日々の記録。主に沖縄県は石垣島の自然を写真で紹介します。

2022年、鳥納め

2022年12月29日(旧暦では2022年12月7日)

年末、血を吐きながら年内の原稿を出稿し終えたので、短時間ですが2022年、最後の鳥見をしてきました。

12月に入り、ツグミやアカハラ、シロハラが一気に増えていました。ツグミはほとんどがハチジョウツグミで羽衣の色合いがバリエーションに富んでいて比較するだけで楽しいです。アカハラ、シロハラも渡り直後より警戒心が緩み、観察しやすくなっています。

ちょっとした草むらからはチョウセンウグイスやムジセッカの鳴き声が聞こえてきますが、昨年よりは若干少ないようです。

ジョウビタキ、ノビタキ、ムネアカタヒバリ、ツメナガセキレイなども越冬中。

以前から滞在中のアカツクシガモ3羽に加えてツクシガモ4羽も飛来しました。コハクチョウやクロヅル、ヘラサギなども引き続き滞在しています。

カモの仲間はハシビロガモが最も多く、次いでヒドリガモやコガモ、キンクロハジロなど。今季はメジロガモがまだ確認できていません。

多くのタシギが越冬中で、複数箇所の田んぼで合計200羽ほど見た中に、1羽だけチュウジシギがいました。

カンムリワシは幼鳥、成鳥とも見やすくなってきました。これから輪禍も増えるので石垣島や西表島でハンドルを握る時は注意が必要です。

ハチジョウツグミ

この日、一番鮮やかだったハチジョウツグミ。成鳥。

ハチジョウツグミ

ハチジョウツグミ第1回冬羽。

ハチジョウツグミ

こちらはかなりスモーキーな色合い。

アカハラ

アカハラ第1回冬羽。

アカハラ

アカハラ成鳥冬羽。

シロハラ

シロハラ第1回冬羽。

チョウセンウグイス

チョウセンウグイス。どこにでもあるうような草むらに潜んでいます。地鳴きはよく聞こえますが、姿を見るのは一苦労。

ムジセッカ

比較的近くで撮れたムジセッカ。

ムジセッカ

カイガラムシのようなものを食べている。ほかにはクモや小さな昆虫を捕食していた。

ムジセッカ

この尾羽を見る限り第1回冬羽でいいのだろうか。

ジョウビタキ

ジョウビタキのメス。島内で小数が越冬中。

ノビタキ

ノビタキのメス。こちらも島内で小数が越冬中しています。

ツメナガセキレイ

ツメナガセキレイ第1回冬羽。成鳥はほとんど見ることがありません。

ムネアカタヒバリ

ムネアカタヒバリ3羽。今季は少なめです。

アカツクシガモ

アカツクシガモは最大5羽になりましたが、現在は3羽が越冬中。

ツクシガモ

ツクシガモは2カ所に合わせて4羽が飛来。

カンムリワシ

最近、安定して見られるカンムリワシ幼鳥。

カンムリワシ

カンムリワシ成鳥。

ムラサキサギ

ムラサキサギ成鳥。

チュウジシギ

複数の田んぼを巡り、累計200羽ほどのタシギを見た中でやっと発見した越冬チュウジシギ。年内に必ず見つけておきたいとむきになって探しましたが、とても疲れました。^^;

タシギ

タシギ第1回冬羽。

タシギ

タシギの群れ。石垣島内では、10羽から30羽の群れになって越冬中。

タマシギ

タマシギのオス。

チュウヒ

今季は複数のチュウヒが島内で越冬しており、出会う機会が多いです。

コハクチョウ

コハクチョウ2羽も長期滞在。右の個体は片足を痛めているようです。

ヒドリガモ

ヒドリガモのオス。幼羽から第1回生殖羽へ移行中。

ヒドリガモ

ヒドリガモの成鳥メス。非生殖羽。

ヒドリガモ

ヒドリガモ成鳥オス。エクリプスから生殖羽へ換羽中。

オナガガモ

オナガガモの成鳥メス。非生殖羽。

コガモ

コガモのメス成鳥。

キンクロハジロ

キンクロハジロのオス。1年目?

アカアシシギ

アカアシシギ第1回冬羽。

ハマシギ

ハマシギ第1回冬羽。

アオアシシギ

アオアシシギ第1回冬羽。

シロチドリ

集団で休むシロチドリ。