日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2020年4月2日

ヤツガシラ3羽、アカガシラサギ3羽、ツルシギ2羽のほか今季初のウズラシギ1やオジロトウネン3、コアオアシシギ2などが石垣島内で確認されました。ジョウビタキも北上組が大量に入っていました。

与那国島ではアカツクシガモやサルマハシギ、アカガシラサギなど粟国島ではアカガシラサギが10羽以上のほかヤツガシラや沖縄本島離島では珍しいムラサキサギ、西表島でもアカガシラサギが複数羽など鳥の動きが再び激しくなっています。本島離島では本日、クロジョウビタキも出ました。

1羽で道路脇にたたずんでいたヤツガシラ。この後、騒音を撒き散らすバギー連中に飛ばされた。^^;

2020年4月1日

今季、石垣島で最初に姿が確認されたリュウキュウアカショウビンは、すでにペアになっているようでした。

今日は、SONY のα9ii にCanon のレンズを取り付けるためのアダプター Metabones V(MB-EF-E-BT5)を介して EF600mm F4L IS II USM を使ってみました。結果は、野鳥の撮影には使えるという手応えをかなり感じました。詳しいレヴュー記事は後日、書きたいと思います。

オスのアカショウビン。夏羽と思われますが、違いがよく分かりません…。

2020年4月1日

石垣島で繁殖する猛禽類は、カンムリワシをはじめ、カタグロトビとリュウキュウツミです。越冬するのは、サシバやチョウゲンボウ、ハヤブサ、ミサゴなどがいます。

昨シーズン、繁殖成績が非常に悪かったカンムリワシは、今シーズンはうまくいったようで白い幼鳥があちこちで観察されます。

サシバは、ほとんど北上してしまいましたが、たまに見かける個体は繁殖に参加しない昨年生まれの個体ばかりです。チョウゲンボウも同様に若い個体が少し残っています。

カタグロトビは年に複数回子育てするという繁殖力の旺盛さから、石垣島のあちこちで見られるぐらい個体数を増やしています。与那国島や西表島でも確認されています。

猛禽類たちが餌場にする畑にはツメナガセキレイの20羽ほどの群れが入っていました。

カンムリワシ幼鳥。人慣れしすぎて少し心配な個体。

2020年3月31日

自宅から徒歩数分の大浜海岸はいつも保育園に子どもを送る時に双眼鏡でチェックするだけですが、今日は満潮と重なっていたので、保育園の帰りに撮影。一時は、メダイチドリがメインの200羽の群れがいたりしたのですが、この日はメダイチドリが40、オオメダイチドリが5、トウネンが20、ムナグロが15、アオアシシギが10、キョウジョシギが10、キアシシギが5程度でした。

まだ冬羽の個体からほぼ夏羽に換羽した個体までいろいろいて楽しめました。^^

真ん中にオオメダイチドリ。

2020年3月31日

毎年、繁殖するポイントに今年もリュウキュウアカショウビンのペアが帰ってきました。3月26日に野鳥ガイドのスポッターさんが初めて確認。毎日、愛想よく出てきます。

3月から安定してアカショウビンが石垣島でみられるのは、あまりないことなので感謝です。^^

スポッターさんでは、新型コロナウイルスの影響でツアーのキャンセルが出ているそうなので、今なら野鳥ガイドの予約取れますよ。^^

アカショウビンのメス。

2020年3月26日

前日までいたヤツガシラ、クロウタドリ、オオチドリ全て抜けていました。天気が良くなり、夜のうちに旅立ってしまったようです。(P.S. 翌日の27日には、ヤツガシラなど再び入りました)

それでも一縷の望みを託しつつ石垣島を回るとカンムリワシ、ズグロミゾゴイ、ムラサキサギ、シロハラクイナ、シマアカモズなど八重山らしい鳥たちが出迎えてくれました。越冬セキレイがどんどん姿を消す中、ホオジロハクセキレイが撮影できました。

いなくなる鳥ばかりでなく、先日から鳴き声は聞こえているアカショウビンがついに姿を現しました。石垣島ナンバーワン野鳥ガイドのスポッターさんから連絡をもらったのですが、私たちが現場についた時にはどこかへ引っ込んでしまったようでした。

ほかからもアカショウビンの姿を確認したと報が入り、いよいよ石垣島のアカショウビンシーズン到来ですね。^^

たくさん見るわりには写真をあまり撮らせてくれないシロハラクイナ。

2020年3月24日

昨日のオオチドリを見られなかった友人と現場で待ち合わせ。残念ながら不在で付近を探すも見つからず…。近くでカタグロトビやホシムクドリ、ギンムクドリ、リュウキュウツミなどを観察後、元の場所に戻ってみるとオオチドリ2羽も戻っていました。^^

