2020年10月29日(旧暦では2020年9月13日)
ツメナガセキレイやキセキレイの渡りはとっくに終わり、すでに越冬体制に入っていますが、 ハクセキレイは先日、やっと姿を現し出しました 。亜種ホオジロハクセキレイは今季初確認となりました。
田んぼを走っていると見慣れない鳥を発見。双眼鏡で見てみるとヒバリ属のなにか。写真を撮って拡大してみるとヒバリでした。沖縄ではヒバリの飛来は非常に少なく、数年に1度ぐらいの出会いです。本土のヒバリとは雰囲気が違う大陸の亜種がやってきている可能性もあります。
石垣島では二期米の収穫が始まり、稲刈り中の田んぼにはカンムリワシが集まって観察しやすくなっています。
ホオジロハクセキレイ
ホオジロハクセキレイ
ヒバリ
ヒバリ
ヒバリ
見つけた時はこんな状態でしたが、警戒心は強くありませんでした。
カンムリワシ
カンムリワシ
カンムリワシ
右足に赤い足輪が見えます。2009年に救護された「キッキ」です。メス個体。
2020年10月29日(旧暦では2020年9月13日)
近場の海岸と田んぼを巡回。
田んぼでは、ウズラシギの幼鳥が条件よく撮れました。タカブシギは幼鳥と成鳥がまじった十数羽の群れ、アオアシシギも同様に十数羽、 タゲリは幼鳥ばかり8羽の群れ が先日から滞在中、ヒバリシギは数を減らし、タシギとセイタカシギは越冬組です。
海岸ではオオメダイチドリが姿を消し、メダイチドリとキョウジョシギ、トウネンが少し滞在中。ソリハシシギの幼鳥もいましたが、残念ながら撮り逃しました…。
ウズラシギ
タカブシギ
アオアシシギ
キアシシギ
タゲリ
ヒバリシギ
アオアシシギ
タシギ
タシギ
タシギ
クサシギ
アオアシシギ
メダイチドリ
トウネン
セイタカシギ
セイタカシギ
2020年10月26日(旧暦では2020年9月10日)
今季初のレンカクが現れました。警戒心の薄い個体です。ヒドリガモも今季初で2羽が田んぼに飛来しました。
アカガシラサギは長いこと滞在している個体で 先日は翼を痛めていた ので心配していましたが、飛べるまでに回復していました。
タゲリは田んぼ2カ所に8羽。すべて幼鳥の群れでした。
レンカク
近過ぎて撮りにくかったレンカク幼鳥。第1回冬羽に換羽中。秋のレンカクはほとんど幼鳥です。
レンカク
ヒドリガモ
今季初のヒドリガモ。オスのエクリプス(左)とメスの非生殖羽。
アカガシラサギ
タゲリ
タゲリ
2020年10月26日(旧暦では2020年9月10日)
またまたベニバトが飛来していました。現在、2カ所合わせて5羽です。今季初のハクセキレイもやってきました。チョウゲンボウやサシバ、ハヤブサは越冬組が数を増やしています。
ベニバト
ベニバト
農地で餌をとっていましたが、チョウゲンボウやハヤブサ、カタグロトビが現れると藪に逃げ込んでいました。
ベニバト
チョウゲンボウ
ハクセキレイ
ハクセキレイのオス第1回冬羽。暑い中、渡ってきたのか、口を半開きのお疲れモード。
2020年10月25日(旧暦では2020年9月9日)
マナヅルの記録は、沖縄本島や南大東島であるのですが石垣島ではありませんので初記録です。
今回、石垣島に現れたマナヅルは単独でやってきて田んぼの畔などで餌を拾っていました。近くのチュウサギなどと比べると異様なほどの大きさと存在感。マナヅルは出水や諫早で何度か見ていますが、石垣島で見るとまた違った趣がありますね。
マナヅル
マナヅル
マナヅル
近くで農作業をしている人もおり、うちの息子が「マナヅルさーん」と叫んでも反応しないので警戒心はあまりないようでした。