日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2020年4月29日

石垣島のリュウキュウアカショウビンのポイントを3カ所回ると8個体を確認することができました。すでにペアは形成されているようで掘られた巣も3カ所ありました。

バンナ公園内では、ペア同士が隣り合って縄張りを持っており、時折、激しく追いかけ合っていました。来月から繁殖期本番を迎え、早いペアでは6月下旬にはヒナが巣立ちます。

リュウキュウキビタキとリュウキュウサンコウチョウもペアで行動していましたが、茂みの奥なので写真は難しいです。

キノボリトカゲを捕まえたアカショウビン。オスと思われます。

2020年4月27日

新型コロナウイルスの影響で観光客が少なく、島民も自宅待機していることからリュウキュウアカショウビンの警戒心が解けて、日ごろ現れないような場所で何羽も発見しました。

カンムリワシはいつもながらマイペースで道路沿いで餌を探していましたが、こちらも静かになった島で交通事故の心配も減ってのんびりしているようです。

マミジロタヒバリは広い畑に2羽。土砂降りなどにもめげずに餌探しに勤しんでいました。

先日のクロツラヘラサギ はまだいました。北風が強いので渡れないのかな?

ひとけがないので、のんびりと休憩するアカショウビン。

2020年4月17日

昨年の春は石垣島、その前は、2018年春に沖縄本島の糸満市、2018年秋の南城市でそれぞれ見つけながらも撮影できていなかったミゾゴイがやっと撮れました。私の師匠でもある石垣島BIRD観察さんに教えていただきました。

午前中に連絡をもらったのですが、現地に行けたのは夕方。警戒心はそれなりに強いようなので難しいかなと期待せずに行ったらいました。ミゾゴイ。石垣島にはたくさん生息するズグロミゾゴイとは似て非なる鳥影が双眼鏡に飛び込んできた時は、かなり感動。しかもミゾゴイはカラスを警戒していてこちらに注目をしていません。車を近くに寄せて、手前まで出てくるのを待機。しばらくすると地面の獲物を探しながら開けた場所へ出てきました。

ミゾゴイは、かなり気が強いようでカラスやズグロミゾゴイが近くに来ると威嚇して追い払っていました。

沖縄のミゾゴイは春と秋の渡りの季節に立ち寄るだけなので、この個体もすぐに抜けてしまうでしょう。

暗い影から姿を現したミゾゴイ。美しい個体です。

2020年4月15日

新型コロナウイルスの影響でひとけのないバンナ公園では、リュウキュウアカショウビンがあちこちでのんびりしていました。

繁殖期に入り出会いが少ないカンムリワシは、天地替え作業中のサトウキビ畑を獲物が出てこないかと電柱の上からペアで見張っていました。

アカショウビンのオス。

2020年4月11日

アカショウビンのペアが防風林で行動をともにしていました。巣穴を掘れる場所でもさがしているのでしょうか。

獲物もなんどか捕まえていましたが、求愛給餌にはまだ早いようでしたが、つねにつかず離れずで動いていました。

大きく口を開け、ペリットを吐き出すかと思ったら吐き出さなかったアカショウビンのオス…。^^;

2020年4月8日

石垣島では、3月中旬ごろから鳴き声が聞こえ始め、3月26日に初めて姿が確認されたリュウキュウアカショウビンは4月に入ると一気に数を増やしています。

今日は、アカショウビンのポイントを3カ所回ると2ペア、1羽の合わせて5羽を観察できました。

リュウキュウアカショウビンのオス。

2020年4月1日

今季、石垣島で最初に姿が確認されたリュウキュウアカショウビンは、すでにペアになっているようでした。

今日は、SONY のα9ii にCanon のレンズを取り付けるためのアダプター Metabones V(MB-EF-E-BT5)を介して EF600mm F4L IS II USM を使ってみました。結果は、野鳥の撮影には使えるという手応えをかなり感じました。詳しいレヴュー記事は後日、書きたいと思います。

