日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2022年5月21日(二十四節気の小満、旧暦では2022年4月21日)

今季は、真っ黒な夏羽のハジロクロハラアジサシが石垣島に多く飛来します。ゴールデンウイークから十数羽を確認しています。クロハラアジサシも多く、50羽近い群れも確認されています。

ツバメチドリはコロニーを形成中。今のところ40つがいほどが繁殖しそうですが、毎年、農作業が入るのかが運命の分かれ道となります。

天気が悪くなるとアマツバメとヒメアマツバメの群れが低空を飛びます。低空と言っても、いつもよりは低いだけで、それなりに高いところを飛び回っています。

シマアカモズはどんどん減っているのですが、それでもまだ残っている個体がいます。

田んぼには全体的に数は少ないですがウズラシギやセイタカシギ、アオアシシギあたりが滞在中です。

ハジロクロハラアジサシ

今月2回目の晴れ。今年の石垣島は異常に雨が多く、なかなか晴れ間が見えません。^^;

ハジロクロハラアジサシ

右足が格納できないハジロクロハラアジサシ。石垣島より上流で確認されたらぜひ、教えてください。

クロハラアジサシ

自宅前にクロハラアジサシが7羽ほどやってきました。

クロハラアジサシ

バッタを捕まえたクロハラアジサシ。

クロハラアジサシ

捕まえる獲物は全てバッタでした。

ツバメチドリ

ツバメチドリのコロニー。2ペアほどは抱卵してそうな雰囲気でした。

ツバメチドリ

久しぶりに太陽が照りつけて大気の揺らぎでもやもやでした。^^;

ヒメアマツバメ

虫を目掛けて飛ぶヒメアマツバメ。

アマツバメ

こちらはアマツバメ。ヒメアマツバメとアマツバメで20羽ほどの群れでした。

シマアカモズ

未だ滞在中のシマアカモズ。

ウズラシギ

ウズラシギは増えています。

セイタカシギ

胸が薄いピンク色に彩られたセイタカシギ。いつも思うんですが、これは婚姻色なんでしょうか?

Category: 野鳥
2022年5月17日(旧暦では2022年4月17日)

自宅のベランダから見えるリュウキュウマツに巣穴を掘っているリュウキュウアカショウビン。かなり掘り進んでいるようで、アカショウビンが中に入ってしまうと外からは姿が見えません。

昨年生まれのカンムリワシが元気に過ごしていました。白い幼羽から換羽が進んでいます。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンのオス。穴掘り中でくちばしに木屑がついています。

リュウキュウアカショウビン

こちらはメス個体。巣穴にすっぽり入っていたのですが、キジバトが営巣木に止まると飛び出してきました。

カンムリワシ

白い幼羽から成鳥羽へ変わりつつあるカンムリワシ。

カンムリワシ

獲物を見つけて地面に降りるとカラスがちょっかいをかけにきました。

カンムリワシ

2羽のカラスにからまれて逃げ出すカンムリワシ。

Category: 野鳥
2022年5月17日(旧暦では2022年4月17日)

今季はハジロクロハラアジサシの飛来が多く、5月に入ってから夏羽に換羽した美しい個体を7羽ほど確認しています。滞在期間はどれも短く、1〜3日程度です。

田んぼには季節外れのソリハシセイタカシギがいました。こちらは1日で渡去してしまったようです。

春の渡りも終わりかけで田んぼのシギ、チドリも寂しくなっています。それでもアオアシシギ、セイタカシギ、ウズラシギは複数箇所で確認。タカブシギは1羽のみ疲れた様子でした。

ハジロクロハラアジサシ

夏羽のハジロクロハラアジサシ。背面からは特にかっこいいですね。

ハジロクロハラアジサシ

小雨の降る中、3羽が田んぼを飛び回っていました。

ハジロクロハラアジサシ

頭から胴体、脇の下にかけては真っ黒です。

ハジロクロハラアジサシ

車内から観察していると目の前をぶんぶん飛び回っていました。

ハジロクロハラアジサシ

捕まえる獲物はクモやバッタのようでした。

ソリハシセイタカシギ(アボセット)

