遅めの繁殖だったコノハズク のヒナが巣立ちました。巣立ったヒナは見つけられませんでしたが、親鳥は近くにカラスがくると追い払っていました。
アカショウビンは、大きく成長し自分で餌を取れるようになった幼鳥をたまに見かけるようになりました。
コノハズクのメス。
やんばる夜のフクロウ3種(リュウキュウオオコノハズク、リュウキュウコノハズク、リュウキュウアオバズク)とヤンバルクイナを見てきました。写真に撮れなかったのが非常に悔やまれるのですが、越夏していると思われるサシバも林道で確認しました。
参院選の応援で昨日から那覇入り。仕事が終わり、シャワーを浴びて出発し、やんばるに着いたのはちょうど丑三つ時の午前2時すぎと厳しい時間帯。それでもオオコノハズク1家族にコノハズク8家族を見ることができました。アオバズクは成鳥の1ペアが同じ外灯で餌取り。おそらく巣立ったヒナは他の場所にいるのでしょう。
ヤンバルクイナはいつもの鉄板ポイントへ行くとすぐに見つかりました。比較的低い枯れ木で眠っていました。
午前6時ごろ明るくなってくるとホントウアカヒゲがいたるところで鳴き出し、ヤンバルクイナやノグチゲラも多く観察することができました。
少し場所を変えて私が唯一知るカラスバトが周年見られるポイントへ移動。この日は5羽のカラスバトを確認しましたが、写真はいつも難しい。1羽は地上に近い茂みから飛び出したので「営巣か!?」と一人、色めき立ちましたが足場も悪く帰る飛行機の時間も迫っていたので確認できませんでした。カラスバトの繁殖を記録することが当面の目標。
リュウキュウオオコノハズクのヒナ。巣立ち後、1カ月以上経っていると思われますが、まだ親鳥から給餌を受けていた。
今日はカンムリワシを見たいという息子と二人でバードウオッチング。昼飯を中華で済ませ、昼過ぎから山間部へ。
キンバトは林道で6個体確認。毎年のことですが、台風後はキンバトが見やすくなります。巣作り中のキンバトも発見。マーニ(クロツグ)の枝の付け根に小枝で巣を作っている最中でした。オスが小枝を集め、メスが巣で受け取っていました。キンバトはなかなか繁殖を観察する機会がないので大切に繁殖の記録をつけたいと思います。
コノハズクは孵化後、1週間程度たっているはずですが、まだメスがヒナを抱いていました。オスは近くで見張り番。
アカショウビンはすでに子育て終了しているようでした。6月下旬までにほとんど終わってしまいます。
カンムリワシはメスが1羽。犬の散歩をしている人が近づくと飛んで逃げました。人間には慣れた個体ですが、犬のことは相当警戒していました。
オスのキンバト。相変わらず美しいですね。
リュウキュウオオコノハズクとリュウキュウコノハズクの巣立ちビナ。
オオコノハズクは巣立ち後、2カ月近く経っていると思われます。親の縄張りで例年通り、羽化のため地表に出てくるセミの幼虫などを捕まえているようでした。 昨年は、巣立ちビナを3羽同時に見られました が、今回は2羽だけでした。
コノハズクも巣立ちのピークをすぎており、 前回は7家族20羽のヒナ が見られましたが、今回は成鳥1羽と巣立ちビナ2羽だけでした。
沖縄で繁殖するフクロウは オオコノハズク 、 コノハズク 、 アオバズク と3種類いますが、ヒナの可愛さではオオコノハズクが圧倒的ですね。^^
見よ!! リュウキュウオオコノハズクのヒナの愛らしさを!!
久しぶりにやんばるで夜探してきました。リュウキュウコノハズクの巣立ちがピークを迎えているようで7家族20羽の巣立ちビナを見つけることができました。ヒナたちはずいぶん大きくなり、自由に飛び回っていた。
リュウキュウオオコノハズクの餌場では、コノハズクとオオコノハズクのバトルが勃発。もちろんオオコノハズクが勝ち、コノハズクは退散しました。2羽同時に観察すると、図鑑などの数値で見るより大きさがずいぶん違いました。
ヤンバルクイナも7羽ほど確認。なぜか2羽は深夜0時ごろに連れ立って道路を横断していきました。何があったんだろう?
