日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2020年4月10日

沖縄本島や与那国島では出ていたので、まだかまだかと待っていた今季初のサルハマシギが石垣島にも飛来しました。田んぼでオジロトウネンと一緒に採餌していた。

近くの河口には、トウネンやハマシギ、シロチドリなど。投網をしている人がいたので数は少なかった。

サルハマシギ夏羽へ換羽中。

2020年4月4日

石垣島の鳥たちがにぎやかになってきました。春の渡り第2波がやってきたようです。

私は見に行っていませんが、現在、石垣島ではヤツガシラ、クロウタドリ、キガシラセキレイ、シマアオジなどいい鳥がたくさん出ていますよ。 シマアジはどさっと14羽 入りました。石垣島ナンバーワン野鳥ガイドの スポッター さんは新型コロナウイルスの影響で今なら予約取りやすいですよ!!

田んぼには、ツルシギ、セイタカシギ、オジロトウネン、アオアシシギ、コアオアシシギ、タカブシギ、ケリのほか、越冬しているムネアカタヒバリやアマサギなどが美しい夏羽に変わっています。

先日から滞在中のツルシギ2羽 。成鳥冬羽と右は第1回冬羽。

2020年4月4日

八重山の春の渡りのカモといえば、シマアジ。今日は、2カ所で合わせて14羽が確認できました。オスは生殖羽にすっかり変わり、それぞれがペアになっているようでした。

シマアジの中に、季節外れのハシビロガモが1羽混じっていた。

田んぼのシマアジ。警戒心が強く、見つけた時は顔だけが草むらから出ているだけでしたが、しばらく待つと全身を見せてくれました。^^

2020年4月2日

ヤツガシラ3羽、アカガシラサギ3羽、ツルシギ2羽のほか今季初のウズラシギ1やオジロトウネン3、コアオアシシギ2などが石垣島内で確認されました。ジョウビタキも北上組が大量に入っていました。

与那国島ではアカツクシガモやサルマハシギ、アカガシラサギなど粟国島ではアカガシラサギが10羽以上のほかヤツガシラや沖縄本島離島では珍しいムラサキサギ、西表島でもアカガシラサギが複数羽など鳥の動きが再び激しくなっています。本島離島では本日、クロジョウビタキも出ました。

1羽で道路脇にたたずんでいたヤツガシラ。この後、騒音を撒き散らすバギー連中に飛ばされた。^^;

2020年4月1日

今季、石垣島で最初に姿が確認されたリュウキュウアカショウビンは、すでにペアになっているようでした。

今日は、SONY のα9ii にCanon のレンズを取り付けるためのアダプター Metabones V(MB-EF-E-BT5)を介して EF600mm F4L IS II USM を使ってみました。結果は、野鳥の撮影には使えるという手応えをかなり感じました。詳しいレヴュー記事は後日、書きたいと思います。

オスのアカショウビン。夏羽と思われますが、違いがよく分かりません…。

2020年4月1日

石垣島で繁殖する猛禽類は、カンムリワシをはじめ、カタグロトビとリュウキュウツミです。越冬するのは、サシバやチョウゲンボウ、ハヤブサ、ミサゴなどがいます。

昨シーズン、繁殖成績が非常に悪かったカンムリワシは、今シーズンはうまくいったようで白い幼鳥があちこちで観察されます。

サシバは、ほとんど北上してしまいましたが、たまに見かける個体は繁殖に参加しない昨年生まれの個体ばかりです。チョウゲンボウも同様に若い個体が少し残っています。

カタグロトビは年に複数回子育てするという繁殖力の旺盛さから、石垣島のあちこちで見られるぐらい個体数を増やしています。与那国島や西表島でも確認されています。

猛禽類たちが餌場にする畑にはツメナガセキレイの20羽ほどの群れが入っていました。

カンムリワシ幼鳥。人慣れしすぎて少し心配な個体。

2020年3月12日

久しぶりの更新です。^^;

育休中で毎日、子守しているので鳥見に行っていませんが、石垣島ナンバーワン野鳥ガイドのスポッターさんに情報をいただき、ピンポイントでいろいろ見てきました。^^

新型コロナウイルスの影響でスポッターさんのツアーでキャンセルが出ているようで空きが出ているそうです。利用するチャンスだー!! クロウタドリ、ヤツガシラ、アオハライソヒヨドリ、タカサゴモズ、アオシギなど見るチャンスだー!! いつものように勝手に宣伝。^^

