日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2017年9月7日(二十四節気の白露、旧暦では2017年7月17日)

数日中の野鳥の様子。金武の田んぼにはツメナガセキレイの群れが入っていました。ツバメチドリも十数羽。三角池には午前中、キリアイがいたそうですが、夕方にはいなくなっていた。トウネン、ヒバリシギ、コチドリはたくさんいた。

漫湖干潟のナンヨウショウビンは、ツミが現れて枝の上でのんびりするもんだから気配すらなし。^^;

シベリアツメナガセキレイ

金武でシベリアツメナガセキレイ?幼羽→第1回冬羽。眉斑はシベリアツメナガセキレイっぽいけど幼鳥だからなー。^^;

ツバメチドリ

ツバメチドリ冬羽。こちらも金武。

ツミ

漫湖干潟に現れたツミ。これではナンヨウショウビンは現れません。^^;

チュウジシギ

三角池のチュウジシギ。

トウネン

三角池でトウネン。

アカアシシギ

アカアシシギは8羽の群れで三角池にやってきた。

Category: 野鳥
2017年9月7日(二十四節気の白露、旧暦では2017年7月17日)

きょうは、二十四節気の一つ白露。平年に比べて3度ほど暑い沖縄は、まだまだ真夏日が続きます。いつもなら9月22日ごろには最高気温が30度を下回ってくるのですが、今年はもうしばらく真夏日が続きそうですね。

上げ潮に合わせて時間が取れたので久しぶりにナンヨウショウビンを見てきました。

漫湖干潟を見渡せるとよみ大橋に到着し、しばらく双眼鏡で探しているとナンヨウショウビンが視界に現れました。お気に入りの枝に止まってカニを捕まえていました。30分もすると干潟は見えなくなり、ナンヨウショウビンもマングローブの中へ消えていきました。8月10日に発見されて以来、もうすぐで滞在1カ月となります。この調子だと、このまま越冬しそうですね。^^;

ナンヨウショウビン

とよみ大橋に到着後、ほどなくして現れたナンヨウショウビン。久しぶりの再開ですが元気そうでした。

ナンヨウショウビン

お気に入りの枝にとまるナンヨウショウビン。カニなどを捕まえているようでした。

発見から1カ月もするとナンヨウショウビン目当てのギャラリーもゼロになりました。^^;

とよみ大橋から見たナンヨウショウビンの現れるポイント。画面右のほうがお気に入りの枝。左側の展望台の手前あたりもお気に入りの場所です。潮位が写真の位置ぐらいまで上がってくるとナンヨウショウビンはエサ取りができないのでマングローブに消えてしまいます。

Category: 野鳥
2017年9月12日(旧暦では2017年7月22日)

日帰りで、約半年ぶりに石垣島へ行ってきました。半分仕事でしたのでバードウォッチングは空港への帰り道に少ししただけでしたが、町から一番近い田んぼには、オグロシギやトウネン、ウズラシギ、チュウジシギ、タマシギ、セイタカシギ、ムナグロ、アオアシシギ、コアオアシシギ、ツバメチドリなどたくさんのシギやチドリが入っていました。

特にジシギは一つの田んぼに数個体が警戒心も薄く、エサ取りに勤しんでいました。

ジャワアカガシラサギやキリアイ、カンムリワシ幼鳥のポイントなども教えてもらったのですが見つけることができなかった。時間が足りないですね…。^^;

オグロシギ

幼羽から第1回冬羽に変わりつつあるオグロシギ。

タマシギ

稲の陰で休むタマシギがいました。メス。

タマシギ

近年、石垣島でタマシギは増えているようで、この日は同じ田んぼでメス3個体を見ました。

チュウジシギ

チュウジシギも開けた場所で餌をとっていて警戒心はあまりない。

Category: 野鳥
2017年9月12日(旧暦では2017年7月22日)

日帰り出張で石垣島に行ったついでに、今話題のカタグロトビを久しぶりに見てきました。

カタグロトビは、先月は4羽のヒナが巣立ち、同年3月には1羽のヒナが巣立ち石垣島で数を増やしつつあります。人間が持ち込んだわけでもなく、おそらく台湾あたりに生息する個体群からの自然飛来と思われます。

