2025年3月15日(旧暦では2025年2月16日)
越冬ウグイスはチョウセンウグイスは確認できなくなり、ウグイスはさえずりの練習を始める個体が増えて来ました。
昨年秋からいるアカガシラサギは相変わらず冬の装いのまま、同じ田んぼには春の渡りでオジロトウネンが数羽飛来しました。タシギは越冬組が田植えなどの作業の影響でばらけていました。
ウグイス
アカガシラサギ
オジロトウネン
数羽でやってきたオジロトウネン。羽衣は冬羽のままですね。
タシギ
タシギ
2025年3月13日(旧暦では2025年2月14日)
石垣島の春告鳥クロウタドリが飛来しました。近くで鳴き声も確認したので、複数が滞在しているようです。アカハラやシロハラ、ツグミの移動もピークを迎えつつあるようで、海岸に近い集落などのちょっとした草地でも小さな群れを確認できます。
北部ではナベヅルが滞在中ということで見に行って来ました。パインアップル畑をバックに、サトウキビの植え付け前の圃場がお気に入りのようでした。
リュウキュウヨシゴイ、ムラサキサギも春の気配で生命感にあふれています。
クロウタドリ
環境のいい場所に現れたクロウタドリ。長いしそうです。
アカハラ
小さな草原にアカハラ5羽の群れ。採餌に集中して警戒心はありません。空腹具合からして到着したばかりなのでしょう。
アカハラ
ナベヅル
パインアップル畑を背景にするナベヅルの写真は貴重だと思います。
リュウキュウヨシゴイ
上のリュウキュウヨシゴイの目の前に現れたムラサキサギ。
タシギ
コチドリ
2月下旬ごろからコチドリの飛来がかなり増えました。すでに夏羽です。
ハクセキレイ
キセキレイ
越冬組のキセキレイは換羽が進み、なんとなく複数羽で集まるようになりました。渡りが近いのでしょう。
2025年3月11日(旧暦では2025年2月12日)
与那国島へ1泊2日の出張ついでに少しだけ鳥見。八重山や沖縄本島では記録の少ないコチョウゲンボウを空港近くで確認。昨年から滞在のオオノスリも近くにいました。
春の小鳥ノビタキ、カモではシマアジも飛来していました。ツグミたちは渡りに備えるように、同じ枝に何羽かが止まる場面にも何度か出会しました。
コチョウゲンボウ
ノビタキ
遠くにノビタキですが、小鳥の世界ではまだ春は遠そう。
シマアジ
ため池にはシマアジが6羽ほど。越冬組のマガモやヒドリガモ、ハシビロガモと一緒に行動。
ツグミ
2025年3月10日(旧暦では2025年2月11日)
3月上旬の石垣島は、カンムリワシの活動が繁殖のために澎湃としいます。天気がいいと、ディスプレイ飛行などを見ることもできます。ズグロミゾゴイも繁殖期に入りつつあり、婚姻色で少しずつ色づいて来ています。
アトリやシマアジ、タカブシギ、アオアシシギの北帰行組も到着しています。
カンムリワシ
いつもの縄張りで悠然と獲物を待ち伏せるカンムリワシ。
カンムリワシ
上の成鳥と同じエリアのカンムリワシ幼鳥。成鳥に見つかるたびにどやされている…。^^;
カンムリワシ
バンナ公園を縄張りとするカンムリワシ。人を見慣れているので、鷹揚な性格のカンムリワシが多いのですが、この個体は警戒心が強い成鳥です。
ズグロミゾゴイ
ズグロミゾゴイ
昨年生まれのズグロミゾゴイ。幼羽から成羽に変わりつつあります。
ズグロミゾゴイ
アカガシラサギ
昨年の秋から長逗留中のアカガシラサギ。まだまだ冬羽です。同じ田んぼに3羽ほど滞在していますが、どれも換羽は進んでいません。
アトリ
アトリ7羽が到着。オスは美しい夏羽に変わっていました。
アトリ
メスはよく分かりませんが、こちらも夏羽なのでしょうか。
シマアジ
シマアジ4羽が田んぼに到着。シマアジが現れると春を実感します。
タカブシギ
タカブシギも北上組が通過し出しています。まだまだ小さな群れ。
アオアシシギ
アオアシシギもまだ少ないですが確実に渡りを経由する飛来は増えています。
タシギ
タシギ
春が近づくと活力がみなぎり、喧嘩も増えるのでしょうか。
2025年2月28日(旧暦では2025年2月1日)
警戒心が弱いからか、2月24日に確認のヤツガシラはまだいました。結構長居してくれる予感がします。散歩の人や車両が通過しても逃げてかくれなくなりました。さらに警戒心が薄れているようです。
ヤツガシラ
警戒心はないので近い距離で観察できます。ゴキブリを次々と見つけ出していました。
ヤツガシラ
ヤツガシラはかわいらしい姿でかなりの健啖家。石垣島は芝生の中にゴキブリが多く潜んでいるようで、長いくちばしを地面に差し込んでは次々と捕獲していました。
ヤツガシラ