日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2023年12月7日

今季はなかなか安定して見られないカンムリワシの幼鳥が農耕地にいました。数日前から滞在のチョウセンチョウゲンボウは牧草地が気に入ったようで落ち着いた様子で狩りをしていました。

ジャワアカガシラサギは長逗留中ですが、夏羽に変わる前の3月ごろにいなくなるのが近年の傾向です。

ソリハシセイタカシギは4カ所で6羽が滞在中。こちらは、いつまでいるでしょうか。

カンムリワシ幼鳥。鳴き声が聞こえてくるので探してみるといました。

2023年9月15日

8月下旬から滞在のジャワアカガシラサギ は相変わらず警戒心なしで餌探ししていました。

リュウキュウヨシゴイは今年巣立ったヒナの分散期であちこちで出会います。道路を横断する個体も多く、1カ月で2個体の交通事故を目撃しました。

ハジロクロハラアジサシはクロハラアジサシの群れに1羽だけ交ざっていました。

警戒心ゼロのジャワアカガシラサギ。1週間以上の滞在となりました。

2023年8月22日

今季初となるジャワアカガシラサギとマミジロツメナガセキレイが到着。ジャワアカガシラサギはこれからパラパラと通過し、マミジロツメナガセキレイはどっと数を増やします。

今年生まれのリュウキュウヨシゴイは分散が進んでいるようで、同じエリアの個体は減ってきました。

オタマジャクシを捕まえたジャワアカガシラサギ。今季初確認。

2023年8月8日

台風6号が石垣島から離れたので田んぼのパトロール。今季初となるハリオシギ、チュウジシギ、アカエリヒレアシシギが飛来していました。

タカブシギとヒバリシギは幼鳥を今季初確認。アオアシシギやコチドリも増えていました。

島で繁殖するリュウキュウヨシゴイは、巣立ったヒナと会う機会が増えました。

今季初のハリオシギ成鳥。

2023年8月5日

自宅付近を車で走っていると、後ろから私を追い抜いた軽自動車がリュウキュウヨシゴイをはねました。

路上で動けない状態なので救護。状態が悪く死ぬのを覚悟していましたが、なんと24時間ほど経過すると自立できるまでに回復しました。サギ類はやはり生命力ありますね。

エサは、庭のビオトープに大量に生息しているヤエヤマヒメアマガエルのオタマジャクシ。台風6号が石垣島に近づいてきていましたので時間との戦いでしたが、なんとか無事に放鳥することができました。

救護直後のリュウキュウヨシゴイの成鳥オス。

2023年7月22日

リュウキュウヨシゴイの幼鳥3羽が同じエリアの田んぼにいました。3兄弟と思われます。近くにはムラサキサギの幼鳥もいました。山林ではズグロミゾゴイが繁殖。巣立った2羽は親元を離れたようです。

リュウキュウヨシゴイの幼鳥。換羽が激しく進んでいるのか、羽がぼろぼろです。

2023年5月5日

渡り鳥でにぎやかな田んぼですが、そろそろシギやチドリの春の渡りも終盤でしょうか。天候が良ければ、2〜3日の滞在で次々と入れ替わっている感じです。

人気のハリオシギ、チュウジシギ、ヨーロッパトウネン、キリアイなども逗留中です。

チュウジシギ数羽に交じりながら、あぜを歩き回って餌を取っていたハリオシギ。

2023年4月20日

4月15日に確認されたアメリカウズラシギ は滞在5日目となりました。ウズラシギの群れの中で過ごしています。秋の幼鳥の記録がほとんどなので、春の成鳥は貴重です。

ハリオシギも複数箇所に数羽が滞在中。春のハリオシギは、飛来数がとても少ないのでこちらも貴重です。警戒心も弱く、長時間観察も可能で楽しませてくれます。^^ チュウジシギ、タシギも逗留中。

今季初のクロハラアジサシも飛来しました。代かきするトラクターの後をついてまわっていました。

貴重な春のアメリカウズラシギ。

2023年4月15日

数日の晴天続きで鳥が減っていた石垣島でしたが、今日の大雨でいろいろ降ってきました。

同じエリアの田んぼに、なんとコシャクシギ、アメリカウズラシギ、ハリオシギがそろい踏み。しかもコシャクシギとアメリカウズラシギが同じ写真に収まるという奇跡が起きました!!

コシャクシギとアメリカウズラシギ。この並びは二度と撮れないと思う!!

