2017年8月23日(二十四節気の処暑、旧暦では2017年7月2日)
きょうは、二十四節気の一つ処暑。シギやチドリの渡りが始まり、秋は着実に来ているのですが暑い一日でした。^^;
漫湖干潟では、1週間ぶりにナンヨウショウビンに会えました。きょうもとよみ大橋からの観察で遠かったですが、再び巡り会えてよかった。8月10日に発見されてから2週間がたちました。
「最後にナンヨウショウビンをもう一度見てみたい」と思っていましたが、いざ見つかるとまだまだいてほしいという気持ちになるものです。^^
久しぶりに沖縄本島のマスター(勝手に私が思っているだけ…。^^;)とも数カ月ぶりにフィールドで会うことができた。ジシギの識別の手助けになるようにと、マスター作の沖縄のジシギ写真集も頂いた。昨年も識別頑張ろうとして挫折していますが、今冬こそやるぞ!!
ナンヨウショウビン 遠いし、マングローブの影でしたが、再びナンヨウショウビンに会えました。
ナンヨウショウビン 嘴が泥で汚れています。干潟のカニをとっていたのでしょう。
2017年8月22日(旧暦では2017年7月1日)
漫湖干潟でナンヨウショウビンの登場を待っているとリュウキュウヨシゴイが登場。以前よりかなり数を減らしているそうです。私も漫湖干潟で見たのは初めて。
秋の渡りのシギは、チュウシャクシギやキアシシギ、アカアシシギ、ソリハシシギが多くいます。アオアシシギは数羽。
肝心のナンヨウショウビンは出ませんでした。^^; 明日に期待。
リュウキュウヨシゴイ 満潮に向けて潮が満ちてきたらいつのまにかリュウキュウヨシゴイが現れました。
チュウシャクシギ チュウシャクシギをはじめ、漫湖干潟にやってくるシギたちは、カニをよく食べます。
アオアシシギ アオアシシギは、数羽の飛来。ほぼ冬羽に変わっているのか、白く目立つ個体でした。
2017年8月16日(旧暦では2017年6月25日)
現場に着くとすでにナンヨウショウビンが餌取りにやってきていました。 昨日 に比べると距離が倍ぐらいあり遠い…。^^;
しかし、愛想よく獲物のカニなどをとったりして楽しませてくれました。
今月10日に発見されてから1週間がたちましたが、このナンヨウショウビンは、いつまで滞在してくれるのでしょうか。
漫湖水鳥・湿地センターへは、ナンヨウショウビンについて何件か問い合わせの電話があったそうです。漫湖水鳥・湿地センターへもぜひ立ち寄ってみてください。係の方は非常にフレンドリーで親切ですし、野鳥情報も聞けますよ。
ナンヨウショウビン 一番近くてもナンヨウショウビンまで、数十メートルは離れていました。
ナンヨウショウビン 今日は、こちらの木がお気に入りのようで何度か止まっていました。
ナンヨウショウビン 干潟に降りてはカニを捕まえていたナンヨウショウビン。素早く一瞬で仕留めるという感じではなく、いちど地面に降りてから出てきたカニを捕まえるような方法でした。
ナンヨウショウビン 上空を見つめるナンヨウショウビン。たまにツミが漫湖の上を飛んでいくので気になるようです。
ナンヨウショウビン ナンヨウショウビン 遠い、暗いでシャッタースピードが上がりませんが、ナンヨウショウビンの飛ぶ姿。
2017年8月15日(旧暦では2017年6月24日)
那覇市と豊見城市にまたがる漫湖干潟になんと珍鳥ナンヨウショウビンが姿を見せました。沖縄野鳥の会の会長さんと沖縄南部自然を守る会の会員さんから情報を提供いただきました。ありがとうございます。
午前中は、饒波川からとよみ大橋まで2時間以上かけて歩きながら探したのですが、見つからず。途中、野鳥の会の会員さんとばったり会い、夕方のが出がいいですよとのアドバイスをいただき、出直すことにしました。
夕方は、とよみ大橋からの探索。沖縄本島初記録となるナンヨウショウビンを一目見ようと約10人ほどが集まっていました。
誰かに見つけてもらったナンヨウショウビンは、絶対に嫌だったので最初に見つけてやろうと目を皿のようにして探していると日没直前の午後6時48分に出ました!!
「居た!!」と言って万が一にもカワセミだったら恥ずかしので、息を整えてもう一度双眼鏡を覗くと完全にナンヨウショウビンでした。そこで初めて、沖縄野鳥の会会長さんに報告の上、皆さんに居たことを告げると全員で撮影会。
次はいつ見られるか分からないので、遠い、暗い、橋が揺れるの三重苦の厳しい条件の中、とりあえず写真に押さえようとシャッター音があたりに響き渡りました。^^
湿地のマングローブに止まったナンヨウショウビンは、キアシシギやコサギにアタックしていました。自分の縄張りだと主張しているかのようです。10分ほど、飛び回り、ほかの鳥を散々驚かしてから午後7時10分ごろにはマングローブの中に消えて行きました。
その後は、居合わせた皆さんと固い握手をしてナンヨウショウビンに会えたことを喜びました。^^
小笠原方面の台風の影響なのか今月上旬に名護市で2羽、北谷町で1羽のコアホウドリが迷い込んできているので、このナンヨウショウビンもその影響で沖縄本島までやってきてしまったのでしょうか。
ナンヨウショウビン この時が一番近かった。とっさに2倍のエクステンダを外し、橋の上から干潟にカメラを落とさないか心配しながら600mm手持ちでの撮影。
ブルーの背中が大変に美しいナンヨウショウビンです。
ナンヨウショウビン マングローブの枝にとまるナンヨウショウビン。お気に入りの枝のようで何度も止まっていた。
足が泥で汚れているのは、干潟に降りてカニを捕まえていたからでしょうか? 捕食シーンもぜひ見てみたいものです。
ナンヨウショウビン ナンヨウショウビンの美しい背中。橋の上からの撮影なので大型車が通るたびに橋が上下に揺れ、非常に撮影しづらかった。この写真もブレてしまっています。
ナンヨウショウビン ナンヨウショウビン もう少し背中側から見たかったのですが、とりあえず沖縄本島初記録のナンヨウショウビンが見られたことに感謝。
2017年8月14日(旧暦では2017年6月23日)
秋の渡り鳥を見に沖縄本島南部の米須海岸へ行ってきました。コチドリ、シロチドリ、ダイゼン、ムナグロ、キョウジョシギ、キアシシギ、タカブシギ、イソシギ、トウネン、ヒバリシギなどがいました。
夕方には、ゴイサギがやってきてクロサギと餌場の取り合いをしていた。^^;
キョウジョシギ トウネン キアシシギ ヒバリシギ タカブシギ イソシギ シロチドリ コチドリ クロサギ / ゴイサギ クロサギ