オスのアカショウビン。夏羽と思われますが、違いがよく分かりません…。

2020年3月31日

毎年、繁殖するポイントに今年もリュウキュウアカショウビンのペアが帰ってきました。3月26日に野鳥ガイドのスポッターさんが初めて確認。毎日、愛想よく出てきます。

3月から安定してアカショウビンが石垣島でみられるのは、あまりないことなので感謝です。^^

スポッターさんでは、新型コロナウイルスの影響でツアーのキャンセルが出ているそうなので、今なら野鳥ガイドの予約取れますよ。^^

アカショウビンのメス。

2019年9月3日

コンビニに行ったついでにリュウキュウアカショウビンを見てきました。2羽がお休み中でした。

アカショウビンが見られるのもあと1カ月ほどです。

アカショウビン成鳥。

2019年8月21日

雨上がり、リュウキュウアカショウビンを求めて林道へと牧場へ。

林道ではペアの2羽。牧場では1羽確認できました。雨が降るとアカショウビンたちの活性が上がり探しやすいです。

アカショウビンのカップルは、子育てを終えても同じ縄張りで渡るまで過ごします。

林道のアカショウビン。換羽と退色が進んでいます。

2019年8月13日

石垣島のリュウキュウアカショウビンは、繁殖もすっかり終えて換羽が始まりボロボロのみすぼらしい個体が増えてきました。

今日は、バンナ公園内のアカショウビンのポイントを数カ所回ってみると冬羽に換羽が始まった個体を数羽確認することができました。

今年生まれの幼鳥は成鳥と変わらないまでに成長しています。

マダラコオロギを捕まえたアカショウビンの幼鳥。クロツグの藪に突っ込んでとっていました。

2019年7月19日

今日はカンムリワシを見たいという息子と二人でバードウオッチング。昼飯を中華で済ませ、昼過ぎから山間部へ。

キンバトは林道で6個体確認。毎年のことですが、台風後はキンバトが見やすくなります。巣作り中のキンバトも発見。マーニ(クロツグ)の枝の付け根に小枝で巣を作っている最中でした。オスが小枝を集め、メスが巣で受け取っていました。キンバトはなかなか繁殖を観察する機会がないので大切に繁殖の記録をつけたいと思います。

コノハズクは孵化後、1週間程度たっているはずですが、まだメスがヒナを抱いていました。オスは近くで見張り番。

アカショウビンはすでに子育て終了しているようでした。6月下旬までにほとんど終わってしまいます。

カンムリワシはメスが1羽。犬の散歩をしている人が近づくと飛んで逃げました。人間には慣れた個体ですが、犬のことは相当警戒していました。

オスのキンバト。相変わらず美しいですね。

2019年6月30日

明日、巣立つと予想していたセンダンに巣穴を掘っていたアカショウビン は、すでに巣立っていました。おそらく昨日巣立っていると思われるので、予想より2日程度早かったです。

巣立ったヒナはやはり1羽だけのよう。1羽だけだったので生育が良かったのでしょうか。飛行もうまくなっていました。

野鳥ガイドのスポッターのお客さん2人もしっかり観察、撮影できました。^^

アカショウビンのヒナは巣立ち後、1日程度経っていました。

2019年6月25日

夏鳥の繁殖が佳境に入っています。5月の終わりごろにはサンコウチョウやリュウキュウキビタキが巣立ち、6月はじめには例外的に早かったのですが、小学校でコノハズクが巣立ちました。コノハズクの巣立ちは7月の下旬がピークです。

そしてここ数日でアオバズクがあちこちで巣立っています。6月下旬から7月の第1週ぐらいに巣立つのは例年通りです。

アカショウビンは、7月上旬が巣立ちのピーク。現在、観察している5巣のうち3巣はあと1週間から10日ほどの間に巣立ちそうです。

そのうちの一つは今日か明日には巣立つと予想して久しぶりにブラインドに入ったのですがまだまだでした。しかも、ここはヒナが1羽しかいないようで親鳥の餌運び回数が極端に少ないです…。^^;

ここのアカショウビンは3羽のヒナがいます。あと10日ほどで巣立ち予定。

2019年6月23日

同じエリアで営巣しているリュウキュウアカショウビンとリュウキュウアオバズク。アカショウビンの方は数日前にヒナが孵化、 アオバズクの方は前回の予想 通り、週明けには巣立ちそうです。

アカショウビンは現在、5巣観察中で4巣でヒナが孵っており1巣は抱卵中かまだヒナが小さいため巣篭もり中。巣はそれぞれセンダン、タカサゴシロアリの巣、オオタニワタリの根、ヤシの木とバリエーションに富んでいます。^^ シロアリの巣に営巣しているペアは2つがい。

