March 1, 2019(旧暦では2019年1月25日)
夜間、気晴らしに農道をドライブしていると見慣れないシルエットが視界に入りました。懐中電灯で照らしてみるとなんとトラフズク!! 地面に降りていることもあり、すっかりコミミズクだと思っていましたが、トラフズクでした。訂正します。
トラフズクはすぐに飛び立って行きましたが、闇夜の中、獲物のネズミを探しているのだろうとそのまま農道に車を走らせると大きなネズミを捕まえたトラフズクが目の前に現れました。捕まえたネズミはかなり大きいのでドブネズミでしょうか? 一旦その場を離れ、数分して戻るとトラフズクは小雨が降る中、ネズミをうまそうに食っていました。
沖縄では初めての対面です。春の渡りの途中だ思われます。
数年前に石垣島でコミミズク を見ているので、これで沖縄で見ることのできるフクロウ全種達成です。^^
トラフズク 目の前で見ることができたトラフズク。足元に食いかけのネズミが見えます。
トラフズク しばらくするとトラフズクはネズミを足に掴んだまま飛び去り、再び闇夜に消えました。
March 1, 2019(旧暦では2019年1月25日)
先日、オスとメスでいたヨシガモ がメスだけになっていました。他にいたヒドリガモやオカヨシガモも全ていなくなっていたのですが、ヨシガモのメスはオオバンたちと残っていました。先日見たとき、ヨシガモのメスが妙にオオバンの後をついて回っていておかしいなと思っていたのですが、どうもこのヨシガモのメスは種を超えてオオバンのことが好きになり残ることに決めたようです。^^;
ヨシガモ ヨシガモ オオバン このオオバンは羽がボロボロになっていた。これで渡れるのだろうか?
Feb. 22, 2019(旧暦では2019年1月18日)
沖縄では非常に少ないケリに出会えました。 先日はタゲリ も確認しており、両種揃い踏み。ケリは 昨年 も 一昨年 も幼鳥でしたが、今回は久しぶりの成鳥でした。
セキレイの数は相変わらず多く、大半をハクセキレイが占め、数羽のツメナガセキレイとホオジロハクセキレイが混ざっていた。タヒバリは10羽程度。シギが全くいない中、なぜかヒバリシギが1羽だけいた。
タシギは数羽が草むらで休んだり、田んぼで餌探ししたりしていました。
ケリ ケリ ホオジロハクセキレイ ツメナガセキレイ ツメナガセキレイ。ところどろこ黄色くなってきている。
ハクセキレイ ハクセキレイは様々な換羽の個体がおり、バリエーションに富んでいた。
タヒバリ タヒバリも10羽ほどいましたが、あまり目立たず、地面にいると近い個体しか認識できませんが、何かに驚いて飛ぶと数の多さが分かります。
ヒバリシギ タシギ い草の田んぼで採餌するタシギ。奥に見えるのはヒバリシギ。
タシギ 草むらでじっとしている個体もいくつか認められました。
Feb. 19, 2019(二十四節気の雨水、旧暦では2019年1月15日)
2017年12月に同所で4羽 見て以来のタゲリとの再会。今回は、成鳥のオス1羽と幼鳥2羽の合わせて3羽でした。観察していると野猫が現れ、驚いたタゲリが例の「ミューイ」という大きな鳴き声とともに飛び立ち、水の張った田んぼへ避難していました。
田んぼにはタカブシギもぼちぼち入りだしました。
タゲリ タゲリ 幼鳥。冠羽も短く顔は褐色。褐色の羽縁部はほとんど擦り切れています。
タゲリ 水中や畦で足を高速で震わせ土中の虫を追い出して捕まえていた。
タカブシギ 数はまだ少ないですが、タカブシギも渡りの途中で立ち寄っているようです。
Feb. 19, 2019(二十四節気の雨水、旧暦では2019年1月15日)
春の渡りが始まり、サシバの数も最盛期の10分の1ぐらいまで減っていますが、暗色型サシバはまだいました。農作業が入っていたので警戒心の強い暗色型の行方を心配したのですが、定位置にいました。 昨年11月に見つけて 以来、同じ場所で越冬しています。発見当初よりは多少、警戒を解いているのかな?
チョウゲンボウもサシバほど急激ではないですが、見る個体数が減ってきているように感じます。小さなネズミの仲間を狩っていました。
近くの芝生では先月の 田んぼのアカハラ に続き今年、2個体目のアカハラを発見。シロハラ5羽と一緒に採餌していましたが、シロハラに近づきすぎると追い払われていた。
サシバ 暗色型サシバ。お気に入りの枝で獲物探し。今までで一番寄れた。
アカハラ アカハラは沖縄本島では数少ない冬鳥ですが、春渡りの時季、ツグミとともに多少見やすくなります。一昨年も 同じ場所でアカハラとツグミ を見ている。
チョウゲンボウ 獲物を食い終わったろころのようで嘴に血糊が付いていた。