日々の記録。主に沖縄県は石垣島の自然を写真で紹介します。

今季2度目のツメナガホオジロと今季初シベリアアオジ、越冬中のオオカワラヒワほか

2020年12月16日(旧暦では2020年11月2日)

今季2度目の出会いとなったツメナガホオジロ。前回、10月下旬の個体はメスの成鳥でしたが、今回はオスの成鳥でした。今年の10月ごろは、石垣島のほかに沖縄本島や与那国島、粟国島とツメナガホオジロがよく現れます。環境も良く、ムネアカタヒバリやツメナガセキレイなど越冬組も多くいるのでツメナガホオジロもこのまま越冬する可能性が高いですね。

シベリアアオジは昨年の春にメスを撮影して以来です。ご多分にもれず、この仲間は草むらによく潜るので撮影するのに難儀しますね。シベリアアオジは単独でいましたが今のところ滞在2日目です。

オオカワラヒワも相変わらず警戒心が強いですが、しばらくの石垣島逗留を決めたようです。

アカハラは今季初撮影。ツグミ、アカハラ、シロハラは渡ってきてまもない個体が多く、まだまだ警戒心が解けないです。

大量に滞在中のムネアカタヒバリは警戒心が多少緩んできました。わずかにタヒバリも交じっているのですがこの日はチョウゲンボウが3個体もうろうろして驚いて群れが飛ぶたびにシャッフルされてツメナガホオジロを見失うのでタヒバリ属には時間を割けず…。^^;

ツメナガホオジロ

ツメナガホオジロ成鳥オスの冬羽。

ツメナガホオジロ

草の種を食うツメナガホオジロ。

ツメナガホオジロ

食料は豊富にあり、ムネアカタヒバリやツメナガセキレイなども大量にいるので安心して越冬してくれるでしょう。

ツメナガホオジロ

ツメナガホオジロや一緒にいる鳥たちの警戒心が大変強いので待ちの体制でいると目の前までやってきました。

ツメナガホオジロ

ツメナガホオジロの特徴でもある真っ黒で長い後趾が見えます。

ツメナガホオジロ

ツメナガホオジロの貴重な正面顔。^^

シベリアアオジ

シベリアアオジのオス成鳥。冬羽です。

シベリアアオジ

シベリアアオジも草の種子を拾っていました。

シベリアアオジ

時折「チッ、チッ」と鳴きながら畔の草むらに入ったり出たりを繰り返していた。

オオカワラヒワ

オオカワラヒワ2羽も順調に越冬中です。

アカハラ

先月末から姿を現し出したアカハラ。成鳥のメス。警戒心が強い個体が多い中、比較的、落ち着いた個体でした。

ムネアカタヒバリ

ムネアカタヒバリ成鳥。

ムネアカタヒバリ

ムネアカタヒバリ第1回冬羽。