アカショウビンで一番早い巣立ちは、6月末あたりでしょうか。沖縄本島での3年間の赴任中は観察する機会がなかったので久しぶりの巣立ちが待ち遠しいです。^^

リュウキュウアカショウビンのメス。ヒナが孵って数日。巣の近くで警戒していた。

2019年6月4日

巣穴を三つほど掘っていた近所のリュウキュウアカショウビンが抱卵していました。

公園のアカショウビンたちも活発に餌を捕ったり囀ったりしています。

八重山農林高校で繁殖するリュウキュウアオバズクも抱卵中。 このアオバズクは2015年に見つけて から毎年、子育てのため学校へやってきます。

縄張り内に複数箇所、巣穴を掘っており、どこを使っているのか推測でしか分かりませんでしたが、このタカサゴシロアリの巣で確定のようです。

2019年6月2日

最近、仕事に忙殺されていましたが、新しい記者経験者が本日より入社し時間の余裕ができたので、取材の移動中に鳥見。もちろん紙面用の撮影も兼ねてです。なに載せようかなー。

町に近い田んぼでは、リュウキュウヨシゴイのオスが営巣の見張り番。メスが飛んできたら一緒に草むらに入って行きました。

カタグロトビも何度かの繁殖をへて、ずいぶん数を増やし、町の方へ進出しています。カタグロトビがホバリングするとシギなどは警戒していましたが、キジバトやリュウキュウヨシゴイは気にならない模様。

田んぼには、ウズラシギ とコアオアシシギ。ウズラシギのうちの1羽はオレンジ色のフラッグとメタルリングを装着。オーストラリアはヴィクトリア州から石垣島にやってきました。まだ旅の途中で最終地点はツンドラ。一体、この小さな体で何キロの旅をするのだろう。

田んぼの畦では子連れのシロハラクイナを見る機会が増えています。

山の方へ行ってみると林道をズグロミゾゴイの幼鳥が歩いていた。警戒心の全くない個体で自動車の通行の邪魔になっていた。^^;

カンムリワシは成鳥と幼鳥に会うことができ、リュウキュウアカショウビンも時折雨の降る曇天で活性が高く、たくさん観察することができました。

山あいの田んぼにはアカガシラサギもいて、今日は雨のおかげで、リュウキュウヨシゴイ、ズグロミゾゴイ、アカガシラサギと石垣島らしいサギ3種を半日で見ることができました。^^

キンバトはオスを2羽見ましたが撮影できず。

カラスに警戒するリュウキュウヨシゴイ。近くで営巣しているようで見張り番。

2019年5月31日

アカショウビンとアオバズクが近所で繁殖しています。アカショウビンは、木の朽ちた部分に穴を掘って営巣の準備中。 数日前、カラスと大立ち回りを演じていたアオバズク は大雨にも負けず順調に抱卵しています。

アカショウビンは5月28日、卵の殻と思われるものをくわえて飛んでいるのを見たのですが、どうも違ったようです。孵化には少し早すぎると思っていました。^^;

サンコウチョウも同所で子育てしているのですが、巣の場所までは特定できませんでした。カラスが来るとオスが必死でモビングしていたので近くでメスが抱卵中と思われます。

アカショウビンのメスと思われる個体。目先や目の後ろなどに白い羽が混じる個体です。

2019年5月15日

2016年から観察されている部分白化でまだら模様になったリュウキュウアカショウビンが今年も石垣島にやってきました。^^ 4年目のご来島!!

2016年2月に沖縄本島へ異動になり、その年の5月に友人で石垣島でバードウオッチング業を営むSPOTTERさんが見つけた個体です。今年、赴任が終わりやっと私も撮影することができました。この非常に珍しいアカショウビンを見たい人は石垣島ナンバーワンの野鳥ガイドSPOTTERさんに案内してもらってください。いつもの通り、商売っ気がないので私が勝手に宣伝しときます。^^

この日は、ペアのオスも同時に見ることができ、求愛給餌も確認できました。昨年と一昨年は繁殖も確認されていますので今年も期待です。^^

赤と白でめでたい感じのリュウキュウアカショウビン。こちらはメス。