日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2021年2月26日

いろいろ忙しくてほとんど鳥見に行けません…。移動中に見た鳥を撮るのが精一杯です。

春の渡りが本格化するまでには、なんとか時間を作りたいですね…。^^;

農地のカンムリワシ。

2021年2月23日

そろそろ渡ってしまうので久しぶりに越冬中のハチジョウツグミを見てきました。相変わらずの警戒心のなさでした。

アカガシラサギはここ数日で複数羽を確認しましたが、どれも警戒心が強い。この個体は比較的落ち着いて観察できました。

カンムリワシの幼鳥を田んぼで確認。 一昨日の個体 とは別のようです。

ハチジョウツグミ第1回冬羽。雌雄はハチジョウツグミの場合、よく分かりません。

2021年2月20日

昨年の12月中旬から越冬中のオオノスリ に久しぶりに遭遇。相変わらずでかくてかっこいいですね。警戒心が強めなので遠いです。^^;

同じく、 昨年の11月から越冬中のチュウヒ もオオノスリの近くで会えました。チュウヒは島内を広範囲に移動しており、自宅前のサトウキビ畑にもやってきます。

今年の1月から滞在しているコハクチョウ は少し大人びてきました。田植えがあちこちで始まり、落ち着きなく田んぼを転々としています。そろそろ北帰行でしょうか。

カンムリワシの幼鳥は、生まれて初めての試練の冬を無事に越しつつあります。成鳥に追われるので場所を転々とし、餌も生命を維持するぎりぎりしか取れていない感じですがなんとかやっているようです。

海岸には 先日からツクシガモとソリハシセイタカシギが滞在中 。仲は良くないようですが、付かず離れず同じ場所にいます。

オオノスリはオオバンをよく襲うようです。

2021年2月19日

野鳥の世界では春の渡りが始まったようです。田んぼにはコホオアカの群れ。牧草地ではシマアカモズがいっきに増えて多いところでは同じエリアに5羽ほどいました。

今春初のクロハラアジサシも確認。単独での飛来。

サシバも北上が始まっているようで数羽のタカ柱ができたりしていました。

ムナグロも北上組が到着したようで、渡りの途中、休憩に立ち寄ったと思われる群れがサトウキビ畑で休んでいました。

夏羽に変わりつつあるコホオアカ。

2021年2月11日

伊野田幼稚園前でコアホウドリが衰弱して動けないところを保護されました。石垣島でのコアホウドリの記録は今回が初です。

コアホウドリの記録は沖縄本島では何度もあるのですが、石垣島ではこれまでありませんでした。今冬は北方の鳥が観察される機会が多いです。

コアホウドリの成鳥。たまよせ動物病院に収容されました。

2021年2月10日

2月に入り、暖かい日はリュウキュウサンショウクイが枝の天辺でよくさえずっています。メジロやシジュウカラ、イソヒヨドリなどの活動もかなり盛んになってきています。

越冬中のムネアカタヒバリも換羽が進み、夏羽に変わりつつあります。越冬中のノビタキもかなり黒っぽくなっています。

ホオジロハクセキレイやハクセキレイ、ツメナガセキレイ進み方はさまざまですが、夏羽に変わりつつあります。

越冬中のツグミやシロハラ、アカハラもまだまだ滞在中。年によりかなりばらつきがありますが、今季はそこそこの数が越冬しています。

リュウキュウサンショウクイのオス。

2021年2月10日

ソリハシセイタカシギがツクシガモに近づくとなにが気に入らなかったのか、いきなりツクシガモがセイタカシギに噛み付きました。その後は、何もなかったかのように多少距離を空けて休んでいました。

