2024年7月14日(旧暦では2024年6月9日)
アオバズクが巣立ちました。カップル成立が例年より遅かったので巣立ちも遅れました。カップルのどちらかが変わったのでしょうか。
アカショウビンはどこも巣立ちが終わって、親鳥たちはほっと一息。巣立ったヒナたちは親の縄張りに止まっていますが、獲物は自分でとっています。
リュウキュウヨシゴイも子育て終わり、あちこちの田んぼで幼鳥が出だしています。ムラサキサギも独り立ちした幼鳥が田んぼに現れだしました。アカガシラサギやクロツラヘラサギは秋の渡りで飛来しています。
シギやチドリは少しずつ動きだしています。秋の渡りが本格化するにつれ、どんどん数と種類を増やしていきます。
アジサシ類は子育て真っ最中。エリグロアジサシは孵化後1週間から2週間程度たったヒナたちの姿が見えだしました。
リュウキュウアオバズク
今季、最後の巣立ちとなったアオバズク。巣内にはまだ残っていました。
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウアカショウビン
上と同個体。枝の下を車で通過してもこのリラックスぶり。座ってしまいました。
リュウキュウヨシゴイ
リュウキュウヨシゴイのオス。婚姻色は消えましたが美しい夏羽は残っています。
アカガシラサギ
ムラサキサギ
クロツラヘラサギ
クロツラヘラサギ
獲物をとらえたクロツラヘラサギ。畔沿いを歩きながら何かを捕まえていました。
アオアシシギ
アオアシシギは数羽で飛来。関羽の進み具合はばらばらでした。
アカアシシギ
コチドリ
コチドリは10羽ほどで到着。到着したばかりで疲れた様子でした。
カルガモ
親を失って3羽で育っているカルガモ。バンの親子が現れると恋しそうについていくのですが、置いてきぼりにされていました。
リュウキュウツバメ
リュウキュウツバメの巣立ちビナ。田んぼに水を飲みにきていました。
エリグロアジサシ
孵化後10日から2週間ほどのエリグロアジサシのヒナ。見えるだけで2ペア3羽いました。
2024年7月9日(旧暦では2024年6月4日)
自宅近くで子育てしていたリュウキュウアカショウビンは、いつの間にか巣立っていました。飛べるようになったヒナを3羽確認。
ズグロミゾゴイも巣立ち。巣立ちしてしばらく経っている幼鳥を2羽確認。リュウキュウヨシゴイは水のある田んぼに幼鳥が3羽ほど。親鳥の鳴き声も聞こえていました。
ツバメチドリは私有地の採石場で繁殖したようで、成鳥と幼鳥が合わせて30羽ほどいました。コチドリの幼鳥も2羽。石垣島で繁殖している可能性もありますね。
リュウキュウアカショウビン
自宅と目と鼻の先のアカショウビンは昨年に続き、3羽ほど巣立ちました。
ズグロミゾゴイ
リュウキュウヨシゴイ
リュウキュウヨシゴイの巣立ちビナは3兄弟がいました。
ツバメチドリ
ツバメチドリは繁殖成績がよく、巣立ったヒナが多く確認できました。
ツバメチドリ
この個体は翼を痛めているようでしたが、軽症のようなので心配ないでしょう。
ツバメチドリ
コチドリ
コチドリの幼鳥。2羽いました。石垣島内で繁殖してる可能性もありますね。
ヒバリシギ
ヒバリシギ
ケリ
2024年7月5日(旧暦では2024年5月30日)
2年前、繁殖しているところを確認した標識付きのリュウキュウコノハズク を2年ぶりに再確認。
この個体はメスで、2021年に波照間島で研究のため標識をつけられた134個体のうちの1羽でした。2023年9月23日付の新聞にも掲載しました。
引き続き、観察できるといいですね。^^
リュウキュウコノハズク / 足環・フラッグ付き
リュウキュウコノハズク / 足環・フラッグ付き
2023年9月23日付の新聞記事。島間移動を初めて証明した貴重な個体です。
2024年6月27日(旧暦では2024年5月22日)
巣立ち後のリュウキュウコノハズクのヒナを継続観察。先日よりは多少見やすいところにいました。近くにはメス親が見張り番です。
アオバズクも次々と巣立っていますが、まだヒナが小さいところではオス親が巣の近くで見張りに立っていました。
サンコウチョウの繁殖も順調にいっているようで、以前から観察中のペアから巣立ちしたヒナはだいぶ大きく成長していました。親鳥は2回目の繁殖に入ると思いますので、巣立った個体はヘルパーにつくかもしれませんね。
リュウキュウコノハズク
見やすい位置へ移動したリュウキュウコノハズクのヒナ。全身を見ることができました。
リュウキュウコノハズク
リュウキュウアオバズク
アオバズクのオス親。巣立ちはもう少し先のようです。
リュウキュウサンコウチョウ
親と変わらないぐらい立派に成長したサンコウチョウ。
リュウキュウサンコウチョウ
上の個体のメス親。2回目の繁殖に入りそうな気配でした。
2024年6月26日(旧暦では2024年5月21日)
今季、最初のリュウキュウコノハズクの巣立ちを確認。何年も繁殖が続いている樹洞です。ペアも同じかもしれませんが、標識しないと確かなことはわかりませんね。今季は1羽だけの巣立ちだったので、同じペアが続いているなら親鳥の高齢化が要因の可能性もありますね。
リュウキュウコノハズク
リュウキュウコノハズク
リュウキュウコノハズク
リュウキュウアカショウビン
自宅からアカショウビン。子育て中のようで、餌を取ると林内へ飛んで行きました。