日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2015年9月1日(旧暦では2015年7月19日)

2日ほど前に見たカンムリワシ幼鳥の撮影ができました。 昨年に引き続き ことしも一番に姿を見せてくれました。^^

カンムリワシ

今季初のカンムリワシの幼鳥です。昨年の幼鳥と同じような場所にいました。

カンムリワシ

カエルの鳴き声に反応して獲物を探していました。

Category:野鳥
2015年9月5日(旧暦では2015年7月23日)

台風後も秋の渡りは順調に続いており、大浜海岸にはチュウシャクシギが30羽以上の群れでいました。1羽はフラッグをつけていました。ニュージーランド北島で装着されたと思われる個体です。その他、ソリハシシギやムナグロ、メダイチドリなどシギチがたくさんいました。

8月13日に今季初だったツメナガセキレイもかなり増え、そこらじゅうの芝生や田んぼにいます。シマアカモズも一気に増えました。その代わり、アカショウビンは渡りが進んでいるようで今日は1羽の姿もみませんでした。

マミジロツメナガセキレイ

マミジロツメナガセキレイの幼鳥。

マミジロツメナガセキレイ

マミジロツメナガセキレイの成鳥。

チュウシャクシギ / 足環・フラッグ付き

フラッグの付けられたチュウシャクシギ。右に白、左に金属なのでニュージーランド北島で放たれたものです。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシは2羽が田んぼで休んでいました。

Category:野鳥
2015年9月5日(旧暦では2015年7月23日)

今季2羽目となるカンムリワシ幼鳥が川平にいました。キシノウエトカゲを2匹捕まえて満足げでした。^^

昨年は、ここのカンムリワシは 3羽目の確認 でした。毎年、同じような順番でどの幼鳥も同じような場所に出てきます。

カンムリワシ

大きなキシノウエトカゲを2回捕まえていましたが、近すぎて障害物が避けられず撮影できずでした。写真は、3回目を失敗して、不思議そうに辺りを見回しているところです。

カンムリワシ

上の幼鳥から数十メートル離れたところにいた成鳥のカンムリワシ。親子なのかは不明。

カンムリワシ

いつもの嵩田林道のカンムリワシ。きょうの嵩田林道はアカショウビンは見当たりませんでした。

Category:野鳥
2015年9月7日(旧暦では2015年7月25日)

あすは白露です。きょうの夕方、浦田原を通るとバンナ岳の頂上付近から何やら大きめの鳥の群れがこちらへ向かってきます。双眼鏡で覗いてみるとアマサギ数百羽の大きな群れでした。コサギやチュウダイサギなども少し交ざっているようでした。

8月下旬から増えつつあるサギの仲間ですが、ここへきてどっと数を増やしたようです。

アマサギ / コサギ / チュウダイサギ

田んぼに降りて休憩していると散歩をする人に驚いて飛び出しました。

アマサギ / コサギ / チュウダイサギ

バンナ岳を超えて田んぼに降りるサギの群れ。

アマサギ / コサギ / チュウダイサギ

何度か旋回すると浦田原に降りました。

アマサギ / コサギ / チュウダイサギ

大きな群れはひとつになり数百羽が旋回する姿は感動的でした。

アマサギ / コサギ / チュウダイサギ

空高く旋回するサギの群れ。数が多く全てはとても写真に入りきりませんでした。

Category:野鳥
2015年9月9日(旧暦では2015年7月27日)

大里地区と裏田原の田んぼでシギチ観察。ツバメチドリやホウロクシギ、コチドリなどがいました。ジシギはチュウジシギだと思われます。

ツバメチドリ

田んぼでシギやチドリを観察しているとツバメチドリが急降下してきました。しばらく水を飲むと再び飛び立って行きました。

ホウロクシギ

ホウロクシギ3羽が田んぼで休憩していました。ここはねぐらのようで夕方になるとやってきます。

チュウジシギ

ジシギもいました。チュウジシギだと思われますが確実な証拠はつかめず…。

コチドリ

コチドリは十数羽の群れでした。

Category:野鳥
2015年9月9日(旧暦では2015年7月27日)

昨年の同じ頃にヤツガシラを見た場所に探しに行きましたが空振り…しましたが、帰り道に於茂登岳登山口の広場や嵩田林道、川平石崎、崎枝半島でそれぞれイワミセキレイを撮影、観察できました。1日で4羽も見たのは初めてです。^^