もう一つのポイントでは単独のオオチドリが確認され、本日は、2カ所3羽のオオチドリ。

朝イチでは不在でしたが、しばらくすると戻ってきたオオチドリ。

2020年3月22日

オオチドリ2羽が石垣島に到着です。

日曜日なので家族で公園に行った帰り、島の鳥情報LINEグループにスポッターさんから「オオチドリがいるぞ」と着信。車をUターンして早速、現場の畑に駆けつけると2羽の美しいオオチドリがたたずんでいました。

与那国島でもオオチドリが確認され始めており、石垣島でももうそろそろかなと思った矢先でした。

スポッターさんによると石垣島内ではヤツガシラ、クロウタドリなど春の渡鳥たちが継続的に観察されているようです。 ^^

広い畑の端っこにオオチドリが休んでいました。

2020年3月20日

二十四節気の春分のこの日、どーしてもヤツガシラが見たいという大学生がやってきたので、野鳥ガイドの真似事をして久しぶりに本気の鳥探し。学生は先週も石垣島に来ていましたが、ヤツガシラを見られずだったので気合十分で再来島。結果、ヤツガシラ2個体とクロウタドリの美しい成鳥を首尾よく観察、撮影することができました。この日、ヤツガシラが見られたのは、石垣島ではわれわれのグループだけのようです。何はともあれ見られてよかったー。

見つけた三つのポイントは毎度のことながら石垣島ナンバーワン野鳥ガイドのスポッターさんに連絡済みです。^^

スポッターさんに教えていただいたソリハシセイタカシギ3個体も見ることができましたが、近くで工事が始まった途端にどこかへ飛んでいってしまいました。

シギは今季初のセイタカシギとムナグロを確認したほか、アカアシシギやタシギ、タカブシギ、アオアシシギなどが断続的に島に入ってきています。

一日中、曇天模様でしたがカンムリワシ、ズグロミゾゴイ、ムラサキサギの八重山農地三大留鳥は多くの出会いがあり、那覇からの友人と共に、みなで楽しめました。^^

リュウキュウアカショウビンの鳴き声も聞こえているので探しましたがこちらは見つからず。4月に入れば見やすくなるのでそれまであと2週間ですね。

キンバトはオスの鳴き声の確認とメスが飛び去る姿を一瞬確認しました。キンバトが見やすくなるのはまだ先です。

探鳥後は、私の家族も交えて6人でいつもの餃子屋で祝杯をあげました。^^

一番の目標だったヤツガシラをゲット。羽繕い後、冠羽を開いた。

2020年3月19日

初代EOS Kiss DigitalからEOS-1D X Mark IIまで約15年来のCanonユーザーでしたが、ついにSONYへ浮気。^^;

α9 II と FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS を購入しました。初撮影は0歳児の子守中だったのでとりあえずカンムリワシやムラサキサギ、タカブシギなど目についた鳥でテスト。

電子ファインダーやボディの小ささ、操作系の違いなどの違和感を懸念していましたが、全く問題なし。強いて言えば、シャッターボタンが近すぎてたまに見当違いのところを押下しようとしてしまいましたが、慣れるでしょう。1D X Mark IIとEF600mm F4L IS II USMの重くて大きなセットに比べると取り回しも画質もよく最高です。

速い飛びものや逆光、低照度の悪環境、夜間のフラッシュを使用した撮影などの性能や使い勝手も気になるところです。

カンムリワシを手持ち600mmのシャッタースピード160分の1で立ちながら見上げるという不安定な体勢での撮影でしたが、手ぶれ補正5.5段は伊達じゃありませんねー。

2020年3月19日

家族旅行で沖縄本島に行ったついでに子どもを寝かしつけてから少しだけ時間をもらい夜探を敢行。

寒くて時間も遅く条件は悪かったのですが、繁殖期に入っていることもあり、いつものポイントを回るとリュウキュウオオコノハズク5個体に出会えました。やはりオオコノハズクはいい鳥です。^^

ヤンバルクイナは1羽だけ発見。樹上で寝ているところを撮影しました。この時期、カップルになったヤンバルクイナが並んで寝ているところを狙ったのですが、独身のヤンバルクイナだったようです。

他には、すでにペアになっていると思われるリュウキュウアオバズク2ペアを観察しました。オオコノハズクと違い繁殖はまだ先なのですが、すでにペアリングしているようでした。

なだまだ気温の低いやんばる。オオコノハズクは羽毛を膨らませて寒そうでした。この個体は時折、オスと鳴き交わしていた。

2020年3月12日

久しぶりの更新です。^^;

育休中で毎日、子守しているので鳥見に行っていませんが、石垣島ナンバーワン野鳥ガイドのスポッターさんに情報をいただき、ピンポイントでいろいろ見てきました。^^

新型コロナウイルスの影響でスポッターさんのツアーでキャンセルが出ているようで空きが出ているそうです。利用するチャンスだー!! クロウタドリ、ヤツガシラ、アオハライソヒヨドリ、タカサゴモズ、アオシギなど見るチャンスだー!! いつものように勝手に宣伝。^^

