日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2019年6月26日(旧暦では2019年5月24日)

初めてのポイントでリュウキュウコノハズクが営巣していました。営巣木ははっきりしませんが、オスもメスも巣の外に出ていると言うことはヒナはすでに大きく育っているのかもしれません。

別のコノハズクは「ホッホー、ホッホー」という鳴き声じゃなくて表現しにくい変な声で鳴いて何かを異常に警戒していました。カラスの姿は特に見当たりませんでしたので、ツミか何かでしょうか?

リュウキュウアオバズクは今季4巣目の巣立ちを確認しました。2羽が巣立っていてすでに森の中を飛び回っていました。

6月24日に1羽が巣立った近所のアオバズク は昨夜、3羽全てが巣立ったようです。

リュウキュウコノハズク

身をかがめて何かを警戒し注視しているリュウキュウコノハズク。右目に黒い斑点があるので個体識別できそうです。

リュウキュウコノハズク

いつもと違う声で鳴いていた。カラスなんかと比べ物にならない、よほど危ない外敵がいたのだろうか?

リュウキュウコノハズク

暗い雑木林で出会ったコノハズク。メスと思われるが「ミャッ、ミャッ」じゃなくて「ホー」という低めの小さな声で鳴いていた。近くに巣立ちビナでもいて私を警戒していたのかな。

リュウキュウコノハズク

上の個体と一緒にいたコノハズク。こちらがオスと思われます。頭上の木へすっと飛んできた。

リュウキュウアオバズク

新しいポイントで見つけたアオバズクの巣立ちビナ。巣立って数日が経っているようで自由自在に飛び回っていた。人間への警戒心も多少あった。

リュウキュウアオバズク

上の個体の親と兄弟。親鳥はオスと思われます。

リュウキュウアオバズク

近所のアオバズクは、無事に全て巣立ちました。写真には写っていませんがもう1羽が近くにいる3兄弟。親鳥は左がオスで右がメスです。

Category:野鳥
2019年6月26日(旧暦では2019年5月24日)

ブロンズトキが石垣島に現れました。石垣島初記録となりました。

2017年はセアカモズの沖縄本島初記録昨年の秋には沖縄本島初記録のイエスズメ今年の春は石垣島で初撮影、2回目の記録のミヤマヒタキ を見つけました。初記録を自分で見つけるのは嬉しいものです。

サギが数羽いる田んぼを通りかかると明らかにおかしな鳥が真ん中に。双眼鏡でのぞいてみるとなんとブロンズトキ。すぐに師匠と野鳥ガイドのスポッターさんに連絡を入れ、3人で観察。後でNHKも来ましたが、うちの紙面より先に出さない約束。ブロンズトキを見たい方は石垣島ナンバーワン野鳥ガイドのスポッターさんへ!! (いつものように勝手に宣伝 ^^)

ブロンズトキの記録は、沖縄本島や佐賀などでありますが、石垣島では初めての飛来となります。

大きさはアマサギより大きく、コサギやチュウサギよりは一回り小さかった。見つけた時は羽繕いを熱心にしていたが、急に飛び立つと隣の田んぼで採餌を始めました。主にミズアブの幼虫と思われる小さな獲物を食ってた。

ブロンズトキは過去の例からすると長居してくれそうですが、果たしてこの個体はいつまでいるのか。

ブロンズトキ

見よ!! この光沢を!! ブロンズトキの名に恥じない輝きを放っています。夏羽。冬羽は光沢がなくなり頭部に淡色斑が出るようです。

ブロンズトキ

ブロンズトキは、終始リラックスした状態で羽繕いなどしていました。

ブロンズトキ

羽繕いの後は体をひとゆすり。

ブロンズトキ

ブロンズトキとチュウサギの大きさ比べ。

ブロンズトキ

最初見つけたトキは、目を疑いました。沖縄本島では過去に記録がありますが、まさか石垣島でもブロンズトキを見られるとはねー。

ブロンズトキ

隣の田んぼへ移動すると餌探しタイムになりました。

ブロンズトキ

水を飲むブロンズトキ。嘴が曲がっていても器用にすくって飲んでいました。

Category:野鳥
2019年6月26日(旧暦では2019年5月24日)

先日、与那国島で夏羽を見ていたレンカク ですが、ここ石垣島には一度に2羽の美しい夏羽レンカクが入りました。田んぼでミズアブか何かの幼虫を食っていました。

近くでトラクターが田んぼを耕していましたが気にすることなく警戒心の弱い個体でした。

もう1羽も田んぼで発見。こちらは少し距離がありましたがレンカク特有の美しい夏羽ははっきりと見ることができました。^^

2羽ともオスと思われます。

レンカク

美しい夏羽のレンカク。近くで楽しませてくれました。何を捕って食っているかもしっかり見ることができました。

レンカク

後頸部のゴールドの輝きを放つ羽毛はなんなんでしょう。優雅ですね。

レンカク

伸びをするレンカク。初列風切の先端には飾り羽のような突起があります。どこまでもおしゃれです。

レンカク

レンカクと後ろのバンの大きさ比べ。

レンカク

前から見てもゴージャスなレンカクの夏羽。

レンカク

水中に潜むミズアブの幼虫らしきを捕まえては食っていた。

レンカク

ハスの葉の上も歩ける大きな足。あいにく出会ったのは田んぼなのでハスはなし。

レンカク

2羽目のレンカクは遠かった。レンカクは分布をどんどん広めているそうなので、いつまで滞在するのか楽しみ。

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2019年6月26日(旧暦では2019年5月24日)

石垣島で一番カタグロトビを観察している人に同行して巣から見え出したヒナを拝んできました。幼鳥のカタグロトビを見るのはこれが初めて。なんとも可愛らいいヒナでした。^^

先日、巣立ちビナを発見したリュウキュウツミ の親から子への餌渡しでも見てやろうと行ってきましたが、ヒナは鳴き声はすれど見えず。親鳥も捕まえたセミを自分で食っていました。ヒナたちは十分餌を食ったあとだったのか?

カタグロトビ

まだ巣からは出ましたが営巣木からは離れずにいるカタグロトビの幼鳥。

カタグロトビ

カタグロトビの親は木陰で休憩。右がオスで左がメス。

リュウキュウツミ

餌を持ってきたツミのメス。

リュウキュウツミ

子どもが餌を取りに来るかと思っていましたが、さばいているうちに獲物を下に落としていた。

Category:野鳥