嵩田林道ではアカショウビンが2羽いました。

イワミセキレイ

かわいらしいイワミセキレイです。嵩田林道にて。警戒心の強い個体でした。

イワミセキレイ

こちらのイワミセキレイは川平石崎で。慣れた個体でした。

イワミセキレイ

於茂登岳登山口広場にて。こちらも慣れた個体でした。

イワミセキレイ

上と同じイワミセキレイ。この個体はこちらへどんどん近づいてきます。

イワミセキレイ

大きな芋虫を捕まえました。

イワミセキレイ

バッタかなにかを捕まえました。イワミセキレイは登山道の端を体を横に振りながら歩き、次々と小さな昆虫を捕まえていました。

Category:野鳥
2015年9月18日(旧暦では2015年8月6日)

佐賀県にあるラムサール条約湿地の「東よか干潟」に行ってきました。鳥屋の間では、「大授搦(だいじゅがらみ)」と呼ぶそうです。シチメンソウの紅葉には少し早かったですが、午前の大潮満潮に当たり、狭くなった干潟に飛来、密集するヘラシギ、ホウロクシギ、ダイシャクシギ、ダイゼン、ハマシギ、メダイチドリなどシギチの姿が観察できました。

すばらしい干潟でしたので、春の渡りの時期にもう一度足を運んでみたいですね。^^

ヘラシギ

たくさん休むシギチの群れの中にヘラシギが1羽だけいました。双眼鏡で探しまくってやっと見つけられました。^^ 自宅に帰ってから調べると、ヘラシギは3日前の9月12日に初認されたそうです。いいタイミングでした。^^

かなり遠いので超トリミング。^^;

ハマシギ

石垣島には小さな群れしかきませんが、東よか干潟には数千羽のハマシギが群れていました。

ホウロクシギ

ホウロクシギも十数羽の群れで休んでいました。

ダイシャクシギ

ダイシャクシギも数羽の群れでいました。右はホウロクシギ。

オオソリハシシギ

オオソリハシシギが1羽だけぽつんといました。

ハマシギ

数が多いのはハマシギでした。

オバシギやハマシギ、ダイゼンなどが羽音を轟かせながら一斉に飛び立つ姿は圧巻でした。

ダイゼン

ダイゼンの群れ。後ろにうっすら見えるのはホウロクシギの群れ。

満潮なので体の小さなハマシギやメダイチドリなどは着水しては水深が深すぎて再び飛び立ったりしていました。

ホウロクシギ

ホウロクシギの小群。

ホウロクシギ

ホウロクシギ着水。石垣島で撮りにくい大型シギの飛翔も数が多いので簡単に撮れました。^^

カササギ

佐賀市内にはカササギも多くいましたが、電線止まりじゃないカササギを探すのに苦労しました。^^;

Category:野鳥
2015年9月19日(旧暦では2015年8月7日)

昨日17日まで九州へ行っていたので、本日からアカハラダカの渡りの観察開始です。仕事前や仕事の合間になるべく見に行こうと思います。^^

初日は、70羽ほどが飛びました。本番は20日過ぎです。きょうは天気もよく、北寄りの風が吹いて絶好のコンディションでしたがそれゆえに群れは遠く高く飛び写真は全て超トリミングです…。^^;

アカハラダカの観察後、川平石崎に行ったらアカショウビンがいました。この時期にしては比較的きれいな個体でした。

アカハラダカ

美しいオスのアカハラダカ成鳥でした。

アカハラダカ

幼鳥はこちらを伺いながら横切っていきます。

アカハラダカ

こちらもオスでした。

アカハラダカ

30羽ほどの群れが上空高くを旋回しましtが、雲の中です。

アカハラダカ

この群れは雲がかからなかったのですが小さな群れでした。

ツバメ

ツバメも空高く滑空していました。

リュウキュウアカショウビン

川平石崎ではアカショウビンがいました。そろそろ渡って行こうとしているのではないでしょうか。

Category:野鳥
2015年9月19日(旧暦では2015年8月7日)

