2021年9月2日(旧暦では2021年7月26日)
海岸でシギチを見ていたらヘロヘロになったアカショウビンの幼鳥が防波堤に墜落するように舞い降りました。海上を渡っている最中だったのでしょうか? 疲れた様子のアカショウビンは海岸沿いの遊歩道の欄干で少し休むと海岸林内に消えて行きました。
田んぼでは、カンムリワシを見る機会が増えています。幼鳥は先月、1羽確認していますが本番はこれからですね。
先月のジャワアカガシラサギに続き、今季初のアカガシラサギも到着しました。近年の石垣島はジャワアカガシラサギが入ってからアカガシラサギが入るというのが恒例です。沖縄本島もそのようになってきています。
リュウキュウアカショウビン 疲れた様子のアカショウビンの幼鳥。コンクリートの熱で大気が揺らぎまくってもやもや…。^^;
リュウキュウアカショウビン カンムリワシ カンムリワシ成鳥。農作業中の田んぼで獲物を狙っていた。
カンムリワシ カンムリワシ 獲物ゲット。こんな狩りのスタイルも羽をボロボロにする原因の一つかも。
オサハシブトガラス オサハシブトガラス アカガシラサギ アカガシラサギ到着。1970年以前は二十数年に一度程度のまれな鳥だったようですが、80年代ごろから増え出して繁殖も確認されているようですね。留鳥性が強いと言われるジャワアカガシラサギも増えているので同じ道を辿るかもしれませんね。その次はインドアカガシラサギが増えたりして。^^;
2021年9月1日(旧暦では2021年7月25日)
田んぼと海岸を巡回。キアシシギとキョウジョシギ、セイタカシギ、イソシギで幼鳥を初確認しました。本土からはトウネン、ソリハシシギなどの幼鳥飛来情報ありますが、石垣島ではまだ未確認ですね。
田んぼはシギチの数、種類とも多くなっていますが、海岸はそれほどでもありません。越冬組が到着すればもう少し賑やかになると思われます。
複数羽いたハリオシギは残すところ1羽のみとなりました。チュウジシギはたくさんいます。タシギはまもなく到着するものと思われます。
キアシシギ キョウジョシギ セイタカシギ イソシギ アカアシシギ オオメダイチドリ オオメダイチドリ幼鳥。オオメダイチドリも幼鳥は数日前に確認済み。
メダイチドリ シロチドリ ダイゼン ソリハシシギ トウネン トウネン キアシシギ 小さなカニを捕まえたキアシシギ。第1回夏羽から第2回冬羽へ換羽中。
トウネン ムナグロ ムナグロ ハリオシギ ハリオシギ幼鳥。チュウジシギ十数羽の中に1羽だけ残っていました。
チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ タマシギ タマシギ タマシギ成鳥オス。上の個体とペア。交尾していたのでまだ繁殖するのか?
セイタカシギ セイタカシギ セイタカシギ第1回夏羽から第2回冬羽へ。わずかに第1回夏羽の証が見えています。
セイタカシギ トンボを捕まえたセイタカシギ成鳥。何度か水洗いしてから食っていました。
2021年8月29日(旧暦では2021年7月22日)
シマアカモズとマミジロツメナガセキレイが到着しました。
シマアカモズは2羽で時折、「ギチギチ」と鳴き声を上げながら縄張り争いをしていました。
マミジロツメナガセキレイは20羽ほどの群れで到着。例年、マミジロツメナガセキレイが先に到着し、少し遅れて(キマユ)ツメナガセキレイがやってきます。
シマアカモズ シマアカモズ第1回冬羽。尾羽の最外部がほかよりも短いのが気になりますね。
シマアカモズ マミジロツメナガセキレイ マミジロツメナガセキレイ 20羽ほどが田んぼに到着。群れはすべて幼鳥でした。
2021年8月28日(旧暦では2021年7月21日)
8月6日に今季初のハリオシギが入って、しばらくはハリオシギばかりでしたが、8月中旬ごろからチュウジシギが増えてきました。タシギはまだ到着していません。9月に入らないとだめですね。
8月20日から25日にかけて撮れたハリオシギとチュウジシギを一気にご紹介します。
ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ幼鳥と奥に下半身だけ見えるのはチュウジシギ幼鳥。
ハリオシギ 上と同個体。バイクに驚いて飛び上がったところ。針尾が見えます。横からだとチュウジシギの尾羽も細く見えるのですが、ハリオシギの針状の羽は長さが全然違いますね。
ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ ハリオシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ チュウジシギ幼鳥。ハリオシギもチュウジシギも幼鳥ばかりですね。
チュウジシギ バン ジシギを見つけると飛ばしまくってくれるバン。このおかげで尾羽の写真撮れた。^^
チュウジシギ ハリオシギ
2021年8月27日(旧暦では2021年7月20日)
今季初のハマシギを確認。タカブシギやヒバリシギは成鳥、幼鳥とも数を増やしています。ウズラシギ、クサシギ、コチドリなどもいましたが、幼鳥の到着はまだのようです。
石垣島で唯一、繁殖するシギのタマシギは親子連れが水浴びをしていました。
ハマシギ タマシギ ウズラシギ タカブシギ タカブシギ タカブシギ クサシギ アカアシシギ ヒバリシギ イソシギ コチドリ