8月に初確認となったウズラシギ から2カ月遅れで幼鳥が到着しました。トウネンは十数羽が田んぼに入っていました。海岸にはヨーロッパトウネンが1羽いました。
今季初のウズラシギ幼鳥。
今や田んぼか畑で夕方になればふつうに見られるカタグロトビですが、最近はさらに出会いが多くなっています。この日は、職場から自宅に帰る20分の間に3羽確認しました。わが家のベランダからも夕方や朝方、獲物を探しながら移動するカタグロトビが見られます。
ベニバトは島内複数箇所で10羽が先週から滞在中。成鳥、幼鳥が混じった群れで、イネ科の草の種子についています。
ハリオシギもまだまだ見られます。今年こそ、越冬個体の長期観察を実現したいですね。
今季初のミユビシギとコガモも確認しました。石垣島では生息環境を選ぶミユビシギの飛来は少ないです。
夏羽を少し残したダイゼンも確認。こちらも当地では少なく、夏羽を残した個体はさらに少ないので得した気分です。^^
田んぼや海岸には越冬組のほか通過組が日替わりで入ってにぎやかです。
石垣島内の主な田んぼではたいてい見られるカタグロトビ。観察は夕方がおすすめです。
秋の渡りが盛り上がってきている石垣島。
数日前のベニバト5羽 は滞在中。キリアイはたまに姿を消したりしながらも継続的に見られています。ハリオシギは数を増減しながらエリアもその時々で変わりますが、結構な数が逗留中です。チュウジシギ、タシギも順調に数を増やし、ジシギ天国となっています。サルハマシギは幼鳥3羽が飛来。アカアシシギやコアオアシシギは幼鳥が目立ち、ヒバリシギ、タカブシギは嫌になるほどいます。
台風後、島にやってきたハジロクロハラアジサシは3カ所で4羽が残っています。大量に入ったクロハラアジサシは数を減らしていますが、一部が滞在中。
今季はジャワアカガシラサギが多いのですが、アカガシラサギもぽつぽつと入っています。
ベニバト幼鳥オス。幼羽から第1回冬羽へ移行中。
ベニバト5羽やジャワアカガシラサギ、カタグロトビ2羽、ハシグロクロハラアジサシ4羽、サルハマシギ幼鳥3羽、今季4羽目の確認となるカンムリワシ幼鳥など家族4人でのバードウオッチングにしては色々見られました。ただ、子どもがいるとジシギは騒がしくてやれませんね…。^^;
そしてコシジロウズラシギの可能性のある個体もいました。写真は撮れたのですが、子連れない上に土砂降りではっきりとは確認できず。^^; 図鑑の著者などいろいろな人に見てもらった結果、トウネンの可能性大。幻のコシジロウズラシギでした。
シマアカモズは増えてきてあちこちにいます。ハマシギも10羽近い数が飛来していました。シマアカモズは住宅街から農地まで鳴き声が聞こえてきます。アカショウビンは2羽確認しました。
昨日、取り逃したイワミセキレイはきょうは2羽目も出たのですが、やはり撮れず。先日のヤツガシラはブッポウソウ、トケン類と合わせて明日、チャレンジしてきますが、土日は子連れなのでどうなることやら…。
ベニバトの成鳥オス。
ハリオシギがここにきて再び増えました。ジシギ15羽の群れの中でハリオシギは5羽でした。ほかはチュウジシギ。すこし離れたエリアの田んぼではタシギが2羽。一番多い越冬組はタシギなのですが、まだ増えませんね。
ほかには、タカブシギやヒバリシギ、トウネン、セイタカシギ、ウズラシギ、コアオアシシギなどが滞在中です。クロハラアジサシやハジロクロハラアジサシもまだとどまっています。
イワミセキレイやヤツガシラ、アカハラダカ、ブッポウソウ、カッコウ、ツツドリなども飛来していますが、どれも写真は撮りにくいですね。^^; ジシギのかける時間を融通すれば多少は写真に収められたかもしれませんが…。
今季、一番赤みが強くて美しいハリオシギ幼鳥。
今季最初の石垣島へ飛来したカモはシマアジでした。海岸のセイタカシギやコサギの群れの中にいました。
ヨーロッパトウネンは 前回の幼鳥 に続いて2羽目。トウネンやヒバリシギと群れを形成していました。
ハジロクロハラアジサシは前回の成鳥に続き、幼鳥が到着。田んぼで元気よく餌を取っていました。
ハリオシギ、チュウジシギ、タシギのジシギ3種は滞在中。全種楽しめるのは今だけですね。
田んぼのスズメの群れに色彩変異を起こして派手な茶褐色になった幼鳥が2羽いました。 6月上旬には同所で同じような色彩変異を起こした成鳥 を見ているのでその子孫かもしれませんね。
今季初確認となったシマアジ。