2023年12月23日(旧暦では2023年11月11日)
オオノスリやシベリアハヤブサ、チュウヒ、サシバ、チョウゲンボウ、コミミズクなど石垣島で越冬する猛禽類がそろってきました。
獲物となるカモやオオバン、小鳥たちは猛禽が現れるとピリピリしています。
オオノスリ
オオノスリ幼鳥。毎年、現れますがこの個体は警戒心も弱く、観察撮影がしやすいです。
オオノスリ
オオノスリ
ヤエヤマヤシを背景に飛ぶオオノスリ。石垣島ならではの光景。^^
オオノスリ
オオノスリ
オオノスリ
オオノスリ
シベリアハヤブサ
シベリアハヤブサ
コミミズク
毎年、現れるコミミズク。昨年は同じ田んぼに3羽でしたが、今年は1羽だけ。写真では見えませんが、ネズミを食っている最中。
リュウキュウアオバズク
上のコミミズクのすぐそばにいたアオバズク。お互い干渉はせず。
ハイイロチュウヒ
チョウゲンボウ
ノビタキ
タヒバリ
タヒバリの群れもチョウゲンボウが来るとパニック。チョウゲンボウがシャッフルするのでタヒバリの群れに入っていたマキバタヒバリの写真は撮れず…。^^;
サシバ
カンムリワシ
シマアカモズ
2023年12月23日(旧暦では2023年11月11日)
オオヒシクイとともに小さなヒシクイが2羽。ロシアヒシクイとかヒメヒシクイとかの亜種と思われますが、識別は困難ですね。
小さな沈砂池にはオシドリやキンクロハジロ、ヒドリガモなどが滞在中。正体不明なカモもいましたが、雑種にしては親の想像がつかず、家禽が混じっているのかもしれません。
オオヒシクイ / ヒシクイ / ヒメヒシクイ
オオヒシクイと小型のヒシクイとヒメヒシクイと思われる個体。
ヒシクイ / ヒメヒシクイ
小型の2羽。右はヒシクイですが、左の個体は顔の色が濃くて顔つきも異なります。
オオヒシクイ / ヒシクイ / ヒメヒシクイ
オオヒシクイ / ヒシクイ / ヒメヒシクイ
こちらは上から。ヒシクイとの違いはよく分かりません。
オオヒシクイ / ヒシクイ / ヒメヒシクイ
雑種
正体不明のカモ。家禽の血が入っているのでしょうか?
オシドリ
オシドリ
ヒドリガモ
キンクロハジロ
キンクロハジロ幼鳥メス。くちばし先端の黒い部分がないように見える個体。
キンクロハジロ
オオバン
2023年12月23日(旧暦では2023年11月11日)
ソリハシセイタカシギは複数箇所で7羽ほどが滞在中。島内の田んぼの水が少なくシギは少なめです。
ソリハシセイタカシギ(アボセット)
ズグロミゾゴイ
ムラサキサギ
ムラサキサギ幼鳥。ヤエヤマイシガメの幼体を捕まえた。
アカアシシギ
チュウシャクシギ
ユリカモメ
先月から滞在中のユリカモメ。第2回冬羽。今季は2羽と少ないです。
2023年12月8日(旧暦では2023年10月26日)
サバクヒタキが現れました。沖縄本島や与那国島では記録がありましたが、その間の島々では記録がなかった鳥です。聞いたことのない鳴き声が聞こえたので周囲を見回していると民家から1羽の鳥が飛び出しました。
道路を挟んだコンクリートの屋根に止まった瞬間、サバクヒタキと確信。カバンに入っていたカメラを取り出して慌てて撮影しました。完全に油断していました。
数カット撮影するとサバクヒタキはどこかへ飛んでいってしまいました。越冬することを期待して機会があればまた探してみたいと思います。
サバクヒタキ
サバクヒタキ
サバクヒタキはオスの第1回冬羽と思われます。ツグミと小競り合いをして、屋根のてっぺんに止まるとどこかへ姿を消しました。
2023年12月8日(旧暦では2023年10月26日)
オオバギやリュウキュウガキ、クロヨナの根に寄生するリュウキュウツチトリモチの開花がピークを迎えています。この群集はリュウキュウガキの周りに生えていました。
リュウキュウツチトリモチ
薄暗い林床から顔をのぞかせるリュウキュウツチトリモチ。