ダイゼン、キョウジョシギ、メダイチドリ、シロチドリなども越冬中です。

ツクシガモがソリハシセイタカシギに噛み付いた。羽も数枚抜け落ちていました。

2021年1月28日

石垣島では田植え前の代かきや牧草の刈り取りがあちこちで始まり、それにつられカンムリワシも餌を求めて現れています。

今季は、幼鳥の定着率が悪く、いたと思ったら翌日にはいなくなりしばらく姿を見ないというようなケースが多く発生しています。理由はよく分かりません。

カンムリワシ幼鳥。餌の少ない初めての冬を迎えて少し元気がない感じです。

2021年1月28日

今冬、何羽目かのソリハシセイタカシギ。沖縄では珍鳥なモズも飛来しました。しかもうれしいことに初列風切の基部に白斑がないタイプでした。^^

アカガシラサギは昨年からの越冬個体。水路のカモはいつものメンバーで田んぼではタシギ、セイタカシギ、アカアシシギとこちらもいつもと同じメンバーです。

単独で飛来のソリハシセイタカシギ第1回冬羽。

2021年1月21日

3日前に今冬初のクロウタドリ を発見して以来、毎日のように島内で出ており、きょうでこの冬5羽目となりました。きょうは雨の中、シロハラやアカハラとともにガジュマルの実を食っていました。

例年、石垣島のクロウタドリは春の渡りの3月ごろに現れるのですが、ことしは約2カ月も前倒しの飛来です。1羽だけなら越冬個体とも考えられますが、あちこちで複数羽が出ているので新たに渡ってきているのでしょう。

数日前の大陸の寒波が影響している可能性もありますが、クロウタドリが1月にこれだけやってくるのは初めてのことで戸惑っています。

ガジュマルの実をついばむクロウタドリのメス。黒く完熟した実を選んで食っていました。

2021年1月21日

久しぶりに夜探。新しく購入したLEDライトを携えてヤマシギ探しに出かけました。結果、写真は撮れませんでしたが1羽確認できました。^^

リュウキュウコノハズクとアオバズクは南風が吹き、暖かかったこともあり、この季節にしては出会いが大変多かったです。

近所のベタ慣れリュウキュウコノハズク。

2021年1月21日

小学生の野鳥観察会の取材をしたついでに鳥見。

カンムリワシ、サシバ、ウミネコの飛翔と愛想のいいアカガシラサギやタイワンハクセキレイ、沖縄では珍しいマガモ、越冬シマアカモズ、アカハラなど見られました。^^

農耕地を飛ぶサシバの成鳥メス。

2021年1月19日

半径100メートルにカタグロトビとアカガシラサギとカンムリワシがいました。石垣島はそんなところ。^^

きょうにも沖縄県の緊急事態宣言が出るということで仕事中がばたついていましたが、明日の「大寒」用の写真を撮りに出たついでに少しだけ巡回。 昨日のクロウタドリ とは別に新たに2カ所でクロウタドリが出ました。ふつうは3月が渡りの季節なのですが、なぜか今季はすでに複数個体が通過していきます。宮古島でもクロウタドリ出ているそうです。

昨年から石垣島初記録のマナヅルやキバラガラ、ごく稀なマキバタヒバリ、オオノスリ2個体やチュウヒ、ハイイロチュウヒ、石垣島では珍しいオオタカやヒバリが越冬したり、ツメナガホオジロが複数羽あちこちで出たり、ナベコウが西表島とを行ったり来たりしたり、サカツラガン5羽やコハクチョウ、マガン、ヒシクイ、オオヒシクイが合わせて20羽以上滞在したり、チョウセンチョウゲンボウやブラックサシバなどもいて近年まれに見るにぎわいを見せています。

石垣島で一番警戒心のないカタグロトビ。ほぼ毎日、夕方になるとこの電柱に現れます。畑に現れるネズミを狙っています。

2021年1月18日

冬の記録はほとんどなく春の記録が圧倒的に多いので石垣島では「春の使者」とも言われているクロウタドリを見つけました。民家を拠点に周りの庭木の実を食ったり、畑に降りて採餌したりしていました。この時季、石垣島にいるということはら越冬個体かもしれませんね。

クロウタドリのさえずりや地鳴きを聞く機会は国内ではほとんどありませんが、この個体は地鳴きしていたので見つけられました。警戒心はとても強い個体でした。

冬季はツグミやシロハラ、アカハラばかり見ていますのでクロウタドリは異様にでかく感じますね。

タカサゴモズは空振りでしたがこの時季、特に珍しいクロウタドリが見られてよかった。^^

クロウタドリの成鳥オス。地鳴きが聞けたのも収穫です。

2021年1月17日

正月早々に見つけたマキバタヒバリは元気に滞在中です。次に現れるのは、いつになるのか分かりません。観察できるときに、しっかりと特徴などを押さえておき識別に役立てようと暇を見つけては足を運んでいます。

