昨年から1巣増えて、今年は7巣観察しているアオバズクの営巣はそれぞれ順調のようで、外から中が見える巣では、ヒナが孵っていました。7月の第1週の巣立ち予定。他のペアも同じぐらいの時期から抱卵に入っていますので、7月に入ると賑やかになりそうです。^^
6月に入ってから増えだしたリュウキュウアブラゼミを空中で捕まえたオスもいました。昼間に狩りをするアオバズクは何度か見たことがあります。
6月17日追記
6月16日の大雨により、巣内が浸水し生後10日ぐらいのヒナ3羽が溺死しました。昨年に続き2年連続で大雨により繁殖失敗。
6月20日追記
那覇市内のもう一つのアオバズクの営巣も失敗。6月16日の大雨によるものと思われる。それ以外のアオバズクの営巣は、順調にいっている模様。
リュウキュウアブラゼミを捕まえたアオバズクのオス。
求愛などをしているシーズン序盤に測量やボーリング調査が入って 環境が大きく変わってしまい、今年の営巣を絶望視していた場所で、シロチドリが1ペア抱卵していました。
来年には建物が建って繁殖はできないと思われ、今年が最後の繁殖となりそうです。無事に巣立つまで何事もないことを願っています。
巣に戻ってきたシロチドリのメス。卵が三つ見えます。
ホントウアカヒゲは、2回目の繁殖に入っているようで、メスは巣材運び、オスは近くでしきりにさえずっていました。
先日見つけたアカショウビンの営巣木 は、残念ながら倒壊してしまいました。卵やヒナが落ちていないか周辺を探しましたが、見つからず。残念です。
ホントウアカヒゲは、今季2回目の繁殖に突入。メスは巣材を運んでいました。写真のオスは、縄張りの中を移動しながら要所要所でさえずっていた。
午前と午後に2カ所のサンコウチョウの子育てを観察。
午前中に見てきた方は、 昨日は、オスは一切給餌に来ませんでした が、きょうはメスと同じぐらいの頻度でやって来ました。どういう風の吹き回しなんだろう? しかし、昨日と同じようにやはり、第三者のメスの個体がいるようです。なんでそうなっているのかよく分かりません。
ここのペアは、オスはガ、メスはオオジョロウグモを捕まえていた。巣立ちは11日か12日かな。
午後に見に行った方は、昨日よりヒナの動きが活発になっていた。巣立ちは10日か11日になりそうです。
6月10日追記
2巣とも10日の午前中に無事に巣立ちました。
サンコウチョウのメス。オオジョロウグモを持って来た。
先日の 都会で子育て中のサンコウチョウ に続き、きょうは公園で子育てするサンコウチョウを発見しました。オス親は全く給餌に現れませんでした。その代わり、メスがもう1羽いて、巣の周りをうろついていました。最初は、メスタイプのオスかと思ったのですが、実母と思われる方の個体が、他方を追い回していたのでそうでもなさそう。どういうことなんだろう?
雨上がり、公園内のサンコウチョウが営巣しそうなポイントを探していると暗い藪の中に巣を発見。4羽のヒナが元気に育っていました。日齢も先日のサンコウチョウのヒナたちと同じぐらいでしたので来週半ばの巣立ちでしょう。
目線の高さに巣を構えているので、ヒナたちの様子がよく見えます。暗い環境なのでシャッタースピードが1/30ぐらいです。^^;
目線の高さで非常に観察しやすいサンコウチョウの巣。4羽のヒナが元気に口を開けて餌をねだっている。獲物は黒いオオジョロウグモ。
アオバズクの営巣6カ所のうち近場の2カ所を見て来ましたが、まだ、抱卵中のようでした。きょうの那覇の最高気温は33.2度と真夏の気温でした。樹洞の中は、もっと暑いのでしょうね。
公園のペアは、例年通りだと7月上旬の巣立ちです。もう片方のペアは、 昨年、大雨で卵がダメになってしまった ので、ことしこそは、可愛いヒナを見せてくれることを期待です。^^
住宅地にほど近い場所で営巣しているアオバズクのオス。ここは、樹洞が人の背より低い場所にあるので抱卵しているメスの姿が見えます。
