日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

Oct. 19, 2024(旧暦では2024年9月17日)

冬羽姿に衣替えしたハリオシギに出会えました!! チュウジシギ、タシギと合わせてジシギ40羽の中から発掘しました。「ハリオシギはまだ残っているはず」と信じながら探し、やっと見つかったのが、肩羽や三列風切などを冬羽に換羽し終えた成鳥だったので気分はさらに最高です!! 貴重なハリオシギの冬羽でした。

滞在中のジシギたちは、チュウジシギが数羽で残りは全てタシギでした。

ハリオシギ

見よ!! この冬羽に覆われたハリオシギ成鳥の美しき出で立ちを!!

ハリオシギ

ハリオシギは、小さなミミズのような生物を捕らえました。上と同個体。

ハリオシギ

頭をかくハリオシギ。異次元の愛くるしさを見せています。上と同個体。

ハリオシギ

ご褒美タイムです。初列風切まだ旧羽、初列雨覆は一部が換羽済みのようです。上と同個体。

ハリオシギ

超ご褒美タイム。ハリオシギの尾羽はなかなか見えないのですが、ストーカーしたかいがありました。これでもかと針のように細い尾羽を見せつけています。上と同個体。

ハリオシギ

幼羽や成鳥の夏羽後期とは全く違う印象の冬羽ハリオシギ。

チュウジシギ

チュウジシギ幼鳥。2枚ほど第1回冬羽が出ています。チュウジシギにしては遅い換羽です。

チュウジシギ

チュウジシギ幼鳥。こちらの換羽は上の個体より、進んでいます。

チュウジシギ

チュウジシギ第1回冬羽。

タマシギ / チュウジシギ

チュウジシギ第1回冬羽とタマシギのオス成鳥。

タシギ

タシギの幼鳥。

タシギ

こちらもタシギ幼鳥。

Category:野鳥
Oct. 17, 2024(旧暦では2024年9月15日)

今季初となるオシドリが到着。オスのエクリプスでした。

オシドリ

オシドリのオス。エクリプスなのでオシドリ感は低いですね。

アカアシシギ

アカアシシギ第1回冬羽。

タカブシギ

タカブシギ第1回冬羽。

ヒバリシギ

ヒバリシギ。

トウネン

トウネン。

ハマシギ

ハマシギ第1回冬羽。

コチドリ

コチドリ。

ホオジロハクセキレイ

ホオジロハクセキレイのメス。第1回冬羽。

Category:野鳥
Oct. 16, 2024(旧暦では2024年9月14日)

石垣島で確認できるメボソムシクイ上種はコムシクイとオオムシクイ、メボソムシクイなのですが、ほとんどはコムシクイです。

たまーにメボソムシクイにも出会えますが、今回は、そんな貴重なメボソムシクイに接近して写真を撮ることがかないました!! 鳴き声も聴けた上にP10も写せました。体の色味も違いがありますね。

ちなみにオオムシクイはワンシーズンに1個体見つけられるかどうかの少なさです。いつか、動画と写真に収めたいですね。

メボソムシクイ

メボソムシクイに大接近。珍しく警戒心の薄い個体でした。

メボソムシクイ

こちらも識別の手掛かりとなるP10が確認できます。

石垣島で観察できるのはコムシクイとメボソムシクイと考えて差し支えないので、鳴き声以外にも色味で見当がつけられそうです。今後、検証していきたいですね。

メボソムシクイ

メボソムシクイの貴重なP10が見えています!!

Category:野鳥
Oct. 14, 2024(旧暦では2024年9月12日)

夏休みは仕事が忙しく旅行に行けなかったので急きょ、宮古島へ家族旅行。伊良部島にあるサシバの渡り調査地点を見学してきました。とても平坦で、調査地の津波避難施設も3階建てと低く、石垣島の山頂での調査とはずいぶん勝手が違いました。海上に出たものの南下をあきらめて戻ってくる個体は下地島に次々と降りていました。

調査をしていた方の話では、サシバを狩猟していたころは、伊良部島と下地島を隔てる水路沿いのモクマオウ林で夜になると懐中電灯を手にした人が大勢やってきて遠くから見るとお祭りかなにかをやっているように見えたそうです。もちろん、今はサシバを獲るような人はいません。

ちょっとした雑木林には、渡り途中のエゾビタキがたくさんいました。オオルリも2羽確認しました。カラスバトも鳴き声を頼りに比較的簡単に見られましたが、子どもたちと散歩中だったので撮影には至らず…。

サシバ

農地から撮影したサシバ。宮古島は山がないので、農地や住宅街などからもタカ柱を見ることができました。

サシバ

低高度で数十羽のタカ柱ができていました。石垣島とは大きく事情が異なるようです。

伊良部島の調査地からの風景。山がありません。

サシバの調査の拠点となる津波避難施設。

オオルリ

オオルリのオス第1回冬羽。

エゾビタキ

エゾビタキの成鳥。車両が近くを通過しても逃げない警戒心のない個体でした。

Category:野鳥
Oct. 12, 2024(旧暦では2024年9月10日)

シマアジ10羽の群れが到着しました。成鳥、幼鳥が混じっているようでした。

ホオジロハクセキレイを今季初確認。石垣島のハクセキレイは例年、ホオジロハクセキレイが一番に到着し、その後、ハクセキレイ、タイワンハクセキレイが同じぐらいのタイミングでやってきます。ツメナガセキレイは数が増えたり減ったり。越冬組はもう少し数を増やすと思われます。

クロハラアジサシは通過個体が数を増やしています。10月下旬ごろからは幼鳥の割合が増えてきます。セイタカシギは移動中と思われる20羽程度の群れを各所で見ることができます。

シマアジ

シマアジのオス。全てエクリプス。

シマアジ

シマアジのオス。真ん中が幼鳥でほかはエクリプス。

ホオジロハクセキレイ

ホオジロハクセキレイのオス第1回冬羽。

ツメナガセキレイ

ツメナガセキレイ第1回冬羽。

クロハラアジサシ

クロハラアジサシ成鳥。冬羽へ換羽しつつあります。

クロハラアジサシ

単独でいたクロハラアジサシの幼鳥。

セイタカシギ

セイタカシギの群れ。成鳥と幼鳥で構成されていました。

Category:野鳥