日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2020年2月10日(旧暦では2020年1月17日)

春の渡りが始まりつつあるのか、石垣島内のサシバはほとんどいなくなっています。暗色型サシバも見当たりませんでした。11月から滞在していたアオシギもここ数日の間に見られなくなりました。

タカサゴモズはお気に入りの餌場でイモムシやバッタなどを捕まえていた。シマアカモズは島内で移動している雰囲気ですが本格的な渡りはまだ始まっていないようであちこちの農耕地で確認できました。

渡りの早いカラアカモズは北上が始まっているのか、田んぼと牧草地が混在する農耕地で1羽確認できました。

田植えが始まった田んぼにはツメナガセキレイやハクセキレイ、キセキレイ、キガシラセキレイ、タヒバリ、ムネアカタヒバリなどの群れ。

穏やかな陽気に包まれ、カンムリワシの姿もよく目にしました。

タカサゴモズ

タカサゴモズ成鳥。小さなぐぜりも聞けました。

タカサゴモズ

お気に入りの枝に止まるタカサゴモズ。

タカサゴモズ

近いんだけど、全身は拝めず。ペリットを吐き出していた。

タカサゴモズ

暖かい日が続くので、いつ渡ってしまうか気になるところです。

シマアカモズ

シマアカモズ成鳥オス。

シマアカモズ

シマアカモズ成鳥メス。

カラアカモズ

石垣島で見られるほかのモズより渡りの始まりが早いカラアカモズ。

カラアカモズ

カラアカモズは、田んぼや牧草地で餌を捕らえていた。

カンムリワシ

カンムリワシ幼鳥。虹彩が暗色のタイプです。

カンムリワシ

カンムリワシ成鳥。

タヒバリ

下面が多少色づいてきたタヒバリ。

タヒバリ

何かの幼虫を捕まえたタヒバリ。

ツメナガセキレイ

夏羽に変わりつつあるツメナガセキレイ。群れの中でもほとんど夏羽になっている個体からまだ冬羽の個体まで様々でした。

シロハラクイナ

田植えの準備で水の張られた田んぼにはシロハラクイナが多く見られました。

Category: 野鳥
2020年2月9日(旧暦では2020年1月16日)

関西からのご夫婦と石垣島内にてバードウォッチング。 前日の下見通り 、ヤツガシラ、タカサゴモズ、カタグロトビ、カンムリワシ、ズグロミゾゴイ、ムラサキサギ、シマアカモズ、キガシラセキレイなどを観察、撮影できました。^^

タカサゴモズ

今日も定位置で越冬中のタカサゴモズ。大きくて美しいです。

ヤツガシラ

ヤツガシラは一発目はいませんでしたが、ランチをとってから戻ると定位置で採餌していました。

Category: 野鳥
2020年2月6日(旧暦では2020年1月13日)

知人が石垣島に鳥見に来るので下見。

タカサゴモズ、カンムリワシ幼鳥、カタグロトビ、ヤツガシラ、ハチジョウツグミ 、アオシギ、暗色型サシバ、キガシラセキレイ、シマアカモズ、ズグロミゾゴイ、ムラサキサギ、ツクシガモ、コノハズクなど確認。

タカサゴモズ

美しいタカサゴモズは順調に越冬中。

タカサゴモズ

畑の周りの防風林に止まったり、スプリンクラーに止まったりして獲物を探していた。

タカサゴモズ

タカサゴモズの美しい背中。

カンムリワシ

カンムリワシの幼鳥が田植えを準備中の田んぼにいました。

カンムリワシ

上の個体と同じエリアの田んぼにいたカンムリワシ幼鳥。お互い関心がないようだった。

カタグロトビ

今やカタグロトビは朝方や夕方になれば石垣島のあちこちの田んぼや畑で見られます。

ツクシガモ

昨年から滞在中のツクシガモ。ヒドリガモやハシビロガモと休憩していた。

Category: 野鳥
2020年2月1日(旧暦では2020年1月8日)

