2021年12月30日(旧暦では2021年11月27日)
石垣島ではさまざまな野鳥が越冬します。その中で観察しにくいのが小鳥たち。鳴き声をよく耳にするところでは、コムシクイ、キマユムシクイ、ノゴマ、ウグイスですが、どれもやぶの中にいるので見るのも大変です。
ムクドリサイズだとギンムクドリ、カラムクドリ、ホシムクドリ、バライロムクドリ、ツグミ、シロハラ、アカハラあたりが越冬しています。ムクドリの仲間は電線などに止まり鳴き声も騒がしいので見つけやすいのですが、行動範囲が広いのでだめなときは全く出会えません…。^^;
ギンムクドリ
コホオアカ
コホオアカ
キマユムシクイ
キマユムシクイ
獲物はなんでしょう。小さすぎてよく分かりませんが、アブラムシのような虫を食っているような感じでした。
キマユムシクイ
ウグイス
下草にはウグイス。ナナフシをのみ込むのに苦労していました。
ウグイス
ウグイスは、カラフトウグイスやチョウセンウグイスなどいくつかの亜種が飛来していると思います。こちらはただウグイスでしょうか。
ジョウビタキ
ジョウビタキのメス。石垣島に残っているジョウビタキはメスが多いようです。
2021年12月30日(旧暦では2021年11月27日)
ジャワアカガシラサギは滞在期間2カ月 となりました。同エリアにいるアカガシラサギも同じような期間います。両者とも夏羽へ変わるまでの滞在に期待が高まります。
ツルシギは12/6から 滞在中。越冬個体のタシギは十数羽、ハマシギも8羽ほど確認しました。ほかにはアオアシシギが多いです。
ジャワアカガシラサギ
アカガシラサギ
ツルシギ
ツルシギ第1回冬羽。黒くなるまでいてほしいですね。
アカアシシギ
タシギ
ハマシギ
2021年12月30日(旧暦では2021年11月27日)
12月に入り、カンムリワシは成鳥、幼鳥とも特に見やすくなっており、1日で10羽以上出会うこともあります。
ムラサキサギも成鳥、幼鳥とも牧草地や収穫の終わったサトウキビ畑、田んぼなどで見ることができます。
石垣島内のズグロミゾゴイは、市街地への進出が拡大しているのか、シードー線以南でも多く見られるようになってきました。繁殖も行っていると思われます。
カンムリワシ
カンムリワシ
カンムリワシ
カンムリワシ
カンムリワシは繁殖期が始まっており、行動が活発になっています。鳴き交わしもあちこちで聞こえてきます。
カンムリワシ
ムラサキサギ
ムラサキサギ幼鳥。成鳥を追い払う気の強い個体でした。
ズグロミゾゴイ
ズグロミゾゴイ成鳥。昨年まで幼鳥だった個体なので2年目です。
2021年12月27日(旧暦では2021年11月24日)
久しぶりにコホオアカを撮影。エンベリが少ない沖縄では確実に毎年、観察できるのですが、草にもぐりがちで撮影する機会は少ない…。
ツメナガセキレイは群れが島内を移動しながら越冬しています。その群れの中にハクセキレイやキセキレイ、タヒバリなどが入っています。
コホオアカ
コホオアカ
ツメナガセキレイ
ツメナガセキレイ
タヒバリ
タヒバリ
タヒバリ
ホオジロハクセキレイ
ハクセキレイ
イソヒヨドリ
イソヒヨドリのメス。おそらく第1回冬羽。 身近な鳥なのにしっかり見ていないのでよく分かりません。^^;
2021年12月27日(旧暦では2021年11月24日)
メジロガモ3羽、沖縄的珍鳥のスズガモ2羽が滞在中。ホシハジロは八重山では珍しく、沖縄本島ではそこそこ見られます。ヘラサギ1羽が島内を移動しつつ滞在中でユリカモメも1〜8羽が増えたり減ったりしながら逗留しています。
田んぼのシギは、タシギやアカアシシギ、アオアシシギ、クサシギ、タカブシギあたりが滞在中です。
忘れていた10月の保護個体のアカオネッタイチョウも2カ月遅れで掲出しておきます。^^;
メジロガモ
メジロガモの幼鳥メス2羽。オス幼鳥もいましたが、草むらの奥で撮れず…。
メジロガモ
メジロガモ
メジロガモ
スズガモ
スズガモ
ホシハジロ
ヘラサギ
リュウキュウヨシゴイ
リュウキュウヨシゴイ
タゲリ
ユリカモメ
田んぼでユリカモメ。最大8羽ほどいましたが、全て第1回冬羽です。
タシギ
イソシギ
アカアシシギ
アカアシシギ成鳥冬羽。成鳥、幼鳥含めた小さな群れで越冬中。
アカオネッタイチョウ