2022年12月8日

アカツクシガモは島内に3羽いた個体が合流しました。ほかにも2羽飛来しており、石垣島の中にアカツクシガモが5羽いることになります。過去最多の飛来です。

アカツクシガモを見ているとヘラサギが降りてきました。先月から島内を移動している個体と思われます。

見つけて、あっという間に稲の中に消えたオオヨシゴイを出待ちしているとリュウキュウヨシゴイが隣の田んぼから歩いてきました。しばらくして、こちらも稲に入ったと思ったらオオヨシゴイを追い出して飛ばしてしまいました…。

少し離れた休耕田に降りましたが、草丈が高く見えず。次の予定が迫っていたので友人らにあとは任せました。農家が作業をしだしたらオオヨシゴイとサンカノゴイが飛び出したそうです!! いろいろ潜んでいて、探鳥が楽しい石垣島です。^^

アカツクシガモ幼鳥(奥)と成鳥。

2022年8月20日

今季初のウズラシギを確認。4羽ほどで飛来していました。

クロハラアジサシは数日前から徐々に数を増やしています。トラクターについて回って巻き上げられた水生生物を捕まえているようでした。

リュウキュウヨシゴイは成鳥、幼鳥とも見やすくなっています。

ほかにも田んぼには、タカブシギやセイタカシギ、アオアシシギ、ヒバリシギ、トウネンなどが滞在中。

今季初のウズラシギ。冬羽へ換羽中です。

2022年8月16日

今季初となるコアオアシシギとヒバリシギの幼鳥を確認しました。成鳥に少し遅れて、ぞくぞくとやってきています。

ツバメチドリは石垣島内繁殖してる群れではないと見られる個体を確認。

リュウキュウヨシゴイは巣立ったヒナたちが親元を離れ出し、出会う機会が増えてきました。

今季初のコアオアシシギ幼鳥。

2022年6月18日

石垣島の野鳥たちの繁殖は連日の記録的な雨の影響を受けつつも順調に進んでいます。

リュウキュウアオバズクとリュウキュウコノハズクは、それぞれ1ペアの巣が大雨で水没したようで繁殖失敗していました。

そのほかのリュウキュウアカショウビン8、リュウキュウコノハズク4、アオバズク3、サンコウチョウ2、リュウキュウツミ3の繁殖は順調に推移しています。

ツバメチドリは孵化率が低いような印象。エリグロアジサシとベニアジサシは抱卵中。繁殖の早いコアジサシは巣立ちビナを連れて飛び回っています。リュウキュウヨシゴイは親離れした幼鳥を今季初確認しました。

先日のソリハシセイタカシギ は2羽から1羽に減りましたが、まだ滞在しています。

稲刈り後の田んぼにはキジバトに混じってベニバトが飛来していました。こちらは秋の渡りシーズンに向けて増加し、幼鳥も見られるようになります。

アカショウビンのオス。

2022年5月11日

昨年、集団営巣したエリア にことしもツバメチドリが帰ってきました。40つがい80羽ほどが確認されています。すでにペアリングは済んでいるようでしたが、産卵、抱卵はこれからのようです。

雨の降る田んぼではアカガシラサギやリュウキュウヨシゴイなどが活発です。ジャワアカガシラサギもまだ滞在中です。

春の渡りもほぼ終わったので数は少ないですが、海岸にはオオメダイチドリやメダイチドリ、ソリハシシギ、アカアシシギなどが滞在しています。そんな中、なぜかマガンが1羽だけいました。ほとんどワンタッチでどこかへ飛んでいってしまいました。

ことしも繁殖にやってきたツバメチドリ。

2022年4月30日

オウチュウが石垣島島内で1日に7羽が確認されました。沖縄本島でも8羽ほど飛来しているようです。今年はオウチュウの当たり年のようです。^^

ほかにもベニバトやオオタカなども現れ、石垣島に春の渡りの第2波がやってきたようです。

田んぼに現れたオウチュウ。

2022年4月23日

島内では、どこに行ってもリュウキュウアカショウビンに出会えます。今が、一番見やすい時季ですね。

飛んでいる姿はアカショウビンと見まごうのは、田んぼのリュウキュウヨシゴイ。繁殖期を前にしてますます美しくなっています。

心配になるぐらい警戒心のないアカショウビン。

2021年12月27日

メジロガモ3羽、沖縄的珍鳥のスズガモ2羽が滞在中。ホシハジロは八重山では珍しく、沖縄本島ではそこそこ見られます。ヘラサギ1羽が島内を移動しつつ滞在中でユリカモメも1〜8羽が増えたり減ったりしながら逗留しています。

田んぼのシギは、タシギやアカアシシギ、アオアシシギ、クサシギ、タカブシギあたりが滞在中です。

忘れていた10月の保護個体のアカオネッタイチョウも2カ月遅れで掲出しておきます。^^;

メジロガモの幼鳥メス2羽。オス幼鳥もいましたが、草むらの奥で撮れず…。

2021年12月2日

サンカノゴイが数日前から滞在中。神出鬼没で目の前の草むらにいても出てこず、なかなかタイミングが合いませんね。^^;

リュウキュウヨシゴイ、ヨシゴイは毎日、元気にけんかしてます。^^;

ベニバトも複数箇所で複数羽。今年生まれの幼鳥がほとんどです。

ハクセキレイ、ツメナガセキレイ、ムネアカタヒバリ、タヒバリなども滞在中。

今季は、タゲリの数が目立って多く、20羽ほどが滞在しています。

田んぼのシギは、ヒバリシギ、ハマシギ、アカアシシギ、アオアシシギ、タシギあたりが越冬中です。

タウナギを食うサンカノゴイ。