旺盛な繁殖力で今後も数を増やす可能性もありますが、しばらくはモニタリングなどして静かに見守るしかないでしょう。

カタグロトビ

カタグロトビの成鳥がこちらへ向かって飛んできました。思い通りのコースを飛んでくれたのはいいのですが、これを最後に見失ってしまいました。飛行機の時間も迫っていたので探索も断念。

カタグロトビ

最初はモクマオウに止まっていたが、知らないうちにフクギに移動していた。

カタグロトビ

カタグロトビはその名前の通り、肩が黒い。実際に黒いのは小雨覆、中雨覆と大雨覆の一部でしょうか。尾羽は真ん中以外は白っぽいです。

カタグロトビ

下から見ると翼下面の初列風切と次列風切の一部も黒いのが分かります。

カタグロトビ

そして真っ赤な目が印象的。

カタグロトビ

初列風切の先端が生え変わってきている。

シマアカモズ

シマアカモズもたくさん渡ってきていました。

Category: 野鳥
2017年9月18日(旧暦では2017年7月28日)

沖縄にもタシギがぼちぼちやってきたようです。

ほかのジシギも結構な数を見かけますが、識別がやはり難しいですね。^^; ジシギの識別を勉強中です。間違いなどありましたら教えていただければ幸いです。

タシギ以外が自信がなく「チュウジシギ?」とクエスチョンマークをつけていたのですが、マスターから「写真で見る限りはチュウジシギでいいんじゃないか」と判定をいただきました。自信を持ってチュウジシギと言えるようにまだまだ勉強が必要です。

タシギ

まずは自信のあるタシギから。同じ田んぼで4羽ほど見かけました。

チュウジシギ

これはチュウジシギに見えるけどあまり自信がない。双眼鏡で観察していると上空を飛んで行ったクロハラアジサシに驚いて尾羽を広げてくれた。それを見る限りはチュウジシギに見えたんだけど写真に収められなかったので決定打に欠ける…。(チュウジシギでいいようです)

チュウジシギ

チュウジシギ。

タシギ

これはタシギ。

チュウジシギ

こちらはチュウジシギ。

Category: 野鳥
2017年9月18日(旧暦では2017年7月28日)

金武の田んぼにクロハラアジサシが20羽ほどやってきました。ハジロクロハラアジサシもいないかと探しましたが、クロハラアジサシだけの群れのようでした。成鳥と幼鳥の群れでした。

田んぼのあぜ道で休憩したり、芋畑の上を飛び回りバッタなどを捕まえていた。

ツバメチドリは、クロハラアジサシの群れの中に数羽が混じって休憩していた。ツバメチドリは、全て成鳥の冬羽でした。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシ。夏羽から冬羽へ移行中。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシ幼鳥。第1回冬羽へ移行中。

クロハラアジサシ

冬羽へ変わりつつあるクロハラアジサシ。

クロハラアジサシ

ほとんど冬羽へ換羽したクロハラアジサシ成鳥。残すは初列風切ぐらいか。

クロハラアジサシ

餌を探しながら芋畑の上を飛び回るクロハラアジサシ。

クロハラアジサシ

バッタを捕まえた。

クロハラアジサシ

田んぼを広範囲に飛び回って獲物を探していました。

ツバメチドリ

ツバメチドリ成鳥冬羽。数羽がクロハラアジサシの群れと一緒に休んでいた。

Category: 野鳥
2017年9月18日(旧暦では2017年7月28日)

フラッグ付きのアカアシシギとセイタカシギがいました。

アカアシシギはフラッグが外れてしまっていましたが、メタルリングの記号「KANKYOSYO TOKYO JAPAN 6A27456」は読み取れた。セイタカシギの方は白と青のフラッグでフラッグには「UM」メタルリングには「P.O. BOX 96-216 TAIPEI M01040」と刻印してありました。

