2020年10月21日(旧暦では2020年9月5日)
今季初となるオニアジサシが飛来しました。石垣島ではこの時季、少数が通過していきます。 沖縄本島では毎年、11月の第1週にオニアジサシが具志干潟に飛来 していました。数は石垣島より沖縄本島の方がでますね。
海岸には、オオメダイチドリやメダイチドリ、シロチドリ、ムナグロ、キョウジョシギなどが群れていました。
石垣島のカワセミは警戒心が強いのですが、きょう、海岸で出会った個体は比較的近くで見ることができました。
田んぼは越冬組のタシギが多く、ヒバリシギやセイタカシギ、アカアシシギなどが滞在中です。
オニアジサシ
オニアジサシ成鳥冬羽。魚を捕まえた直後なのか、くちばしにウロコがたくさん付着していました。
オニアジサシ
多少こちらも気にするような仕草をしていました。渡ってきたばかりのようです。
オオメダイチドリ / シロチドリ
メダイチドリ
オオメダイチドリ / キョウジョシギ / ムナグロ / メダイチドリ
オオメダイチドリ、メダイチドリ、ムナグロ、キョウジョシギ。
オオメダイチドリ / キョウジョシギ / シロチドリ / ムナグロ / メダイチドリ
オオメダイチドリ、メダイチドリ、ムナグロ、キョウジョシギ、シロチドリの群れですが、右下の方に1羽だけトウネン。
カワセミ
アオサギ
冬はアオサギがやってきます。写真を撮る機会はあまりないですが、変なアオサギがいないかチェックはかかせません。^^ オオアオサギ来ないかな。
タシギ
田んぼのタシギ幼鳥。車や散歩の人が通っても全く動じない個体でした。
2020年10月15日(旧暦では2020年8月29日)
今季、サシバの秋の渡りはRadio Taiwan Internationalの記事によると台湾南部の墾丁国家公園のカウントで過去最高の数を記録したそうですが、石垣島では年々、数が減っているような気がします。
日本で繁殖するサシバは、繁殖地である里山の開発や耕作放棄地の増加が原因のひとつとなって個体数が減っているなんて話もありますがその影響なのでしょうか。
サシバ
サシバ
サシバ
サシバ
サシバ
サシバ
上と同じ群れ。北東から現れて頭上を通って南下していきました。
2020年10月15日(旧暦では2020年8月29日)
シギチの秋の渡りもほとんど終わり、にぎやかだった田んぼも少し寂しくなりましたが、タカブシギやキアシシギ、アカアシシギ、セイタカシギ、タシギ、コチドリなどがまばらに滞在中です。
クロハラアジサシも数を減らし、数羽の群れが数カ所にいる程度です。
タカブシギ
キアシシギ
タシギ
タシギ
クロハラアジサシ
クロハラアジサシ
クロハラアジサシ
水浴び後、空中でブルっと体を震わせるクロハラアジサシ幼鳥。
2020年10月10日(旧暦では2020年8月24日)
世界渡り鳥の日(World Migratory Bird Day)なので息子を連れてバンナ公園の渡り鳥観察所にサシバの渡りを見に行ってきました。暴れん坊の3歳児が騒ぐのは自明の理なので終わりがけの午後5時ごろ到着。昨日、宮古島でたくさん飛んでいるとあり、多くのギャラリーが詰めかけていました。多いといっても私たちを入れて9人ですが…。
サシバは、すでに700は飛んだとのこと。しばらく空を見上げて待っていると30羽ほどのタカ柱が東側の尾根にできました。
息子はというと案の定、展望台を大騒ぎで走り回っていました…。ここは沖縄は石垣島なのでだれも文句を言う人はいません。^^
日曜日は雨模様なので観察は難しそうですが、今月中はサシバの渡りが楽しめます。いよいよ秋の渡りの集大成となるサシバの渡り。今秋も石垣島の渡りはこれをもって終了です。最後まで気を抜かずにしっかり観察していきたいと思います!!
幼鳥時代から2年連続で石垣島で越冬している 暗色型サシバ はまだ見えません。ことしもやってくるのを期待しています。
サシバ
サシバ
サシバ
もちろんそんなわけはありません。偶然撮れたシーンでした。
サシバ
渦を巻くような壮大なタカ柱は見られませんでしたが小規模なのがぽつぽつと立ち上がりました。
2020年10月10日(旧暦では2020年8月24日)
昨日のベニバト4羽 は今朝も健在。アカガシラサギも引き続き滞在中です。
ベニバトを見ているとオオヨシキリ1羽が現れました。ある程度、飛来しているようですが、姿を見る機会がなかなかないので嬉しいですね。
ベニバト
ベニバトのオス成鳥。夏羽から冬羽に変わりつつあります。と言ってもシギやチドリのように色が大きく違うわけでもないので分かりにくいですが、複数枚冬羽が出ているのが見えますね。
アカガシラサギ
オオヨシキリ
ベニバトを見ていると同じ木に止まったオオヨシキリ。
オオヨシキリ
この付近には最近、ツミの幼鳥がうろついているので警戒しています。