明日、20日は彼岸の入りです。ここ石垣島でも朝晩は涼しくなっていますが、昼間は30度を超える夏日です。

昨日に引き続き、きょうもアカハラダカの渡りの観察にバンナスカイラインの渡り鳥観察所(通称カンムリワシの卵)に行きましたが、数十羽しか確認できませんでした。

また、エゾビタキやクロハラアジサシも増えてきました。

アカハラダカ

近くを通ったアカハラダカの幼鳥。

エゾビタキ

嵩田林道にはエゾビタキが増えてきました。ロクヨンに2倍のエクステンダをつけて1200mm手持ちで撮ってみました。^^

エゾビタキ

エゾビタキは、こんな小さな体で繁殖地のシベリアからフィリピンやニューギニアまで渡るというのだから驚きです。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシが田んぼで水浴びをしていました。

カンムリワシ

アカハラダカを見ているとカンムリワシの幼鳥もかなりの高高度を滑空していました。早い個体はもう、親離れなんですね。

Category:野鳥
2015年9月20日(旧暦では2015年8月8日)

天気は良かったのですが、アカハラダカは飛びませんでした。^^; 8時から9時15分の間にたったの4羽…。昨日あたりからチゴハヤブサが渡り鳥観測所の周りをうろついています。

アカハラダカ

今朝、一番近かったアカハラダカの幼鳥。

チゴハヤブサ

チゴハヤブサは渡り鳥観測所にやってきます。ツマグロスズメバチを追いかけていました。

アカハラダカ

こちらも幼鳥。美しいオスのアカハラダカ成鳥を近くで撮りたいものです。

Category:野鳥
2015年9月21日(旧暦では2015年8月9日)

野底岳林道にはチゴハヤブサ2羽とアカハラダカ1羽、カンムリワシ2羽がいました。23日の朝は野底岳の展望台でアカハラダカを観察してみます。だれも行かないので出るのか分かりませんが…。^^;

バンナスカイラインでは、サンショウクイが40羽ほどの群れでいました。毎年、アカハラダカの渡りが始まるとサンショウクイも多く見られます。

また、今朝の渡り鳥観察所のアカハラダカは7羽しか出なかったそうです…。^^;

サンショウクイ

リュウキュウじゃない方のサンショウクイは、中規模の群れで木々を移動して餌を探していました。

カンムリワシ

今季3羽目のカンムリワシの幼鳥を確認しました。警戒心は強めでした。

カンムリワシ

野底林道でもカンムリワシが2羽いました。例年、幼鳥も見られるのですが、今季はまだ。

Category:野鳥
2015年9月21日(旧暦では2015年8月9日)

林道をまわりつつ、途中、大浜海岸や近くの田んぼなどを回りました。ヒバリシギはどこの田んぼにも大量にいます。次に多いのがタカブシギ、セイタカシギの順番でしょうか。海岸には圧倒的にキョウジョシギが多く、ついでキアシシギ、ソリハシシギです。ムナグロは田んぼにも海岸にも芝生にもいるのでトータルでは一番多いですね。シマアジと思われるカモもいましたが、パソコンで拡大してみるとコガモのようです。

コアオアシシギ

コアオアシシギが1羽いました。あぜ道を人が歩いても逃げない愛想のいい個体でした。

アオアシシギ

アオアシシギ。上のコアオアシシギと比べると体も大きく、くちばしの太さも違います。

ヒバリシギ

ヒバリシギはどこの田んぼにも大量にいます。

チュウシャクシギ

チュウシャクシギは2羽いました。

キョウジョシギ

海岸で一番多い、キョウジョシギ。ムナグロも多かった。

オオメダイチドリ

オオメダイチドリもたくさんいます。

コガモ

ため池にコガモが1羽いました。

Category:野鳥
2015年9月22日(旧暦では2015年8月10日)

今季4羽目のカンムリワシの幼鳥がいました。数十メートル離れて親鳥もいました。比較的警戒心の薄い幼鳥です。師匠に電話で連絡したのですが、その後しばらくして森の方へ飛び立ってしまいました。

アカハラダカの渡りは300羽ほど観察されたようです。私は、仕事で行けず…。今夜から、伊野田キャンプ場で1泊キャンプなので、明朝は野底林道の展望台から観察してみます。初なので出るか出ないかは不明。^^;

カンムリワシ

今季4羽目のカンムリワシの幼鳥は、親に餌をねだって鳴いていました。

Category:野鳥
2015年9月24日(旧暦では2015年8月12日)

昨年も野底林道で同じような時季に同じ場所で遅めのアカショウビンを観察しました。幼鳥も1羽いましたが、警戒心が強く撮影には至りませんでした。^^;

リュウキュウアカショウビン

冬にもアカショウビンが出るとの噂の野底林道ですが10月以降は見たことがありません。本当にいるのだろうか?