今では、現場について数分で見つけることができるまでになりました。

石垣島に来島されるみなさんもぜひ、この珍しくて可愛らしくて渋好みな鳥を堪能ください。^^

小雨が降る中でしたが、マキバタヒバリはタヒバリやムネアカタヒバリ、ツメナガセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイなどと餌を求めて歩き回っていました。

マキバタヒバリ。いい鳥です。^^

2021年1月17日

サカツラガンはまだいます。昨年の12月2日に初認なので1カ月半の滞在です。たまに姿をくらましますが、しばらくするとお気に入りの場所に戻ってきます。

コハクチョウは1月10日からの滞在。当初の場所からは3キロほど離れた田んぼに移動していました。犬の散歩が嫌だったのでしょう。^^;

ホシハジロは八重山では少なく、今冬は昨年の12月2日に初認でこの個体で2羽目の確認です。

サカツラガン5羽は滞在中。

2021年1月14日

今季で3年連続で飛来の暗色型サシバ。3歳というか3暦年目になります。毎年、同じ時期に同じ農地にやってきます。

越冬常連のチョウゲンボウもあちこちの農地で見られます。きょうは警戒心の弱い個体を近くで撮ることができました。^^

秋から冬にかけてはカンムリワシも見やすく、この日は幼鳥含めて6羽ほどに出会えました。

ズグロミゾゴイ幼鳥は3羽。昨年生まれの幼鳥に出会う機会が増えてきました。

かっこいい暗色型サシバ。通称ブラックサシバ。今季で3年連続の飛来。幼鳥のころからの飛来なので3歳です。

2021年1月14日

1月5日に見つけたマキバタヒバリ は10日ほど経ちましたが、まだ滞在しています。全国的にも珍しく沖縄や石垣島でもほとんどお目にかかる機会はないのでこのまま春まで越冬してくれるとうれしいですね。

沖縄的珍鳥のヒバリは、昨年の11月上旬からの長逗留。数は多少減りましたがそれでも6羽が元気に過ごしています。さえずりが聴けるころまでいてくれるのを期待しています。

こちらも沖縄的珍鳥のケリも昨年からの越冬モード。タゲリは昨年10月後半ごろからぞくぞくと石垣島を通過していき、今季はすでに100羽ほど見ています。不思議と全て幼鳥です。

ツグミやシロハラ、アカハラは越冬組も安定して同じポイントで見られるようになっています。珍ツグミはまだですが、冷え込みが続けばあれやこれや入るのを期待です。

シマアカモズも渡りの時期からはずっと少ないですが、それでも農地を回れば1日に数羽は確認できます。

越冬モードのマキバタヒバリ。鳥まで距離があり、気温も上がり陽炎が発生して写真がぼけぼけ。

2021年1月14日

沖縄への飛来が少ないマガモがいました。昨年の12月上旬にも見ているのですが、写真が撮れたとのは今冬初。美しいオスでした。

数日前から滞在のコハクチョウも相変わらず同じ田んぼでのんびりと採餌。警戒心がないので散歩する人たちのアイドル的存在になっています^^

水路にはコガモやヒドリガモ、ハシビロガモなどがたくさん休んでいました。

マガモのオス成鳥繁殖羽。

2021年1月11日

昨日からコハクチョウが滞在中。警戒心のない個体でとなりでトラクターが走ってても全く気にしていませんでした。散歩の人などにも無反応。コハクチョウの餌があるのか心配です。

石垣島には現在、サカツラガン5羽の群れとヒシクイ、オオヒシクイ、マガン合わせて12羽の群れが滞在中なのでどちらかに合流すると安心なのですが…。

クロツラヘラサギは5羽がマングローブ内で休んでいました。今冬はここが彼らのねぐらのようです。

ことし生まれの幼鳥。本来なら、来年の春の渡りまで家族と暮らすはずなのですが、なんらかの理由ではぐれてしまったのでしょう。