2羽とも同日、金武の田んぼで見つけました。一日に同じ場所で複数羽のフラッグ付きを見つけたのは初めてのことです。

最近、フラッグ付きを見つけて山階鳥類研究所に連絡しても音沙汰ないことが何度かありましたが、今回は返事に期待して連絡します。どこでいつ付けられたものなのか分かるのが楽しみです。^^

9月20日追記

Twitterからの情報では、アカアシシギの方は、2015年に久米島で放鳥されたもので、2016年1月には、金武で撮影され、山階鳥類研究所へ報告された個体だそうです。

9月26日追記

本日、山階鳥類研究所鳥類標識センターから連絡がありました。それによると、「KANKYOSYO TOKYO JAPAN 6A27456」のアカアシシギは足環番号から2015年9月26日に久米島宇江城で放鳥された個体と判明しました。セイタカシギは台湾に問い合わせている最中で返事があり次第、私にも知らせてくれるとのこと。

10月15日追記

本日、「P.O. BOX 96-216 TAIPEI M01040」のセイタカシギについて山階鳥類研究所鳥類標識センターから連絡があり、このセイタカシギは、足環番号から2015年11月16日に台湾の Lan-Yan River, I-Lan County (宜蘭県の蘭陽溪かな?)で放鳥された個体と判明しました。緯度と経度も教えていただき 24d42mN 121d50mE だそうです。これを Google maps で表示してみると以下の場所が表示されるので台湾宜蘭県の蘭陽溪河口付近での放鳥ということで間違いなさそうです。

山階からのメイルによると「今回の記録はセイタカシギの海外放鳥個体が日本で初めて観察された貴重なもの」とのことです。わずかながらですが野鳥の生態研究、延いてはそれが野鳥の保護につながってくれたらいいなと思うところです。

10月16日追記

Twitterからの連絡によるとアカアシシギの方は、2016年11月26日にも今回と同じく金武で写真とともに山階鳥類研究所へ報告されていました。先日、教えてくれた方とは別人。3年連続で同じ場所にやってきていることになります。来年も見つけられるといいな。金武にこの時期行くみなさんは、ぜひこのアカアシシギを気にして見てください。

セイタカシギ / 足環・フラッグ付き

フラッグとメタルリング付きのセイタカシギ。

セイタカシギ / 足環・フラッグ付き

刻印は「P.O. BOX 96-216 TAIPEI M01040」でした。

アカアシシギ / 足環・フラッグ付き

フラッグは外れてメタルリングだけのアカアシシギ成鳥。奥はアカアシシギ第1回冬羽。

アカアシシギ / 足環・フラッグ付き

刻印は「KANKYOSYO TOKYO JAPAN 6A27456」でした。

Category: 野鳥
2017年9月18日(旧暦では2017年7月28日)

台風の影響で続いていた強風も収まったので田んぼの渡りのシギの様子を見てきました。

ヒバリシギやタカブシギ、トウネンが多くいたほか、ヨーロッパトウネンやウズラシギ、ハマシギなども入っていました。

ヨーロッパトウネン

ヨーロッパトウネン幼鳥。

ハマシギ

胸に黒い羽が混じるので夏羽の名残かと思いハマシギ成鳥冬羽だと思ったのですが、幼鳥のようです。幼羽に背羽、肩羽に第1回冬羽が見え始めているようです。

腹に黒い羽が混じるのはハマシギ幼鳥の特徴とのこと。

ウズラシギ

ウズラシギ。

ヒバリシギ

ヒバリシギ成鳥冬羽。

Category: 野鳥
2017年9月20日(旧暦では2017年8月1日)

昨年は、アカハラダカの渡りを見に名護市の名護岳ばかり行っていましたが、今年は本部半島にある嘉津宇岳へ初めて行きました。アカハラダカを待つとき見上げる姿勢になるので少し首が疲れました。^^;

肝心のアカハラダカは40羽ぐらいの群れと60羽ぐらいの群れが観察できました。名護岳の方では、500羽ほどが観察されたようです。

アカハラダカ

午前8時半ごろ、東の空からアカハラダカの群れが現れた。

アカハラダカ

風が南寄りだったので渡るアカハラダカの数は少なかった。これから秋分の日あたりにピークがくる予定です。^^

嘉津宇岳の様子。奥の登山道を登ると40分ほどで山頂へ行けます。山頂は、360度大パノラマの素晴らしい風景。

Category: 野鳥
2017年9月20日(旧暦では2017年8月1日)

