日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2017年1月19日

午前中は、ぐずついた天気でしたが、午後からは晴れ間も見えだしました。

昆虫が活動的になると、それを狩るサシバも活発になります。数羽であったサシバのうち、人間をあまり警戒しない個体を観察しているとバッタやカエルなどを捕まえていました。

獲物を発見。サシバは、一直線に飛んで獲物に飛びかかります。

2017年1月19日

明日は、大寒ですが暖かい一日でした。

田んぼには、ケリ1羽とタゲリ2羽が一緒にいた。昨年から滞在する5羽のマガンと4羽のヒシクイもまだいます。ミサゴも数を増やし、河口に3羽が舞っていた。

2羽のタゲリが水浴びをしていた。

2017年1月17日

先日、見つけたミヤマガラス は標準レンズしか持っていなかったので撮り直してきた。やはり単独で過ごしているようで少し寂しそう。リュウキュウハシブトガラスも近くに何羽かいるけど、いまいち馴染めない様子。観察している間に思い立ったように南に飛んで消えてしまいましたが、さらに南下するのだろうか?

羽衣の様子を見る限り第1回冬羽だろうか?

近くで撮れたミヤマガラス。

2017年1月9日

今年の年末年始は異常に暖かかったですが、やっと気温が下がりました。高速道路では、財布を忘れてしまい料金所の事務所で手続きして後日支払うことに…。^^; おかげでコンビニにも寄れず喉の乾く1日だった。^^;

オジロトウネンは5羽いました。ヒシクイ4羽とマガン5羽はまだ滞在。このまま越冬するのか?

水路には、ヒバリシギが20羽ほどとタシギ。沖縄本島では少ないシロハラクイナも出てきましたが、警戒心が強い。^^; 水の張られた田んぼにはコサギとアマサギ合わせて50羽ほどの混群。

海岸では、チュウシャクシギやキアシシギなど。カワセミもいたけど遠い。

田んぼ沿いの防風林には、獲物を探すチョウゲンボウ。

オジロトウネン。近かったー。

2017年1月4日

この時季にしては珍しく、キンバトとの遭遇率が高かった。合計でオス4羽とメス1羽を観察しました。警戒心は非常に強いので長いレンズで車内からの撮影。

カタグロトビは今回は行かない予定でしたが、師匠のウェブログを見たらやはり私も見たくなりポイントに赴きました。餌場が以前よりかなり広範囲に及んでいました。冬場は、獲物が少ないからでしょうか。師匠の案内でなんとか撮影。しかし距離がある…。^^;

レンタカーを返そうと県道を走っていたら、電線にホシムクドリ、カラムクドリ、ギンクドリ、ムクドリの混群を発見。全部合わせて200羽ぐらいかな。

石垣島シリーズ(12月31日〜1月3日)

石垣島でバードウオッチング(カンムリワシ、コハクチョウ編)

石垣島でバードウオッチング(リュウキュウコノハズク編)

石垣島でバードウオッチング(キンバト、カタグロトビ、ムクドリ科4種編)

リュウキュウマツに止まるキンバトのメス。横からの光が後ろの葉を美しく緑に染め、まるで新緑のようだった。

2017年1月4日

12月31日から3泊4日で石垣島へ。 カンムリワシ、コハクチョウ編リュウキュウコノハズク編キンバト、カタグロトビ、ムクドリ科4種編 の三つに分けて掲載します。

2016年最後は、石垣島のバードウオッチングで終わりました。2017年は、石垣島のバードウオッチングで始動。^^ 石垣島へは、今年4回目となった。

17年は、酉年ということで、先ずはカンムリワシ。石垣島に滞在中、晴天に恵まれ気温も27度まで上昇。ビーチでは、観光客が泳いでいました。

カンムリワシの方も非常に活発に活動しているようで、滞在期間中の4日間で十数羽を観察できました。幼鳥は、2羽。

そんな年末らしからぬ暑い中、田んぼにはコハクチョウが2羽休憩しています。親鳥合わせて3羽でやってきたのですが、その親鳥は浜辺で衰弱死してしまいました。幸い、鳥インフルエンザは陰性だったとのこと。

石垣島シリーズ(12月31日〜1月3日)

石垣島でバードウオッチング(カンムリワシ、コハクチョウ編)

石垣島でバードウオッチング(リュウキュウコノハズク編)

石垣島でバードウオッチング(キンバト、カタグロトビ、ムクドリ科4種編)

獲物めがけて飛び出すカンムリワシ。

EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM と 7D Mark II のセットで飛び出しから着地まで一連を撮影しましたが、ピントもしっかりきています。

2016年12月27日

2週間ぶりに休みが取れたので、やんばるから日の出とともにバードウオッチングをスタートするも強風も吹き土砂降り。夜は、満天の星が見えるぐらいに晴れ渡ってたのになー。^^;

仕方ないので、金武の田んぼに移動してみるとマガン5羽にヒシクイ4羽がいました。タゲリ、オジロトウネンのほか、アカアシシギ、アオアシシギ、ムナグロ、ヒバリシギ、セイタカシギ、タカブシギ、タシギなどいつもの面々も越冬モード。やはり、金武には安定して鳥たちがいますね。自宅から遠いのが難点。

