撮影機材をSONYに入れ替え、フラッシュを純正にしようかサードパーティーにしようか迷っていたのですが、評判のよいGodoxにしました。中でもリチウムイオン電池でチャージが早いV860IIとコマンダーにXproを購入。さっそく夜のリュウキュウコノハズクやリュウキュウアカショウビンを被写体に試してきました。久しぶりの石垣島でのナイトバードウオッチングです。^^
TTLもしっかり働き、露出のことは何も考えずに撮れて非常に便利でした。ガイドナンバー60の大光量ですが、電池もかなり持ちそうです。もうエネループなど乾電池タイプのフラッシュには戻れませんね。^^
コノハズクのオス。ここで繁殖している個体です。メスは抱卵中なのか分かりませんが見当たらず。
この個体は昨年、 全く同じ場所で撮影したコノハズクのオス と頭の羽毛のはげ具合が似ているので同個体かもしれません。
今日は、石垣島に長期滞在しているイギリス人とアイルランド人をバードウオッチングへ2時間ほどご案内。リュウキュウアカショウビンを見たいということでしたが、リュウキュウコノハズクに一番感激していました。^^
昨日から巣穴を掘り始めたアカショウビンのペア は今日も巣作り中です。1日でずいぶん掘り進めているようです。
キンバトはいつもの餌場にメスがやってきていました。林道を横断するオスの個体も一瞬ですが、観察することができました。
コノハズクは人が通行する場所に近いので子育てがうまくいくか少々心配です。
そして、私の友人であり、野鳥写真の撮り方を教えてくれた先生であり、石垣島ナンバーワン野鳥ガイドの スポッター さんが6月よりツアーを再開しました。この機会にアカショウビンなど石垣島の鳥を見にきてくださいね。^^ スポッターさんはカメラメイカーから試作機のテストを依頼されるほどの腕前で親切に野鳥撮影の極意を教えてくれますよ。私が責任を持ってお勧めします!!
暗い林の中で巣作りに精を出すアカショウビン。
先日見つけたリュウキュウコノハズク が産卵したようでメスが、樹洞に入っていました。コノハズクの雌雄の違いはよく分かりませんが、これまで観察してきた中での傾向から先日撮影した個体はメスだと判断していましたが当たっていたようです。^^
リュウキュウアオバズクも石垣島各所で抱卵に入っています。現在、3ペアを観察中。先日、抱卵に入ったと思われるアオバズク情報をスポッターさんから聞いたので見てきましたが、巣内はもぬけのからで付近にアオバズクの姿もありませんでした。数日前の大雨で営巣をやめたのかカラスの被害にあったのか…。
林道や公園ではカンムリワシやズグロミゾゴイに出会うことができました。林道ではキンバトを観察する機会が多いですが、こちらもそろそろ抱卵に入る時期と思われます。
抱卵中のコノハズクのメス。人の気配がするので巣穴から顔をのぞかせたのでしょうか?
