約2年ぶりにコハクチョウが飛来しました。前回は春になるまで滞在したけど、今回はいつまでいるのか。警戒心はほとんどないので、長逗留してくれるとうれしいですね。
カンムリワシの動きが繁殖期を前に活発になっています。鳴き交わす声や縄張り上空を飛翔する姿をよく目にするようになりました。
アカガシラサギは複数箇所で越冬中。草むらに入ると同化して見つけにくいです。
オオバンが11月に入り、一気に増えました。一昨年はオオノスリによく襲われていました。今季はチュウヒ、ハイイロチュウヒ、ハヤブサが滞在しているのでオオバンにとっては気の抜けない越冬になりそうです。
シギはアオアシシギやコアオアシシギ、セイタカシギ、ヒバリシギ、タシギ、タカブシギあたりが滞在中です。
今季初のオカヨシガモを確認。ダムにはキンクロハジロやヒドリガモも増えてきました。
2年ぶりのコハクチョウ。あまり警戒心はない模様。
昨日 に続き、今季2羽目のアメリカウズラシギを発見しました。今回はいい条件で観察、撮影することができました。
今季初となるタゲリは10羽ほどの群れで、全てが幼鳥でした。石垣島でこの時期に見られるタゲリはほとんど幼鳥です。
写真は撮れませんでしたが、ベニバトやセジロタヒバリ、ヒバリなども確認できました。
今季2羽目の発見となったアメリカウズラシギ。昨日同様にこちらも幼鳥でした。
先日の3羽のオウチュウ は5羽に数を増やしていました。4カ所で7羽いたうちのどれかが、合流して5羽になったのか新たに渡ってきたのか分かりませんが、一度に5羽のオウチュウが集まるなんて初めてのことです。
クロハラアジサシが複数入り、その中にハジロクロハラアジサシの夏羽が1羽いました。田んぼの上をひらひらと飛びながら虫をとっていました。
沖縄では珍しい、黒々とした夏羽に衣替えしたツルクイナがいました。石垣島には冬羽や幼鳥は定期的に現れますが、夏羽は珍しいです。
田んぼではウズラシギやタシギ、アオアシシギ、コアオアシシギなど渡り途中の個体が入れ替わりで立ち寄っています。
コシアカツバメ、ヒメアマツバメ、ショウドウツバメ、ツバメの4種がまざった群れも飛来。天気が悪い中、田んぼを飛び回りながら餌をとっていました。
今季の石垣島はオウチュウの飛来が多いです。
今季は全国的にコシャクシギが多く確認されていますが、石垣島でも4羽のコシャクシギが確認されました。 先日、愛知県で見て来たコシャクシギ は水の張られた田んぼにいましたが、石垣島や沖縄ではサトウキビ畑か牧草地に入るケースがほとんどです。ところ変わればいろいろな環境を利用するのですね。
シーズン中、石垣島を留守にしていたのでハリオシギは難しいかと思っていましたが、1羽だけ確認できました。チュウジシギはまだまだ残っていましたが、タシギはゼロでした。例年のパターンです。
ソリハシセイタカシギは昨年秋から散発的にやって来ます。今季は、ほかの淡水シギは少ないようです。
サトウキビ畑にコシャクシギが4羽。最初は遠かったけど、車内から静かにみているとだんだん近くに来ました。
今や田んぼか畑で夕方になればふつうに見られるカタグロトビですが、最近はさらに出会いが多くなっています。この日は、職場から自宅に帰る20分の間に3羽確認しました。わが家のベランダからも夕方や朝方、獲物を探しながら移動するカタグロトビが見られます。
ベニバトは島内複数箇所で10羽が先週から滞在中。成鳥、幼鳥が混じった群れで、イネ科の草の種子についています。
ハリオシギもまだまだ見られます。今年こそ、越冬個体の長期観察を実現したいですね。
今季初のミユビシギとコガモも確認しました。石垣島では生息環境を選ぶミユビシギの飛来は少ないです。
夏羽を少し残したダイゼンも確認。こちらも当地では少なく、夏羽を残した個体はさらに少ないので得した気分です。^^
田んぼや海岸には越冬組のほか通過組が日替わりで入ってにぎやかです。
石垣島内の主な田んぼではたいてい見られるカタグロトビ。観察は夕方がおすすめです。
