季は同じエリアにハヤブサも越冬中。

2020年12月12日

カンムリワシが大きなオオヒキガエルと格闘していました。最大クラスの個体だったので体重は数百グラムはあるはずです。

カンムリワシは両足でしっかりと押さえつけるのですが、力の強いオオヒキガエルは体重800グラム程度のカンムリワシを乗せたまま移動。カンムリワシは何度も足でつかみ直すのでオオヒキガエルの目は鋭い爪でつぶれてしまいました。

カンムリワシは大きなオオヒキガエルを捕まえるとひっくり返して毒腺を避けるようにはらわたから食うのですが、この時はカンムリワシとともに三面張りの水路に落ちて見えなくなってしまいました。

オオヒキガエルを捕まえたカンムリワシ。

2020年12月11日

ハクセキレイの群れが入っているというので変なのいないかなと見に行ってみたら、いい感じに分かりにくいのがいくらか交じっていました。^^

今季はハクセキレイよりもホオジロハクセキレイが多いのですが、さらにその中にシベリアハクセキレイみたいな個体とか、一瞬、タイワンハクセキレイかと思うようなあやしげな個体もいます。

ほとんど第1回冬羽なのでなかなか決定打がないのですが、いろいろ検討するのもこの時季のハクセキレイの楽しみの一つですね。^^^

くちばしの太さが気になりますが顔はタイワンハクセキレイ、ボディーはハクセキレイな個体。

2020年12月6日

きょうはサカツラガンなどを見たいというお客人を連れての短時間鳥見。

先月から石垣島の田んぼで越冬中のオオカワラヒワ2羽。警戒心がめちゃくちゃ強く、やっとまともな写真が撮れました。と言っても、63メートル先の15センチ程度の小鳥なので超トリミングしてます。^^; 長逗留中ですので、もう少し近くで撮りたいですね。

これで最近、独立種という研究が発表されたオガサワラカワラヒワ( 論文 )と亜種オオカワラヒワ、亜種カワラヒワを撮影できました。あとは亜種チョウセンカワラヒワを撮るだけ。

オオカワラヒワの成鳥メス。

2020年12月4日

たまには時間を気にせず鳥を見たいのですが、きょうも仕事の移動中に田んぼで少しだけバードウオッチング。

今季初ではないですが、2カ月ぶりのソリハシセイタカシギが登場。警戒心のない個体ですが、強風が吹き付けるので撮りにくかったー。

田んぼのオニアジサシは、少しだけ場所を変えて休んでいました。どうも餌場はダムっぽいです。

強風と雨の中、ミサゴが畔で食事をしていました。草が茂って何を食っているのかは不明。

今まで知らなかった沈砂池を発見したのでのぞいてみるとキンクロハジロやハシビロガモ、コガモ、カワウなどがいました。石垣島内では大きめの沈砂池なので今後、何か入るかもしれません。

稲刈りが終わった田んぼではオナガガモの幼鳥たちがカルガモと採餌していました。カルガモについて回っていました。安心するのでしょうか。

シギ、チドリはアカアシシギやアオアシシギ、セイタカシギ、クサシギ、タシギ、タゲリ、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリなどが越冬中。

今季はユリカモメとの出会いが多く、ここ数日で4羽を観察。漁港にはウミネコらしきもいたそうですが、私は見られず…。

ムネアカタヒバリやハクセキレイ、キセキレイ、ツメナガセキレイたちは激しい北風が吹き付けるので草陰なでに避難している個体が多かったです。

ソリハシセイタカシギ成鳥メス。今季は10月に現れているので2カ月ぶりの登場です。

2020年12月3日

昨年のサカツラガン4羽 も多かったのですが、ことしはサカツラガン過去最多数の5羽で飛来しました。

近くに沖縄では珍鳥なマガモのオスもいたのですが、警戒心が強くて写真は撮れず。

今季初のホシハジロは1羽で飛来。オナガガモと行動を共にしていました。

クロツラヘラサギは島内の複数箇所に何羽か散らばって越冬中。

サカツラガン成鳥。くちばしの付け根の白い部分がないので若い個体か?

2020年11月30日

シベリアハクセキレイ、タイワンハクセキレイ、ホオジロハクセキレイのハクセキレイ3亜種そろい踏みです。 先日のシベリアハクセキレイ に続き、今季2個体目。

今季は飽きるほど見ているベニバトですが、 先日見つけたいい感じに換羽中の個体 に続き、オスの幼羽から第1回冬羽へ移行中個体だったので押さえました。^^

カモも増えてきていますが今季は珍しいのはまだのようです。

背中は美しい青みがかった灰色で腰は灰色のシベリアハクセキレイ第1回冬羽。

2020年11月28日

夕方になると出てくるカタグロトビを久しぶりに見に行ったらレンタカーが2台いてびっくり。^^;

カタグロトビはペアで見張り台の木に止まっていました。こちらを気にしている様子でした。

チョウゲンボウはあちこちの農地にいるのですが、タヒバリやセキレイを見ていると飛ばしてくれるのでやっかいです。^^;

カタグロトビのオス。