アカハラダカの帰りに寄った田んぼには、エリマキシギのメスとコアオアシシギ、アオアシシギが水路にいました。エリマキシギは、コアオアシシギを双眼鏡でのぞいていると向こうから飛び込んできた。

エリマキシギ

エリマキシギのメス幼鳥。

コアオアシシギ

コアオアシシギ成鳥冬羽。

アオアシシギ

アオアシシギ成鳥冬羽。とても小さな個体で、コアオアシシギと同じぐらいでした。くちばしも普通より短く感じます。

コアオアシシギ

コアオアシシギ成鳥冬羽。

Category: 野鳥
2017年9月21日(旧暦では2017年8月2日)

昨年7月31日に沖縄本島南部で見つけたのはベニバトのメス でした。今年もやってこないかなと密かに期待していましたらベニバトのオスを再び南部の畑で発見しました。^^

畑にキジバトが十数羽群れで餌を拾っていたので、双眼鏡でのぞいてみると小さな赤いハトが目に飛び込んできました。約1年ぶりのベニバトです。

石垣島では、毎年、複数羽が牧場や田んぼ、畑などにやってくるのでそれほど珍しくはありませんが、沖縄本島ではなかなかレアな出会い。しかもオスとなると、沖縄本島では数年ぶりの記録です。

すぐにいつもお世話になっているマスターに連絡しました。^^ しかし、マスター家に帰って写真整理をしている時に誤ってベニバトの写真を全部消してしまったそうです。

越冬には少し小さすぎる畑ですが、今日の感じだとベニバトにとってかなりの良い餌場になっているので、数日は滞在するでしょう。

シマアカモズも数を増やしていて、草地やキビ畑などで5羽を確認しました。昨年より、シマアカモズの飛来は多い印象です。

ベニバト

ベニバト成鳥オスです。美しいハトですね。

ベニバト

カラスに驚いて飛び上がり、ギンネムの枝に止まった。

ベニバト

しばらくすると再び地面に舞い降り、餌を拾っていました。体が小さいので草に隠れたなかなか全身が見えません。

ベニバト

右目が少し涙ぐんでいます。片目風邪に罹っているのでしょうか?

シマアカモズ

シマアカモズは草地や農耕地で複数羽を確認。今年は出会いが多いです。

Category: 野鳥
2017年9月22日(旧暦では2017年8月3日)

昨日見つけたベニバト は、同じ畑にまだ滞在していました。

9月24日追記

友人の情報によるとベニバトは、本日(9/24)時点でまだ滞在しています。滞在4日目です。

ベニバト

枝に止まり休むベニバトのオス。

ベニバト

昼間、ベニバトは餌場の近くの木にキジバトたちと止まって休んでいました。

Category: 野鳥
2017年9月24日(旧暦では2017年8月5日)

三角池にエリマキシギが2羽やってきました。幼鳥のオスとメスです。

ほかにはトウネン、コアオアシシギ、アカアシシギ、セイタカシギなどが滞在中。先日、コガモが2羽入っていましたが今日は見当たりませんでした。

エリマキシギ

エリマキシギの幼鳥オス(右)と幼鳥メス。

コアオアシシギ

コアオアシシギ成鳥冬羽。

アカアシシギ

アカアシシギ成鳥冬羽。

トウネン

トウネン幼鳥。

ヒバリシギ

ヒバリシギ幼鳥。

Category: 野鳥
2017年9月24日(旧暦では2017年8月5日)

今日のジシギ識別練習。ハリオシギが出てこなくて不安になる…。^^;

9月25日追記

2枚目のジシギの識別を間違えていました。タシギではなくチュウジシギの第1回冬羽です。しかし、以前は漠然とジシギとひとくくりにしていましたが、沖縄本島でマスターと出会うことによって少しずつですが分かってきた。打率もだいぶ上がってきました。ジシギが沖縄に滞在している間にもう少し場数を踏まなくては…。

