ハジロクロハラアジサシ、クロハラアジサシ、コアジサシ、ハシブトアジサシ、ユリカモメ
ここ数日の石垣島のアジサシ類の様子。台風2号が過ぎ去った後にクロハラアジサシとハジロクロハラアジサシの群れが飛来しました。クロハラアジサシ二十数羽の中にハジロクロハラアジサシが3羽まじっていました。
南ぬ浜町ではコアジサシが抱卵していましたが、PAC3の展開に伴い、30台以上の車両がやってきてだめになってしまいました。繁殖期初期なのでどこか別の場所で繁殖してくれるといいのですが…。人間の活動で影響を受ける生き物がいることは常に意識したいですね。
ハシブトアジサシは何日か前から滞在中。まったく警戒心のない個体で、子どもたちが水遊びでさわいでいてもお構いなしで餌取りしていました。
季節外れのユリカモメは単独で飛来。台風で流されてきたのでしょうか?
写真には撮れませんでしたが、エリグロアジサシも数羽を目視。石垣島での繁殖のため、これから数を増やしていくと思われます。ベニアジサシはまだ確認できず。
ハジロクロハラアジサシは台風の余波が残る強風の中、田んぼの上を飛び回りながらトンボを捕まえていました。
上と同個体。夏羽に移行中で群れの中で換羽がもっとも進んでいました。
上と同個体。近くを飛び回るハジロクロハラアジサシに娘も大喜びでした。^^
別個体のハジロクロハラアジサシ。ほぼ冬羽ですがわずかに夏羽ものぞいています。
クロハラアジサシ冬羽。
ハジロクロハラアジサシ(右)とクロハラアジサシ。
抱卵中のコアジサシ。腹の下に卵が二つ見えます。
コアジサシの巣は、PAC3配備のために展開した車両におそらく踏まれてしまった。シロチドリなどもいましたが、すべてどこかへ飛び去りました。
巣の上に駐車された車両の上を飛び回るコアジサシ。
シオマネキをくわえるハシブトアジサシ夏羽。
カニの爪だけくわえるハシブトアジサシ。
カニをめがけて何度も急降下を繰り返していました。
河口にユリカモメが1羽。冬羽から夏羽へ換羽中の成鳥。
関連記事
- オニアジサシ、ユリカモメ3羽(Nov. 27, 2020)
- ツクシガモとユリカモメ(Dec. 27, 2019)
- 田んぼでジャワアカガシラサギ、ソリハシセイタカシギなど(Nov. 28, 2021)
- 具志干潟でオオソリハシシギとユリカモメ(Nov. 11, 2017)
- 越冬モードのオニアジサシ、ユリカモメほか(Dec. 23, 2020)
- 沖縄本島の三角池にて探鳥(Jan. 31, 2016)
- オニアジサシとユリカモメ(Nov. 6, 2016)
- 与根の三角池に今季初のクロツラヘラサギ(Nov. 8, 2016)
- 具志干潟のオニアジサシなど(Jan. 8, 2018)
- 石垣島でバードウオッチング(カタグロトビ、ハイタカ、カンムリワシ、暗色型サシバなど)(Nov. 24, 2018)