2020年2月1日(旧暦では2020年1月8日)
沖縄本島からの友人と石垣島内を巡りバードウオッチング。
行方不明になっていたタカサゴモズを再発見。獲物を求めて広い範囲を飛び回っていました。スポッターさんに場所をお知らせ済みなので、タカサゴモズを見たい方はお問い合わせください。^^
ヤツガシラもまだまだ滞在中。警戒心もなく撮り放題の個体です。
カンムリワシの幼鳥は、田んぼでオオヒキガエルを捕まえていた。
石垣島など八重山ではコムシクイとメボソムシクイが少数越冬しています。ズグロミゾゴイを撮影していると「ジッ、ジッ」とメボソムシクイの地鳴きが聞こえてきました。双眼鏡で声の方角を探してみるとメボソムシクイを発見。ちょこまか動き回りますが、なんとか写真に収めることもできました。^^
ジョウビタキはなぜかヤツガシラの砂浴びを見学。小さな虫が飛び出すのでも狙っているのか?
ズグロミゾゴイは県道沿いを呑気に歩いていました。交通事故に遭わないか心配です。
友人は、トラツグミやハチジョウツグミ 、アカハラ、シロハラ、美しいシマアカモズのオス、カモやシギチなどもバッチリ撮影できて「石垣島は鳥だらけだ!!」と大変喜んでくれているようでした。
ほかにもアオシギとブラックサシバが昨年から引き続き滞在中です。^^
タカサゴモズ ヤツガシラ ヤツガシラ ヤツガシラ 砂浴びの合間にも健啖家のヤツガシラは長いくちばしを地面に突き刺しゴキブリを捕まえていた。
ヤツガシラ カンムリワシ オオヒキガエルを捕まえたカンムリワシの幼鳥。目が暗色の個体です。
カンムリワシ 作業中のトラクターが近づいてきたので、足にカエルを掴み飛ぶカンムリワシの幼鳥。
カンムリワシ メボソムシクイ 越冬中のメボソムシクイ。鳴き声が聞けたので識別できました。
メボソムシクイ メボソムシクイは素早く動くので写真は数枚しかおさえられませんでした。
ズグロミゾゴイ ジョウビタキ 越冬中のジョウビタキ。ジョウビタキやツグミの仲間は年によって越冬する数にかなり変動があるのですが、今季はかなり多め。トラツグミも多いですね。
2020年2月6日(旧暦では2020年1月13日)
知人が石垣島に鳥見に来るので下見。
タカサゴモズ、カンムリワシ幼鳥、カタグロトビ、ヤツガシラ、ハチジョウツグミ 、アオシギ、暗色型サシバ、キガシラセキレイ、シマアカモズ、ズグロミゾゴイ、ムラサキサギ、ツクシガモ、コノハズクなど確認。
タカサゴモズ タカサゴモズ 畑の周りの防風林に止まったり、スプリンクラーに止まったりして獲物を探していた。
タカサゴモズ カンムリワシ カンムリワシの幼鳥が田植えを準備中の田んぼにいました。
カンムリワシ 上の個体と同じエリアの田んぼにいたカンムリワシ幼鳥。お互い関心がないようだった。
カタグロトビ 今やカタグロトビは朝方や夕方になれば石垣島のあちこちの田んぼや畑で見られます。
ツクシガモ 昨年から滞在中のツクシガモ。ヒドリガモやハシビロガモと休憩していた。
2020年2月9日(旧暦では2020年1月16日)
関西からのご夫婦と石垣島内にてバードウォッチング。 前日の下見通り 、ヤツガシラ、タカサゴモズ、カタグロトビ、カンムリワシ、ズグロミゾゴイ、ムラサキサギ、シマアカモズ、キガシラセキレイなどを観察、撮影できました。^^
タカサゴモズ 今日も定位置で越冬中のタカサゴモズ。大きくて美しいです。
ヤツガシラ ヤツガシラは一発目はいませんでしたが、ランチをとってから戻ると定位置で採餌していました。
2020年2月10日(旧暦では2020年1月17日)