春の渡りが本格化しつつあるようで、石垣島の春告鳥と私が勝手に呼んでいるヤツガシラとクロウタドリが出始めました。アオハライソヒヨドリも教えてもらったのですが、短時間では見つけられなかった…。

シマアカモズも数を減らしている。繁殖地へ向けて北上しているようだ。

ツグミやシロハラ、アカハラも電線や建物の上に複数が集まったりする光景を見るようになった。こちらも春の動きです。

石垣島も定番ポイントに現れたヤツガシラ。

2020年3月1日

シマアカモズは移動する個体も増えているようで越冬していた個体がいなくなったり、冬の間、いなかった場所にいたりと春の渡りの始まりを予感させる動きが目立ってきています。

自宅前の電線にはツグミが8羽止まっていました。田んぼにはタシギ22羽の群れも入っていました。

この個体は毎日、同じ場所にいる。

2020年2月23日

昨年の11月から石垣島で滞在中のアオシギ は滞在3カ月を超えました。

騒がしい息子を連れての鳥見だったのでアオシギまでの距離が詰められず、点のようにしか写せませんでしたが、確認できてよかったよかった。^^

アオシギは非常に美しいシギです。 一番寄れた時 の感動は今でも忘れません。^^

交通量のそこそこある県道沿いには3羽のズグロミゾゴイが出ていました。2月に入ってからは同じ場所で毎日のように現れています。交通事故が心配。

草の陰に隠れるアオシギ。

2020年2月16日

田んぼでコチドリ、ツメナガセキレイ、ムネアカタヒバリなど。それぞれ夏羽に変わりつつあります。

写真は撮れませんでしたが、例の 変わり種のキガシラセキレイ も滞在中。どんな夏羽になるのか換羽が進むのが楽しみです。

冬羽がまだ残っていますが、夏羽に換羽しつつあるコチドリ。この個体が群の中で一番換羽が進んでいた。

2020年2月10日

春の渡りが始まりつつあるのか、石垣島内のサシバはほとんどいなくなっています。暗色型サシバも見当たりませんでした。11月から滞在していたアオシギもここ数日の間に見られなくなりました。

タカサゴモズはお気に入りの餌場でイモムシやバッタなどを捕まえていた。シマアカモズは島内で移動している雰囲気ですが本格的な渡りはまだ始まっていないようであちこちの農耕地で確認できました。

渡りの早いカラアカモズは北上が始まっているのか、田んぼと牧草地が混在する農耕地で1羽確認できました。

田植えが始まった田んぼにはツメナガセキレイやハクセキレイ、キセキレイ、キガシラセキレイ、タヒバリ、ムネアカタヒバリなどの群れ。

穏やかな陽気に包まれ、カンムリワシの姿もよく目にしました。

タカサゴモズ成鳥。小さなぐぜりも聞けました。

2020年2月6日

知人が石垣島に鳥見に来るので下見。

タカサゴモズ、カンムリワシ幼鳥、カタグロトビ、ヤツガシラ、ハチジョウツグミ 、アオシギ、暗色型サシバ、キガシラセキレイ、シマアカモズ、ズグロミゾゴイ、ムラサキサギ、ツクシガモ、コノハズクなど確認。

美しいタカサゴモズは順調に越冬中。

2020年2月1日

沖縄本島からの友人と石垣島内を巡りバードウオッチング。

行方不明になっていたタカサゴモズを再発見。獲物を求めて広い範囲を飛び回っていました。スポッターさんに場所をお知らせ済みなので、タカサゴモズを見たい方はお問い合わせください。^^

ヤツガシラもまだまだ滞在中。警戒心もなく撮り放題の個体です。

カンムリワシの幼鳥は、田んぼでオオヒキガエルを捕まえていた。

石垣島など八重山ではコムシクイとメボソムシクイが少数越冬しています。ズグロミゾゴイを撮影していると「ジッ、ジッ」とメボソムシクイの地鳴きが聞こえてきました。双眼鏡で声の方角を探してみるとメボソムシクイを発見。ちょこまか動き回りますが、なんとか写真に収めることもできました。^^

ジョウビタキはなぜかヤツガシラの砂浴びを見学。小さな虫が飛び出すのでも狙っているのか?