マガンは、成鳥の胸から腹にかけての黒い模様の具合から、 11月2日に見た群れ とは異なるようです。群れの数も前回は7羽でした。

ヒシクイは、 10月9日に5羽12月8日に2羽 を同所で確認していますが同じ群れなのかどうかは不明。今回は4羽なので違う可能性が高いですね。

沖縄本島では警戒心の強い、リュウキュウヨシゴイもやっと写真に収めることができました。

タゲリが1羽やってきた。この体勢のまま動く気配なし。

2016年12月26日

久しぶりにフラッグ付きのチドリに会えました。^^ フラッグのカラーリングから中国の江蘇省で装着された個体だと思われます。メタルリングの方のナンバーは、遠くて読めませんでした。

このメダイチドリは、40羽ほどの群れの中にいました。同じ場所にシロチドリ100羽、ハマシギ20羽、キョウジョシギ10羽ほどがいましたが、それらの中にフラッグ付きはなし。

近くの海岸には、満潮に追いやられたホウロクシギやムナグロ、ハマシギなどが滞在。渡りの季節のような大きな動きはありませんが、越冬個体がそこそこいて楽しめます。

メダイチドリを観察していると戦闘機の爆音に驚いて群れが飛び立ち、うち1羽が電線に激突して墜落。近くに駆け寄った時には、すでに絶命していた。

はるばる大陸の地から越冬のため、約束の地「沖縄」にやって来たメダイチドリだけど、電力会社の電線により無念の死。

電線地中化は、鳥類はもちろん、ウチナーンチュ、人類に共通の大きな願い。

中国江蘇省からやってきたメダイチドリ。

2016年12月20日

松林が大好きなビンズイが十数羽の群れでいました。芝生を歩き回りながら餌探し。近くに今季初のジョウビタキもいたのですが、撮影には至らず。

ホオジロハクセキレイは、先月ぐらいから漫湖水鳥・湿地センター前の芝生をハクセキレイと共に、うろうろしています。

沖縄の芝は冬でも美しい緑。ビンズイは芝生に潜む小さな虫を捕っていた。

2016年12月17日

ソリハシセイタカシギがまたまた現れました。8個体目。今年は、いろんなところに現れるアボセットです。ここまできたら、今年中に2桁目指したいですね。^^

帰り道、チョウゲンボウが夕日に照らされていました。新しく入手した EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM で撮ってみましたが、手ぶれ補正もよく効き、少ない光でもよく写ります。望遠の解像感も十分です。こちらは7D Mark II につけて撮りました。

今年、8羽目のソリハシセイタカシギ。これだけ現れると感動は薄れてきた…。^^;

2016年12月12日

夕方、ノスリがホバリングして獲物を探していると、チョウゲンボウの襲撃にあっていました。チョウゲンボウは、自分の縄張りからノスリが出るまでしつこく追い回していた。

沖縄ではノスリは珍しいです。チョウゲンボウ、サシバはあちこちにいますが、ノスリは数年に1〜2度ぐらいの出会いでしょうかね。

夕方、獲物を探すノスリ成鳥メス。

2016年12月9日

一昨日は、雪が降り積もるころとされる二十四節気の大雪。沖縄も朝晩は冷えてきました。

今日は、ある迷鳥を田芋畑で探していると大きな鳥が頭上に5羽。双眼鏡で覗くとヒシクイでした。5羽のヒシクイでしたが、二つに別れてしまい、2羽が近くの休耕田に降りました。 10月上旬に同所で見たヒシクイ なのか別の個体なのか?

先日からのソリハシセイタカシギ もまだ滞在していました。10日近くの滞在です。警戒心は多少は薄れてきているようでした。近くにいたご夫婦のバードウオッチャーに教えてあげました。^^

八重山にはゴロゴロいますが、沖縄本島では数少ないシロハラクイナにも出会えました。本島では初の撮影。

沖縄には珍しいケリもいました。心なしか寂しそうな感じ。

結局、目的の鳥は見つからず…。^^;

今季、同所で2度目のヒシクイ。5羽の群れのうちの2羽。

2016年12月2日

米須海岸のハヤブサを見てきました。先日、 同じ場所で見つけたハヤブサ は成鳥でしたが今日は、幼鳥に入れ替わっていました。で、また狩りを期待したのですが不発。海岸には、コガモやカルガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、オナガガモなどたくさんいるのですが…。クロツラヘラサギはまだいました。ここで越冬するのか?