コノハズクのヒナたちは何時ごろまで起きているのか確認しようとある家族を観察していたのですが、あまりにも眠くなり2時ごろまでしか彼らが活動しているのを確認できませんでした。
顔つきは成鳥と変わりませんが、まだまだ幼羽が目立ちます。
家族で久米島に家族旅行に行ってきました。行きの航路は、ハイテンションな息子の世話で全く海鳥は探せず。帰りは、寝かしつけた後、妻に任せて甲板で頑張るも久米島航路の2隻のうち古い方の「ニューくめしま」に乗船することになり揺れる揺れる。おまけに鳥もほとんど出ずで、オオミズナギドリが数羽とベニアジサシとエリグロアジサシの小さな群れがはるか遠くに舞う程度でした。
島で狙っていたリュウキュウコノハズクは、妻から与えられた3時間の間に首尾よく3羽の巣立ちビナを観察、撮影することができました。アカショウビンは、一瞬横切ったのが2羽と鳴き声はあちこちでよく聞こえていました。サンコウチョウの鳴き声もよく聞きました。アオバズクは、電線などで数羽確認しました。
航路では、カツオドリも出ないかと待ちましたが、トビウオは飛べどカツオドリは現れずでした。
翼を広げるリュウキュウコノハズクの幼鳥。翼の裏面を見ると、初列風切がまだ伸びている最中なのがよく分かりますね。
ヤンバルクイナを見るため、久しぶりにやんばるへ行ってきました。5個体発見のうち、4羽はペアになっているようで同じ木で休んでいました。
リュウキュウオオコノハズクは4年前に初めて見つけたポイントの個体。以前はカエルを捕まえにこの場所へやってきていましたが、2年前からは池の水を抜かれてしまい、カエルの数が激減。でも、たまにこうやって池のほとりに現れる。警戒心は強めの個体です。
リュウキュウコノハズクは、オオコノハズクのポイントへ向かう途中、川沿いの松の木で鳴いていた。コノハズクの鳴き声もだんだん増えてきました。
アオバズクもいたのですが、写真撮影はかないませんでした。
ヤンバルクイナの林道を車で流していると変な物体が視界に飛び込んできた。なんだろうと通り過ぎた車をバックさせると、桜の木にケナガネズミでした。何かドロっとしたものを食っていましたがナメクジか何かでしょうか? 全く警戒心がなく懐中電灯で照らしていてもウラジロガシの新芽を食ったりしていた。
お休み中のヤンバルクイナ。リュウキュウマツの木にペアでいました。
沖縄本島も春の渡りの季節に向けて野鳥の移動が始まった模様。冬には見られなかったツグミやアカハラが増えて、田んぼには、タヒバリの小さな群れも入っていた。4月下旬から5月上旬の渡りの最盛期まで何が現れるか楽しみ。^^
1月15日に初めて確認したミヤマガラス もまだいた。マガンは、昨年の 11月に見た群れ や 12月に見た群れ とは違うと思われる個体が1羽だけやってきました。
他には、留鳥のリュウキュウコノハズクやシロハラクイナ、ヒバリシギ、タカブシギなどの春の渡り組が少し見えました。コチドリは、夏羽になった個体もいた。
リュウキュウコノハズク。リュウキュウオオコノハズクの餌場にやってきました。肝心のリュウキュウオオコノハズクは現れず。^^;
沖縄本島には、非常に少ないリュウキュウコノハズクを見て来ました。友人でもあるスポッター石垣島ネイチャーガイドサービスさんにあらかじめ撮影ポイントを教えてもらい、照明係に妻を任命し久しぶりのコノハズクを堪能。
暖かい気温も手伝い、出はよく、最初にリュウキュウアオバズクを発見。撮影にはいたらず。^^;
八重山には、夏鳥のアオバズクと留鳥のリュウキュウアオバズクが生息すると言われますが、この時季に残っているのはリュウキュウアオバズクでいいでしょう。
アオバズクの後は、コノハズクも次々と見つかり、愛想のいい個体は撮影もできました。時間の都合で、この個体を数枚撮影して終了。
石垣島シリーズ(12月31日〜1月3日)
石垣島でバードウオッチング(リュウキュウコノハズク編)
石垣島でバードウオッチング(キンバト、カタグロトビ、ムクドリ科4種編)
街頭にやって来たガを次々と捕まえていました。捕まえた獲物は暗がりで食うようです。