ズグロミゾゴイは県道沿いを呑気に歩いていました。交通事故に遭わないか心配です。

友人は、トラツグミやハチジョウツグミ 、アカハラ、シロハラ、美しいシマアカモズのオス、カモやシギチなどもバッチリ撮影できて「石垣島は鳥だらけだ!!」と大変喜んでくれているようでした。

ほかにもアオシギとブラックサシバが昨年から引き続き滞在中です。^^

行方不明になっていたタカサゴモズを再発見。^^

2020年1月27日

昨日のヤツガシラ に続き、またまた野鳥ガイドのスポッターさんに教えていただいたのが、トラツグミでした。こちらも石垣島で長期滞在中の越冬モードです。冬季はトラツグミはそこそこ見るのですが、警戒心が強かったりでなかなかコンスタントに観察できない中で、ここの個体は優秀です。^^

ツグミやハチジョウツグミ 、シロハラ、アカハラと共に過ごしていますが、トラツグミはそれらより一回り大きいのでかなり目立ちます。

ミサゴやカラスが上空を通過したりすると敏感に反応して警戒し、藪に逃げ込んだりしていましたが、人間に対しての警戒心はそれほど強くありませんでした。

ミミズを捕まえたトラツグミ。トラダンスは披露してくれなかった。

2020年1月27日

1カ月の福岡、名古屋滞在から石垣島に戻ってきての初撮りはヤツガシラでした。石垣島ナンバーワンの野鳥ガイドのスポッターさんに教えていただきました。

このヤツガシラは、スポッターさんが1月1日に見つけたもので約1カ月間の滞在となっています。年末ごろに島にやってくるヤツガシラは越冬するパターンが多いので、この個体も春までいてくれるかもしれません。^^

ちなみにヤツガシラの春の渡りは3月中旬ごろからがピークです。

付近にはアカハラやシロハラ、ツグミ、ジョウビタキも越冬中です。

越冬モードのヤツガシラ。

2019年12月27日

新年号の取材など忙してくて鳥見に行く暇もなかったのですが、ちょうど時間が開いたところに師匠からメッセージ。「タカサゴモズいるよ」と。たまたま部分日蝕の取材で近くにいたので急行するもタカサゴモズはお留守。次の取材もあったので後ろ髪を引かれながら現場を後にしましたが、取材を済ませて戻るとタカサゴモズいました。

獲物のバッタなどを捕まえるシーンも見ることができました。^^

石垣島では、タカサゴモズやブラックサシバ、アオシギ、カンムリワシの幼鳥などコンスタントに見えています。見たい方は石垣島ナンバーワン野鳥ガイドのスポッターさんへどうぞ。

商売っ気がないので勝手に宣伝しときます。^^ 今、一番鳥ネタを持っているのがスポッターさんです。

美しいタカサゴモズ。警戒心も強くないので撮りやすいですよ。

2019年12月27日

年末の追い込みで鳥を見に行く時間がない!! 横目で鳥を見ながら石垣島や与那国島を走り回り回っています。

そん中、移動中に撮影した鳥たちを数種。キガシラセキレイ2羽とコホオアカは数十羽の群れ、ツグミ、ノビタキたち。

タカサゴモズやカンムリワシ幼鳥なども出ていますが、時間がなくて見にいけない…。^^;

田んぼでキガシラセキレイ。ことしはキガシラセキレイが多い年だった。

2019年12月27日

ツクシガモ2羽とユリカモメ数羽滞在中。どちらも南国石垣島では珍しいです。

ツクシガモ2羽は田んぼで滞在中。

2019年12月12日

今季はズグロチャキンチョウによくめぐり合います。 3日前に同じ田んぼで見つけた個体 とは別のズグロチャキンチョウはスズメたちと米を食っていました。

ソリハシセイタカシギは2羽とも健在でツクシガモ2羽とタゲリ4羽も飛来しまし、ますます賑やかな石垣島の田んぼです。

米を食うズグロチャキンチョウ。

2019年12月12日

毎日、決まった時間に現れるカタグロトビ。今日は比較的近くでネズミを捕まえるところを観察できました。上空数十メートルでホバリングし、サトウキビ畑に潜むクマネズミを見つけると万歳して足を投げ出すようなカタグロトビ独特の姿で降下。サトウキビの中に消えてしばらくするとネズミをしっかりとつかんで飛び出してきました。

ネズミはすでに息絶えていました。急所の首元をくわえて息の根を止めているようでいた。

クマネズミを捕まえたカタグロトビ。かっこいいですねー。^^