日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年2月25日

ヘラサギ、ツクシガモは田んぼで滞在中。アカツクシガモたちは猟犬に驚いてぶっ飛んで行ったきり帰ってこない。ダムあたりに避難したのかもしれません。

越冬タシギはあちこちにいますが、越冬チュウジシギが年末以降、見つかりません…。

ヘラサギ2羽。アンパル湿地と田んぼを行き来しています。

2023年2月18日

数日前から滞在中のヤツガシラを見てきました。警戒心の全くない個体でした。

アカツクシガモとツクシガモも長期滞在中。田植えも始まっているのでそろそろ移動でしょうか。

ヤツガシラ。飛来状況を見ていると今春の石垣島はヤツガシラが多い予感です。

2023年2月15日

隙間時間に鳥見。カンムリワシは活発で成鳥、幼鳥とも出会いは多いです。チョウゲンボウもあちこちで越冬中。

漁港にはウミネコが2羽いました。釣り人のエサを狙っているようでした。

タゲリの群れがあちこちに入りました。一番大きな群れは十数羽。サトウキビ畑の堆肥には毎日、ギンムクドリやツグミがやってきます。

ハブを食うカンムリワシ。

2023年2月14日

コホオアカは越冬していますが、草むらにもぐってなかなか撮りにくい。地鳴きはあちこちで聞こえます。

ムネアカタヒバリももぐることが多いのですが、この群れは開けた場所にも出てきて観察しやすかったです。換羽のステージもさまざまでいい感じでした。

セキレイはハクセキレイ、タイワンハクセキレイ、ツメナガセキレイ、キセキレイが混在していました。

島内の田んぼでは、コホオアカがそこそこ越冬していますが撮影は困難。

2023年2月12日

2月3日から2月7日の日程で家族4人で道東旅行。そのわずかな隙を突いて、ほんの少しだけ鳥見。お目当てのチシマシギはめちゃくちゃ遠くでしたが、見ることができました。スコープの距離なので写真はなし。いつか再挑戦します。

国後島をバックにオジロワシの成鳥。

2023年2月2日

撮りそびれていた近所のカンムリワシを撮影。自宅前の畑にもよく現れます。ダムにはマガモが42羽いました。石垣島でこの数はなかなか珍しい。

自宅のリビングからよく目撃していたカンムリワシ。いつもチョウゲンボウにちょっかいかけられています。

2023年1月30日

沖縄県初記録となるオオハムがやってきました!! 遠いので2倍のテレコンを引っ張り出し、1200mmで撮影。遠くても胸の白色が目立ちました。

オオハム成鳥。数日間、吹き荒れた北風に乗って、はるばる南の石垣島まできたのでしょうか。

2023年1月30日

昨年から滞在の越冬サンカノゴイ。複数羽いるのですが、そのうちの1羽は警戒心がなく、近くでしっかり観察できます。最近は安定して出てくるのでほかのサギとは全く違う変な行動を楽しめます。^^

目の前に現れたサンカノゴイ。こちらに気づいていますが、警戒なし。

2023年1月26日

昨年から滞在中のアカツクシガモは3羽から5羽と増えたり減ったり。コハクチョウ2羽も長逗留です。

カルガモの群れにマガモが1羽。石垣島では珍しく、ダムには42羽の群れがいました。

渡ってきた当初よりはかなり警戒心が弱まりました。

2023年1月24日

カタグロトビは繁殖に入りかけのペアが多く、活発に動いているので日に何羽も見ます。

カンムリワシも繁殖序盤で鳴き交わしなどが観察できます。見られる個体数も多いです。

カタグロトビのペア。警戒心が弱い個体でした。

2023年1月24日

ハクセキレイ、ツメナガセキレイ、ムネアカタヒバリ合わせて100羽ほどの群れの中に1羽だけ異彩を放つ個体を発見。

周りの(キマユ)ツメナガセキレイとは換羽の進み具合が違うこともさることながら、明るい青灰色の頭部や太く長い眉斑、白い目の下や喉元などニシツメナガセキレイ( Motacilla flava beema )かロシアツメナガセキレイ( Motacilla flava flava )の可能性があります。

ちなみにニシツメナガセキレイはツメナガセキレイとは別種とする分類もあるそうで、その場合、ロシアツメナガセキレイはニシツメナガセキレイの亜種となります。

ただ、この個体は第1回冬羽なのでもう少し換羽が進まないと決め手にならないようです。大量にいるセキレイの中からこんな個体を探し出すのも楽しいですね。

ハクセキレイの群れには、ハクセキレイのほかにタイワンハクセキレイとホオジロハクセキレイがいました。

かなりの違和感を放つニシツメナガセキレイかロシアツメナガセキレイと思われる個体。ただ、マミジロツメナガセキレイの第1回冬羽から夏羽への換羽中も目の下が白くなるケースがあります。

