2019年8月11日(旧暦では2019年7月11日)
今季初のキセキレイを2カ所で1羽ずつ確認。秋の渡りもここから加速していきます。
シギチは、タカブシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、トウネン、タヒバリ、セイタカシギあたりが日替わりで入っていますが、数はまだまだ少なめです。
カンムリワシは子育てが終わった成鳥がちょこちょこ出るようになってきました。
キセキレイ
小さな虫を捕まえたキセキレイ。下尾筒の黄色が鮮やかですが、第1回夏羽かな。
キセキレイ
タカブシギ
シギチは日に日に入れ替わっているようです。個体数が多いのは、タカブシギ。
カンムリワシ
子育てを終えたカンムリワシ。近くに幼鳥も出ています。
2019年8月11日(旧暦では2019年7月11日)
師匠に教えてもらったムラサキサギの営巣を見てきました。ムラサキサギの繁殖の詳細な記録はほとんどなく、貴重なものを見せてもらいました。
台風9号の影響が心配でしたが、無事にやり過ごしたようです。あと7週間程度で巣立ちでしょうか。
ムラサキサギ
ムラサキサギ
ムラサキサギ
ムラサキサギ
ムラサキサギ
ムラサキサギの兄弟。巣の近くの枝を渡ったりしていました。
ムラサキサギ
2019年8月13日(旧暦では2019年7月13日)
給餌間隔が非常に長いムラサキサギですが、やっと親鳥がヒナたちへ餌を与えているところを観察できました。
親鳥が西の方角から「グワァー」と鳴きながらやってくるとヒナたちは「グワッ、グワッ、グワッ、グワッ、グワッ」と早い調子でないて餌をもらっていました。親鳥の帰巣時の鳴き声もヒナたちの餌をねだる鳴き声もアオサギに似ています。
文献によると50日前後での巣立ちとのことなので、あと2週間ほどで巣立ちすることになるのでしょう。
ほかの観察者によると昨日から巣を離れて歩き出し、今日は巣の下の水場まで降りて水を飲んだり、浸かったりしていたそうです。
ちなみに今回、営巣を見つけたのは師匠でこの観察記録をもって日本鳥学会の最新版「日本鳥類目録第7版」で「石垣島では冬鳥」となっている記述が留鳥に書き換えられるとのことです。
ムラサキサギ
親鳥から口移しで餌をもらうヒナ。餌をもらっているヒナの後頭部にはもう1羽のヒナの嘴が刺さっている…。^^;
ムラサキサギ
大きく成長したヒナがすごい勢いで親に餌をねだるので親鳥も嘴で刺されないように避けるのに必死。
2019年8月13日(旧暦では2019年7月13日)
石垣島のリュウキュウアカショウビンは、繁殖もすっかり終えて換羽が始まりボロボロのみすぼらしい個体が増えてきました。
今日は、バンナ公園内のアカショウビンのポイントを数カ所回ってみると冬羽に換羽が始まった個体を数羽確認することができました。
今年生まれの幼鳥は成鳥と変わらないまでに成長しています。
リュウキュウアカショウビン
マダラコオロギを捕まえたアカショウビンの幼鳥。クロツグの藪に突っ込んでとっていました。
リュウキュウアカショウビン
冬羽への換羽が始まったアカショウビン成鳥。顔のあたりから換羽が始まっています。
リュウキュウアカショウビン
こちらの個体はくちばしが黒ずんでいます。風切り羽や尾翼はスレっすれのボロッボロッになっています。
リュウキュウアカショウビン
地上から数十センチの低い場所ばかり利用して獲物をとっていました。
リュウキュウアカショウビン
爪も黒ずんでいることが分かります。越冬地ではどんな姿になるのでしょう?
