日々の記録。主に沖縄本島、石垣島の野鳥や自然を写真で紹介

2022年10月23日

仕事の移動中にコシャクシギを見つけました。こんな時のために社用車には常に600ミリレンズを積んでいます。コシャクシギはムナグロの群れとともに牧草地で餌を探し回っていました。近くにはツバメチドリ2羽もいました。

別の田んぼではカリガネ、ヒシクイ、マガンが滞在中。今季初のオナガガモも飛来していました。

コシャクシギの成鳥夏羽後期。

2022年10月22日

今季6羽目のカンムリワシ幼鳥を見つけました。警戒心の薄い個体で近距離で観察することができました。採餌に差し支えるので、幼鳥の場合は短時間の観察に留めます。

田んぼではチュウヒが現れてレンカクを驚かせていました。 10月12日から滞在中のレンカク は稲の中に入って出てこなくなってしまいました…。

美しいカンムリワシの幼鳥。

2022年10月22日

ベニバトがオスとメスで飛来。収穫前の米をキジバトとともに食っていました。

今季初のノビタキを水田地帯で確認。強い風の中、枝から枝へと飛び移りながら餌をとっているようでした。

ガン、カモが増えてきました。特に今季はシマアジを多く確認します。沖縄では珍しいマガモも飛来しました。カリガネ2羽は滞在2週間となりました。ヒシクイ、マガンと合流して26羽の大所帯となっています。

ベニバトのオス成鳥。電線と田んぼを行ったり来たり。

2022年10月21日

アメリカウズラシギはたまに猛禽に脅されながらも元気に田んぼで滞在中です。

ホシムクドリは今季初確認。タシギの群れについて回っていました。よくあるケースらしい。ずいぶん大きさは違うけどなんでだろ? 羽色の金属光沢が似てるから親近感で?

ムネアカタヒバリ主体の群れにマミジロタヒバリ、セジロタヒバリ、ヒバリが混じっていましたが、チョウゲンボウが2羽付近にいてなんどもぶっ飛ばされる。3時間で写真撮れたのはムネアカタヒバリ3羽のみ!!

滞在中のアメリカウズラシギ幼鳥。

2022年10月20日

昨日 に続き、今季2羽目のアメリカウズラシギを発見しました。今回はいい条件で観察、撮影することができました。

今季初となるタゲリは10羽ほどの群れで、全てが幼鳥でした。石垣島でこの時期に見られるタゲリはほとんど幼鳥です。

写真は撮れませんでしたが、ベニバトやセジロタヒバリ、ヒバリなども確認できました。

今季2羽目の発見となったアメリカウズラシギ。昨日同様にこちらも幼鳥でした。

2022年10月19日

今季初となるアメリカウズラシギを見つけました。ムネアカタヒバリも増えてきましたがまだまだ写真は撮りにくいです。

今季はシマアジが多いようであちこちの田んぼで確認されています。

台風かと思うような強い北風が吹いているのでツバメたちは農道に降りて休んでいました。

今季初のアメリカウズラシギ幼鳥。

2022年10月18日

10月12日に見つかったレンカク は発見から6日たったいまもまだ滞在中です。トラクターの農作業が入りましたが、あまり気にしていない様子で餌をとっています。

カリガネ2羽も逗留中で、こちらは10日目になります。相変わらずヒシクイと行動をともにしています。マガン12羽も飛来して一時は合流したのですが、結局別れて過ごしています。

レンカク幼鳥。トラクターを恐れることなく、作業で浮いてきた獲物を捕まえていました。

2022年10月15日

気温が下がり、カモたちが増えてきました。今季初のハシビロガモとヒドリガモを確認。 ハシビロガモは7月にも飛来 しましたが、渡りとしては今回が初でしょう。

シギ類の渡りのピークはすぎましたが、それでも田んぼにはオジロトウネンやトウネン、ヒバリシギ、チュウジシギ、タシギ、ヒバリシギ、タカブシギ、アオアシシギなどが滞在中です。