2023年1月12日

みなさん今年もよろしくおねがいいたします。

新年は、正月早々に新型コロナウイルスで家族全員がダウンしていました。どこにも行けずに8日まで寝正月な幕開けとなりました。^^;

鳥初めは、9日からとなりました。昨年からクロヅル、アカツクシガモ、ツクシガモ、コハクチョウ、チョウセンチョウゲンボウ、サシバ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ツグミ類、セキレイ類、ノビタキ、アカガシラサギ、ムクドリ4種などが越冬中です。

正月と言えば「鷲ぬ鳥節」に歌われるカンムリワシの幼鳥ははずせません。

2022年12月29日

年末、血を吐きながら年内の原稿を出稿し終えたので、短時間ですが2022年、最後の鳥見をしてきました。

12月に入り、ツグミやアカハラ、シロハラが一気に増えていました。ツグミはほとんどがハチジョウツグミで羽衣の色合いがバリエーションに富んでいて比較するだけで楽しいです。アカハラ、シロハラも渡り直後より警戒心が緩み、観察しやすくなっています。

ちょっとした草むらからはチョウセンウグイスやムジセッカの鳴き声が聞こえてきますが、昨年よりは若干少ないようです。

ジョウビタキ、ノビタキ、ムネアカタヒバリ、ツメナガセキレイなども越冬中。

以前から滞在中のアカツクシガモ3羽に加えてツクシガモ4羽も飛来しました。コハクチョウやクロヅル、ヘラサギなども引き続き滞在しています。

カモの仲間はハシビロガモが最も多く、次いでヒドリガモやコガモ、キンクロハジロなど。今季はメジロガモがまだ確認できていません。

多くのタシギが越冬中で、複数箇所の田んぼで合計200羽ほど見た中に、1羽だけチュウジシギがいました。

カンムリワシは幼鳥、成鳥とも見やすくなってきました。これから輪禍も増えるので石垣島や西表島でハンドルを握る時は注意が必要です。

この日、一番鮮やかだったハチジョウツグミ。成鳥。

2022年12月14日

5年連続で石垣島で越冬しているブラックサシバが見やすくなってきました。隣接する縄張りの別個体のサシバに対峙していますので、目立つところに出てくるのかもしれません。

今季はチョウセンチョウゲンボウが多く、3羽が確認されています。大陸の個体は鷹揚なのかどれも警戒心がありません。

5年連続で飛来の暗色型サシバ。久しぶりに太陽の下で撮影できました。

2022年12月14日

ハイイロガン、アカツクシガモ、コハクチョウは越冬モードで長逗留。カモ類も増えています。ダムにはかなりの数が飛来していますが、スコープがないと遠くて…。

警戒心の全くないハイイロガンはヒシクイと仲良く越冬モード。

2022年12月14日

以前は、冬になるとある程度の群れで飛来していたミヤマガラスがここ数年は確認できずにいましたが、今季は3羽がやってきました。時折、オサハシブトガラスの群れと合流していました。

警戒心のあまりないミヤマガラス。3羽、全て幼鳥。第1回冬羽へ換羽中。

2022年12月14日

ソリハシセイタカシギが2羽飛来。島内をうろついている個体かもしれません。ほかでは4羽のソリハシセイタカシギも確認されています。

クロヅルも越冬モード。最初は警戒心つよつよでしたが、今はまったくありません。^^

ヘラサギも滞在中。こちらもフレンドリーな個体。シギたちも越冬組が確認できます。

仲良く餌取りのソリハシセイタカシギ。奥が第1回冬羽で手前が成鳥冬羽。

2022年12月8日

アカツクシガモは島内に3羽いた個体が合流しました。ほかにも2羽飛来しており、石垣島の中にアカツクシガモが5羽いることになります。過去最多の飛来です。

アカツクシガモを見ているとヘラサギが降りてきました。先月から島内を移動している個体と思われます。

見つけて、あっという間に稲の中に消えたオオヨシゴイを出待ちしているとリュウキュウヨシゴイが隣の田んぼから歩いてきました。しばらくして、こちらも稲に入ったと思ったらオオヨシゴイを追い出して飛ばしてしまいました…。

少し離れた休耕田に降りましたが、草丈が高く見えず。次の予定が迫っていたので友人らにあとは任せました。農家が作業をしだしたらオオヨシゴイとサンカノゴイが飛び出したそうです!! いろいろ潜んでいて、探鳥が楽しい石垣島です。^^

アカツクシガモ幼鳥(奥)と成鳥。