遅めに飛来したソリハシセイタカシギ。毎年、そこそこの数が飛来するのですが、昨年の秋と今年の春は特に多くの個体が石垣島を通過しました。

アオアシシギ

休耕田のアオアシシギ。数羽が滞在中。

タカブシギ

春、秋ともヒバリシギとともに一番手に渡ってくるタカブシギですが、この時期まだいました。

ウズラシギ

ウズラシギは複数箇所で十数羽を確認。

セイタカシギ

セイタカシギも複数箇所で十数羽。ほとんどの個体が、第1回夏羽です。

Category: 野鳥
2022年5月13日(旧暦では2022年4月13日)

石垣島内では、リュウキュウアカショウビン、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズクの繁殖が順調に進んでいます。

現在、アカショウビン7、リュウキュウコノハズク4、アオバズク3カ所で確認中。大雨や台風の被害に遭わず無事に巣立つことを祈るばかりです。

リュウキュウアカショウビン

アカショウビンのオス。全く人を恐れない個体です。

リュウキュウアカショウビン

上と同じ個体。右側頭部の1枚の白い羽が目印。

リュウキュウアカショウビン

こちらも同じ個体。アカショウビンのオスの特徴がよく出ています。

リュウキュウアカショウビン

バンナ公園内のアカショウビン。こちらもオス個体。

リュウキュウコノハズク

リュウキュウコノハズクのメス。この樹洞は4年連続の利用です。メスは同じ個体だと思われます。

リュウキュウコノハズク

上の個体とペアのオス。昨年までの個体と同じかどうかは決め手がなくて判断できず…。

リュウキュウコノハズク

新規のリュウキュウコノハズクのオス。メスは抱卵中で見ることができず。

リュウキュウアオバズク

アオバズクのオス。昨年、子育てした場所とは少し離れたところで営巣。使っている樹洞が浅く、抱卵しているメスの頭部が外からも見えていました。^^;

Category: 野鳥
2022年5月11日(旧暦では2022年4月11日)

昨年、集団営巣したエリア にことしもツバメチドリが帰ってきました。40つがい80羽ほどが確認されています。すでにペアリングは済んでいるようでしたが、産卵、抱卵はこれからのようです。

雨の降る田んぼではアカガシラサギやリュウキュウヨシゴイなどが活発です。ジャワアカガシラサギもまだ滞在中です。

春の渡りもほぼ終わったので数は少ないですが、海岸にはオオメダイチドリやメダイチドリ、ソリハシシギ、アカアシシギなどが滞在しています。そんな中、なぜかマガンが1羽だけいました。ほとんどワンタッチでどこかへ飛んでいってしまいました。

ツバメチドリ

ことしも繁殖にやってきたツバメチドリ。

ツバメチドリ

7月ごろにはヒナが見られると思います。

アカガシラサギ

島内のどこの田んぼにもいるアカガシラサギ。今年は多いです。

リュウキュウヨシゴイ

リュウキュウヨシゴイのオス。これから繁殖シーズンです。

リュウキュウヨシゴイ

リュウキュウヨシゴイのメス。水路の草むらに巣がありそうな雰囲気でしたが、外からは全く見えないので詳細は分かりません…。

オオメダイチドリ

オオメダイチドリ冬羽。2羽を確認。

メダイチドリ

メダイチドリは十数羽。冬羽の個体ばかりでした。

ダイゼン

ダイゼンも冬羽のまま。

ソリハシシギ

左足に骨折した痕跡がみられるソリハシシギ。

アカアシシギ

アカアシシギは1羽だけ。

キアシシギ

キアシシギも冬羽の個体が多いです。

チュウシャクシギ

チュウシャクシギも冬羽。

キョウジョシギ

キョウジョシギは年中いる気がする…。

マガン

なぜか5月の石垣島にマガンが飛来。しかも海。

Category: 野鳥