今季初のハシビロガモ。オス幼鳥。

2022年10月13日

レンカクの幼鳥が田んぼに飛来しました。小さな巻貝などを食っている様子でした。例年なら10月下旬から11月上旬にかけてやってくるので今年は少し早いようです。

レンカクの幼羽から第1回冬羽へ移行中。

2022年10月12日

サシバの渡りが始まっています。まだ序盤ですが、すでに渡りは本格化してきており、この日は、午後4時ごろには視界に入る空一面にサシバが飛んでいる状態となりました。

市街地上空を飛ぶサシバのメス成鳥。

2022年10月12日

セジロタヒバリが飛来しました!! 草むらによく潜るのでタヒバリ属の中では一番撮影が難しい種です。鳴き声で気付き、飛んで降り立った先で待っていると一瞬だけ出てきてくれました。

先月からのソリハシセイタカシギはまだ滞在中。3週間以上、同じ田んぼにいます。

草むらに阻まれながら、なんとか全身が撮れたセジロタヒバリ。初列風切が雨覆から突出し、背中の白いラインも特徴です。

2022年10月9日

強い北風が吹く中、カリガネ2羽とヒシクイ1羽が飛来しました。石垣島でカリガネはかなり珍しいのですが、 昨年 に続き、2年連続の飛来です。

2羽で飛来したカリガネ。渡ってきたばかりなのか疲れた様子です。

2022年10月4日

頸椎の手術後の検査で名古屋に行ったついでに鳥見。3年目でやっとヒメハマシギに会うことができました。ついでにキリアイやオバシギ、トウネンなども観察。

ヒメハマシギと合わせて、トモエガモ、セグロセキレイはライファーとあいなりました。

ヒメハマシギは最初、くぼみに座って休んでいましたが、違和感を覚えさせるだけの何かがありました。^^ でもトウネンの群れに入られると厳しいようです。

2022年9月30日

前日に情報をもらっていたヒメカッコウを見てきました。やぶに入って出てこないと思いきや、獲物を取りに開けた場所をツバメのように軽やかに飛び回って飛んでいる小さな虫を捕まえたようです。

石垣島の秋の渡りは昨年は非常によくて11月から珍しい鳥がひっきりなしに確認できたのですが、今季はそれ以上の鳥たちが出現する予感がします。

今季の石垣島はこれまでにコウライウグイス、ハイイロオウチュウ、シベリアムクドリ、マミジロキビタキ、ベニマシコなどが現れています。

イシガキヒヨドリの群れの中にバフ変の個体が1羽まじっていました。かなり目立っていて、一瞬、ど珍鳥かと思ってしまいました。

ヒメカッコウの幼鳥。

2022年9月30日

ムナグロの幼鳥がやっと確認できました。幼鳥が到着しないと繁殖がうまくいかなかったのかと心配です。

アカガシラサギ2羽、ジャワアカガシラサギ1羽、ヨシゴイがいました。ツバメチドリやクロハラアジサシなども滞在中です。

ツバメチドリの第1回冬羽。

2022年9月28日

数日前から何度もコウライウグイスが現れているエリアで鳥探し。肝心のコウライウグイスは見つけられませんでしたが、コムシクイ、センダイムシクイ、サメビタキ、エゾビタキが多く現れました。

アカハラダカの時季にまとまった数が渡ってくるエゾビタキ。

2022年9月26日

数日前からソリハシセイタカシギが滞在。石垣島では年中、見ている気がする。沖縄、八重山には越冬個体もいるのでしょう。

当たり年だったハリオシギですが、ほとんど渡っていき探すのに一苦労。20羽目になんとか確認。チュウジシギはたくさんいます。

田んぼに現れたソリハシセイタカシギ。

2022年9月24日

今季初のコガモが飛来。群れ6羽が疲れて寝ていましたが、その中にシマアジも交っていました。しばらく待っていると餌をとったり、羽繕いしたりしだしました。

シマアジのエクリプス。