秋の渡りが盛り上がってきている石垣島。
数日前のベニバト5羽 は滞在中。キリアイはたまに姿を消したりしながらも継続的に見られています。ハリオシギは数を増減しながらエリアもその時々で変わりますが、結構な数が逗留中です。チュウジシギ、タシギも順調に数を増やし、ジシギ天国となっています。サルハマシギは幼鳥3羽が飛来。アカアシシギやコアオアシシギは幼鳥が目立ち、ヒバリシギ、タカブシギは嫌になるほどいます。
台風後、島にやってきたハジロクロハラアジサシは3カ所で4羽が残っています。大量に入ったクロハラアジサシは数を減らしていますが、一部が滞在中。
今季はジャワアカガシラサギが多いのですが、アカガシラサギもぽつぽつと入っています。
ベニバト幼鳥オス。幼羽から第1回冬羽へ移行中。
ハリオシギがここにきて再び増えました。ジシギ15羽の群れの中でハリオシギは5羽でした。ほかはチュウジシギ。すこし離れたエリアの田んぼではタシギが2羽。一番多い越冬組はタシギなのですが、まだ増えませんね。
ほかには、タカブシギやヒバリシギ、トウネン、セイタカシギ、ウズラシギ、コアオアシシギなどが滞在中です。クロハラアジサシやハジロクロハラアジサシもまだとどまっています。
イワミセキレイやヤツガシラ、アカハラダカ、ブッポウソウ、カッコウ、ツツドリなども飛来していますが、どれも写真は撮りにくいですね。^^; ジシギのかける時間を融通すれば多少は写真に収められたかもしれませんが…。
今季、一番赤みが強くて美しいハリオシギ幼鳥。
7月後半から始まったシギたちの渡りが本格化してきました。コアオアシシギは同じ日に成鳥と幼鳥、すでに大量に渡ってきているタカブシギはやっと幼鳥が入り出し、今季初のクサシギも確認することができました。
そのほかは、イソシギやヒバリシギ、セイタカシギ、アオアシシギ、アカアシシギ、キアシシギなどなど。
先日のハリオシギたち もまだまだ残っていました。
コアオアシシギ幼鳥。幼羽から第1回冬羽へ換羽中。
4月1日に石垣島に飛来したブロンズトキは、1カ月の滞在となりました。以前は、常に19羽の群れで行動していましたが、ここ数日は分散して過ごしています。2羽仲良く連れ立って餌探しする個体もいて繁殖の予感がしています。^^
リュウキュウアカショウビンもまだ移動個体もいるようで日に日に数を増やしています。昨日はわが家の隣家の庭で2羽のアカショウビンが盛んにさえずっていました。移動個体と思われます。ほかにも中央運動公園や港の小さな公園でもアカショウビンが確認されています。
芝生には人馴れしたズグロミゾゴイが現れてミミズなどを捕まえていました。
休耕田にはシマアカモズのオス。まだこの時季になっても複数個体が農地で観察できます。
オグロシギは先日から滞在中。なぜかコアオアシシギと常に一緒にいます。バンはあちこちで巣を作っているようで、近くをほかの個体が通ると大喧嘩が始まっていました。
セイタカシギは群れがいなくなったと思ったら、数日して再び現れるなど入れ替わりが激しいようです。
造成地ではシロチドリがなんつがいか繁殖しているようで、この日はヒナ5羽と抱卵中を1ペア確認しました。ヒナは見つけ切れないだけでほかにも多くいると思われます。
石垣島への滞在1カ月となったブロンズトキ。
先日、ハリオシギを見つけた田んぼ で新たに2羽のハリオシギを確認。ここにきて一気に増えたようです。
タマシギは複数が繁殖しているようで巣作りしている個体がいると思えば、きょうは孵化後数日たったヒナを2羽連れたオスを見つけました。
田んぼには、アカアシシギやコアオアシシギ、ヒバリシギ、タカブシギなども日々入れ替わりながら個体数を増やしています。
沖縄ではワンシーズンに1羽見るか見ないかの珍鳥ケリも現れました。
ブロンズトキは分散しながらも滞在しています。カップルらしきもできているようで繁殖の可能性がますます濃厚になってきました。
稲の間にハリオシギ。少しこちらも警戒しています。