春の渡りが始まりつつあるのか、石垣島内のサシバはほとんどいなくなっています。暗色型サシバも見当たりませんでした。11月から滞在していたアオシギもここ数日の間に見られなくなりました。
タカサゴモズはお気に入りの餌場でイモムシやバッタなどを捕まえていた。シマアカモズは島内で移動している雰囲気ですが本格的な渡りはまだ始まっていないようであちこちの農耕地で確認できました。
渡りの早いカラアカモズは北上が始まっているのか、田んぼと牧草地が混在する農耕地で1羽確認できました。
田植えが始まった田んぼにはツメナガセキレイやハクセキレイ、キセキレイ、キガシラセキレイ、タヒバリ、ムネアカタヒバリなどの群れ。
穏やかな陽気に包まれ、カンムリワシの姿もよく目にしました。
タカサゴモズ タカサゴモズ タカサゴモズ 近いんだけど、全身は拝めず。ペリットを吐き出していた。
タカサゴモズ 暖かい日が続くので、いつ渡ってしまうか気になるところです。
シマアカモズ シマアカモズ カラアカモズ 石垣島で見られるほかのモズより渡りの始まりが早いカラアカモズ。
カラアカモズ カラアカモズは、田んぼや牧草地で餌を捕らえていた。
カンムリワシ カンムリワシ タヒバリ タヒバリ ツメナガセキレイ 夏羽に変わりつつあるツメナガセキレイ。群れの中でもほとんど夏羽になっている個体からまだ冬羽の個体まで様々でした。
シロハラクイナ 田植えの準備で水の張られた田んぼにはシロハラクイナが多く見られました。
2020年2月16日(旧暦では2020年1月23日)
田んぼでコチドリ、ツメナガセキレイ、ムネアカタヒバリなど。それぞれ夏羽に変わりつつあります。
写真は撮れませんでしたが、例の 変わり種のキガシラセキレイ も滞在中。どんな夏羽になるのか換羽が進むのが楽しみです。
コチドリ 冬羽がまだ残っていますが、夏羽に換羽しつつあるコチドリ。この個体が群の中で一番換羽が進んでいた。
ムネアカタヒバリ ツメナガセキレイ 数十羽のツメナガセキレイの群れは個体ごとに換羽状況が異なります。
アオアシシギ 2020年2月16日(旧暦では2020年1月23日)
暖かい夜、後日予定する鳥類研究者の案内の下見を兼ね、久しぶりに林道のリュウキュウコノハズクを見てきました。今年は気温が高く、その影響か分かりませんが、コノハズクたちはオスとメスが追いかけっこをするなど繁殖期初期のような行動を見せていました。
8個体ほど確認したうち、特に警戒心の薄い個体をじっくり観察。オスとメスの鳴き交わしやコノハズク同士のいざこざなどがありました。
リュウキュウコノハズク 公園に住み着く非常になれた個体。私の照らす電灯の光に集まる虫を捕まえたりしていた。
リュウキュウコノハズク 車の前照灯に誘引される虫に狙いを定めるリュウキュウコノハズク。
リュウキュウコノハズク 巣立ちの時期にはコノハズクのヒナたちが止まるセンダンにいた個体。縄張り的に 昨年の巣立ちビナたち の親なのだろうか?
2020年2月23日(旧暦では2020年1月30日)
昨年の11月から石垣島で滞在中のアオシギ は滞在3カ月を超えました。
騒がしい息子を連れての鳥見だったのでアオシギまでの距離が詰められず、点のようにしか写せませんでしたが、確認できてよかったよかった。^^
アオシギは非常に美しいシギです。 一番寄れた時 の感動は今でも忘れません。^^
交通量のそこそこある県道沿いには3羽のズグロミゾゴイが出ていました。2月に入ってからは同じ場所で毎日のように現れています。交通事故が心配。
アオシギ アオシギ アオシギまで110メートルほど。遠いので超トリミング…。^^;
ズグロミゾゴイ ズグロミゾゴイ成鳥。羽が1枚抜けそうで抜けない。この数日はこのような状態。
ズグロミゾゴイ