Category:野鳥
2015年9月24日(旧暦では2015年8月12日)

秋分の23日は雲ひとつなく晴れ上がりました。前日から伊野田キャンプ場でキャンプをしていたので、野底林道にある展望台からアカハラダカの渡りを観察してきました。

午前8時ごろから観察し始め、しばらくするとかなり高いところ(双眼鏡でやっと見えるぐらい)を数羽が南へ飛び去るのが見えました。バンナスカイラインの渡り鳥観察所でアカハラダカを見ている師匠に電話をしてみると野底と同じくかなりの高度を渡っていくとのこと。

午前10時前まで観察してアカハラダカ100羽、チゴハヤブサ2羽、ツミ2羽を確認しましたが、かなりの数のアカハラダカは見逃していると思われます。宮古島も同じような状況だったようです。天気が良すぎるのも考えものです。^^;

アカハラダカ

840mmで撮影してさらにトリミングしてこの大きさ。^^;

ツミ

表情が分かるぐらい近くを飛んでくれたのはツミだけでした。

Category:野鳥
2015年9月25日(旧暦では2015年8月13日)

ジシギを平田原で撮影していると視界の端になにやらちょこまか動くのが。この動きはとファインダーから目を離すとアカエリヒレアシシギが目の前にいました。^^ 田んぼをちょこまか泳ぎながら採餌していましたが、知らないうちにどこかへ移動したようです。

ジシギも識別しようと尾羽が撮れるまで頑張ったのですが、いまいち消化不良。

アカエリヒレアシシギ

目の前をアカエリヒレアシシギが1羽。今季、3羽目です。台風21号が近いのでやってきたのでしょうか?

チュウジシギ

ジシギ5羽の群れの中になにかでかいやつが。チュウジシギのようです。

チュウジシギ

尾羽が見えないなー。^^;

チュウジシギ

あっ、飛んだ!! この尾羽はオオジシギ!!…と思ったらチュウジシギだそうです。沖縄はオオジシギみたいな尾羽のチュウジシギがいるそうです。Twitterで教えていただきました。

チュウジシギ

おや、近いところにジシギが。これもチュウジシギ?

チュウジシギ

草むらから出てきたぞ。

チュウジシギ

尾羽を狙ってみるも、なかなか開かない。^^;

セイタカシギ

セイタカシギ成鳥。

セイタカシギ

セイタカシギ幼鳥。

Category:野鳥
2015年9月25日(旧暦では2015年8月13日)

アカハラダカの渡りも終わってしまったようです。ことしは天気が良すぎて、観察が難しい日が続きました。宮古野鳥の会のカウントも過去2番目の少なさだったようです。近くに来たのは幼鳥2羽だけでした。^^;

アカハラダカ

最後にアカハラダカの幼鳥が頭上を通過。

アカハラダカ

くるっと頭上を一周してくれました。

アカハラダカ

横顔をちらっとだけ見せてくれたアカハラダカ幼鳥。

Category:野鳥
2015年9月30日(旧暦では2015年8月18日)

仕事の移動中に白水の田んぼに寄ってみると、チュウヒの幼鳥(メス?)がひらひらと飛んでいました。石垣島では3年ぶりのチュウヒの飛来です。^^

餌探しに一生懸命でこちらを向いてくれたのは一瞬だけ…。^^; 比較的警戒心が薄い個体のようなので、このまま越冬してくれればうれしいなー。

平田原の田んぼには、アカガシラサギ成鳥の冬羽が入っていました。

石垣市図書館など、市街地のあちこちのガジュマルやアコウの街路樹にコムクドリとギンムクドリの群れがたくさん入っていました。

チュウヒ

いつもカンムリワシばかり見ていると、チュウヒは一回りほど大きく感じました。ゆうゆうと田んぼの上を飛ぶと、シギチやスズメはパニックで逃げ回っていました。^^;

チュウヒ

一瞬だけこちらを向いてくれたチュウヒ。

アカガシラサギ

夕方にはアカガシラサギがいました。

Category:野鳥