沖縄本島からの友人と石垣島内を巡りバードウオッチング。

行方不明になっていたタカサゴモズを再発見。獲物を求めて広い範囲を飛び回っていました。スポッターさんに場所をお知らせ済みなので、タカサゴモズを見たい方はお問い合わせください。^^

ヤツガシラもまだまだ滞在中。警戒心もなく撮り放題の個体です。

カンムリワシの幼鳥は、田んぼでオオヒキガエルを捕まえていた。

石垣島など八重山ではコムシクイとメボソムシクイが少数越冬しています。ズグロミゾゴイを撮影していると「ジッ、ジッ」とメボソムシクイの地鳴きが聞こえてきました。双眼鏡で声の方角を探してみるとメボソムシクイを発見。ちょこまか動き回りますが、なんとか写真に収めることもできました。^^

ジョウビタキはなぜかヤツガシラの砂浴びを見学。小さな虫が飛び出すのでも狙っているのか?

ズグロミゾゴイは県道沿いを呑気に歩いていました。交通事故に遭わないか心配です。

友人は、トラツグミやハチジョウツグミ 、アカハラ、シロハラ、美しいシマアカモズのオス、カモやシギチなどもバッチリ撮影できて「石垣島は鳥だらけだ!!」と大変喜んでくれているようでした。

ほかにもアオシギとブラックサシバが昨年から引き続き滞在中です。^^

タカサゴモズ

行方不明になっていたタカサゴモズを再発見。^^

ヤツガシラ

砂浴び中のヤツガシラ。

ヤツガシラ

ヤツガシラにとって砂浴びは至福の時間のようです。

ヤツガシラ

砂浴びの合間にも健啖家のヤツガシラは長いくちばしを地面に突き刺しゴキブリを捕まえていた。

ヤツガシラ

捕まえた獲物は放り投げて一呑み。

カンムリワシ

オオヒキガエルを捕まえたカンムリワシの幼鳥。目が暗色の個体です。

カンムリワシ

作業中のトラクターが近づいてきたので、足にカエルを掴み飛ぶカンムリワシの幼鳥。

カンムリワシ

もといた場所のすぐ近くに着地しました。

メボソムシクイ

越冬中のメボソムシクイ。鳴き声が聞けたので識別できました。

メボソムシクイ

メボソムシクイは素早く動くので写真は数枚しかおさえられませんでした。

ズグロミゾゴイ

歩道を歩くズグロミゾゴイ。

ジョウビタキ

越冬中のジョウビタキ。ジョウビタキやツグミの仲間は年によって越冬する数にかなり変動があるのですが、今季はかなり多め。トラツグミも多いですね。

Category: 野鳥
2020年1月27日(旧暦では2020年1月3日)

昨日のヤツガシラ に続き、またまた野鳥ガイドのスポッターさんに教えていただいたのが、トラツグミでした。こちらも石垣島で長期滞在中の越冬モードです。冬季はトラツグミはそこそこ見るのですが、警戒心が強かったりでなかなかコンスタントに観察できない中で、ここの個体は優秀です。^^

ツグミやハチジョウツグミ 、シロハラ、アカハラと共に過ごしていますが、トラツグミはそれらより一回り大きいのでかなり目立ちます。

ミサゴやカラスが上空を通過したりすると敏感に反応して警戒し、藪に逃げ込んだりしていましたが、人間に対しての警戒心はそれほど強くありませんでした。

トラツグミ

ミミズを捕まえたトラツグミ。トラダンスは披露してくれなかった。

トラツグミ

このトラツグミは少し歩いてはミミズを捕まえていました。ほかのツグミやアカハラ、シロハラよりかなり効率よく獲物にありついていた。

アカハラ

アカハラ第1回冬羽。一瞬、オオアカハラにも見えましたが、ここは石垣島だしアカハラかなという消極的識別…。^^;

シロハラ

この芝生の中で一番、立場が弱かったのがシロハラ第1回冬羽。アカハラやツグミに追い回されていた。

Category: 野鳥