春の渡りが本格化しつつあるようで、石垣島の春告鳥と私が勝手に呼んでいるヤツガシラとクロウタドリが出始めました。アオハライソヒヨドリも教えてもらったのですが、短時間では見つけられなかった…。

シマアカモズも数を減らしている。繁殖地へ向けて北上しているようだ。

ツグミやシロハラ、アカハラも電線や建物の上に複数が集まったりする光景を見るようになった。こちらも春の動きです。

石垣島も定番ポイントに現れたヤツガシラ。

2020年3月1日

子どもを寝かしつけてから近所を見回り。石垣島は暖かい日が続き、リュウキュウコノハズクの活性が上がっているので数え切れないほど確認。アオバズクは電線に止まっているいつもの個体3羽を確認。

県道沿いに止まっていたコノハズク。スピードが出やすい道なので危ない。

2020年3月1日

シマアカモズは移動する個体も増えているようで越冬していた個体がいなくなったり、冬の間、いなかった場所にいたりと春の渡りの始まりを予感させる動きが目立ってきています。

自宅前の電線にはツグミが8羽止まっていました。田んぼにはタシギ22羽の群れも入っていました。

この個体は毎日、同じ場所にいる。

2020年2月23日

昨年の11月から石垣島で滞在中のアオシギ は滞在3カ月を超えました。

騒がしい息子を連れての鳥見だったのでアオシギまでの距離が詰められず、点のようにしか写せませんでしたが、確認できてよかったよかった。^^

アオシギは非常に美しいシギです。 一番寄れた時 の感動は今でも忘れません。^^

交通量のそこそこある県道沿いには3羽のズグロミゾゴイが出ていました。2月に入ってからは同じ場所で毎日のように現れています。交通事故が心配。

草の陰に隠れるアオシギ。

2020年2月16日

暖かい夜、後日予定する鳥類研究者の案内の下見を兼ね、久しぶりに林道のリュウキュウコノハズクを見てきました。今年は気温が高く、その影響か分かりませんが、コノハズクたちはオスとメスが追いかけっこをするなど繁殖期初期のような行動を見せていました。

8個体ほど確認したうち、特に警戒心の薄い個体をじっくり観察。オスとメスの鳴き交わしやコノハズク同士のいざこざなどがありました。

公園に住み着く非常になれた個体。私の照らす電灯の光に集まる虫を捕まえたりしていた。

2020年2月16日

田んぼでコチドリ、ツメナガセキレイ、ムネアカタヒバリなど。それぞれ夏羽に変わりつつあります。

写真は撮れませんでしたが、例の 変わり種のキガシラセキレイ も滞在中。どんな夏羽になるのか換羽が進むのが楽しみです。

冬羽がまだ残っていますが、夏羽に換羽しつつあるコチドリ。この個体が群の中で一番換羽が進んでいた。

2020年2月10日

春の渡りが始まりつつあるのか、石垣島内のサシバはほとんどいなくなっています。暗色型サシバも見当たりませんでした。11月から滞在していたアオシギもここ数日の間に見られなくなりました。

タカサゴモズはお気に入りの餌場でイモムシやバッタなどを捕まえていた。シマアカモズは島内で移動している雰囲気ですが本格的な渡りはまだ始まっていないようであちこちの農耕地で確認できました。

渡りの早いカラアカモズは北上が始まっているのか、田んぼと牧草地が混在する農耕地で1羽確認できました。

田植えが始まった田んぼにはツメナガセキレイやハクセキレイ、キセキレイ、キガシラセキレイ、タヒバリ、ムネアカタヒバリなどの群れ。

穏やかな陽気に包まれ、カンムリワシの姿もよく目にしました。

タカサゴモズ成鳥。小さなぐぜりも聞けました。

2020年2月9日

関西からのご夫婦と石垣島内にてバードウォッチング。 前日の下見通り 、ヤツガシラ、タカサゴモズ、カタグロトビ、カンムリワシ、ズグロミゾゴイ、ムラサキサギ、シマアカモズ、キガシラセキレイなどを観察、撮影できました。^^

今日も定位置で越冬中のタカサゴモズ。大きくて美しいです。

2020年2月6日

知人が石垣島に鳥見に来るので下見。

タカサゴモズ、カンムリワシ幼鳥、カタグロトビ、ヤツガシラ、ハチジョウツグミ 、アオシギ、暗色型サシバ、キガシラセキレイ、シマアカモズ、ズグロミゾゴイ、ムラサキサギ、ツクシガモ、コノハズクなど確認。

美しいタカサゴモズは順調に越冬中。