カンムリワシ
林道にキンバトを探しにいき、3羽ほどいましたがどれも遠かったり、藪の奥で枝や葉がじゃまでした。いつものカンムリワシはゆうゆうとセンダンに止まって獲物を待ち構えていた。
2019年8月15日(旧暦では2019年7月15日)
10カ月ぶりにジャワアカガシラサギを確認。石垣島では、見る機会が増えている気がするなー。沖縄本島で昨年の10月に見た冬羽のジャワアカガシラサギ に比べると褐色味が強くアカガシラサギっぽくもあり微妙ですが、おそらくジャワアカガシラサギだと思われます。
ジャワアカガシラサギは警戒心もなく、田んぼでコサギやセイタカシギ、タカブシギなどと餌をとっていた。
p.s.
各所と検討の上、頸部の縦斑などから色のりのよいジャワアカガシラサギとします。
ジャワアカガシラサギ
微妙だけど冬羽のジャワアカガシラサギ。アカガシラサギと比べて首から胸への縦斑が薄い気がする。
ジャワアカガシラサギ
コサギ
コサギも近くで採餌。ジャワアカガシラサギと並ぶと大きく見える。
セイタカシギ
セイタカシギ
こちらも第1回冬羽。左足がないようで、餌を取る時によろめいていた。
2019年8月17日(旧暦では2019年7月17日)
国頭村営林道に続き沖縄県営林道の通行止めが試験的に2019年8月26日から始まります。これによりやんばるを走る国頭村営林道と沖縄県営林道が夜間通行止めとなり、北部の林道は許可を得ないと夜間において一般車は、ほとんど通行不可能となります。
許可の取り方は2種類あり、一番応用範囲が広いのは国頭村の許可を取ることです。国頭村の許可を取れば、県が規制する林道を通行することも可能ですのでほとんどの方はこちらをおすすめします。本運用となったら変わるかもしれませんので、その時は再度記事化したいと思います。国頭村の方は、 国頭村営林道夜間通行規制にかかる許可証の取得方法 をご覧ください。
ただし、国頭村の規制時間が日の入りから日の出までと季節変動があるのに対し、沖縄県の方は、午後7時から午前5時までとなっていますので留意ください。
また、県が規制する林道は村営林道と違い、ゲートが設けられるほか、監視カメラも設置されます。詳細は、 沖縄県自然保護課のウェブサイト をご確認ください。県の方で許可が取りたい方も同課のサイトをご覧ください。
毎度のことながら申請書が適応ヴァージョンすら分からないWordでしか用意してありませんので、こちらで用意したPDF版をご利用ください。
県版夜間林道通行許可申請書PDF版(実証実験版) (Acrobat Reader 4.0以上が必要です。 Adobe社より入手 してください。無料です。)
2019年8月18日(旧暦では2019年7月18日)
息子のリクエストでカンムリワシを探しに田んぼと林道へ。それぞれ、カラスに追われて茂みに逃げ込む幼鳥と成鳥を見ることができました。
田植えの終わったばかりの田んぼには、ハリオシギが飛来していました。この秋、初めてのハリオシギです。セイタカシギやタカブシギ、アオアシシギなども増えてきました。
林道ではリュウキュウキビタキのオスに出くわしました。
ほかには、ヒクイナ、アカショウビン幼鳥、リュウキュウヨシゴイ、ムラサキサギなど八重山らしい野鳥に遭遇。
ハリオシギ
リュウキュウキビタキ
リュウキュウキビタキの成鳥オス。林道沿いで採餌していた。
2019年8月21日(旧暦では2019年7月21日)
ジャワアカガシラサギ2羽は元気に滞在中。たまに見えない時もあるのですが、どこからともなく現れたりします。同じ田んぼがお気に入りの模様。
秋の渡りのシギも増えてきました。ハリオシギは少ないですが、チュウジシギはたくさん。タシギはまだ現れません。
コアオアシシギが数羽にトウネンの小さな群れも入っていました。タカブシギは相変わらず多く、セイタカシギはフレッシュな幼鳥がお目見えしました。
どこの田んぼも賑やかになってきて楽しいですね。
ジャワアカガシラサギ
ジャワアカガシラサギ
田んぼの奥にいると意外と見つけにくいジャワアカガシラサギ。双眼鏡でしっかり探しましょう。
ハリオシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
セイタカシギ
フレッシュな幼羽をまとったセイタカシギ。こんなの見つけるとラッキーな気分。^^
コアオアシシギ
トウネン
ムラサキサギ
2019年8月21日(旧暦では2019年7月21日)
雨上がり、リュウキュウアカショウビンを求めて林道へと牧場へ。
林道ではペアの2羽。牧場では1羽確認できました。雨が降るとアカショウビンたちの活性が上がり探しやすいです。
アカショウビンのカップルは、子育てを終えても同じ縄張りで渡るまで過ごします。
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウアカショウビン
アカショウビンは繁殖期最盛期に比べたらあまりさえずらないのですが、この個体は、たまにさえずっていた。
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウアカショウビン
牧場のアカショウビン。こちらはさえずることはなく、時折、警戒鳴きをしていた。
2019年8月28日(旧暦では2019年7月28日)
今季初のツメナガセキレイ2羽を田んぼで確認しました。
2羽とも成鳥のオスなのですが、これまで見たことのないタイプの個体です。普通の(キマユ)ツメナガセキレイは眉斑は太く黄色ですが、この個体は太く白い眉斑を持っています。頭部や背面の灰色味はツメナガセキレイの特徴が出ています。
羽先が擦れたら普通のマミジロツメナガセキレイになると判断して、マミジロツメナガセキレイのフレッシュな羽衣をまとった個体ということにしておきます。
これまで国内で記録のない亜種やハイブリッドについても範疇に入れて検討する必要がありそうです。
詳しい人や手がかりになりそうな文献を知っている人がいたらぜひ、ご連絡ください。
マミジロツメナガセキレイ
ツメナガセキレイ
マミジロツメナガセキレイ成鳥にしては、眉斑がずいぶん白っぽいです。沖縄にはツメナガセキレイが大量に渡ってくるのですが、今までこのようなタイプは見たことがありません。
2019年8月28日(旧暦では2019年7月28日)
1時間ほど時間が空いたので水田地帯で軽くバードウオッチング。
シギは多い順にタカブシギ、アオアシシギ、セイタカシギ、ヒバリシギ、チュウジシギ、アカアシシギ、キアシシギ、コアオアシシギ。秋の渡りの幼鳥、成鳥ともに続々と到着中。入れ替わりも激しいと思われます。
クロハラアジサシは幼鳥が2羽、ムラサキサギはあちこちの田んぼで幼鳥を見ます。
タカブシギ
アカアシシギ
チュウジシギ
ヒバリシギ
セイタカシギ
クロハラアジサシ
ムラサキサギ
ウズラシギ
ウズラシギ 成鳥。冬羽へ換羽しつつあります。後ろはヒバリシギ。
ウズラシギ
キアシシギ
コアオアシシギ
ムラサキサギ
2019年8月30日(旧暦では2019年8月1日)
ジャワアカガシラサギは2羽とも滞在中。同じ田んぼで餌をとっていました。
マミジロツメナガセキレイは2カ所に大きな群れが入った。片方の群れはほとんど成鳥で、もう一方はほとんど幼鳥でした。
エリマキシギのメス幼鳥が1羽入りました。遠くて逆光でしたが、独特のプロポーションは一発で分かりますね。
チュウジシギが増えてどこの田んぼにも複数羽がいる状況です。ハリオシギはすっかり見なくなりました。タシギは本土から1カ月ほど遅れて、9月半ばぐらいから入りだします。
コアオアシシギの幼鳥もやっと飛来しました。
ジャワアカガシラサギ
ジャワアカガシラサギは長逗留中。2羽が同じ田んぼにいます。
マミジロツメナガセキレイ
マミジロツメナガセキレイ
マミジロツメナガセキレイの幼鳥。ツメナガセキレイ幼鳥に比べ背面に褐色味が入る。
エリマキシギ
エリマキシギの幼鳥メス。タカブシギの群れに入っていた。
コアオアシシギ
ウズラシギ
ヒバリシギ
トウネン
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ
チュウジシギ