越冬ヤマシギの様子を見てきました。 先日の7羽 から数を減らし、今回は3羽のみの確認でした。
田んぼのゴイサギはあんなにたくさんいたのに、見つかったのは幼鳥1羽のみでした。沖縄本島で近年、繁殖する個体も増えていますが、いなくなったのは春の渡り組だったのかもしれません。
ほかにはアオバズク2羽とタゲリ、アオアシシギ、セイタカシギ、カルガモなどを夜の田んぼで観察できました。
芝生で採餌していたヤマシギ。3羽で移動しながら土中の獲物を探し出していた。
5日前にヤツガシラ が入った公園に再びヤツガシラが現れました。前回の写真と見比べてみると明らかに別個体。今年はヤツガシラの当たり年なのか、南部の狭い範囲で4羽も確認されています。
今回入ったヤツガシラも前回の個体と全く同じ場所で採餌していました。私たちには分からない何かを感じて虫が多い場所を探し当てる能力があるのでしょうかね。不思議です。
今回のヤツガシラは冠羽の先端がボロボロになっています。先日の個体は全くきれいな状態だったので別個体と思われます。
数日前に漫湖に入っていたソリハシセイタカシギですが、その後、行方不明になって見られませんでした。そろそろだなと思っていたら、今朝、三角池に入りました。^^
ソリハシセイタカシギは昨年の12月に2羽 が三角池に入ったので見ているのですが、春の渡りのシーズンの出会いは数年ぶりでした。
コアオアシシギも今季初確認。夏羽に変わった個体が1羽いました。
三角池は、アオアシシギが20羽ほどいました。カモ類やセイタカシギ、タシギ、オオバンは数を減らしていた。クロツラヘラサギは15羽が岸で休んでいました。
黒色部の一部が褐色を帯びて、くちばしが短く上にきつく反っているので若い個体のメスかな。微妙で難しいですね。^^;
いつも3羽のヤマシギがいたポイントで7羽を確認できました。春の渡りの移動個体が入ったのか? それとも今までいたけど気づかなかっただけか? 先日は1羽だけ だったんですけどね。^^; 後日、確認が必要だなー。
芝生広場にいたヤマシギ。
先日、教えてもらったクロウタドリ見られませんでしたが、今日は別の場所で見ることができました。^^ 先日の石垣島 では複数羽のクロウタドリ情報をもらったのですが、時間がなくて探しきれず見られなかったのが心残りでした。ありがとうございます。
自動車の行き来が激しい場所でしたが、何度か姿を現してくれました。今年の沖縄本島はクロウタドリもヤツガシラも複数羽入っています。春の渡り序盤ですが、なかなかの出だしです。この調子でいろいろ入ってくれると嬉しいですね。^^
レンタカーに驚いて木に飛び移ったクロウタドリ。
一昨日は、沖縄本島北部の金武町伊芸地区でヤツガシラ を発見しましたが、今日は本島南部のなんでもない公園で今季2羽目となるヤツガシラを見つけてしまいました。^^ 今回の個体はかなり愛想がよく近くを軽トラや散歩の人が通ってもあまり警戒していませんでした。
さらにその後、海岸へ他の鳥を見に行くとなんと上空を3羽目のヤツガシラが通過。後背地の畑に降りたと思われますが、時間切れで探し出せませんでした。ヤツガシラの飛来の少ない沖縄本島ですが、今年は当たり年なんでしょうかね。
見つけた時ヤツガシラは、公園の端の方で砂浴びをしていました。
昨年から目をつけていた金武町伊芸地区のポイントにヤツガシラが入りました。沖縄本島赴任になった当初から周りからは「沖縄本島ではヤツガシラは難しい」と言われており、一昨年も昨年もその言葉通り見つけることができませんでした。しかし、最後の赴任の年の最後の月に運良く見つけることができました。
ヤツガシラはまだ渡って来たばかりのようで、海岸沿いの荒地に座り込んでいました。しばらくは全く動きませんでしたが、そこは健啖家のヤツガシラ。餌を探し始めると地面をミシンのように突き回って土中に潜む獲物を探し出していた。
ヤツガシラを発見した場所は、交通量がそれなりにあるので長くは滞在しないでしょう。春の渡りの最中ということもあり、2日間滞在したらいい方でしょうね。
沖縄本島では貴重なヤツガシラなので、鳥仲間6人に連絡すると、なんとそのうちの3人がその場所から15分圏内にいるという偶然。私は先に帰りましたが、みなさん観察、撮影することができたようです。^^
ヤツガシラは、しばらくじっとしていましたが見事な換羽を広げひと伸びすると獲物を求めて地面をつつき始めました。
田んぼに 先日の3羽のタゲリ に続き、再び1羽入りました。
ハクセキレイの群れの中に夏羽に変わったホオジロハクセキレイが1羽。
タカブシギやアカアシシギ、コチドリも数を増やしていました。
小さなクモを捕まえたホオジロハクセキレイのオス夏羽。
3年間の沖縄本島勤務を終え、4月から石垣島勤務となるため、アパート探しで島へ行ってきました。
ついでにタカサゴモズを見てきました。昨年の11月には一瞬だけ飛び去るのを見ていましたが、写真に収めるのは 2011年 以来8年ぶり。久しぶりのタカサゴモズは見慣れたシマアカモズよりかなり大きかった。
現場に着くとすぐに発見したのですが、田んぼに作業が入ってしまいタカサゴモズは田んぼ3枚分離れたススキに止まった。遠い。田んぼの作業も終わりそうにないので、農家の人に事情を話し農道に入らせてもらい近距離から撮影でしました。^^
ヤツガシラとクロウタドリの情報も石垣島ナンバーワンの野鳥ガイドのスポッターさんいもらったのですが、4月から住む家探しがメインの石垣島入りだったので、時間が足りず探せませんでした。
久しぶりのタカサゴモズ。大きくて美しい鳥です。
夜間、気晴らしに農道をドライブしていると見慣れないシルエットが視界に入りました。懐中電灯で照らしてみるとなんとトラフズク!! 地面に降りていることもあり、すっかりコミミズクだと思っていましたが、トラフズクでした。訂正します。
トラフズクはすぐに飛び立って行きましたが、闇夜の中、獲物のネズミを探しているのだろうとそのまま農道に車を走らせると大きなネズミを捕まえたトラフズクが目の前に現れました。捕まえたネズミはかなり大きいのでドブネズミでしょうか? 一旦その場を離れ、数分して戻るとトラフズクは小雨が降る中、ネズミをうまそうに食っていました。
沖縄では初めての対面です。春の渡りの途中だ思われます。
数年前に石垣島でコミミズク を見ているので、これで沖縄で見ることのできるフクロウ全種達成です。^^
目の前で見ることができたトラフズク。足元に食いかけのネズミが見えます。
先日、オスとメスでいたヨシガモ がメスだけになっていました。他にいたヒドリガモやオカヨシガモも全ていなくなっていたのですが、ヨシガモのメスはオオバンたちと残っていました。先日見たとき、ヨシガモのメスが妙にオオバンの後をついて回っていておかしいなと思っていたのですが、どうもこのヨシガモのメスは種を超えてオオバンのことが好きになり残ることに決めたようです。^^;
1羽だけ残ることを決めたヨシガモのメス。