日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2020年12月11日(旧暦では2020年10月27日)

ハクセキレイの群れが入っているというので変なのいないかなと見に行ってみたら、いい感じに分かりにくいのがいくらか交じっていました。^^

今季はハクセキレイよりもホオジロハクセキレイが多いのですが、さらにその中にシベリアハクセキレイみたいな個体とか、一瞬、タイワンハクセキレイかと思うようなあやしげな個体もいます。

ほとんど第1回冬羽なのでなかなか決定打がないのですが、いろいろ検討するのもこの時季のハクセキレイの楽しみの一つですね。^^^

ハクセキレイ

くちばしの太さが気になりますが顔はタイワンハクセキレイ、ボディーはハクセキレイな個体。

ハクセキレイ

一見ハクセキレイなのですが、胸のエプロン型黒斑がホオジロハクセキレイ的な個体。

ホオジロハクセキレイ

なんか違和感あるのですが、面倒なのでホオジロハクセキレイ。^^;

ホオジロハクセキレイ

うーん。上と同じく微妙な個体。とりあえずホオジロハクセキレイで…。^^;

ハクセキレイ

ふつーのハクセキレイ第1回冬羽メス。

ハクセキレイ

これもハクセキレイ。

ハクセキレイ

ハクセキレイ亜種いろいろ。

Category: 野鳥
2020年12月6日(旧暦では2020年10月22日)

きょうはサカツラガンなどを見たいというお客人を連れての短時間鳥見。

先月から石垣島の田んぼで越冬中のオオカワラヒワ2羽。警戒心がめちゃくちゃ強く、やっとまともな写真が撮れました。と言っても、63メートル先の15センチ程度の小鳥なので超トリミングしてます。^^; 長逗留中ですので、もう少し近くで撮りたいですね。

これで最近、独立種という研究が発表されたオガサワラカワラヒワ( 論文 )と亜種オオカワラヒワ、亜種カワラヒワを撮影できました。あとは亜種チョウセンカワラヒワを撮るだけ。

オオカワラヒワ

オオカワラヒワの成鳥メス。

オオカワラヒワ

オオカワラヒワ2羽。両方メスの成鳥です。

Category: 野鳥
2020年12月5日(旧暦では2020年10月21日)

昨日のソリハシセイタカシギ に加えて新たに3羽が田んぼに飛来しました。

現在、石垣島には2カ所合わせて4羽のソリハシセイタカシギが滞在中です。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

昨日から滞在中のソリハシセイタカシギ成鳥メス。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

3羽で飛来したソリハシセイタカシギ。全て成鳥。

Category: 野鳥
2020年12月4日(旧暦では2020年10月20日)

たまには時間を気にせず鳥を見たいのですが、きょうも仕事の移動中に田んぼで少しだけバードウオッチング。

今季初ではないですが、2カ月ぶりのソリハシセイタカシギが登場。警戒心のない個体ですが、強風が吹き付けるので撮りにくかったー。

田んぼのオニアジサシは、少しだけ場所を変えて休んでいました。どうも餌場はダムっぽいです。

強風と雨の中、ミサゴが畔で食事をしていました。草が茂って何を食っているのかは不明。

今まで知らなかった沈砂池を発見したのでのぞいてみるとキンクロハジロやハシビロガモ、コガモ、カワウなどがいました。石垣島内では大きめの沈砂池なので今後、何か入るかもしれません。

稲刈りが終わった田んぼではオナガガモの幼鳥たちがカルガモと採餌していました。カルガモについて回っていました。安心するのでしょうか。

シギ、チドリはアカアシシギやアオアシシギ、セイタカシギ、クサシギ、タシギ、タゲリ、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリなどが越冬中。

今季はユリカモメとの出会いが多く、ここ数日で4羽を観察。漁港にはウミネコらしきもいたそうですが、私は見られず…。

ムネアカタヒバリやハクセキレイ、キセキレイ、ツメナガセキレイたちは激しい北風が吹き付けるので草陰なでに避難している個体が多かったです。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

ソリハシセイタカシギ成鳥メス。今季は10月に現れているので2カ月ぶりの登場です。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

ソリハシセイタカシギはセイタカシギの群れの近くで採餌していました。群れには交ざらず。

オニアジサシ

また滞在しているオニアジサシ成鳥。餌を取りにどこかへ消えては休憩のために田んぼに帰ってきます。

ミサゴ

畔で獲物を食っていたミサゴの若い個体。見つけた時はちょうど食事が終わったところのようでした。

ミサゴ

食事を終えると飛び立ち、また海岸の方へ消えていきました。

キンクロハジロ

沈砂池にキンクロハジロ4羽。全てオス個体。

オナガガモ

オナガガモのオス幼鳥(左)とメス幼鳥。

オナガガモ

オナガガモのメス幼鳥。オナガガモは5羽いましたが全て幼鳥でカルガモについて回っていました。

アカアシシギ

アカアシシギ第1回冬羽。

アオアシシギ

アオアシシギ成鳥冬羽ですが夏羽も多少残っています。

ユリカモメ

ユリカモメ第1回冬羽。

ムネアカタヒバリ

強い北風と雨を避けるムネアカタヒバリ。

Category: 野鳥
2020年12月3日(旧暦では2020年10月19日)

昨年のサカツラガン4羽 も多かったのですが、ことしはサカツラガン過去最多数の5羽で飛来しました。

近くに沖縄では珍鳥なマガモのオスもいたのですが、警戒心が強くて写真は撮れず。

今季初のホシハジロは1羽で飛来。オナガガモと行動を共にしていました。

クロツラヘラサギは島内の複数箇所に何羽か散らばって越冬中。

サカツラガン

サカツラガン成鳥。くちばしの付け根の白い部分がないので若い個体か?

サカツラガン

サカツラガン5羽。草をついばんでいました。

サカツラガン

サカツラガン成鳥。雌雄は不明。

サカツラガン

警戒心もなく昼寝してしまいました。

ホシハジロ

ホシハジロ成鳥のオス生殖羽。

オナガガモ

オナガガモ成鳥。エクリプスから生殖羽へ移行中。

オナガガモ / ホシハジロ

警戒心の強いカルガモ軍団が飛び立っても残っていたホシハジロ(右)とオナガガモ。

クロツラヘラサギ

クロツラヘラサギは同じエリアの田んぼに2カ所で5羽。こちらは若い個体。

Category: 野鳥