Jan. 31, 2019(旧暦では2018年12月26日)
南風が吹き最高気温が25度まで上がる暖かい一日でした。南風に乗って何か来ていないかと海岸を回ってみましたが、レギュラーメンバーばかりでした。
いつも遠いオオハシシギは、珍しく岸から10メートルほどのところでコガモに混じり採餌していました。相変わらず冬場は逆光の海岸なのでオオハシシギから距離を取りつつ順光側に回り込み座って観察していると20メートルほどのところまで近ずいてきてくれました。^^ 前回 より距離も近く太陽も出ていい条件で撮れました。
コチドリやムナグロ、ハマシギなどもすぐ近くへやってきます。
先日見つけたヨシガモのメス を探したのですが、暖かい日差しにカモたちはお休み中で再会することはできませんでした…。
オオハシシギ 美しいオオハシシギ。種類によっては、すでに春の渡りがはじまっています。オオハシシギは夏羽になるまで滞在してくれないだろうか。
オオハシシギ 水中にくちばしを差し込み餌探し。何を捕まえているのかまでは分からない。
ハマシギ オカヨシガモ / コガモ / ヒドリガモ 左からヒドリガモ、コガモ、オカヨシガモ。オカヨシガモは右の翼が下がっているけど、怪我でもしているのか?
コチドリ ムナグロ オカヨシガモ オカヨシガモ オカヨシガモのメス。上のオスと行動を共にしていたが、こちらはまだ非生殖羽。
Jan. 31, 2019(旧暦では2018年12月26日)
久しぶりに夜のやんばる。自宅を出るのが遅かったので、到着は午前1時を回っていました…。^^;
とりあえずリュウキュウオオコノハズクのポイントに出向くとすぐに1羽に出会えました。その後も3羽と鳴き声は1羽確認できました。あまり活性は高くなかった。時間帯も悪かったと思います。本来、この時期は繁殖期序盤で活性が高いはずです。昨年は 同時期の同場所で8個体観察の5個体撮影 しています。
ヤマシギはいつもの芝生に2羽。奥の植え込みにもいるようでしたが、肉眼で確認できたのは2羽だけでした。時間は夜中の3時前で眠かったのと 1カ月前に同じ場所で4羽を撮っている ので今回は写真はなし。^^;
車中泊しましたが、寝心地が良すぎて起きたのは午前10時前。駐車場ではホントウアカヒゲが出迎えてくれました。^^
その後、沖縄本島最北端の広大なススキ原に出向いたのですが、ジョウビタキやイソヒヨドリなどだけで特筆するものはなし。珍しいのが越冬していないかと期待していったのですが、外れました。
リュウキュウオオコノハズク 午前2時、いつもの場所で獲物を狙っていたリュウキュウオオコノハズク。お尻に草の種子を付けている。
リュウキュウオオコノハズク リュウキュウオオコノハズクは4羽を確認。時間帯が悪かったのでこんなものでしょう。
ホントウアカヒゲ 車中泊のセットを充実させたら寝心地が良すぎて10時ごろまで眠ってしまった。^^; トイレに行ったらホントウアカヒゲのオス成鳥が出迎えてくれました。
ジョウビタキ 遠くてなかなか足が向かない沖縄本島最北端まで久しぶりに出向いたのに成果はジョウビタキのメスだけ…。
Jan. 30, 2019(旧暦では2018年12月25日)
ハクセキレイ20羽ほどの群れにタイワンハクセキレイとホオジロハクセキレイがいました。タヒバリ2羽やキセキレイ、ツメナガセキレイなども付近にいますが、ハクセキレイとは一緒に行動していないようです。ツメナガセキレイとキセキレイは一緒に行動していた。
違う田んぼですが、妙に白いアカモズがいました。シマアカモズのオスだと思われますが、かなり遠くからでも白さが目立っていました。すぐに飛んでしまい、背面や横からの写真は撮れず…。^^;
キセキレイは白化個体と思っていたら、同じようなのが近くに3羽も!! 白化個体がこんなにいるはずないのでよくよく見てみたら三列風切の一部が脱落して白い部分が目立っているだけのような…。^^;
タイワンハクセキレイ タイワンハクセキレイの第1回冬羽。オスと思われる個体。
ホオジロハクセキレイ タヒバリ キセキレイ 白い部分が目立つキセキレイ。部分白化ではなさそう。
キセキレイ 後ろから見てみると三列風切の白い部分が見えているだけのようです。
シマアカモズ 色白のシマアカモズ。遠いのと気温が高く空気が揺らぐのでピントがいまいち来ない。
Jan. 29, 2019(旧暦では2018年12月24日)
昨年の12月からいるマミジロタヒバリ の姿を久しぶりに拝めました。牧草が伸びてから鳴き声は毎回聞こえるのですが、草に潜る習性から姿が全く見えませんでした。数日前、牧草を農家が刈り取ってくれたおかげで約1カ月ぶりにマミジロタヒバリの全身を撮影することができました。
刈り取られた牧草地も気に入っているようで、どこかへ飛び去ってもしばらくすると同じ場所に戻ってきていました。
マミジロタヒバリ 短く刈り取られた牧草地を歩き回るマミジロタヒバリ。
マミジロタヒバリ コマミだったら嬉しいなーと後ろ姿も撮るのですが、コマミの要素は一切なく見事なマミジロタヒバリでした。^^;
Jan. 29, 2019(旧暦では2018年12月24日)
一日中逆光の海岸を見てきました。カモもシギもチドリもまばらでしたが、リーフ内を鳥を脅かさないようにぐるーっと歩いて順光側まで周り姿勢を低くして双眼鏡で数少ないカモを見ていると見慣れない模様のカモを発見。手元に図鑑はないのでとりあえず何枚か撮影し、自宅で図鑑を見てみるとヨシガモのメスでした。妻の実家の福岡へ行った時は和白干潟でヨシガモはたくさんみるのですが、どうしても目が行くのは美しいオス。地味なメスこそしっかり観察しておかないといけませんね。反省。おそらく以前から同所で越冬していたものと思われますが、今まで全く気づきませんでした…。^^;
しばらくヨシガモを眺めていると、いつの間にかやってきたカモメの仲間が近くで水浴びを始めました。この海岸で見かけるズグロカモメにしてはずいぶん大きく感じたので双眼鏡で見てみるとなんとウミネコでした。沖縄でウミネコを見たのは初めてです。 2年前に与根漁港で見たカモメ ほどではないですが、ウミネコも沖縄では珍鳥の部類です。
クロツラヘラサギが3羽いました。この場所はクロツラヘラサギの生息環境ではないので長くは止まらないと思われます。新しく飛来した個体でしょうか。
シギやチドリは少なく、シロチドリの群れがいたほかは、アオアシシギが数羽。ヒバリシギやメダイチドリがまばらにいた程度でした。
ヨシガモ ヨシガモ この海岸に群れているコガモでもヒドリガモでもオナガガモでもないしなんだろう。オカヨシガモにしては首が短いなーと思いながらとりあえず撮影。自宅で図鑑と見比べてやっとヨシガモと分かりました。
ウミネコ カモを見ていると潮溜りでウミネコが水浴びを始めた。
ウミネコ 本土ではごく普通のウミネコも沖縄では稀な冬鳥です。
クロツラヘラサギ アオアシシギ