沖縄は、スーマンボースー(小満芒種)真っ只中なのですが、雨が降りません。ことしも空梅雨に終わるようです。昨年はも空梅雨でしたが、期間終盤、台風並みの大雨もあり アオバズクの営巣が一つダメに なりました。ことしはそれすらなく暑い日々が続いています…。^^;
数日前に見つけたサンコウチョウの営巣。ヒナが4羽かえっていました。ヒナの成長具合から予想すると巣立ちは6月11日の早朝でしょう。
このペアはオス親が餌を運んでくる頻度がかなり高かった。普通は、メス親の方が子育てに一生懸命なのですが、よくできたオスだ!! オスばかり餌を持ってくるので動画に映るのもオスだけ。^^;
ヒナに持ってくる獲物は、オオジョロウグモばかりでした。生まれて4〜5日たつとこれぐらいの餌も食えるようになります。
子育てに協力的なオス。
海岸では、コアジサシとシロチドリが抱卵中。
コアジサシの巣の横には、木の枝が突き立ててあった。誰かが踏まないようにと目印をつけたのだろう。
シロチドリの巣は二つ。両方とも抱卵中でした。
海岸近くの防風林では、シロガシラの巣立ち直後と思われるヒナがいた。イソヒヨドリのヒナは巣立ち後、しばらくたっているようでこちらを警戒することも覚え、親鳥について回っていた。
ウグイスは、藪の中を3羽ほどの巣立ちビナが親鳥について回っていた。かなり深い藪で写真は撮れず。 母島で見たハシナガウグイスのヒナ たちは全く警戒心がなかったんだけど、沖縄のウグイスは警戒心が強い。
ヒヨドリの巣立ちビナもあちこちで見られた。
沖縄は、海も山も子育て真っ盛りです。^^
シロチドリ抱卵。卵は三つ。
先日、見つけたリュウキュウオオコノハズクの3兄弟 を見てきました。きょうは、同じ枝に3羽並んでいたのですが、高いセンダンの木で手前に障害物がたくさんあり、なかなかうまいこと写真は撮れませんでした。^^;
横からの姿も見ることができたのですが、初列はほぼ生えそろい自由自在に飛び回れるようです。
枯れた木の下にはオオコノハズクのものと思われる糞がたくさん落ちていました。多分、夜間はこの枝で親から餌をもらっているのでしょう。夜、ヒナへの給餌も見たいのですが、ちょっと警戒心強目なのでやめておきます…。^^;
カラスバトも毎回、複数羽見ます。小さな群れでアカギやオオバギの実を食いに来ているようです。もっとも多い時で十数羽。きょうは4羽の群れでした。
ツル植物が絡み合う木の奥にいたオオコノハズクの3兄弟。
アオバズクがお互い見通せる場所で営巣していました。その距離たったの30メートル。 リュウキュウオオコノハズクの巣はそこから50メートル ほどで、この林にはアオバズク2ペアとオオコノハズク1ペアが半径40メートルほどの範囲で繁殖していることになります。
現在、観察中のアオバズクの営巣は、6ペアです。
営巣木らしきモクマオウを下から見上げると、アオバズクのメスと目があった。樹洞がかなり浅いようだ。
那覇転勤が決まった時、最初に頭に浮かんだのが「オオコノハズクの営巣見たいなー」だったのですが2年と3カ月、3シーズン目にして、やっと巡り会うことができました!! 夜のリュウキュウオオコノハズクはたくさん見ており、いつか昼間の明るいうちに見てみたいと思っておりました。
営巣確実なポイント3カ所で、可愛らしいオオコノハズクの親子を2018年こそは目に焼き付ける予定でしたが、忙しくてなかなか時間が取れず、あれよあれよとあちこちで巣立ってしまいました。
きょう、偶然にも巣立ちビナ3羽と親鳥2羽を見つけた場所は、赴任1年目に見つけたアオバズクの営巣木からわずか30メートルの場所。仲は悪いはずなのにこんなに近くで営巣するもんなんだなー。
アカショウビンも毎年、繁殖する場所なのでもう少し、ポイントを極めたいのですが、来年には那覇赴任も終わってしまいます。なんとも残念。
沖縄県内で繁殖するフクロウの仲間のヒナでは、オオコノハズクのヒナが圧倒的に可愛らしい。^^