昨年見つけたリュウキュウアオバズクの営巣ポイント を回ってみると今年もペアで帰ってきていました。2羽でいるのですが、お互い離れた場所で休んでいました。
リュウキュウコノハズクもオスとメスが営巣木と思われる木の近くに止まっていました。先日のペアとは別の新規ポイントです。こちらも産卵、抱卵はこれからのようです。
リュウキュウメジロはペアが巣材を一生懸命運んでいました。不在中にのぞいてみると今日から巣作り開始のようでした。こちらも巣立つまで観察したいと思います。
林の中や公園を歩くとイシガキヒヨドリが目の前に立ちはだかります。これは、近くで子育てしているサインなのですが、ヒヨドリの巣は込み入ったところに作るのでなかなか見つけられませんね。
雌雄がはっきりしませんが、おそらくメスと思われるアオバズク。オスも近くにいるのですが、葉っぱがかぶって体半分しか見えませんでした。
近所の雑木林でリュウキュウコノハズクが営巣していました。鳥友に連絡して二人で観察していると、もう一羽も現れました。
順調にいけば7月には可愛らしいヒナが姿を現すでしょう。 昨年は同所で3羽のヒナ が巣立っています。
昨年も同じエリアでコノハズク を見つけていますが、このペアとは営巣木が離れているのと鳴き声は2カ所で聞こえているので別ペアだと思われます。
久しぶりにコノハズクの昼間の姿を見ることができました。オス個体です。
遅めの繁殖だったコノハズク のヒナが巣立ちました。巣立ったヒナは見つけられませんでしたが、親鳥は近くにカラスがくると追い払っていました。
アカショウビンは、大きく成長し自分で餌を取れるようになった幼鳥をたまに見かけるようになりました。
コノハズクのメス。
やんばる夜のフクロウ3種(リュウキュウオオコノハズク、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク)とヤンバルクイナを見てきました。写真に撮れなかったのが非常に悔やまれるのですが、越夏していると思われるサシバも林道で確認しました。
参院選の応援で昨日から那覇入り。仕事が終わり、シャワーを浴びて出発し、やんばるに着いたのはちょうど丑三つ時の午前2時すぎと厳しい時間帯。それでもオオコノハズク1家族にコノハズク8家族を見ることができました。アオバズクは成鳥の1ペアが同じ外灯で餌取り。おそらく巣立ったヒナは他の場所にいるのでしょう。
ヤンバルクイナはいつもの鉄板ポイントへ行くとすぐに見つかりました。比較的低い枯れ木で眠っていました。
午前6時ごろ明るくなってくるとホントウアカヒゲがいたるところで鳴き出し、ヤンバルクイナやノグチゲラも多く観察することができました。
少し場所を変えて私が唯一知るカラスバトが周年見られるポイントへ移動。この日は5羽のカラスバトを確認しましたが、写真はいつも難しい。1羽は地上に近い茂みから飛び出したので「営巣か!?」と一人、色めき立ちましたが足場も悪く帰る飛行機の時間も迫っていたので確認できませんでした。カラスバトの繁殖を記録することが当面の目標。
リュウキュウオオコノハズクのヒナ。巣立ち後、1カ月以上経っていると思われますが、まだ親鳥から給餌を受けていた。
今日はカンムリワシを見たいという息子と二人でバードウオッチング。昼飯を中華で済ませ、昼過ぎから山間部へ。
キンバトは林道で6個体確認。毎年のことですが、台風後はキンバトが見やすくなります。巣作り中のキンバトも発見。マーニ(クロツグ)の枝の付け根に小枝で巣を作っている最中でした。オスが小枝を集め、メスが巣で受け取っていました。キンバトはなかなか繁殖を観察する機会がないので大切に繁殖の記録をつけたいと思います。
コノハズクは孵化後、1週間程度たっているはずですが、まだメスがヒナを抱いていました。オスは近くで見張り番。
アカショウビンはすでに子育て終了しているようでした。6月下旬までにほとんど終わってしまいます。
カンムリワシはメスが1羽。犬の散歩をしている人が近づくと飛んで逃げました。人間には慣れた個体ですが、犬のことは相当警戒していました。
オスのキンバト。相変わらず美しいですね。
リュウキュウオオコノハズクとリュウキュウコノハズクの巣立ちビナ。
オオコノハズクは巣立ち後、2カ月近く経っていると思われます。親の縄張りで例年通り、羽化のため地表に出てくるセミの幼虫などを捕まえているようでした。 昨年は、巣立ちビナを3羽同時に見られました が、今回は2羽だけでした。
コノハズクも巣立ちのピークをすぎており、 前回は7家族20羽のヒナ が見られましたが、今回は成鳥1羽と巣立ちビナ2羽だけでした。
沖縄で繁殖するフクロウは オオコノハズク 、 コノハズク 、 アオバズク と3種類いますが、ヒナの可愛さではオオコノハズクが圧倒的ですね。^^
見よ!! リュウキュウオオコノハズクのヒナの愛らしさを!!