チュウジシギ

チュウジシギ。

チュウジシギ

タシギと思ったけど、マスターの指摘によりチュウジシギ第1回冬羽。現場では、尾羽まで確認しているのですが、換羽中の尾羽だったので決定打に欠け、色合いや肩羽外弁の形状に惑わされたようです。

タシギ / チュウジシギ

左がタシギ、右はチュウジシギ。

Category: 野鳥
2017年9月24日(旧暦では2017年8月5日)

クロハラアジサシの群れが三つほど入って合わせて30羽ほどが田んぼにいました。その中に1羽だけハジロクロハラアジサシの幼鳥を見つけた。

ツバメチドリとムナグロはそれぞれ20羽ほどの群れが入っていました。ツバメチドリの群れは、すべて成鳥でした。

クロハラアジサシ

一番右がクロハラアジサシの幼鳥。

ハジロクロハラアジサシ

ハジロクロハラアジサシの幼鳥。三つに分散している群れの中からやっと見つけた。疲れた…けどうれしい。^^

ツバメチドリ

ツバメチドリ成鳥冬羽。秋分がすぎても沖縄は暑いのでツバメチドリたちはみな口を開けていた。

Category: 野鳥
2017年9月24日(旧暦では2017年8月5日)

田んぼにコシャクシギが1羽で滞在しています。秋のコシャクシギはなかなか見る機会がなかったので嬉しい1羽。

水路でエリマキシギとツーショットで撮ったアメリカウズラシギの写真は、手違いで消してしまった…。^^;

コシャクシギ

可愛らしいコシャクシギ。

コシャクシギ

コシャクシギにハチが絡んでいました。近くに巣でもあるのでしょうか?

コシャクシギ

どんどんこちらに近づいてきました。車が通っても人が歩いても気にならないようです。

コシャクシギ

コシャクシギは、草地と稲の伸びた田んぼを行き来していました。田んぼに入ってしまうと稲の高さがコシャクシギより高いので見つけるのは至難の技。^^;

コシャクシギ

餌取りに一生懸命で、嘴には泥が付いています。

Category: 野鳥
2017年9月24日(旧暦では2017年8月5日)

今朝は、アカハラダカの渡りを拝みに嘉津宇岳に行ってまいりました。沖縄自動車道を降りて国道58号線を北上していると名護市本部半島の嘉津宇岳には雨雲がかかっておりました。名護岳の方は、晴天でそちらへ向かいたい気持ちもあったのですが、友人と現地で落ち合う約束をしている上に私は遅刻気味だったので名護岳を眺めながら嘉津宇岳を目指しました。

嘉津宇岳に午前7時20分ごろ到着すると駐車場にはすでに車が20台以上。うーん。出遅れた…。友人はすでに到着していて状況を聞くとまだ飛んでいないとのこと。沖縄本島北部のアカハラダカの渡る時間は午前8時半ごろがピークなので間に合いました。^^;

そして到着後、1時間ほどするとアカハラダカの群れがどこからともなく湧いてきてあれよあれよと言うまに1200羽以上が越冬地を目指して嘉津宇岳の上空を南下していきました。

最大の群れは200羽余りでしたでしょうか。上昇気流に乗ってタカ柱をつくると高度をぐんぐん上げて雲の中へ消え渡って行ってしましました。

アカハラダカ

アカハラダカのオス成鳥。朝日に輝く翼は美しくも逞ましく感じられました。

アカハラダカ

こちらはメスの成鳥。アカハラダカの雌雄は目の色で識別できます。

アカハラダカ

アカハラダカの幼鳥。足にはリュウキュウアブラゼミを掴んでいます。嗉嚢が膨らんでいるので餌は十分に食べているようですが、食べきれない分は長旅の栄養補給の為に携帯していくのでしょうか。