近くの牧草地には、チョウゲンボウが何羽かやってきていました。畑では、シロガシラがキャベツについたアオムシを食っていると思ったら、キャベツを食害していました。^^;

波間を飛ぶハヤブサ。カモでも襲うのかと思いましたが、その気は無いようだ。

2016年11月29日

ソリハシセイタカシギ多いのかな。今年、7個体目を田芋畑で確認。畑の上を飛んでいくのを確認して着陸地点を探すこと30分以上。やっと見つけたのは芋畑の奥の方。これは、見つからんわけだ…。^^;

しばらく観察していると、畑の人がやってきて畔をソリハシセイタカシギの方へ歩いて行き、驚いたソリハシセイタカシギはまたもや飛んで行きました。着陸地点を双眼鏡で見届け、再度、接近を試みると難なく撮影できました。^^

今年確認した7羽のソリハシセイタカシギのうち、2羽は石垣島で5羽は沖縄本島で見たものです。

西日を浴びならが餌探し。

2016年11月29日

3カ所ほどあるカタグロトビの狩場を スポッター石垣島ネイチャーガイドサービス さんの案内で訪れることができました。カタグロトビの狩りは、通常30分ほどで終わってしまうので自力発見は絶望的です。^^;

雨に祟られた1日目は、カタグロトビもやる気なしでカップルで枝に休んでいました。

打って変わり、2日目のカタグロトビは2羽が入れ替わり立ち代わり、目の前でホバリングしてくれました。ダブルホバリングには、どちらをファインダーに入れようかという贅沢な悩みまで。^^

この日は、フィーバーするカタグロトビを親の仇のように撮りまくり、写真のセレクトに苦労しました…。

石垣島シリーズ(11月27〜28日)

石垣島でバードウオッチング(田んぼ・牧草地編/動画あり)

獲物を見つけて急降下するカタグロトビ。

2016年11月29日

忘年会のため、1泊2日で石垣島に行ったついでにバードウオッチングをしてきました。

田んぼには、ベニバトやソリハシセイタカシギ、ズグロミゾゴイ、カンムリワシ、ムラサキサギなど八重山らしい野鳥たちが2カ月ぶりの帰島を出迎えてくれました。しかし、天気は強めの雨です。^^;

夜は、コノハズクやアオバズクを見たかったのですが、雨が弱まる気配がないので断念。

沖縄本島では11月11日に初確認し、最近はかなり増えてきたシロハラなど大型ツグミ類は、石垣島にはまだほとんど渡ってきていませんでした。

石垣島シリーズ(11月27〜28日)

石垣島でバードウオッチング(カタグロトビ編/動画あり)

ソリハシセイタカシギの近くの田んぼでは、キジバトに混じってベニバトが落ち穂を拾っていました。八重山では、キジバトの群れを見つけたら必ずベニバトを探さないといけません!!

2016年11月21日

豊崎干潟と三角池で、それぞれ嘴が特徴的なソリハシセイタカシギ、ヘラサギ、クロツラヘラサギを観察して来ました。豊崎干潟の6羽のクロツラヘラサギたちは、休憩モードでたまに羽繕いをする程度でほとんど動かず。

三角池のソリハシセイタカシギとヘラサギ、クロツラヘラサギは餌を探したり、羽繕いをしたりと割と活動的でした。

現在、沖縄本島内のクロツラヘラサギは9羽とヘラサギは1羽が豊見城市と糸満市で確認できます。

豊崎干潟の満潮時に残る中洲には、クロツラヘラサギが6羽休んでいました。一番左のクロツラヘラサギは「J15」の足環が装着されています。

2016年11月18日

米須海岸からカモの群れを観察していると急に辺りが騒がしくなりました。双眼鏡から目を外して遠くに目をやるとなにやら猛禽らしき鳥影がこちらへ向かってきます。

これは、間違いなくカモを襲う!! 頭の中にはケニー・ロギンスの「デンジャーゾーン」が!! そうです、ファインダーの中に現れたのは猛禽界のトップガンことハヤブサでした!!

しかし、ハヤブサはカモを襲うことなく、地下水が湧き出た砂浜に舞い降り、水浴びを始めてしまいました。これは、狩らんね。^^;

というわけで、ハヤブサの貴重な水浴びを観察することができました。

上空にはミサゴも現れるのですが、やはり風向きが悪く飛び込みは全て後ろ姿…。

どこからともなく海上を滑るようにやってきたハヤブサ。

2016年11月18日

かなり久しぶり(数ヶ月ぶり?)に南部の海岸を見に行ったら、ズグロカモメが1羽ふわふわと飛んでいました。石垣島では、今年の春に美しい夏羽のズグロカモメも飛来していました。しかし、こんなに撮りやすいズグロカモメは初めてだ!!

時折、急降下しては小さな獲物(カニ?)を捕まえていましたが、全て後ろ姿…。^^; 風向きが悪かった。

ヒドリガモやオナガガモ、ハシビロガモ、クロツラヘラサギなど多くの越冬水鳥もいました。

1200mmでほぼノートリ。^^

海岸を西へ東へ飛び回りながらタイドプールの獲物を捕まえていた。

2016年11月16日

午後から時間が空き、潮もちょうど良かったので砂浜の干潟にバードウオッチングに行ってきました。

ダイシャクシギやミユビシギ、ハマシギ、ダイゼンなど。ミユビシギは、越冬するようで10月から20羽ぐらいが常時います。ダイシャクシギは、1羽だったり2羽だったり。以前見たホウロクシギは抜けてしまったようです。

ダイシャクシギが1羽いました。カニの巣穴に長い嘴を突っ込んでは、カニを捕まえているようです。