アカハラダカ

私たちの真上を飛んだアカハラダカのオス。

アカハラダカ

アカハラダカ幼鳥。

アカハラダカ

アカハラダカ成鳥オス。

アカハラダカ

アカハラダカ成鳥メス。

アカハラダカ

本日最大の群れ。200羽以上のアカハラダカが渦のように舞いながら大きなタカ柱をつくる光景は圧巻。

アカハラダカ

群れは、上昇気流をつかみ、どんどん高度を上げて南へ渡ります。

アカハラダカ

高度数百メートルまで上がると北風に乗って、一斉に南下していきました。

晴天に恵まれ、風も西寄りから北寄りに変わりタカの渡りを見るには最高の条件が揃いました。^^

Category: 野鳥
2017年9月28日(旧暦では2017年8月9日)

米須海岸に久しぶりに行ってきました。時間帯が悪く、あまり鳥はいませんでしたが、アオアシシギ、タカブシギ、トウネン、キョウジョシギ、ヒバリシギ、シロチドリ、メダイチドリ、ムナグロなどがいました。

ツメナガセキレイの10羽ほどの群れも海岸にいました。何してるんだろう?

帰りに寄った漫湖干潟では、ねぐら入りするカラムクドリの20羽ほどの群れが見られました。

アオアシシギ

アオアシシギ成鳥冬羽。

タカブシギ

タカブシギ。

トウネン

トウネン幼羽→第1回冬羽?

トウネン

トウネン幼羽→第1回冬羽?

キョウジョシギ

キョウジョシギ幼鳥。

ヒバリシギ

ヒバリシギ幼鳥。

シロチドリ

シロチドリは増えているのかよく分からない…。

メダイチドリ

メダイチドリは数羽。

ムナグロ

ムナグロは20羽ほどの群れ。夕方には、後背地へ飛び去った。

マミジロツメナガセキレイ

10羽ほどのツメナガセキレイは海岸沿いを東の方へ移動していた。

カラムクドリ

漫湖干潟でねぐら入りするカラムクドリの群れ。

Category: 野鳥
2017年9月30日(旧暦では2017年8月11日)

田んぼにハマシギが3羽入っていました。ウズラシギやコアオアシシギなども。

ハマシギ

ハマシギ幼羽→第1回冬羽。先日、ハマシギの幼鳥の胸には縦斑があるのが特徴と教えてもらったのが役立った。^^

ハマシギ

こちらはハマシギ成鳥のほぼ冬羽。

ウズラシギ

ウズラシギ成鳥夏羽後期。

コアオアシシギ

コアオアシシギ成鳥冬羽。

Category: 野鳥
2017年9月30日(旧暦では2017年8月11日)

今年は、シマアカモズの飛来が多く、あちこちで目にします。

ツメナガセキレイも越冬組が増えてきました。たまにキセキレイが混ざっています。ハクセキレイの飛来はまだ。

シマアカモズ

EPTが5枚なのでシマアカモズと思われます。幼鳥です。

シマアカモズ

上のシマアカモズと同じ畑にいたシマアカモズ。こちらも幼鳥。

マミジロツメナガセキレイ

マミジロツメナガセキレイ。

キセキレイ

キセキレイ。

Category: 野鳥
2017年9月30日(旧暦では2017年8月11日)

ヨーロッパトウネンとトウネンが仲良く田んぼで群れていました。

ヨーロッパトウネン

ヨーロッパトウネン幼鳥。ヨーロッパトウネンの特徴がよく出た個体だと思います。

トウネン / ヨーロッパトウネン

左がヨーロッパトウネン幼鳥、右がトウネン幼鳥。

ヨーロッパトウネン

正面からヨーロッパトウネン。

ヨーロッパトウネン

ヨーロッパトウネン幼鳥。

トウネン

トウネン冬羽。

Category: 野鳥
2017年9月30日(旧暦では2017年8月11日)

ジシギの識別の練習。田んぼにタシギの姿がたくさんありました。一つの田んぼに8羽ぐらいタシギがいる場所もあった。

タシギ

自信を持ってタシギ。

タシギ

こちらもタシギ。

タシギ

またタシギ。

タシギ

またまた、タシギ。

タシギ

本当にタシギだらけになってしまった。

タシギ

上と同じ個体。

Category: 野鳥